山本飛鳥の“頑張れコリドラス!”

とりあえず、いろんなことにチャレンジしたいと思います。

同窓会

2006-05-16 21:01:42 | 未分類過去
別に同窓会の予定があるわけでもないが、ネタがないから突然同窓会の話題ですすめよう。

私の高校のときの同学年の仲間は、4年に一度同窓会を開いており、私も前回まで連続して2回出席している。7クラス全体のものだから全部集まれば300人くらいになるのだが、毎回100人くらい出席するようである。3分の1も出席すれば、多いほうではなかろうか。集まるのはオリンピックの年だから、次は2008年である。

この同窓会に次回は出ないにしようと思っている。
なぜならば、前々回行ったときは久々の再会で懐かしくもあり、楽しく過ごしたのだが、前回は親しい人も少なく内容もあまりおもしろくなかったからだ。
私の3年のときのクラスはあまりまとまりのいいクラスではなく、クラスごとに丸いテーブルを囲んで座るようになっているが、そこに座っているのはちらほらで、もともとこんな人いたっけ?と思うような人も多く、けっして楽しく懐かしい仲間ではない。それで、ついつい部活仲間のいる別のクラスのほうに行って混じったりしてしまい、クラスのほうはさらにまとまりがなくなり、時々思い出しているべき場所に戻ってもほとんど人がいないようなクラスなのである。

また、いつも幹事をしてくれる人たちは同級生同士で結婚した夫婦などを含む地元に残っている人たちなのであるが、その企画のひとつが、友達が友達つながりで思いついた人やその場で目にとまった人などをステージに呼び出して、呼ばれた人が次々に今何をしているのかなどを自己紹介したりするものであった。
これは毎回行われるのだが、その友達の輪というのはけっして私たちにはつながってこないのである。たしかに、高校時代を思い出すと、親しくするグループというのは決まっていて、色合いの違うグループの人にはあまり関心も示さず、接触をもたなかった傾向があるが、それは大人になっても相も変わらず続いているようなのである。
それで、いつもステージに上がって近況報告をするような人たちというのは、皆私の親しくしている一群とは違う人たちであると言えた。
また、教員になった人は出てきてください、などと職業でわけて呼び出したりもするのだが、それも地元の学校で教師をしている人や店を経営している人などが出て行くことが多い。私の所属する職業などが呼び出されることはなかった。だから、自分とは関係のないところで関係のない仲間が盛り上がっているにすぎない。

そんな中で、自分が心を惹かれていた同級生などは今まで全然出席していないから、今後も同窓会で会える可能性は低いし、同性のとても親しい友人とは誘い合って参加したりはしているのだが、子供が小さいため先に帰ったりなどしてしまい、あまりゆっくり話せなかった。それならば、その人たちとだけで都合のいい日に集まってゆっくり話でもしたほうが有意義なときが過ごせるといえるだろう。

前回の同窓会での最悪の極めつけはビンゴゲームで、ゲームの参加費はひとり500円だったのだが、当たりの景品は何かと思ったら、集めた現金を数人に分配しただけだった。
1位には3万、2位は1万、3位は5000円、後は無し、みたいなやり方である。
たしかに幹事が景品を用意するのは大変かもしれないが、あまりにも興ざめじゃないか?

そして、2次会の会場に移動することになって、1番親しい友人2人はまだ子どもが小さいから帰ってしまったのだが、もうひとりの部活の友人M子と一緒に移動しようとしていたところ、会場を出たところでM子に昔から思いを寄せていたか親しかったらしき男がくっついてきて離れなくなった。
早く用件を済ませて去ってくれないかなと思っていたのだが、次第に親密なようすで話しこむばかりであり、そのうち1次会に出ていなかったM子の親友にも電話をして2次会に来るように呼び出そうなどと言ったらしく、それを頼まれたM子が男と話しながら電話をしたりなどして延々時間がかかっている。
もういつまで待たされるのかわからない。しかもその男にとって私は知り合いでもなんでもなくお呼びでないことは明らかだったし、呼び出そうとしている友人も私はよく知らなかった。
それで、ついにM子と男を置いて移動してしまった。会場に着き、じゃあ同じクラスで親しかったY子と行動をともにしようと決めたのだが、先に到着したY子は私は入らないという想定でに別の友人たちと席を埋めていた。
なんとかその仲間の隅のほうに入れてもらったのであるが、短大も同じであり、同窓会に行く際には連絡を取り合って行ったY子が、帰る時には帰宅方向が違うとは言え、私に別れの挨拶の一言もなしに別の友人と意気統合して楽しく連れ立って帰ってしまったのはショックだった。その後何の連絡もしていない。

高校時代にほとんど知らなかった人と、改めて話してみるというのもおもしろいにはおもしろいが、それ以上に親しくなるということはないといえる。

そんなわけで、今後もぜひ出かけていきたいというような気持ちは前回で無くなってしまった。

なんだかわからないけど、急に2年も前の同窓会のことを思い出した。
先日、ゴールデンウィークに故郷の美術館で高校時代の部活の友人にばったり会ったからかもしれない。
美術館で会った友人はずっと同窓会には出ていないけれど、その友人が部活で一番親しくしていてゴールデンウィーク中に会う予定だと言っていた友人というのが、同窓会で男が付きまとって来て私が一緒にいるのをあきらめた友人M子なんだ。



幻の匂い

2006-05-16 00:28:34 | 未分類過去
昨日、放送大学に行ったところ、教室に入った瞬間、以前嗅いだことのある私にとっては特別な思い出の匂いに遭遇した。
それは、人が身につけている香水とか食べ物とかのにおいではなく、教室の物品に使われている材質そのものから発するにおいか、あるいは掃除などのときに使われる溶剤のにおいかと思う。
そのにおいは昔私が顔面神経麻痺で半年ほど通っていたペインクリニックの中のにおいと同じだったのだ。最初、そのクリニックで、いいにおいだなと思ったころ、それは病院で使われる消毒液の一種かと思ったのであるが、それにしては全く消毒のようではなく、どちらかというとさわやかなにおいなのであった。そのにおいの元が何であるのかはわからないのであるが、私にとってはとても好きなにおいで、そのにおいの元があるなら手に入れたいというほどのものだった。
床や器具などをきれいにするためのマイペットのようなものかなあとも思う。他に歯医者さんの前などを通ったときにかすかに似た匂いに遭遇したこともあり、医療関係や学校関係などの業務用の建物掃除用溶液なのかもしれない。

授業が終わる頃、においのことを思い出したのであるが、鼻がなれてしまったせいか、帰るときにはそのにおいを感じることができなかった。