山本飛鳥の“頑張れコリドラス!”

とりあえず、いろんなことにチャレンジしたいと思います。

明け方の夢の中で

2006-02-17 23:49:37 | 未分類過去
小さな旅館の小さな奥まった部屋の中に
私はYと共にいた。
Yは、高校以来ずっと会ったことのない人だった。
中学生活は共にすごしたが、
それ以降は、高校時代に2~3度ばかりデートをしたことがあるだけだった。
その人に30年近くも経って、偶然にも再会したのだ。

私は目の前にいるのがYであるとわかり、
互いに、懐かしさといとおしさにとり付かれて、そこで濃厚なキスをした。

しかし、その部屋は今しがた誰かが死んだばかりだった。
そこには殺人死体があって、彼が殺したのかどうかはわからないが、それについては彼が知っていることだった。
同じ部屋の中に、私は私の知らない成り行きで知らない死体が転がっているのを知っていた。しかし、気味の悪さは何も感じなかった。

彼は私に、疑われるから早く部屋を出たほうがいいよ、と言ったが、
そのまま別れるのが惜しまれた。

それで、もう少し一緒にその部屋ですごしたいと
互いに思ったのだが、
食事をしても、何をしても、何かをするたびに、
自分が食べたものの食べかすや、使った物品などが、
自分がいたという証拠をつぎつぎに残していくことに気がついた。

だから、もうそこにいることはできない・・・・


と、思ったところで、目が覚めた。

こんな夢を見たのは、桐生典子の「眠る骨」を読み始めた影響か、
あるいは、テレビドラマ「白夜行」の影響かもしれない。

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