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山本飛鳥の“頑張れコリドラス!”

引っ越し先は
https://ask0065.hatenablog.com/です

図書館までがセルフに

2024-09-26 18:22:29 | 日記2024

今日は、どうも先日亡くなった文芸評論家、福田和也氏の著書を読んでみたいという思いが湧いて来た。
ネットで色々検索してみると、文芸評論家とは言っても、この人の著書は、一定の文学作品の評論に限らず、もっと広い範囲での文化や歴史などについて分析や私見を書いているのかな?と思った。

で、最初図書館に行こうと思っていたのだが、どうしても期限内に読むことはできない性分なので、とりあえず本屋さんに行ってみることにした。中身を見て、気に入った本があったら買ってしまったほうがゆっくり読めるからだ。

ところが、本屋さんに行くと、この人の著書は全然見当たらなかった。
「最近亡くなった文芸評論家の本」などという理由で、いきなり読みたくなる人なんかやはりいないのかな?店員さんに聞くのもなんか気が引ける。
本屋さんも、最近亡くなった人の著書をいきなり並べるなんてことはしないだろう。

やっぱり図書館に行くことにした。

・・・

図書館のパソコンで検索をかけると、今度は軒並み貸し出し中。
あ、やっぱり亡くなった人の著書を読みたくなる人っていうのは、結構いるみたいだ。
また、多くは「保存書庫」にあるという。

私は、この保存書庫っていうのが、どうも苦手である。閉架にあるんだったら、無いのも同じことにしている。いちいち保存書庫から出してきてもらうのは、抵抗があるし、勝手に気軽にパラパラとめくってから、決めたいのである。

色々検索していると、普通の開架式書棚にもいくつか存在することがわかったので、そこへ向かった。

そして、「東京の流儀」と「村上春樹12の長編小説」の2冊を借りることにした。
この他には、「旅のあとさき」っていうのがあって、これはタイトルに引かれたのだけど、「ナポレオン」や「イタリア・エジプト」という、私にはよくわからなさそうなものだったのでやめておいた。

・・・

さて、それでカウンターの貸し出し窓口に向かったのであるが・・・
これまでいつも利用していた人間のいる窓口は、今は予約図書の人だけが使うものだそうで、書架から持ってきた本を普通に借りる人は、なんとセルフ貸出機を使えとのことなのだった。

なんだかわけがわからないが、画面の案内に従ってやってみた。
まずは、図書カードのバーコードをかざして読み込ませた。

次に借りる本の冊数を入力。2を選択した。

そうしたら、不思議なことに、手に持っている本のタイトルが画面に表示されているのである。

なんで?

先ほど、検索機で本のデータを印刷したからだろうか?
しかし、データを出した本と、借りる本は違うのである。しかも、データを印刷したときはログインしていないので、その時点では私自身は認識されていないはずなのだ。

不思議に思って画面を見ていると、本を台の上に置けとの表示が出ていたので、いちおう置いてみたのだが、やはり置く前から、この2冊の本がしっかり感知されていたのであった。

どうやら、バーコードから電波が発せられているらしいのだ。ほんとか?

・・・

そういえば、コンビニだかスーパーだかでも、商品を手に持ってくるだけで、何を買おうとしているのかが判別されるため、レジを通す必要がないなんていうシステムをテレビでみたことがあった。

そんな仕組みなのだろうか?

本当に恐ろしいことである。

今後はバーコードをかざさなくても、人間にICチップを埋め込んでおけば、その人間が判別され、お金も払わずにものが買えたり、後で自動的に口座からお金が引き落とされたりするようになるのではないだろうか。

図書館の本も、何もしなくてもゲートを通り抜けるだけで、貸し出し手続きができちゃうとか、便利というよりも、誰がどこに何してるかを全部把握されてる管理社会というのか、少々不気味である。

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文芸評論家の死

2024-09-26 00:03:48 | 日記2024

数日前、ある文芸評論家の方が亡くなったというニュースが流れていた。
その人は63才だった。(今調べたら、福田和也という方である。)

そのニュースが、なぜかずいぶんとショックだった。
自分の年齢では、人生があまり残っていないということを突き付けられた感じだった。

この人は、文芸評論家として活躍してきた人である。
普通、60代の人は、もうすでに色々なことを成し遂げたあとなのだ。
もちろん、生きていれば70・80代も何かを成し遂げることができるだろうが、それはこれまで築いてきたものの上に成り立つことである。

・・・

私は、実は学生時代は、文芸評論家になりたいなんて、大それたことを思っていたのだった。
(厳密には高校時代の夢。その後受験も失敗し、短大から大学へも編入できず、現実に流されていく。)
学生時代は、結構本も読んでいた。
自分で作品を書くことはできないので、人の書いた作品を研究し論じるのがいいなんて思っていた。

しかし、今は年に1冊も本を読まないような人間になっている。
そんなことが何十年も続いているのだ。

文芸作品を趣味として読む事さえもしなくなっているんだから、今さら、そのようなものになりたかったなんて言うのも、本当におこがましいことだ。

それから、仕事を辞めてヒマになったら、老後はまたじっくり小説を読んだり、研究したりしたいなんて、ひそかに思っていたのだが・・・

いやいや、もうそれって遅きに失してるでしょ。

なんかもう脳みそもさびついちゃって、何を読んでも記憶にさえ残らないようになっているし、それ以前に、読もうと思っても集中もできないようになっているのである。

やはり、若い時にやらないとダメなんだ。

もう終わってるんだ。

・・・

この福田和也という人のことを、私は全く知らないのだけど、考えてみればそりゃそうなのだ。
この人は同世代なんだから、この人が文芸評論家になったころには、私はいっさい、文芸とは何の関連もないことをして生きていたのだった。

そうして、私は今も生きていて、毎日文芸作品ではない実用文書の誤字脱字をひたすら発見し、修正するばかりの仕事だ。

そんな仕事をしていながら、自分のブログは誤字脱字だらけで、支離滅裂な文を書いている。

そういえば、今日も仕事で校正をしていたのだけど、
「、 、」読点がふたつ並んでいるのに気づかずスルー
文末に「。」句点が無いのにスルー
「( 」カッコがあって「 )」閉じカッコが無いのにスルー
最終的に、校正ツールで発見。

