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山本飛鳥の“頑張れコリドラス!”

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https://ask0065.hatenablog.com/です

エコプロ2016(9)水素社会

2016-12-22 19:09:45 | 産業・技術


水素社会のブースに置いてあったトヨタのMIRAI。

水素で走る車。

初登場は2年前だったかな?
その頃は、なんかものすごいものだという印象を受けたけれど、
今では全然驚きませんね。

水素社会のブースでは、水素を活用した社会を作って行こう、というようなもので・・・

と言っても、実は見学してない。

ここは、イワタニ・JXエネルギー・新日鐵住金・トヨタ・パナソニック・三菱・東京都 等
いろいろな会社や自治体などが共同して展示し、これからの持続可能な社会を形作る未来像みたいなのを展示しているようでした。

ここもまた、後で見ようと思って、とりあえずMIRAIだけ写して通り過ぎたら、そのままになってしまいました。

たぶん昨年と同じようなものだろうと思います。

水素は、石油等と違って水の中等にいくらでも存在しているものだし、二酸化炭素を排出することもないので、クリーンなエネルギーです。
ただ、水素を作るのにはエネルギーが必要なようです。それから、水素を管理するいろいろな設備もコストがかかりそうです。
とはいえ、人類はもう化石燃料からは卒業しないといけないのでしょう。水素はやはり未来に向けて開発するものとして可能性が高いものなのでしょうね。経済面からみても製品を作ったり売ったりして、産業の発展にもつながるのでしょう。

今後、どのように水素社会が発展していくのでしょうか?
どのくらい一般的に普及して行くのかな?

昨年の記事:水素社会(エコプロダクツ2015)
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エコプロ2016(8)ブリヂストン

2016-12-21 23:13:09 | 産業・技術


今年は、タイヤの会社の展示はブリヂストンだけでした。
以前はヨコハマタイヤ・ダンロップ・トーヨータイヤ等がそろっていたこともありました。
各社は自然素材のタイヤや、燃費の良くなるエコタイヤなどを展示していましたが、だんだん減ってきて、ついに1社となってしまいました。

ブリヂストンの今年の展示は非常に分かりやすく、パネルや展示物を見ながら説明もしてくれたのでよかったです。



これは、水素ステーションで、水素を車に供給するときの水素充填用ホースの説明をしているところです。
水素を扱うホースは、高圧に耐えるような特別な品質のものでなくてはならないそうです。

そのほかに、女性の説明の人もいて、パンクしてもつぶれないタイヤ等を紹介してくれました。



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エコプロ2016(7)スバルと三菱

2016-12-20 23:20:04 | 産業・技術
あまり書くことがないので、2つ一緒にさせてもらいます。

どちらもちゃんと見学してきました。

★スバル(富士重工)



撮って来なかったと思っていた写真を発見しました。
しかし、何の車かわかりません。

この写真を撮ってから、しばらくあちこちを歩き回ったあとで、説明を聞きました。

それが次の写真。



環境によい活動や、省エネを心掛けているとのことです。



昨年もありましたが、廃タイヤを使った舗装材がクッション性があってふんわりしてるというものです。

・・・・・・・・・・・

★三菱自動車

何と、三菱自動車のブースの写真が1枚もありませんでした。

三菱は、パネルの説明を見ながら、アンケートに答えて何かもらってきました。
(何だったかな?)

こちらも、自然環境を良くする活動や、廃棄物を減らす努力や、いろいろなエコ活動をしていることがわかりました。

昨年までは、電気自動車を利用して、いかに便利に暮らせるか、というようなことが中心になっていた印象がありましたが、今年は、社会活動や自然保護活動などに展示物の焦点を広げているように感じました。(もしかしたら、私が昨年まで見てなかっただけかも?)

