旅行のアルバムは完成し、注文したのですが、同じく昨年娘が結婚式をしたので、その編集も始めました。
このコロナ禍にあり、若者たちの結婚もなかなか進まないのでした。
それで、まずは一緒に住み始め、それから入籍し、最後に挙式ということで、しかも披露宴はいつ中止になるかもしれないのでやらず、身内だけで挙式と食事会をしたのみです。これでやっと一段落です。
結婚式は略式なものですが、なかなか素敵なロケーションの場所で行われ、プロに写真を撮ってもらった画像データがあります。
それを使って、富士フイルムイヤーアルバムからウエディング仕様のタイプを選んで、編集します。
とりあえずAIに自動編集してもらうと、なかなかいい感じに出来上がり、もうこのままでいいんじゃないかと思うくらいです。
ただ、色々みているうちに、写真の順番はいったいどうなっているのか?と気づいてきました。
もう記憶喪失なので、式当日の順番などはすっかり忘れていたのです。
AIが編集したものによると、セレモニー的場面と観客場面がちゃんと分かれて編集されており、セレモニー的な部分は、非日常的なセンスのあるデザインになっているのでした。
よく人工知能がこういうのを見分けるものだと驚きます。
ベールダウン・指輪交換・署名の場面・新郎新婦の入退場と、参列者の風景とは別の雰囲気になっているのですね。
光の加減や周囲の光や色合いなどによって結果的に自然に振り分けられるのかもしれません。
また、人工知能は学習するので、結婚式の画像を編集しているとその場面場面の効果的な配置などをすでに知っているのでしょう。
ところが、見ていくと、指輪をはめる場面で、新婦が新郎に指輪をはめている場面とはかけ離れた後ろのほうのページに、新郎新婦が指輪を交換しているシーンがあることに気づきました。
最初、遠距離の写真の片方だけしかないのかと思っていたのですが、至近距離の画像が後ろの方にありました。
時系列が違っているのはなぜか?
思うところ、プロのカメラマンが遠近2つのカメラを使って撮影しており、そのため画像データが別々になっているようなのでした。(旅行写真は、私と夫のカメラと、それぞれのスマホ画像が自動的に全部時系列に並んでいましたので、結婚式の場合そうなっていない理由は不明です。)
この部分は、人間が編集し直さないといけないのですが、下手にいじるとセンスのない配置になってしまうので、奮闘しないといけません。
画像を1枚増やすと、これまでの素敵な配置が大無しになってしまったりするんですよね。
あと、見ている人の様子などを同じページに入れたいと思ったするのですが、それも雰囲気を壊したりする場合があります。
新郎新婦の表情の良いのを選ぶと配置が悪いとか、2人の距離が短い場合や長い場合、画像の中の人の大きさの関係など、適当に入れ替えるとやっぱり変だということも多いし、良い写真でも配置的に入れられない等、様々な状況に出くわします。
結局、AIが選択して配置した画像のバランスが良いなという結果になることも多いですが、自分で変更したほうが良くなる場合も確かにあり、試行錯誤が続きます。
こちらは急がず編集して行こうと思います。