ああ、こんなものにも気づかなくなってしまったのだ。

・・・

人間が一生のうちに何か大きなことを成し遂げるには、それ相応のエネルギーが必要である。
小説を書くにしても、評論を書くにしてもだ。

もともと能力はないが、1つのことに取り組むような根性も集中力も執念もないのだから、何も成し遂げられるわけがない。

自分はこの年まで、いったい何をしてきたのか?と思うと、
毎日、朝から夕方までパートタイマーで働いて、ひたすら地味な下請け作業に取り組むだけだ。

その労力を考えたら、頑張っているのかもしれない。
偉大なことを成し遂げる人が居る一方で、毎日小さな単純作業を続けていることだって、それはそれで小さいものをいっぱい成し遂げたってことになるのだろう。
それが自分の役割りだ。

だから、自分の人生はこれで良しとするしかない。

今さら何もできないので、ただ健康で楽しく暮らそうと思うようになった。

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しゃべる機械

2024-09-24 23:23:32 | 日記2024

この頃、電化製品が音声で内容を伝えるようになっていることが多い。

例えば、電気炊飯器などが、「ご飯が炊けました。保温を始めます」などという。
エアコンが「設定温度を28℃に変更しました」などという。

この他に、自動車のナビや、電話機や、お風呂の給湯器や、様々な電化製品が、音声で物事を伝えるようになったのだ。

その声については、これまでは「きれいな若いお姉さん」みたいなのが多かったのだが、電化製品を買い替えたりすると、気のせいか最近は、ちょっと年配じゃないか?と思うような声質だったりして、がっかりすることがある。

30才くらいのつやのある明るい女性の声だったのが、50才くらいの高齢おばさんじゃないかと思うような声質になったり、さらには、これってどうしたって「日本人のイントネーションではないのでは?」と思うようなものもある。単語のつながり方が自然じゃない。

なんかおかしい・・・

こういう声を毎日聞いて暮らすのか?と思うとちょっと残念だ。

わが家の場合、夫の部屋のエアコンが、ぜったいにオバサンなのである。

私の車のナビは、けっこういい声だと思うのだけど、こういうのも買い替えたりすると、違う声になってしまうのだろう。

機械の声は人ではないのだけど、なんか声が変わると寂しい気がする。

そうしたら、イントネーションのおかしいオバサンみたいな声も、長年聞いていると親しみがわいてくるのだろうか?

今後は、若い男性の声とか、かわいい女性の声とか選べるようになったらよいかもしれない。

そうなったら逆に、お父さんみたいな声や、やさしいおばあちゃんの声などを選ぶ人もいるかもしれない。

・・・

ところで、電車の車掌さんのアナウンスが、ものすごく完璧ですばらしいというyou tubeの動画があって、いったいどんな素晴らしい人が話しているんでしょう~なんて言うコメントがあった。

ほんとうにきれいに話すなあ。。。 ディスニーランドみたいだなあ~なんてのもある。

・・・なんだが・・・

このあいだ、テレビのニュースを見ていたら、これからAIがニュースを読むとのことで、AI音声によってその日の出来事などが放送された。

まるで普通の人間のように読んでいるのだった。

あれっ?なんか、あの電車のアナウンスと、よく似てるんじゃないか?

音質も速度も間の取り方も完璧でそっくりだ。

車掌さんも人間の声ではなく、AIだったのかも?

その日の状況をアナウンスしているので、定型案内ではないから人間だというのは違うのかもしれない。

どんなステキな人かと想像したら、機械だったなんてつまらないな。

そういえば、私はロマンスカーに乗った時に、車掌さんのアナウンスに耳を傾けるのだけど、そこでいい感じの話し方をする人だったりすると、車内を車掌さんが歩いて来た時に、顔をチラ見してどんな人か見たりするのである。

すると、えっ?この顔であのアナウンス?と、声と顔を整合させるのがちょっと不思議な気がすることもある。
ロマンスカーの場合、そのたびに声や話し方が違うので、AIではなく、実際にその人が話しているのだとは思うのだが、不思議なことに、アナウンスが終わったと同時に車掌さんが歩いてきたりするので、話し終えてマイクを置いて、この車両までこんなに早く来る?と思ったりする。

・・・

それにしても、誰しもが心地よく聴こえる声が簡単に作れるんだったら、電化製品はどうして中国人の中年おばさんみたいな声が選択されているのか、不思議である。

やはりきれいな声の機械を製造するのも高度な技術が必要なのであろうか?
変な声や変な話し方の機械しか作れないとか、同じ美しい声を使ってはいけないとか、あるのかな?

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絶叫!草取り

2024-09-23 17:29:25 | 日記2024

やばいです。

共有の土地(庭)に一株の「カヤ」があるのですが、以前、草取りのときに、この雑草を根こそぎ撤去しようとしたら、これは「ススキ」なので、取ってはいけないと言われました。

えっ?これは「手の切れる要注意の雑草だよ。こんなもんがなぜ貴重なの?」

全く意味がわかりません。

しかし、なんか貴重なものだと認識している人がいるようなので、そのままにしておきました。

すると、それは秋になると穂が出てきてススキになるのでした。

ススキなんか田舎者の私にとってはただの雑草ですが、東京23区の方には、月見を演出するような風情のある貴重な植物なのでしょうか?

まあそれならそれで、そのままにしておいたわけですが、その後、近隣にやたらに子どものカヤみたいなのがどんどん生えてきたのです。すぐそばというよりもちょっと離れたところに群生します。

これって、あのススキの一株から出た穂から種ができて飛んで行って芽を出したんじゃないんでしょうか?

それらは、まだ小さくて穂は出ず、ススキにはなっていないのですが、とにかく数が多く、他の植物を制覇してしまう勢いなのです。

それに、丁寧に草取りをしたところに限っていっぱい生えてくるんですよ。

根が硬いし抜ききれないので、1か月くらい前には、はさみで根元からちょん切っておいたのですが、今度はさらに数を増して伸びてきたようで、カヤだらけになってしまいました。

田舎の母に話したところ、「そんなススキなんか最初の一株を早く絶滅させないと、箱根の仙石原のようになっちまうよ」とのことです。

箱根の山の中なら良いですが、花壇をススキヶ原にしてどうするんでしょうか?