三菱は燃費の偽装事件があったからか、ちょっと襟を正しているという印象も受けました。
車自体よりも、企業がどういうエコ活動に取り組んでいるかという方面に焦点を当てているように思ったのですが、それはやはり燃費偽装事件の影響かもしれません。

・・・・・・・・・・・・・・

スバルと三菱は、車自体よりも企業のエコ活動というふうに焦点が変わっているように思いました。
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エコプロ2016(6)ホンダ

2016-12-20 22:35:00 | 産業・技術


ホンダは、写真ばかり撮ってきたのですが、実は何も見てきてません。
後であらためて見学しようと思っていたのに、その機会がありませんでした。

思ったことは、またもや展示方法が変わったなあということです。
昨年までの3年間は、自然の木のような入り口でした。
3年前は急に木のデザインになっていたので、ホンダとは思わずに見過ごしてしまい、一昨年と昨年は同じだったので、分かりました。

そして今年は、上の写真のように、エンジンがまるごとむき出しに置いてあるってのは、マツダの展示方法では?という印象を受けます。



展示車はフリード。ハイブリッドカーのことだったようです。

それから、燃料電池車クラリティ。↓



車を切断して、水素ボンベが見えるように展示。



これは、トヨタのMIRAIが以前からやっている展示方法と同じですね。

同じだから、水素タンクの違いなどを比較しやすいとは言えますが、

今年は、マツダ式とトヨタ式に展示方法を変えたのか、という印象。



たまたま歩いているゆるキャラを撮影したのですが、後でわかったことにホンダのゆるキャラだったようです。

今年の展示は、他の自動車メーカーと同じようにオーソドックスにまとめたな、という感じがしました。
ホンダは、その年ごとによく展示の方法や雰囲気がころころ変わるという印象が強いですが、調べてみると昨年までの3年間は自然の木をイメージした入り口にしていたようですが、今年はそろそろ雰囲気を変えようかってことになったのかと思います。

そのメーカーの展示方法がどういうパターンになっているのか、いろいろ変化すると勝手がわからないというのもあり、今年は他のメーカーと似たような展示方法だったこともあって、写真を撮っただけで見忘れて帰ってしまったのでした。

ホンダは、これまで車だけではなく、エネルギーシステム等にも焦点を当てていたようですが、今年はどちらかというと、クルマのメーカーという色合を前面に出していたのかもしれません。(これは撮ってきた写真の範囲で感じることであり、そのほかにも展示があったかどうか分かりませんので断言はできません。)

昨年の記事:ホンダ(エコプロダクツ2015)

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エコプロ2016(5)マツダ

2016-12-20 20:05:22 | 産業・技術


今年は、写真を撮るのを最低限にしようと思ったので、あまり良い画像がなくすみません。

いつも見ている自動車関連のブースの中のマツダです。
毎年ほぼ同じような四角いスペースにコンパクトにまとまっていますが、よく見るとデザインは同じではないです。今年は天井に四角い木が並んでいるような作りで、その間から照明の光が照らしています。

最初に立ち寄ったときには、お姉さんがスクリーンの前で、小さな子供たちに説明をしているところで、もうすぐ終わるところでした。

エコドライブについて話していました。

クルマに要らない荷物をいっぱい載せておかないこと。重いとよけいに燃料を使ってしまいます。という話。
(私:数ヶ月前、滅多に来ない孫のためのチャイルドシートを降ろしました。)

それから、知らない場所に行くときは、地図などを見て、行き先をきちんと調べておくこと。
道に迷ってしまってぐるぐる走りまわったりして余計なガソリンを使ってしまうからです。
(私:それは耳が痛いなあ。しょっちゅう場所が見つからずに迷走してますからね。)

そんなことを思って子供たちと一緒に聞いていたのですが、大人用の説明が別の時間帯にあるということを聞いて、その時間に来ようと一旦場所を離れ、数時間後にまた訪れました。



今年の展示車の色は“マシーングレー”でした。車は昨年と同じロードスター。
マツダの得意とするのはソウルレッドですが、この色も自信作のようです。

大人用の説明では、今年は「アクアテック塗装」の話でした。
車を作るにあたっては、プレスして部品をつくる・溶接して車体をつくる・塗装する・組み立てるという工程があり、そのすべてにおいて省エネルギーに努めています。

塗装工程は、その中でもかなりエネルギーを使うものだそうです。
マツダは、石油系ではなく水性の塗料を使った塗装方法を開発しました。これにより、VOC(揮発性有機化合物)とCO2(二酸化炭素)の排出を削減しています。
アクアテック塗装は、3つの層だけで塗装されます。
そして、水性の塗料を蒸発させ塗膜だけに過熱をするため、低コストなのだそうです。
そのようにシンプルでコストがかからないのに、とても高品質な美しい色を実現しています。

