昨日からの大きなニュースは、なんといっても安倍総理の辞任表明だ。
このことについては、記録としても自分のブログに書いておかなくてはいけない、と思うものの、いざ書こうとしたら、なかなか難しいというか、きちんとあれこれ書こうとすると、そう簡単には書けないので、非常に面倒くさいことになるなという思いに至った。
こりゃ、書けないぞと思い、とりあえず、気持ちだけおおざっぱに記録しておこうと思う。
安倍総理によるこの7年8か月間の政治は、いったいよかったのか悪かったのか?いろいろな政策や出来事などを一つ一つ取り上げたら、切りがなくなる。全部がダメとか、全部が良いとか、そんなことがあるはずがない。だから、私にはその是非は決めることができない。
あまりにも長くやりすぎて、その弊害も出てきていたと思うし、新型コロナ対策についても、アベノマスクやら go to トラブルやら、様々な問題点が浮かび上がっていた昨今である。
だから、もうこの政権は潮時だろうなとは、ずいぶん前から思っていたが、ここに来て安倍総理の体調不良が顕著になり、別の意味でこれは無理かと感じるようになってきた。
そうして、昨日の辞任表明だが、これをライブ放送で見ていて、やはり病気によって総理を辞任するのは安倍さんにとっては非常に残念なことだろうと感じた。そして、冬に向けて新型コロナ対策などを決めるなどやるべきことをやったうえで、一番迷惑がかからない現時点で辞意を表明したことは、それが妥当な行動だと思った。
本当に長い間ご苦労様でした。今後は潰瘍性大腸炎の治療に力を入れて早く健康を取り戻してほしいと思う。
そして、安倍さんも言っているとおり、今後は一国会議員として活躍していってほしいと思う。
今朝になって、テレビ番組を見ていたら、安倍総理の果たした役割というのは非常に大きいことを感じた。外交などでも、世界の中できちんと発言をしており存在感があったそうだ。それも長年続けてきたからのことではあるが、長年続けてきたこと自体、安倍総理の人望や手腕が国内国外ともによかったからなのだろう。だから、そのことについては敬意を表したい。
ただ、私自身の立場としては、私は反原発、反戦争派であるので、反安倍派だった。
安倍政権になってから、自然エネルギーの促進はあまり進んでいなくて、原発も再稼働するところなど出てきてしまっている。
また、一番の危惧は、集団的自衛権が閣議決定されてしまったことだ。これにより、自衛隊が派遣された先でも武力行使をするケースが発生する可能性が起こってしまった。
集団的自衛権は、自国が攻撃されていない状況でも、同盟国が攻撃された場合、同盟国を守るために攻撃してきた国を攻撃することができるというものだから、戦争に巻き込まれる可能性が高い。
これが決まってからは、自衛隊が海外で米軍とともに訓練をすることが当たり前になってきているとも聞く。そして、安倍総理は憲法9条までも変えたがっていたのだから、そうなったら、戦争も認められてしまいそうだ。
昔のことを知っている人は安倍総理の中に、祖父岸信介の遺伝子を感じる人が多いらしい。
憲法改正は、慎重にならないといけないと思う。安倍総理の任期中に憲法改正がされなくてよかった。
なにやら、結局支離滅裂になってしまったが・・・。
本当に今年は新型コロナの影響もあり、世界の政治も滅茶苦茶になっていて、何が起こるかわからない。次の日本のかじ取りをする首相は誰がなるのだろう?
この人だ、という決めてもない状況だけど、まあ自民党の中では私は石破さんの考え方が好きである。
辞める人に対して悪態はつきたくないですが、いろいろなことがよみがえってきて、収拾がつかなくなりそうで・汗。
後任は私も石破さんがいいですが、党内では人気がないようなので、どうなるかですね。
百年くらい前の関東大震災の時、その1週間前に、総理大臣が死去して、次期総理に任命された山本権兵衛は、まだ組閣中で、総理不在の時だった(しかも、大腸がんで亡くなられた)
昨日の安倍総理の辞任を聞いた後だったから、百年くらい前のことが、また?と怖くなってしまってました
何事もなく過ごせますように、祈るばかりです
コロナ対策は色々迷走してずいぶん色々言われもしましたが、個人的には五里霧中のなかよく頑張ってくれたのではないかと。まだ終わってないですけどね。。
コロナに関する対応は、全く未知のことで何が正しいのかはわからないですね。ただ、日本が最悪の状態になっていないということは良かったです。一般人は言いたい放題の不平不満を言いますが、取り仕切っている方は人の知らない苦労を重ねているはずで、安倍さんにかかるストレスもかなりのものだったのではないでしょうか。