本当に困ります。

それで、今日、小さいカヤの群生一帯の草取りをしていたのですが、なんか超気持ち悪い虫がいて恐怖におののきました。白っぽい薄茶色の結構大きな尺取虫みたいなやつです。

それは、カヤにいたわけではなく、別のつる草にいた可能性も高いのですが、とにかくカヤを引っこ抜き、つる草を引っ張って抜いていたときに出現したのでした。

引っこ抜いた草たちを移動したときにくっついてでてきみたいなので、私が見えるところにつれてきてしまったということです。

その一匹が、超キモチ悪いと思って近づかぬように気を付けていたところ、な、なんともっと近くにもう一匹いたのです。

ぎゃあ~~~~~! もうここでは草取りは続けられません。

このあいだ、蜂に刺されたので、今日は蜂には気を付けていたのですが、まさか尺取虫に遭遇するとは・・・。ここで尺取虫に遭遇するのは初めてでした。

では、あまり湿り気のないほうのカヤを引っこ抜こうと場所を変えたのですが、根っこを抜くと土と一緒に何やら微細な色々な虫がうごめいているのが見えます。そのくらはまだ良いですが、極めつけは、土の中から大きなコガネムシの幼虫が出てきました。

ぎゃあ~~~~っ!

もうダメです。

草取り中止! さようなら。にげろ~~~

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雨の中の墓参り

2024-09-23 07:57:08 | 日記2024

昨日の午前中、故郷の墓参りに行ってきました。
天気は、雨が断続的に降っていました。

本当は、前日の土曜日に実家母(92才)と一緒に行くつもりだったのですが、あまりの暑さに断念し、一日中、居間に冷房をかけてゴロゴロしていました。

昨日は、午後に帰宅するので、もはや延期はできません。
天気予報が悪いのは知っていたのですが、とにかくお寺にお布施も持っていく必要があるので、出かけました。

雨が一時的に上がっているときに、実家母も一緒に行くなどと言い出したので、やめてくれと断りました。雨は絶対にまた降ってくるし、杖をついて傘をさすなど無理ですし、ただでさえ普通の人間の3倍くらい遅い速度でしか歩けないのですから、片道15分のところも45分かかってしまいます。

で、1人でさっさと用事を片づけようと出かけました。
山道を歩けば墓までは片道10分くらいのところですが、お寺は車道に近いところなので遠回りの道路を歩いて行きました。雨も降っています。

今年はお盆もあまりの暑さで、墓参りは命がけになってしまうため、断念していました。
そのため、お盆の塔婆もまだ受け取っていなかったので、それを受け取り今度は墓へ向かいました。

墓は山の上のほうにあるので、必死に階段を上ります。太っていて筋力体力がないのでへとへとです。
こんなの母が一緒に来たら絶対に上れません。

それに雨も激しくなってきています。
墓に行くと、実家の墓の後ろから変な巨大植物が生えて成長し石塔の横まで伸びてきていました。

傘をさして荷物を持ったまま作業するのは無理です。
近くに、桶や掃除道具などを入れておく戸棚のようなものがあるので、そこにカバンなどを入れてきて、作業に取り掛かりました。
こんな雨の中、彼岸とは言え、墓には誰もいないので盗まれることもないでしょう。

草が生えていたら簡単に抜いて来ようと思って、使い捨てのビニール手袋を持ってきてよかったです。大きな草の茎を引っ張るとズルズルと抜けてきましたが、直径が2cmくらいあり、長さは1、5mくらいあるのです。それを2~3本抜き、やっつけましたが、そのほかにどうにも抜けないし、途中で折り切ることもできないのがありました。

それは、隣の墓の真裏から生えてきており、うちの墓に向かって進入していたのですが、素手ではどうにもならないので、折り曲げてうちの墓に入ってこないようにするのが精一杯でした。

となりの墓は、既に彼岸のお参りを済ませたらしく、きれいに菊の花などが供えてあるのですが、その周囲に生えている巨大な雑草はそのままです。境界に石の塀を回していて、その内側に入ってこなければ関係ないと思っているようでした。

実家の墓は、巨大な雑草の他には、猫じゃらしなどが生えていたので、それらも抜きました。
それから、樒(しきみ)は既に枯れていたので、片づけて、造花だけ残しました。
今回は線香も樒ももっていかなかったので、器を洗ってきれいな水だけ入れて終了としました。

それから、自分の家(夫家族)の墓も同様の手順できれいにしました。こちらは大きな草はなかったので良かったです。

途中で雨があがったので、傘を置いて作業をしていましたが、今度は薄日が射したりして、蒸し風呂に入っているような暑さです。

雨天で涼しいと思っていたし、墓参りは超簡単に終わらせるつもりだったので、飲み物も持ってこなかったのですが、もう滝汗で水分不足です。へとへとになりました。
こんなの92才母が来たら完全に死んでます。

裏山から、近道を歩いて実家に帰ろうとしましたが、墓と山道の間が猫じゃらしでいっぱいです。それらをかき分けて歩いたら、雨に濡れているので、足元も濡れてしまいます。
さらにその先の山道は、草刈りをしてあるのかどうなのかも見えません。
彼岸前に誰かがしてくれたのでは?と期待していましたが、墓側も猫じゃらしでぼうぼうということは山道ももっと巨大な草が茂っている可能性が高く、この経路に踏み入る勇気がなくなりました。

それで、また階段を下って車道側に降りてきました。この寺には休憩所や自動販売機などもなくがっかりです。ちょっと座る椅子はあるのですが、屋根がないのでずぶぬれです。

道路の方まで行くと、公民館のような公共施設があり、日曜日でも館内に入ることができました。そこに自動販売機と椅子があったので、本当に良かったです。
しばらくペットボトルのリンゴジュースを飲みながら休憩しました。
ふるさと納税を払っているから、地域住民じゃないけど、利用してもいいでしょう。
そうだ、今年もふるさと納税をそろそろしなくては。