私には、どうもうまく説明できないので、マツダのサイトを読むと分かると思います。



あと、今回の展示車ロードスターは、ホロが電動で開閉できるそうです。
これまでは手動だったのか。
手動でもすばやく開閉できたみたいですが、さらに便利になったようです。
急に雨が降ってきた時など、走りながらでもボタン一つで閉めることができるのかもしれませんね。

写真は、人々の部分を消しているので、わけがわからないものになってしまいましたが、開閉している途中の画像です。

ブースでは、スクリーンを使った説明が、子供用と大人用にわけて行われ、非常に分かりやすいと思います。
子供たちは、何か参加賞をもらっていたようです。
また、クルマを見学している男性たちは、アンケートのようなものを書いていたようでもありますが、女性の大人は対象外という感じでした。それはちょっとさびしいです。

しかし、内容がわかりやすいのは一番です。

マツダは、外でソウルレッドのアクセラスポーツの試乗もさせてもらったので、印象が強かったです。

昨年の記事:マツダ(エコプロダクツ2015)






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エコプロ2016(4)トヨタ

2016-12-17 09:00:47 | 産業・技術


トヨタは、毎年必ず新しいものを展示しています。

今年は、プリウスのPHVですが、なんと屋根がソーラーパネルになっているのです。



これで、太陽の下に駐車しておくと、ソーラーパネルで発電された電気が充電されるのだそうです。

この車は、もともとプラグインでコンセントから電気を取ります。また、ガソリンでも動くのでハイブリッドです。
以前のPHVよりも電気だけで走ることのできる距離が増え、60km以上も走れるようになったそうです。





リチウムイオン(駆動用バッテリー)が大きくなったということらしい。
そして、バッテリー昇温システムにより冬でも十分なEV走行距離が出るようになった。


後ろ姿。

ここで私が思ったのは、このように屋根にソーラーパネルのついた車が欲しいです。
週末ドライバーなので、あまり乗らないから、うちのガソリン車はバッテリーが上がってしまう恐れがあり、わざわざ充電のために用もないのに走ったりしているのです。
駐車場は屋根なし日当たり良好です。もし、屋根にソーラーパネルがついていれば、エンジンをかけるための電気が無くなるなんてことはないでしょう。それどころか、充電した電池で何kmも走れるはずです。買い物に行くくらいはまかなえそうです。

現状では、クルマを動かさずに置いておくと、バッテリーが上がり、電子キーやイモビライザーも作動しなくなってしまうので、ヒヤヒヤですが、ソーラーパネルがあれば問題なしだな~と思いました。
その場合は、あの液体のバッテリーじゃなくて、リチウムイオン電池になるのかな。

・・・・・・・・

そのほかには、例のFCV(燃料電池自動車)。



内部構造がわかり、水素タンクが見えるもの。



燃料電池の実験用ミニカー。



水素(燃料電池)で動くフォークリフト。

これらは、昨年と同じ。

今年は青でまとめてありました。


昨年の記事:
9-1 トヨタ(エコプロダクツ2015)燃料電池車MIRAI
9-2 トヨタ(エコプロダクツ2015)燃料電池の実験
9-3 トヨタ(エコプロダクツ2015)新型プリウス、その他










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エコプロ2016(3)水道・下水道

2016-12-16 22:22:13 | 産業・技術
今年、たまたま立ち寄ったところで、初めて見たのですが、とてもわかりやすく、面白いブースでした。



会場図には「下水道広報プラットホーム(GKP)/日本水道協会/メタウォーター」と書いてあります。



山に木が生えていると、汚れた水がしみ出てこないで、きれいな水が出てくるそうです。
水をきれいにしてくれる自然=水源涵養林(すいげんかんようりん)



川の水をきれいにしてくれるところ。浄水場。

濾過してます。



これも、さらにきれいに濾過。



水道の水は、殺菌のために塩素を入れないといけない法律になっており、塩素が入っていると、この試薬でピンクになります。ピンクじゃないとダメだそうです。
あんまり濃いと、塩素の臭いがつよく、プールの水のようになってしまってまずいです。

そのほかにも、大雨が降ったときのシミュレーションや、地下に埋設されている巨大な貯水施設や、汚水をきれいにする微生物を顕微鏡で見たり、盛りだくさんでした。
ミネラルウォーターと水道水の飲み比べなどもありました。

