山本飛鳥の“頑張れコリドラス!”

とりあえず、いろんなことにチャレンジしたいと思います。
と思っていたけど、もうそんな年齢じゃなくなってきた。

年相応のヒットメーカー

2009-12-21 23:13:36 | 日記
昨日、テレビを見ていたら、辛い経験をもった芸能人の半生などが検証されるという番組が放送されていたが、その中で、萩原健一氏の言葉が印象に残った。
この人も、独特の性格ゆえに、いろいろと問題を起こしたりして、浮き沈みのある人生を経て今に至っているようであるが、なんともいい味がでてきたなと、心を惹かれた。
人間というのは、間違いを犯したらそれで終わりというものではない。
誰だって一生懸命生きたいのだ。その中でついつい無理を通したりして、人に迷惑をかけたり、間違ったことをしてしまうこともあるだろう。
悪いことは悪いのであって、動機がどうだからとはいえないけど、一生懸命ゆえに犯してしまう過ちもあるに違いない。
そして悔い改めたり反省したりする。そうやって、角張った岩がだんだん削れてきたときに、なんかすごくいい味がでてくるのかもしれず、もとから丸くて何の問題もない岩にはそういう妙な魅力はないのかもしれないと思った。

ある程度の年齢を経た人間を見ていると、不思議にその人間の若かりしころの雰囲気が連想されたりする。その人のそれまでの生き様がどこかに見え隠れするので、60歳の人を見ると、その年輪の刻まれた姿の中に、小学生の男の子が見えたり、恋人とすごす青年が見えたり、子供と遊ぶパパが見えたり、一生懸命働く中年男性の姿が見えたりするものである。それが、なんともいえない雰囲気をかもし出すので、年齢を経た人というのは、若い人にはない魅力がある。つまり、すべての年齢を含んでいる姿が見える。

萩原健一が、その番組の中で話していた言葉の中に「年相応のヒットメーカーになりたい」というのがあって、そうだそうだ、と思わずうなずいた。

若い子と張り合うとかじゃなくて、その年齢ならではの活躍がしたいではないか。
役者に限らず、日常生活だって、会社でも自宅でも地域でも、「年相応のヒットメーカー」に、「私もなるぞ」と思った。


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