そこにはバスの時刻表までありました。
歩いて頑張って帰ろうと思ったのですが、ちょうど10分くらいしたらバスが来るのでバスで帰ることにしました。

1時間に1本もないバスなのに、このタイミングでバスがあるとはラッキーです。

こちらのバスは、乗った距離によって運賃が変動します。乗るときに整理券を取り、その整理券番号と車内の運賃表を凝視しつつ、財布の中から小銭を加算して用意していくのです。
そうやって降りる時に、ちょうど良い金額がすぐに支払えるようにしないといけないので、気が気ではありません。

ぴったりの小銭が無い時は、両替機で両替してからちょうど良い金額を払うのです。こうなったらもっと焦りまくります。

住民の人たちは、だいたい自分が乗る区間が決まっているので、料金も把握しているから、そんなに困ることはないのですが、観光客などのよそ者は大変なんです。

そんな理由で、はるか昔に故郷を離れた私も路線バスに乗るのには気後れしてしまうのでした。

それでも、登り坂の車道を歩くのは辛いし、これ以上滝汗をかくのはイヤだなあと思いました。

それにしてもバス料金はいくらなのか知っていると安心なので、スマホで調べてみました。
すると、自治体から補助のある路線以外は初乗り200円ということがわかりました。
果たして、私が乗ろうとしている路線は、補助があるのかないのか不明です。
補助のある場合は170円らしいです。
ちなみに、私が乗る区間は1区間だけで、所要時間は2分です。
2分間のうちに料金表を見て170円か200円かを用意するっていうことです。
とりあえず財布の中に70円の小銭があることを確認しつつ、200円を握りしめてバスに乗りました。

すると、なんとSUICAが使用可能になっていました。
これまでこのバス会社はSUICAが使えなかったのです。だからすごく不便だなと思っていました。
SUICAが使えれば、料金表と財布の小銭用意必死作業が無くなるので、こんなに楽なことはありません。しかし、今回は知らなかったので、急にSUICAを出すほうが手間取るため、乗るときに整理券を取って降車時に現金で支払いました。ここの路線は補助がないようで200円でした。

SUICAについてですが、SUCA導入をするのに、結構な費用がかかるらしいです。
この地は絶対に赤字路線で、バスの本数もどんどん減っていきますし、運転士も絶対に足りません。
通学時間帯くらいしか乗る人がいないのではないでしょうか。
昼過ぎには、1時間に1本も走っていない時間帯があります。

この日は昼に近い午前中だったのですが、始発から4個目くらいのバス停で私が乗ったときに、乗客は1人だけ乗っていて、私が2人目の乗客として乗っても1区間で降り、私が降りた停留所で乗る人もなく、その後はだんだん街中に向かっていくので、少しは利用する人もいたのかもしれませんが、ガソリン代やら何やらで運転士さんの給料になるほどの収益があるとも思えないのです。

しかし、私が車道を歩いている時や、バス停で待っているときに、歩いている人間には一人も行き会わず、車だけが走って行きました。

自家用車社会なんですよね。

田舎に行くと、自分だけが汗みどろになって必死に歩いているので、本当に辛いです。

そういえば、夫故郷の山形に行ったときも、夫の両親本家の墓参りに行ってきたのですが、1日2万歩も歩きました。

やはり徒歩で歩いている人なんかあまりなくて、歩ききれないところや、疲れ果てたときはタクシーを利用しました。夫の故郷では既にバス路線は廃止されてしまいました。

私も、これから年を取り、いつまで故郷の墓参りに行けることやらです。
まあ、SUICAが使えるようになったので、時刻さえ調べれば本数の少ないバスを利用しようかと思っています。

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ロマンスカー車窓風景

2024-09-23 01:36:56 | 日記2024

あんまり良い画像じゃないのですが、写したかったのは、自分が乗っているロマンスカーの前方車両が車窓から見える場面です。

右側の窓際席の場合、乗っている車両が後ろのほうだと、右カーブの時に前方が見えるのです。

そういう場面は、まず新宿駅を出てすぐにあり、途中でも何回かあるみたいです。
左側に乗っているとあるのかどうなのか、あまり記憶はありません。

富士山も右に見えたり左に見えたり正面に見えたりして面白いです。正面の富士山は先頭車両からよく見えます。

写真の場所は、右に川も写るのでなかなか良いシャッターチャンスなのですが、なかなか難しいです。

この辺りはどこなのか?
秦野と小田原の間で、ここまでくると、結構小田原に近づいたなという気がしています。
でも、その間にはいくつもの駅があるようです。
実は、私は小田急線沿線地域はよくわからないのです。
ロマンスカーしか乗らないので、途中駅がわかりません。
秦野を過ぎると小田原まで止まらず、その間にどういう駅があるのかあまり意識したことがありませんでした。

この辺は、田園地帯や住宅地が過ぎて、川沿いのあまり人家のないようなところを走っています。
ちょうど地域と地域の間なのでしょう。

グーグルマップで見てみたら、この川は「川音川」というようです。
川下は新松田の先で酒匂川に合流していました。

ロマンスカーは、何度か川を渡り、こんな黄色い鉄橋もあります。

クルマで小田原まで行く場合は、小田原厚木道路を使うのが普通らしいですが、ロマンスカーの車窓から見ていると、ロマンスカー沿線や、川沿いの狭い道路を走ってみるのも面白そうだなと思います。

