先週末実家に行ったら、高校時代に読んだ本が本箱に入っていた。
私が収納したものではなく、母が勝手に家じゅうの本を集めて本箱に入れていたので、姉の本などとめちゃくちゃに混じっているのだった。
古い文庫本は、もう読むこともないので、整理しようかと思ったのだが、見ていると懐かしくなって捨てるのを思いとどまり、しばし保留にすることにした。
その中に、太宰治の「斜陽」と「津軽」があり、驚いた。これって高校時代に読んだのかな?
太宰の本を読もうと思って、1~2か月くらい前に図書館に借りに行ったりして、字が小さくて読めないから、青空文庫をプリントアウトして、「斜陽」だけは読んだのだった。
そのときに「ギロチンギロチンシュルシュルシュ」という言葉が出てきて、この言葉、以前も聴いたことあるぞ、と思い出した。この言葉は、きらいだ。
内容を何も覚えていないのに、こんなことばだけ記憶にあるとは・・・。
「斜陽」の感想文はブログに書いていなかった。今夜ももう遅いので書かないことにするし、また、もうすでに登場人物の名前すら忘れている。(内容はおぼえてるけど、書くとなると一苦労。)
それにしても太宰の小説は読みやすかった。結構短期間に読んでしまった。
実家の古い畳と古い文庫本。
「津軽」も高校生の時に読んだのかな?せっかくだから読もうかと思ったのだが、やっぱり文字が小さい。老眼の高齢者には無理。
特に「津軽」(上の本)のほうが黄ばみもひどい。
それでも、明るいところで、老眼鏡をかければ読めるだろうかと思って自宅に2冊持ち帰ったが、やはり無理だろう。どうせ捨てるなら、実家で捨てても自宅でも捨てても同じことだから、まあいいか。
字さえ大きければ、高校生のときに読んだ本を、また一通り読み直してもいいんだけど、それはもう不可能なんだな。
当時の本は、演劇の戯曲とか、SF小説なんかもあった。「猿の惑星」や「危機のペルシダー」、何とかのペルシダーっていうのは何冊かあって、もう中身は何も覚えてないけど、そういえばそんなの読んだな~と思った。
分厚い「ファウスト」なんかもあったけど、さすがに全部は読まなかったな。
どうせ読めない本は「断捨離」しなくちゃいけないなあ~~
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます