山本飛鳥の“頑張れコリドラス!”

とりあえず、いろんなことにチャレンジしたいと思います。
と思っていたけど、もうそんな年齢じゃなくなってきた。

雪の危険

2013-01-17 01:22:17 | 日記
雪が降ってニュースになっているものの1つに、スカイツリーからの落雪の件がある。
ついに今年も、近所の民家のベランダの屋根を破損したとのことである。昨年からそのような物損事故が何件かおきているが、幸いにして人間に当たってはいないようだ。
屋根に穴が空くくらいだから、人間に当たったら大変なことである。

それで、スカイツリーの高いところには温熱機をつけて氷を溶かすとともに、45台の監視カメラで監視をし、スカイツリーの下では、注意を促すための係の人をたくさん配置しているときく。

しかし、落ちてくる氷に気をつけろといっても、実際にそれをよけたりできるものではなかろう。下を歩く人間、とくに通学中の子どもなどは、ヘルメットをかぶるべきだと思う。
当然のことながら、その費用はスカイツリーの側で持つべきであろうが、ヘルメットが配布されると言う話は聞かないから、とりあえずはそのへんを歩かなくてはならない人間は、自分で用意するのが、自分で自分の身を守る術である。

今朝、驚いたのは、テレビ局の人間が、スカイツリーの下で取材をしていて、ちょうど近くに落下してきた氷をみつけ、走りよっていったことである。
「見てください、たった今、この氷が上から落ちてきました。」と言って嬉しそうに拾い上げると、カメラに映るように手のひらの上の氷の塊を見せ「落ちた時に割れましたが、かなり固くて大きいものでした」などと言っているのである。おいおい、今にも同じものがアタマの上に落ちてきたらどうするつもり?
「こんなものが落ちてきたら危険ですよね」って、言っていながら、どうしてそこにいるんですか?
私だったらすぐに立ち去るぞ。

テレビ局の取材の人は、交差点などに立っていて、「みてください、クルマが滑っています。広い道路は車で雪が解けていますが、一歩路地にはいるとこのように雪が積もって車が通るのも歩くのも危険です。」などと言っている。
そう言うその人間は、歩道があるにもかかわらず交差点の角の車道に立っていて、すぐわきを左折する車が通り過ぎて行く。クルマがスリップしてきて弾かれたらどうするのかな?と思う。そうでなくとも、クルマにとってかなりじゃまそうだ。

このような人たちは、危険を察する本能がないのであろうか?
台風の時に波しぶきの上がる堤防に立ったり、暴風雨の中、飛ばされそうになりながら実況中継をしたりするのも同じだ。

あぶないあぶない、気をつけてください、と全国の視聴者に言いながら、自分自身がわざわざ近づいて行く。
本当に、バカではないだろうか?
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4 コメント

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Unknown (ボッケニャンドリ)
2013-01-17 09:44:22
> 本当に、バカではないだろうか?
そうコメントに書こうかなと読んでいたら
(^^;

誰かが大怪我したらどんな騒ぎになるのやら。
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あらら・・・。 (NA-094)
2013-01-17 11:28:06

引用。
「落ちた時に割れましたが、かなり固くて大きいものでした」などと言っているのである。おいおい、今にも同じものがアタマの上に落ちてきたらどうするつもり?

この記事の主旨は、注意と説得力にかけるリポートであるとわかっていながらも、失礼ながら、笑ってしまいました。
ちょっと、配慮というか考え方が足りない方って少なくないのですね。
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ボッケニャンドリさんへ (飛鳥)
2013-01-17 20:26:18
これから、雪が降るたびに、この対応はずっとずっと続くのでしょうね。

氷がトタンを破ったとのことですが、気づかぬうちに本当の屋根に傷がついている家もあるのではないかなと思います。確認できないので困りますよね。

人に当たったらほんとにどうなることやら。
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NA-094さんへ (飛鳥)
2013-01-17 20:32:02
氷はごくたまに落ちてくるものなので、リポーターも、続けて同じ場所には落ちて来ないと思っているのでしょうね。
まあ、確率的にはそうかもしれませんが・・・。

最近は不幸なニュースでも、妙に楽しそうなリポーターや司会者がいて、違和感を覚えます。

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