そのうち、ロマンスカーではなく、鈍行電車で途中下車してみるもの良さそうですね。

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また故郷へ

2024-09-20 09:39:06 | 日記2024
また、故郷に向かっています。今日は、用事があり、昼頃までに到着しなくてはいけません。忙しいです。週末に出かけてばかりいるので、めぼしい服がなくなってきました。
今朝は2回洗濯機を回して干してきましたが、それ以外の服を探すのに苦労しました。
昨夜実家母に電話すると、なんとこのあいだ送った米2kgがもうないそうです。うちは夫婦で5kgの米がまだいっぱい残っているので、持って行くことにしました。
2合でよいと言っていましたが、6合持ちました。900gはさすがに重いです。
実家付近のスーパーにはまだ米が何も売っていないと聞いて驚きました。東京では最近は品切れということはなく、コープでも数種類の米を売っていますので、伊豆地方にもあると思ったら意外です。
母はクリニックに血圧の薬をもらいにタクシーで行くことがあり、その近くのドラッグストアに米売り場があるので見てみたそうですが、やはり空っぽだったそうです。
それらの店は頑張って入荷する気がなさそうです。全く伊豆の飢え死にです。母の場合、郵便局で注文したほうがいいかもしれません。
話変わって、今日のロマンスカーは、MSEです。フェルメールブルーで好きなやつです。今朝は新宿に中央総武線で向かう途中、東中野で非常停止ボタンが押されたそうで、中野で止まってしまい焦りました。
点検のためしばらく止まるとのこと。ロマンスカーに間に合わなくなったらどうしようと思いましたが、2分くらいで動いたのでよかったです。


今日は空の雲と山がきれいです。
神奈川県は、米の生産量が少ないそうですが、この辺は田園風景で、米も実ってますね。
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東北新幹線、走行中に連結分離

2024-09-19 20:11:51 | 日記2024

本日の朝8時7分頃、東京に向かって走っていた東北新幹線が、古川と仙台の間で急に連結がはずれてしまい、緊急停止した後、対応に追われ、長時間止まったままになってしまうという事故が発生したそうです。

東北新幹線は、「はやぶさ6号」(E5系)の後ろに、「こまち6号」(E6系)が連結されて走っていたそうです。

東北新幹線って、いったいどうなっているのか?
何と何がどこで連結されたり切り離されたりして、どこに行くのかなど、私には全然わからないのですが、かんのさんのyou tube動画を見て、だいたいあらましがわかりました。

それで、そういえば、つい最近、東京駅で撮影した新幹線の画像があったなと思って見てみました。

こちら、手前に写っている赤いのが秋田に行く「こまち」で、それと連結している緑の車両が「はやぶさ」のようです。

東京に戻ってくるときは盛岡で連結され、「はやぶさ」が「こまち」を引っ張ってくる。
東北に行くときは「こまち」が「はやぶさ」を引っ張っていって「盛岡」で切り離されるということらしいです。

今日の事故では、緑の「はやぶさ」が赤い「こまち」を引っ張っていたところ、なぜか急に連結がはずれてしまったとのことで、そのような場合は、自動的に緊急ブレーキがかかり両方が停止するようになっているそうです。

それで、上の写真では、「こまち」と「はやぶさ」の向こう側に、「つばさ」と「やまびこ」(E2系)が写っています。下の写真も同様です。

この、緑と赤の連結部分が、はずれちゃったんですね。

これもまあ、同じような写真ですが、4つの新幹線が同時に写るぞ~と思って思わず写したのでした。

それにしても、どうしてはずれちゃったんでしょうね。原因が一番知りたいところです。

止まったのは、古川を出て仙台に向かっている途中の鳴瀬川の辺りで、「はやぶさ」の前方はトンネルの中に入っていたそうです。
それから、300mくらい離れて、こまちが止まったそうです。

こまちは、盛岡で連結されたときに、運転士が降りてしまったので、事故後は自走できず、緊急の運転士さんが、現場にあとから駆けつけて動かしたとのことです。

動き出したのは4時間後くらいの12時過ぎだとのこと。

それから、なぜか反対方向から走ってきていた「やまびこ」も同じ辺りに停車してしまいました。
新幹線ってそのようにできているんですね。

直接関係ないのに止まってしまって大変ですね。

今日は平日の朝なので、お客さんはそんなに多くはなかったそうですが、予定はめちゃくちゃですね。

私たちが、先日乗ったのは、山形新幹線「つばさ」で左上のもの。

東京から山形方面に行くときは、福島で「やまびこ」と切り離され、山形から東京に来るときは逆に、福島で連結されます。

ところで、福島から「やまびこ」の後ろに連結されて走っていたときですが、停止したりするときに、なんかすごく「ガキンゴキン」みたいに振動するんですよね。

なんか連結部分が、おかしいんじゃないのか?なんて実は思ったんですが、そういうものなのかな?

往きは何も感じなかったのですが、行くときは引っ張る方だったので、そういうことはなく、引っ張られる方だけが、ぎくしゃくするのかな~、なんて思ってました。

【前代未聞】新幹線の連結が走行中に突然外れました。

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セルフレジの不具合

2024-09-19 06:35:47 | 日記2024

旅行から帰ってきた翌日の昼休みにサイ〇リヤで昼ご飯を食べました。

この店は、自分のスマホでQRコードを読み取り、オーダーをすることになっていますが、席の位置にもよるのか、たまにオーダー画面に到達できなかったりします。
スマホ自体も、gooブログなんかを読もうとすると、電波環境のよいところでするようにとの表示が出てしまったりします。

この日は、オーダーは無事終了したのですが、セルフレジに不具合が出ていました。
セルフレジは、モバイルオーダーよりも後になって導入されたもので、レシートのバーコードを読み取り、支払金額が出たらその額を自分で支払う方式です。

私がセルフレジの前に行くと、「バーコードの読み取りに失敗しました。係りの者をお呼びください」という表示がすでに画面に大きく出ていました。

私が失敗したわけではなく、その前の人が失敗したものです。
なので、その画面から店の人を呼ぶのか、それともその近くにある卓上ボタンから店の人を呼ぶのか、どうしようかと思いました。卓上ボタンのほうは、支払い方法が特殊な人が呼ぶことになっているようです。

迷っていると店員さんが通りかかったので、「最初からこんな画面が出ていて使えませんが・・・」というと、店員さんが画面をいろいろと何手順か操作した後に、やっと使えるようにしてくれましたが、

「では、もう一度読み取ってみてください」というので、ちょっとカチッときてしまいました。

「いえ、私は一度も読み取ってないですよ。最初からこうなってたので。」

「あ、すみません、読み取りお願いします」と店員さん。

なんか不思議ですよね。

ってことは、私の前の人がバーコードを読み取れないままで、どうなったんでしょうかね?

