山本飛鳥の“頑張れコリドラス!”

とりあえず、いろんなことにチャレンジしたいと思います。
と思っていたけど、もうそんな年齢じゃなくなってきた。

暢気な水鳥

2009-10-20 23:27:54 | 日記
家の近くに川があるのですが、そこに鴨が棲んでいます。
その鴨たちは、川の浅くなっているところに寝床をとっているようですけど、暗がりのなかを見ていると、微妙に水のあるところで、ときどきぷかぷかと浮いて流されたりしているようです。すこし流されると、こりゃいかんと思って、足でこいでみんなのところに戻ってくるようですが、そんなことなら、最初からもっと流されないようなところに寝たらどうかと思います。

このあいだ、台風が来たとき、川の流れが急に速くなって、水かさがみるみる増えてきました。すると、やはり鴨たちが寝ているところに水が上がってきて、鴨たちはすこしずつ少しずつ水のないところに移動していくのですが、それでも水が増え続けて、結局すべての浅瀬が濁流に飲み込まれてしまいました。

鴨っていうのは、予知能力なんかないんだな、と思いましたよ。
これも、ぎりぎりのところで、最低限だけ逃げるというのが基本的性質のようでした。
そして、濁流に流された鴨もいたのですが、流されて初めて飛び立つんですよね。
そして、2羽ずつ同じ方向に思い思いに飛び立っていきます。基本単位はやはり夫婦なんでしょうか。暗闇でも見えるのかな~と心配になりましたが、適当なところに飛んでいけば大丈夫なんでしょう。
なんか、いきあたりばったりというか、本当に全く、野生本能のないやつらだ、人間のほうがよほど予知能力があるだろうと思ったしだいです。

この川、以前氾濫したことがあるようですが、鴨の行動を参考にしてもきっとだめですね。鴨はただ空に飛び立てばいつでも逃げられますから、基本的に、川の氾濫程度では危機感を持つ必要がないんでしょうよ。

いつもは静かなせせらぎのような川ですが、台風のときは、どぶ臭い濁流になり、様相が一変しました。大きなごみなどもどんどん流されていきます。川がにごるのはいやですが、どこかに止まっていたゴミが下流に流されてしまえば、上流はきれいになるのかもしれませんね。水が停滞していると、どぶのようなにおいになるのも不思議はありませんが、時々大雨が降ってくれると、臭い物質を洗い流し、このように川が自らきれいにお掃除をするという状況になるようです。

川は変化があって面白いですね。
コメント    この記事についてブログを書く
« 納車 | トップ | さっそく荷物運び »

コメントを投稿

日記」カテゴリの最新記事