大人にも子供にもわかりやすくて、勉強になり、楽しかったです。

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エコプロ2016(2)「エコカー乗車体験」

2016-12-13 23:32:16 | 産業・技術
エコプロダクツ見学記録。
まずは「エコカー乗車体験」から書こうと思います。

エコプロダクツには何度も来ていますが、「エコカー乗車体験」は初めてでした。

乗車できる車は、トヨタのミライ、ホンダのクラリティー、マツダのアクセラスポーツ、スバルのインプレッサ、三菱のアウトランダーです。
やはり、水素で走る燃料電池車に乗ってみたいと思っていましたが、誰でも同じことを考えるので、ミライとクラリティーは人気があって午前中はいっぱいだとのことです。



あまり待たずに乗れる他の車の中から、マツダのアクセラを選びました。
(乗車体験とは、自分で運転するわけではなく、助手席や後部座席に乗せてもらって、近隣を10分くらい走ってくるものです。)

待っている間に、色々な車を撮影しました。



これは、トヨタのMIRAIですね。
昨年、会場内に展示してあったのを見たときは、特別な感じを受けたのですが、こうやって普通に走っているのを見ると、外見からは燃料電池車とガソリン車の区別はつきませんね。



ホンダのクラリティーです。
エコプロダクツに最初に展示されたときには、まだ発売前で、ドアノブがないのっぺらぼうのような車体が展示されていました。未来の車って感じでしたが、これもまた、実際に走るものは普通の感じです。でも、白で、すっきりとしたデザインですね。



そして、クラリティの後ろからやってきたのが、マツダのアクセラスポーツのようです。



ソウルレッドです。

とはいっても、私はこれには乗れず、順番はもっと後です。



これも真赤ですが、スバルのインプレッサのようですね。

待つ人々は、このテントの中で、乗る車別の場所に座って待ちました。

三菱のアウトランダーを写すのを忘れました。車体に字が書いてあって、色はグレーっぽいような青っぽいような、以前、会場内に展示してあったのと同じような車だったと思います。



ミライが戻ってきた。



クラリティも戻ってきた。



あっ、ミライが、オシッコをしています!



ジャバ~っと暖かい水が、クルマの後部左側から地面に落ちてきました。
湯気が立っています。

燃料電池自動車とは、水素で走って、水を排出するそうですが、こんなふうに排出するとは知りませんでした。貴重なものを見ることができました。



さてさて、いよいよアクセラに乗ります。



車内です。
アクセラスポーツ2.2Lクリーンディーゼルということで、かなり力がありそうです。

ディーゼル車は、ガソリン車に比べて、低速での走りだしの加速の力が強いそうです。

カーブを曲がるときなど、ハンドルを切ったときに、乗り心地がよいように、さらなる技術が搭載されているらしい。



画像中のピンクの丸で印をつけたところですが、ハンドルの前方の見やすいところに、透明のプレートがあって、そこにスピードなどの走行情報が表示されているそうです。助手席からは表示内容は見えません。(アクティブ・ドライビングディスプレイ)



このあたりも、かっこいいですね。

黒い光沢のあるプラスチック部分はとてもきれいな質感ですが、バイオエンジニアリングプラスチックスでできています。
石油ではなく、植物由来の原料から作られているそうで、マツダが開発した技術のようです。
成形性がよく、耐久性も高い。



というわけで、乗車体験させていただき、どうもありがとうございました。

やはり、乗り心地はゆったりしていて、余裕のある走りでした。
軽自動車なんかとは全然違いますね。

なかなか、このような車に乗る機会はないので、貴重な体験でした。
(タクシー以外に人の運転する車に乗ったことがなく、しかも助手席に乗ったことはないのだった。)

そういえば、外に出てみてわかったのですが、ビッグサイトって、会議棟からかなり離れているんですね。確かに、あの長い動く歩道をずっと移動してきたわけで、道路も越えてきているわけです。

車の乗り場から公道に出て、左に500mくらい進むと行き止まりで、道路がUターンするようになっており、戻ってきて、乗ったところの前を通過し、その先(有明駅前交差点)を左折して、たぶん湾岸線国際展示場駅の駅前ロータリーを右回りに回って戻ってきて、元の道に右折して帰ってきました。

何書いてるのかわけがわかりませんが、その辺の道路状況も知ることができてよかったです。でも、あっというまに終わってしまいました。

エコカー乗車体験も、やってみてよかったです。















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エコプロ2016(1)見学記録

2016-12-11 19:13:49 | 産業・技術
12月10日(土)、今年も東京ビッグサイトで開催された「エコプロダクツ」に行ってきました。

まず、驚いたのは、入り口の看板です。毎年どんなデザインかな?と楽しみにしているのですが。



小さい!