読み取れないと支払いができないわけでしょ?

どうやって支払ったの?

全く不可解ですよ。

こんなオーダーや支払い方法、何かとストレスがたまりますよね。

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駅のロッカーにて

2024-09-18 22:55:10 | 日記2024

この度は、温泉のロッカーや靴箱以外に、駅のロッカーのお世話にもなりました。
こちらも、時代とともに方式が変わっており、なかなか適応していくのが難しいです。

駅のロッカーは、カギをかけるときに使ったスイカが認識されていて、出すときも同じカードを使わないといけない、ということは知っていました。

以前、小田原駅で使ったことがあったからです。

でも、今回はすっかり使い方を忘れておりました。

とにかく荷物を入れて、それから、ロッカーが並んでいる中央位置あたりにあるパネルを操作することになります。
実際に出し入れするロッカーとは離れたところで操作するわけですね。

私たちが、ロッカーに物を入れようとしている時、使用可能なロッカーにはランプが点灯していたため、その中の入れやすそうな場所のを選んで、扉を開けようとしたのです。

ところが、扉が開きません。

あれっおかしいね、なんで開かないんだろう?どうやって開けるの?

そういってさらに引っ張っていると、知らない女性が「ランプのついていないところは使用中ですよ」と言います。

「そうですよね、ここはランプがついてましたよ」と言って、また見ると・・・ランプが点いていません。

「あれっ?点いてないですね。今点いてたんですけど。」というと、

そのロッカーは、ちょうど今、その女性が物を入れて施錠したところだったそうです。
その人が「そこは私が今入れたんですよ」と言います。

そうなのですね、つまり女性がそのロッカーから3歩くらい離れたところのパネルを操作していた。
その時に、私たちがそのロッカーを開けようとしていたのでした。

私たちがもう少し早かったら、ドアを開けてしまっていたかもしれません。

タイムラグがあるのです。

これが、昔の鍵式ロッカーのように、使用者本人がロッカーそのものに施錠をするのであれば、その場から動かないので、他人が近づいてきて開けてしまうなんてことはないのでしょう。

今回も、秒差で使用可能から不可能へと変化したわけですが、これもちょっと不便と言えば不便です。

もしたくさんの人が同時にロッカーに物を入れようとしていたら、荷物を入れてからタッチパネルの前に並ばないといけないじゃないですか。

出すときも同様です。

昔ながらのものならば、個々にその場で出し入れができたわけでしょう。

このロッカーは硬貨を投入することもできるし、スイカで支払うこともでき、スイカの場合は支払いに時間もかからないので、便利と言えば便利です。

暗証番号も不要ですし、カギを紛失することもない。とにかく閉める時に使ったスイカだけもっていれば、開けるときはスイカをかざすだけで、自分の入れたロッカーが開くのですね。

それにしても、もし機械が故障したり電気が止まったりしたら、ロッカーを開けることができなくなるかも・・・。

旅の途中でそんなことがあったら大変そうですね。

デジタル化も微妙だな~

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みんな使わぬ100円リターン式靴箱

2024-09-18 12:48:15 | 日記2024

最近書いている温泉施設のことで、さらにしつこく体験談を書きます。

大風呂には宿泊棟のほうから廊下を歩いて行って入るのですが、今回は一度、外から日帰り温泉の人のように建物の中に入ってみました。

その中に併設されているレストランに行こうと思ったのですが、行ってみると土足では行けないようになっており、靴箱に土足を入れないといけないのです。

で、靴箱がいっぱいロッカーのように並んでいるところに行ったところ、それがまた100円リターン式靴箱でした。

確かに、靴がなくなったら困りますし、大風呂が100円コイン方式だったので、今度は驚かず、ああここも100円必要だよ~と素直に適応するのでした。

100円玉を準備し、カギのついている靴箱を空けました。
すると、男物みたいな黒くて幅の広い藁草履のような履物が中に入っていました。

えっ?こんな上履きに履き替えるの?

温泉施設だから民芸調になっているのだろうか?でも、これはイヤだな、と思って別のところを空けました。

すると、こんどはピンクのビーチサンダルみたいなのが入っていました。

これなら女物だからこれでいいか…と思ったのですが、

でも、なんか変だぞ、

あっちこっち開けると様々な履物が入っているのです。

これって、上履きではなく、もしかして他のお客さんが履いてきた物?

そうか、みんな100円コインを使わず、カギをかけないで入れているってことなんです。

やばいやばい、危うく他人の土足を室内履きだと思って履いて上がってしまうところでした。

ちなみに、ここは観光施設というよりも、この地の住民が日常的に使っている共同浴場的存在なのですね。だから、靴やスニーカーではなく、つっかけや草履なのです。

さらにあっちこっち開けてみると、履物の入っていないところが見つかったので、やっとそこに靴を入れ、丁寧に100円玉を使ってカギをかけて施設内に入りました。

靴箱も100円ってのも面倒ですが、地元の人はもうそんなもん完全無視みたいです。

宿泊中に人の流れを見ていると、朝風呂に入りに来る人も多く、プラスチックのカゴの中にシャンプーや石鹸や身体洗いを入れたお風呂セットみたいなのを手にぶら下げてくるのですね。

施設側としては、一応盗難防止用の設備は整えてあり、それを使わないで私物がなくなったら自己責任ということなのでしょう。

 

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貴重品用ロッカー?

