山本飛鳥の“頑張れコリドラス!”

とりあえず、いろんなことにチャレンジしたいと思います。
と思っていたけど、もうそんな年齢じゃなくなってきた。

RehacQ-リハックが面白すぎる

2024-09-02 21:52:53 | 日記2024

この頃、リハックっていうyou tubeのチャンネルを見つけたんだけど、これが面白すぎてはまってしまった。

これを知ったきっかけは、石丸伸二氏が出演していたからなのだが、つい最近では、大阪の吉村知事と石丸さんの対談があり、本来なら小池都知事と吉村府知事の対談ってのが常識なのだろうが、今現在ただの人である石丸氏と吉村知事が、日本の少子化や一極集中について話したりするのが本当に興味深い。

そうかと思うと、石丸さんと東出の対談もある。
東出昌大って、女優の杏さんと離婚したどうしようもない男だというイメージだったんだけど、この人が今は山で狩猟生活をしているとかで、さらに最近別の女と「できちゃった再婚」をするとかで、世間的には非難ごうごう、また色々言われているのだが、そんな負のイメージをものともせず、なんで石丸と共演?・・・というこのマッチングはいったい何なんだ?!

この2人、全然タイプが違うと思いきや、色々な外国の秘境の地みたいなところを歩いたりしていて、そういう面では豊富な経験と知識と感性をもっていることに驚いた。とくに東出はどうしようもない男というレッテルを貼っていたのだが、なかなかそれなりに中身もあって、この人固有の魅力があるもんだなと見直した面も多かった。

そういえば、大阪の吉村知事も、私は万博ではあまり良い印象を持っていなくて、万博なんかやらなきゃいいのにと思っていた。ミャクミャクも気もち悪いし、地下からメタンガスは出てくるし、今度は石をワイヤーでぶら下げるなんて危険な設計を考えているらしいのだ。でも、吉村知事も一生懸命やってるんだなと思うし、これから日本を担っていく大物政治家にほかならないだろう。
そうしたら、吉村さんと石丸さんは、両方ともいろいろ低評価な一面もあるけれど、それでもこんな若い人たちが、これからの日本のことを考えて頑張ってくれたらいいなと思うのだった。

そうして、その他にも色々出てくるリハックの過去動画を見ていると、もう10か月くらい前に、鉄道・旅行ユーチューバーのスーツさんとリハックの高橋弘樹さんとの対談があった。

スーツさんは、私は以前からファンで自転車の東海道五十三次の頃からずっと見ているのだけど、リハックに出ているというのは最近知った。観光地でない普通の場所が面白いと言うのは本当であり、私も気づかぬうちにスーツさんの影響を受けてきていると思う。

この高橋さんというのが、リハックの動画を作っている本人らしく、結構なイケメンなのだが、映像ディレクターであり、作家でもあるらしい。どうしてこんな面白い企画ができるんだと思うほどぶったまげるのだが、インタビューの聞き手になりながら、相手の話を引き出しているだけなのに、この人がいかに面白くて、すごい人かというのが感じ取られるのである。

本当に、この人には、計り知れない豊かな教養や発想があるからこそ、そういう受け答えや質問ができるんだろうと思う。しかし、それがとにかく面白くて軽い受け答えなので楽しいのだ。

意外なコラボだと、スーツさんと自民党の茂木敏充幹事長が、栃木の足利の街歩きをする動画とか、これもいったいどういう組み合わせなんだ?とびっくり。

でも、茂木さんってここが地元だったの?とか初めて知った。
お寺や足利学校や街中のお店やかき氷食べる店など歩き回って地元の人たちとも交流する姿をみると、国会議員ってのは一般人とはかけ離れた永田町の政治家ではなく、それぞれに地元があって、普通の人なんだと気づかされる。総理の候補になるような人がそこらのおじさんみたいに普段着で歩いているのだ。でも、護衛の人たちがちょっと距離をおいてしっかりついているし、車でも後についてくるのが、やっぱり総理候補になるほどの要人であるところ。

