最近、立て続けに若い女性アナウンサーの読み間違いに遭遇した。
1つは、「意思に沿わない」を「そぐわない」と読んでいた。
おやっ、「そぐわない」と読むんだっけ?普通に「そわない」と読んじゃいけないの?
自分の記憶違いかと思い、急いで辞書を引いた。
辞書形は「そう」「そぐう」で、別のことばであり、「そぐう」の漢字はない。
否定形は「そわない」「そぐわない」となる。
だから「意思にそう」と「意思にそぐわない」は肯定形と否定形で対応するわけではない。
もう1つの間違いは、「思惑」を「しわく」と読んでいた。
これは、男のアナウンサーがその場で「おもわく」と訂正させていた。
これは女性アナウンサーが単に音読みで読んでいたということだが、
言ってみれば、「おもわく」のほうが特殊な読み方である。
湯桶読みっていうのだろうか。訓読み+音読みだ。
「しわく」という読みかたが全くの間違いかどうかは断言できないところだが、
声に出して読んだ場合は、「おもわく」と発音するのが適切であろう。
「しわく」と聞いても意味がわからない。話し言葉では「おもわく」が普通に使われる。
この2つの読み間違いは、ちょうど逆の現象のようにも思える。
漢字をそのまま読むのが正しい場合と慣用的な言い方で読むのが正しい場合、とでもいうか、そういうことで対照的である。
日本人はこういうのを勘や経験によって使い分けている場合が多く、若いアナウンサーなどは、一般人より言葉にくわしいはずにもかかわらず間違える。
だから、ましてや外国人には漢字の読み方は非常に難しいものとなっている。
女子アナ批判ではなく、「日本語ってむずかしいね」ってのが結論。
1つは、「意思に沿わない」を「そぐわない」と読んでいた。
おやっ、「そぐわない」と読むんだっけ?普通に「そわない」と読んじゃいけないの?
自分の記憶違いかと思い、急いで辞書を引いた。
辞書形は「そう」「そぐう」で、別のことばであり、「そぐう」の漢字はない。
否定形は「そわない」「そぐわない」となる。
だから「意思にそう」と「意思にそぐわない」は肯定形と否定形で対応するわけではない。
もう1つの間違いは、「思惑」を「しわく」と読んでいた。
これは、男のアナウンサーがその場で「おもわく」と訂正させていた。
これは女性アナウンサーが単に音読みで読んでいたということだが、
言ってみれば、「おもわく」のほうが特殊な読み方である。
湯桶読みっていうのだろうか。訓読み+音読みだ。
「しわく」という読みかたが全くの間違いかどうかは断言できないところだが、
声に出して読んだ場合は、「おもわく」と発音するのが適切であろう。
「しわく」と聞いても意味がわからない。話し言葉では「おもわく」が普通に使われる。
この2つの読み間違いは、ちょうど逆の現象のようにも思える。
漢字をそのまま読むのが正しい場合と慣用的な言い方で読むのが正しい場合、とでもいうか、そういうことで対照的である。
日本人はこういうのを勘や経験によって使い分けている場合が多く、若いアナウンサーなどは、一般人より言葉にくわしいはずにもかかわらず間違える。
だから、ましてや外国人には漢字の読み方は非常に難しいものとなっている。
女子アナ批判ではなく、「日本語ってむずかしいね」ってのが結論。
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