2024-09-18 12:24:15 | 日記2024

今になってふと旅行中の温泉宿泊施設のロッカーのことで、思い当たる新情報が出てきました。
新情報というのは、あくまでも私個人の感覚であり、これは世の中の常識だったのかもしれません。

大風呂の100円リターン式ロッカーが、100円玉がなくて使えず風呂に入れなかったということを最近書いていたんですが、そういえば、その近くに小さいロッカーがあったのです。

それがちょうど靴が1足入るくらいの大きさだったので、履物入れだと思い込んで見もしなかったのですが、考えてみたら、履物は建物の入り口で脱いでくるわけですから、みな裸足なので履物を入れるロッカーではなかったのだ、と今になって思うのです。

そして、それには確かに「鍵」がかかるようになっていたのです。
それも100円玉リターン式だったかどうかはわからないのですが、着替えを入れるロッカーよりも全然小さいので、財布やスマホなどを入れるのにちょうど良かったのではないかと今思うのです。

・・・

それから、大風呂が混んでいる時間帯に、別の場所にあった宿泊者専用のちょっと小さいお風呂のほうに1回入ったのですが、そこにもそれと同じような小さなロッカーがありました。

それは、暗証番号を登録して施錠するというものみたいでした。私は老眼で小さい文字が見えないので、暗証番号を設定する文字盤もきっと視認できないと思いました。

お風呂に入るときは老眼鏡を持って行きません。

で、そこでもそれは履物を入れるものだと一瞬思ったので、ホテルのスリッパなんか入れることはないわと思い、その下の普通の棚のようなところにスリッパを置いて入りました。

脱衣所には100円コインのロッカーは無く、脱衣かごだけでした。
宿泊客だけで、外部の人が入らないので、あまり盗難ということはあり得ないからでしょう。

・・・

しかし、これらを総合して考えると、大風呂のほうにあった小さいロッカーも暗証番号設定方式の貴重品用ロッカーだった可能性が高いです。

ちょっと頑張って目を凝らして暗証番号を設定すれば、そこにスマホを入れてお風呂に入れたのかもしれません。

この宿泊施設には、何年か前も泊まったことああるのですが、どうなっていたのか全然覚えがありません。

今のように物騒な時代ではなかったので、脱衣かごしかなかったのかなと思います。

それにしても、昔からある普通の銭湯みたいに、お金も暗証番号もいらない単純な鍵があって、手首にくっつけてお風呂に入れたら簡単でいいのになと思います。

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思い込みの激しい男

2024-09-18 00:15:12 | 日記2024

先日旅館で、部屋の鍵と金庫のカギを持ったまま男風呂に入ってしまって出てこなかった夫の件です。

普通、100円玉リターン式ロッカーを前にして、自分たち夫婦がお金を持ってこなかったことに気づけば、すぐに部屋に戻ってお金をとってくるというのが、普通の人間の行動だと思うのです。

で、私はすぐに女風呂から引き返して出て来たのに、夫は出てこない。

いったい何で出てこなかったのか? 信じられん。 と夫に問いただしたところ・・・

なんと、夫はロッカーを前にして、それに100円玉が必要なことには全く気付かず、そのまま素っ裸になったのだそうです。

そして、いざロッカーの扉を閉めようとしたところ、ありゃりゃ?と初めて100円玉が無いと閉まらないことに気づいたそうな。

それで困っていて、服をもう1度着なくてはと思ったところに、大風呂のスタッフの人がいて、100円玉を貸してくれたのだそうです。

・・・

そうか、確かにそれは夫の行動パターンあるあるでした。

先のことを考えないで、どんどこ事を進めてしまうのです。

そのへんを歩いていて「何でそっちに行くの?」と言って、引き止めたり軌道修正させることもよくあります。

そういえば、旅館で朝ご飯を食べるときに、色々なテーブルに食膳が2人用とか3人・4人用とか人数分ずつ置いてあるので、夫婦だったら2人用のテーブルに座るわけです。

1日目は、「お二人用のところにどうぞ」と言われて、2人用のテーブルを確認して座ったのでした。

ところが、2日目の朝食の時には、夫がどんどこ1日目の同じテーブルに向かって進んでいくじゃありませんか。しかし、そこには4人分の食膳が置かれているのは一目瞭然でした。

レストランの人が、その日も「お二人用のところへ」と言っているのに、夫は何の疑いもなく4人用のところに座ろうとするのです。

「お客様、そちらは4人用なので、2人用のところへ・・・あちらが2人用ですので」などと、レストランの人があわてていました。

夫はもう、前日と同じ場所だと思い込んでいるのですね。

そんなわけないだろ、同じメンバーが泊まっているわけでもないし、何でテーブルの上を見ないんでしょう。実際、2日目は団体客が多く、4人用のテーブルが大部分を占めていました。

それに気づかないなんて、本当におかしいです。

・・・

だいたいにして夫の場合、押すドアは必ず引くし、引くドアは必ず押すし、・・・そういう人間なんですよね。

夫はクルマの運転には向いていないと、夫の兄から言われたそうですが、確かにその通りだと思います。

夫も一応運転免許は取ったのですが、その場の道路状況を把握せず、このような思い込みで道路を走ったら大変なことになりそうですね。

そんなわけで、悪気はない人間なんですが、あまりにもマ〇ケなんですよね~

 

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大浴場に入れず・・・

2024-09-16 23:03:33 | 日記2024

ホテル(旅館)っていうのは、部屋の鍵が1つしかないところが多いので、とても不便です。
それで、夫と同時に大浴場に入りに行ったのですが、風呂から出たら、そのそばのソファーのあるところで、待ち合わせて部屋に戻ろうということにしました。

万が一、はぐれてはいけないので、スマホだけはもっていくことにしました。

貴重品は部屋の金庫に入れておき、夫が部屋の鍵と金庫のカギを持って男風呂に入っていきました。
そして、私は女風呂に入っていきました。

すると、女風呂のロッカーなんですが、まずは100円玉を入れて鍵をかけるという仕組みになっていたのです。
えっ?100円ないと使えないの?

私はあわてて女風呂の入り口に戻ってきました。夫もお金を持ってはいかなかったので、すぐに出てくると思ったのです。
ところが、夫は男風呂から出てきません。いったいどうやってロッカーを使うつもりなんでしょうか?

男風呂は100円玉が要らないんでしょうか?