みんな地方に地元があり、故郷を愛し繁栄を願っているのだ。だから、やはり東京の一極集中なんて願っているわけではないだろう。

そうしてリハックでは、ユーチューバーも大物政治家も知事も俳優も一緒くたにしてしまうことの意外性と面白さ。こんなことテレビ番組ではできないではないか。

リハックは、まだ見たことのない動画もいっぱいあるので、これから楽しんで行きたいなと思う。

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米は心の拠りどころ

2024-09-02 17:13:32 | 日記2024

わが家は、米を5kg昔ながらの精米店から購入することができたので、一安心していた。

しかし、伊豆地方で1人暮らししている92歳の母は、未だに米を買うことができないのである。
本人は暢気にしているが、家に米のない状態が長引くのは、精神的なストレスになるのではないだろうか?

なので、今日は急に思いついて、夫に同じ精米店から米2kgを買ってきてもらい、実家に郵送することにした。

実家母は、米が尽きてからは、北陸地方に親戚のある近所の人が、米を3合持ってきてくれたり、また2合もってきてくれたりして、それを有難く食べているそうである。
私も前回8月に帰省したときに、こちらのスーパーでやっとみつけた小さな袋入り米2合を実家に持っていったのだが、それらを合計しても7合ということになる。

母は、7合で2週間くらいは、暮らしてきた。その他は、「さとうのご飯」を食べているそうだ。

母は、1日おきくらいに近所のスーパーに食料を買い出しに行くものの、相変わらずお米を見かけることはないそうだ。
「そのうち入荷されるら」 と言っている。

朝寝坊の母は、だいたい夕方買い物に行くので、もしかしたら午前中は入荷しているのかもしれないと思い、そのスーパーに電話をして聞いてみた。

すると、全く入荷しないわけではないが、いつ入荷するかはスーパーの方でも不明であり、3~4日に1度くらい入荷するものの、数も少ないのですぐに売り切れてしまうとのこと。

たまたま入荷のあった日の開店時に出くわした人が購入できるという状況なのだそうである。

これでは、今後も母が米を手に入れる可能性はなさそうである。
来週末にまた私が帰省する予定であり、その時に自宅の米を1kgくらい持って行こうかと思っていたが、こちらで手に入るなら送ってやったほうが良いだろうと思いついた。

幸いにして、こしいぶき2kgを買うことができたので、さっそく郵便で送った。
レターパックプラスは520円で、4kgまで送ることができる。そのパッケージに入りさえすれば厚みは膨れても構わない。それで、米2kgの袋がちょうどぴったり入ったのだった。

米は2kgで1100円であり、全然高くない。それに送料520円だったら安いものである。

レターパックは、普通日本全国、翌日に配達されるのだ。
但し、実家静岡県では、そこへ行く途中の神奈川県などの道路がこの度の台風被害を受けているため、普段より遅れる可能性もあるとのことであった。

・・・

米がなければ、米以外の食べ物で生きていくことは可能である。
でも、日本人にとって、米というのは「心の拠りどころ」でもあるのではないだろうか。

米が自宅にないと、精神が安定しないような気がする。まして昭和一桁生まれの老人には米が必要だろう。
うどん・そうめん・蕎麦などは食べるが、スパゲッティーやパンなどはあまり食べない。

母は杖をついて歩いているのだが、買い物に行くと、2kgの米をリュックサックに背負って持ち帰ってくる。手にぶら下げるのは大変だが、背負ってしまって重みがかかると、逆に足元が安定するのだという。

そうやって、色々工夫して誰の世話にもならず生活している老人が、米を買うことができない世の中なんて、ほんとうにどうかしている。

・・・

余談だけど、静岡県は3つの地域に分類され、そこに住む人々の気質をあらわした言葉がある。

駿河乞食・遠州泥棒・伊豆の飢え死 である。

食べものなどが無くなって困ったときにどうするか。
駿河の人は人に頼って助けてもらう。遠州の人は盗んで来る。そして伊豆の人は頼りもせず、盗みもせず飢え死にする。

母はまさしくこの通りの伊豆の人。米の備蓄なんて何にもしないし、人にも頼らない。
なければないでなんとかなるさ、そのうちいつか入荷されるだろう と何も動かないのだ。

のんびりしていて欲がないのが伊豆の人間。

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