これもエコのために、コンパクトにしたのでしょうか?
周りの枠組が余って露出しているところが、ちょっとショボい印象を受けました。

建物内部の看板。



今年の見学内容は次の通りです。(詳細は改めて写真入りで掲載する予定です。)

10:30~11:20 エコプロ・ガイドツアー
ちょうど間に合ったので、1番最初の「A 身近なエコで暮らし方を変える!」というのに申し込みました。(とりあえず、どれでもいい。時間の無駄さえなければという感じ。)

このツアーで回ったところは、
三菱電機・大和ハウス・味の素・YKK・日本環境協会(エコマーク事務所)・JACCA(全国地球温暖化防止活動推進センター)でした。

その後、外に出て「エコカー乗車体験」をしました。これは、エコプロダクツでは初めての体験でした。
車種は、トヨタのMIRAI、ホンダのクラリティ、マツダのアクセラスポーツ、三菱のアウトランダー、スバルのインプレッサスポーツの中から選べますが、さすがに燃料電池車のトヨタとホンダは満員で、その他の中からマツダを選びました。

そして、ようやく、普通にブースの個人的見学。

日本通運
日本消火器工業会・消火器リサイクル推進センター
下水道広報プラットホーム・日本水道協会
JBRC(小型充電池リサイクル)
リンナイ
大和ハウスグループ
三菱自動車
マツダ
富士重工業(スバル)
本田技研工業
トヨタ自動車
ブリヂストン
イオン
YKK
新日鉄住金グループ
リンテック
エプソン
キヤノン
凸版印刷
佐川急便
etc.

今回の印象。
多くのブースで、以前よりも、説明をきちんとしているように感じました。
子供だましのものが無くなっていたと思います。
子供相手には工作などのコーナーを作ったり、説明も子供用と大人用を分けたりして、見学者の対象に合った対応をしているところが増えていると思います。
展示をしなくなった企業もありますが、残っているところは、より合理的な内容になり、洗練されてきているようです。毎年同じものを繰り返して展示しているだけのところは、縮小し辞める傾向もあるのかもしれません。
中央通路で行われていた紙のアンケートは無くなったようです。あれは、意味が無いと思います。

エコプロダクツは、毎年同じような感じで、展示内容も似ている部分が多いですが、方法などは確かに変化していて、改善されているものがあるなと思いました。

来場者数
木 57290
金 63390
土 46413
計 167093人

昨年のほうが2000人くらい多かったようです。
それにしても、あれだけのスペースに3日間で16万人超とはすごい数です。
平日のほうが多いということは、ビジネス関係の人や、学校の生徒等が多いのでしょうか。
土曜日はそれほど多くなくてよかったです。

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安川電機のドライアイス洗浄ロボット

2016-09-18 09:14:14 | 産業・技術
昨夜、テレビ朝日「世界が驚いた日本!」で、日本の空港のことをやっていた。
そこでは、日本ならではの、きめ細かい人によるサービスや安全対策、機械システムによる精密な作業等が紹介されていた。

この番組を見ていると、毎回、日本という国はいつのまにこんなに至れり尽くせりに発達してきたのだろうと驚く。高度成長が終わり、その後はバブル景気があり、バブルがはじけた後の失われた20年がやってきて、リーマンショックだのもあり、経済は低迷し、近年は日本の産業に関してあんまりよくないイメージを持っていた。しかし、それにもかかわらず産業や技術はあきらかにものすごい勢いで発達していたのであって、それも、海外の真似をするのではなく、日本独自の工夫や能力を駆使して、さまざまな物を開発し運用しているのだった。それは日本人の勤勉さによるものであろう。

昨夜の空港の紹介では、荷物を自動的に分類して確実に仕分けながら目的の場所に運ぶベルトコンベアー(荷物につけたバーコードを多数の方向から確実に読み取り、移動に対応させる)にも驚かされたし、危険物を感知する装置なども発達していることを知った。