鍵のかかるロッカーの他には、ただの脱衣カゴもあるのですが、まさかそこに部屋の鍵や金庫のカギをおいてお風呂に入るほど無防備な男じゃないと思うのです。

それですぐにスマホから夫に電話をかけましたが出ません。ライン電話もしてみましたが出ません。
ラインに「100円玉がないので女子ロッカーは使えない、風呂に入れない。そっちはどうなってるのか」と書きましたが、まったく返事もなし。

夫はそのまま風呂に入ってしまったようです。

なんとかならないものかと、また女風呂に行ってみましたが、脱衣かごにスマホを入れてお風呂に入るのも不安です。
しかも、そこには「盗難が発生しています」という張り紙がありました。

最近聞くところによれば、外国人が下着まで盗んでいくことがあるとのことです。使用済のパンティーが無くなったなどというのを聞いたことがあるんです。

着替えが無くなっても困りますし、スマホがなくなったら本当に大変なので、脱衣かごに入れてお風呂に入るわけにはいかないのでした。

ということは、夫がお風呂から上がってくるのをその場でずっと待っていなきゃならないってこと?

女風呂でお掃除のおばさんのような人がいたので、「このロッカーは100円ないと使えないんですよね。」と聞いてみました。
そうしたら「いえ、あとで戻ってきますよ」との返事。
「戻ってくるのはわかるのですが、もともと100円玉がなければ使えませんよね。実はそれを知らなかったので、お金が無いし、部屋と金庫の鍵を夫がもっていってしまったのでお風呂に入れないんです」と話してみたのだが、「それはどうにもならないですね」とのことでした。

それで、しばらく館内をうろうろしていましたが、そのまま夫が風呂から上がるのを延々と待つのも辛いので、フロントに行って事情を話し、予備の鍵で部屋を開けてもらいました。夫には「部屋に戻っている」と連絡することにします。

ところが、致命的なことに気づいてしまったのです。
部屋に入ってみると、夫のスマホは充電中で部屋の中にあるじゃありませんか。夫はスマホをお風呂に持っていってなかったのでした。
ということは、こちらの状況は夫には知らせることができないままです。

夫は約束通りお風呂から出たら、そこで私がお風呂から出るのを待ち続けることになるでしょう。

ならば、夫がいつ出てくるかわかりませんが、とにかく私が最初に決めてあった待ち合わせ場所に行かなくちゃなりません。
そうすると、部屋の鍵がないので、開けっ放しにしていかなくてはならないです。

これはいったいどうしたらよいのだろう?
お風呂は別館にあるので、部屋を空けたままにするのも不安です。

しばらく悩んでいると、なんと、夫がカギを開けて部屋に入ってきたのでした。

もう風呂には入ってきたそうです。
いったい100円がないのに、どうやってロッカーを使えたのかと思ったら、たまたま男のスタッフの人が風呂場にいて100円を貸してくれたのだそうです。

それにしても、この夫は、自分だけがたまたま100円玉を借りることができて、ロッカーを使って風呂に入れてめでたしめでたしでしょうけど、妻のほうはどうなったのかとも思い浮かばないんでしょうか・・・。

で、とにかく夫が延々と風呂の前で私が出てくるのを待たずに戻ってきたのはラッキーだったとほっとしたのですが、夫は急いで金庫を開けて自分の財布から100円玉を取り出すと、また部屋を出ていきました。

100円玉を借りたので、すぐに返さなくちゃということでした。

男風呂で会ったスタッフの人(日帰り温泉カウンターの人)が親切な人だったとのことです。

へえ~~、女風呂では貸してくんないよ。

もうゲンナリだよ。大風呂に入りに行く気力も失せました。

・・・

で、翌朝ふと気づいたのですが・・・

あれっ?なんで夫は100円玉を返すために自分の100円を部屋に取りに来たの?

だって、借りた100円玉は鍵を開けたら戻ってくるでしょう。

夫に聞いてみると、

「えっ? あ、そうか・・・」だと。
 100円戻って来るとは知らず、そのまま置いてきちゃったとのこと。

この男、どんだけ馬鹿なの?

旅館の大風呂にはいるのにいちいち100円ずつかかるわけないじゃん。

しかも、このあらかじめ100円玉を入れるっていうシステム、何とかしてくれよと思います。

いったいどういうメリットがあるんでしょうか。本当にムカつきます。

ここは、日帰り温泉の人が多く、そのせいでこういうシステムなのかもしれませんが、宿泊客に対して、お風呂で100円玉が必要なんていう説明はどこにもありませんでした。

・・・

まあ、夫があまりにもアホだったので、風呂の前で待たずにサッサと戻ってきてくれたのは「塞翁が馬」でした。100円損したけどしょうがないです。

・・・

結局、最初の日は夕飯前に2人同時に風呂に行こうとしましたが、上記のような結末になってしまい、私が夕食後の遅い時間に改めて大風呂に入りに行きました。
そして、2日目からは、1人ずつ交互に風呂に行ってくることにし、片方が部屋で待機することにしました。夫は朝風呂にも入り、チェックアウトの朝もふくめ計4回入りに行きました。私は朝はやめました。

鍵が1つしかないので、1人ずつ外出するのが一番問題が起きないのですが、不便です。

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「必ずお読みください」に気づかず

2024-09-15 16:22:09 | 日記2024
旅の途中ですが、なにかと勝手がわからず右往左往しています。
昨日もさんざんだったのですが、今日もまたやっちまいました。
ある店では、まず食べ物を何個買うかを告げてから、先にお金を払い、それからショーウィンドウの前に行って商品を選ぶというルールだったのでした。
そんなことをつゆ知らず、なにを注文しようかなーと?入口のメニューを眺めて迷っていたら、ショーウィンドウで品物をみて注文するようにと書いてあるのが目に入り、そうなのかと思って、まずショーウィンドウのほうに進もうとすると怒られてしまいました。それで、先にお金を払ってと言われたので、じゃあやっぱり実物ではなくメニューを見て注文するのかと思い、店の入口に戻って品物を選び注文しようとしたところ、そこで商品名を言ってはだめで、先に必要な代金だけ払うんだそうです。店の人に怒られながら右往左往。やっと注文できました。
で、あとで入口の看板をみると、「必ずお読みください」と書いてあり、注文方法の手順が書いてありました。
しかし、「必ずお読みください」って書いてあることにさえ気づかないんだからどうしようもないですよね。
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