山本飛鳥の“頑張れコリドラス!”

とりあえず、いろんなことにチャレンジしたいと思います。
と思っていたけど、もうそんな年齢じゃなくなってきた。

コロナウィルスの危機

2020-01-28 23:48:45 | 日記2020

この数日、なんとも言えぬ違和感を感じている。

それは、武漢で発生したコロナウィルスによる新型肺炎について、日本があまりにも暢気すぎるような気がするからだ。

春節になって中国の、特に武漢からの観光客も普通に日本に入国させていた。

その時すでに中国では人から人へ感染することは明らかであったし、発熱していなくても感染しているケースが多々あると発表されていた。

にもかかわらず、問診票だかなんだかを空港で手渡しているだけだった。それに対して中国の観光客は「こんなもの読みません」などと答えている人もいたのだ。

それで、案の定観光客の中に日本で発病した人もいた。

また、今日になっては、日本人のバスの運転手が、中国人の団体観光客を乗せて仕事をしていて感染してしまったことがわかった。

この人が、何日も前に症状が出て病院で診察を受けていたにもかかわらず、コロナウィルスによるものということがなかなか判明せず、肺炎になり重症化して初めてわかったということだ。

この後に及んでさえ日本のテレビニュースでは「人から人へ感染する可能性があるということがわかりました」などと言っている。

「可能性がある」 はあっ? 可能性100%でしょ。 事実でしょ。

なんでここで「可能性がある」という表現になるの?

数日前、中国からの団体ツアーが出国禁止になった。これに対して、普通の人間はああよかったと思う。それでも個人の観光客は来るのだろうかと不安になった。

ところがニュースでは「中国からの団体観光が中止になり、日本の観光業界は大きな痛手となります」のような結論でニュースを結び、キャンセルの発生したホテルなどを取材して落胆してる姿を報じた。

こういうことからも、日本という国は、国民の健康を心配するより先に経済を心配するのだということがわかる。

確かに経済や景気は重要なことかもしれないが、国民が皆病気になったら経済なんてめちゃくちゃになってしまうだろう。

また、テレビ番組では、ウィルス感染の専門家とかいう人が、「このウィルスで肺炎になるのは40歳以上の年寄ばかりで、若い人は重症化しないので大丈夫です、死んでいるのは持病のある人と年寄りばかりです」などとコメントしている。

これはおかしい。年寄りだろうが持病のある人だろうが、普通はこんなにたくさんの人は亡くならない。日本は年寄りばかりなんだから、多くの人が亡くなったらどうするんだ。

亡くならないにしても、多くの人が入院して手厚い治療を受けなければ治らないような状況になったら社会はめちゃくちゃになる。

私だって老人の部類に入る。60歳くらいでこんな感染症で死にたくない。

それで、日に日に犠牲者が増えて、怪しい状況になってきた。

やっとチャーター便を出して武漢にいる日本人を迎えに行ったが、それも遅すぎるし、戻ってきてからの対処などもきちんとしてもらいたい。

私たちが個人でできることは、手洗い・うがい・マスク・規則正しい生活・栄養を取る・睡眠をとる。

自分で免疫力を高める。ウィルスを体内に取り入れないように気を配る。それくらいしかない。

こんな不安な状況は生まれて初めてである。

 

コメント (2)