7月17日は、東京の日だそうで、1日早いけど東京について書いてみようと思います。
なんで東京の日かといえば、1868年の7月17日に、江戸を東京というようになったからだそうです。
旧暦の7月17日なので、本当は9月になるらしいです。
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ところで、私は18歳のときに、地方から東京に出てきたのですが、東京には東京という住所はないように思いました。
私は、東京育ちではないので、東京の歴史については学校で教わったことがありませんでした。
それが、45歳のときに、不動産会社の仕事に就いたのをきっかけに、売買のために土地や道路や水道菅・ガス管・排水管などについて調べることが多くなったのです。
それは、区役所・市役所・法務局・水道局などに行って、図面を出してもらったりして調べるのですが、そのときに古い資料を見ると、「東京市」という住所が出てきて「何なんだろう?」と思ったものでした。
そして、古くは、「東京市」というものがあったのだと察しがつき、結局それは現在の東京23区だと言うことを知りました。
東京市は、1943年(昭和18年)7月1日に、東京23区になったようです。なので、それ以前の資料を見ると東京市になっているのですね。
そんなことは、常識ですよ、と言われるかもしれませんが、地方出身の人は私のように知らない人が多いのではないかと思います。
そして近年、大阪では、維新の会の人が「大阪都構想」を打ち出しましたが、大阪府には現在も大阪市があるそうで、これが昔の東京市みたいな形なのかな?と思ったりしました。(よくわかりませんが。)
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「東京に住んでいる」というと、広い意味では東京都に住んでいることになり、かなり広い範囲になりますが、狭い意味では、元東京市である23区のことを示すのかと思います。
東京に行くというと、東京駅なのか、山手線あたりか、23区なのか、それとも東京都なのか、色々な意味がありますね。
それから、今は「西東京市」というのがあり、これこそが「東京」という言葉を含んだ名前になっていますが、これは昔無かったのに、いつの間にかできていました。調べてみると2001年1月に田無市と保谷市が合併したのだそうです。今は田無市も保谷市もないのかと驚くような古い人間です。
東京の西のほうの市っていう意味なのか、練馬区が元東京市だとすれば、確かにその西側に隣接している市で西東京市になるのかなと思います。
ということで、お題は「東京の思い出」とのことですが、不動産の仕事で古い図面を見ると「東京市」っていうのがあったなあ~という思い出でした。
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