その中で、これまで知らなかった機械で驚いたのが、空港の滑走路や誘導路に埋め込まれている照明を洗浄する機械ロボットの存在だった。

説明によれば、ノズルからドライアイスの粒子が噴射され、それがライトの表面と汚れ(飛行機のタイヤカス等)の間に入ると膨張して隙間をひろげ、こびりついている汚れが浮きあがってはがれる仕組みになっているそうだ。

そのドライアイスの噴射装置は、車と一体になっており、車を作業位置に停車させ、運転席にあるモニター画面で、地上に埋め込まれたライトの位置を確認し、洗浄部分として設定すると、車後部下にあるドライアイス噴射ノズルが、所定の位置や望ましい角度に動いて、自動的にライトにドライアイスの微粒子を噴射させて汚れを洗浄するというものであった。

映像をみていると、そのノズルのアームに「YASKAWA」という文字が読めた。これが、この装置の製造会社なのだろう。
それで、さっきインターネットで探してみたところ、安川電機という会社であり、ドライアイスブラスト洗浄の産業ロボットを作っている会社であることがわかった。
金属の表面などもドライアイスできれいにすることができるようだ。工場内で金属部品を洗浄するロボットなどもあるようだ。ブラストとは吹きつけるという意味らしい。

ドライアイスは、二酸化炭素なので、空気になってしまうから、界面活性剤などで洗うのに比べたら、後始末も不要である。(ただし、狭い密閉空間で作業をする場合は、二酸化炭素が充満して酸欠になる恐れがあるので注意が必要。)

ドライアイスの噴射による洗浄方法自体は、もともと欧米諸国で20数年前から行われており、その後日本でも採用されてきて、このような装置を製造している会社も複数存在するようだ。工場などではごく一般に行われている方法らしい。

その方法を、車と一体化した洗浄ロボットとしたことにより、羽田空港では、1個当たり10秒程度でライトを洗浄してしまうことができるようになっている。

昨日の番組内では、個人的に、この装置に関心を持ったので、備忘のために書いておくことにした。

関連情報サイト:

http://car.watch.impress.co.jp/docs/news/1005038.html
滑走路の安全を支えるはたらくクルマたち

http://www.mekatoro.net/digianaecatalog/sanki-sougou/Book/sanki-sougou-P0282.pdf
滑走路埋め込み灯器洗浄車

https://www.yaskawa.co.jp/ YASKAWA

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豊洲盛り土問題

2016-09-11 22:00:15 | 産業・技術
豊洲の実態が、深刻になってきている。
地下水の調査が終了していないだけではなく、盛り土自体をしていない部分が敷地全体の3分の1もあるという新事実が発覚した。
しかも、盛り土をしていない部分が、食品を取り扱う建物の床の真下だというのだから驚きである。

2007年から行われた専門家会議では、土壌汚染対策として敷地全体に4.5mの盛り土をすることが提言されたそうだ。ところが、東京都は独断でそれを守らず工事を進めてしまったそうだ。

ベンゼン等の有害物質は気化しやすいので、盛り土を充分にしないと、年月とともに地表に成分が出てきて、空気中に混じってしまう可能性が高いだろう。そうしたら、今後市場の中で働く人々が毎日吸いこんで、公害病になってしまう可能性もあると思う。
食品は一時的に短期間置かれるだけだろうが、そこで毎日働く人々が一番危険を被るのではないだろうか。

盛り土問題によって、移転が大幅に遅れると、様々な点で困ったことになるそうだが、もはやそんなことを言っている場合ではない。

東京都はいったいこれまで何をしてきたのであろう。
全く信じられない。

そもそも工場跡地である豊洲は、市場には最も適さない土地だったはずだ。
築地に再建設するほうがよほど理にかなっているのではないだろうか。

築地の一部は、オリンピックのための道路になるので、一刻も早く移転しないといけないそうだが、オリンピックなんか、会場設営等でも数々の問題と莫大な経費の無駄遣いが発覚しており、東京都民の生活には何の益もないのである。

なんでこんなふうに進められてきてしまったのか、納得できないことばかりである。
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がっちりマンデー「モス山形」

2016-09-04 09:31:11 | 産業・技術
今朝、テレビをつけたら、“がっちりマンデー”で「モス山形」という会社が出ていた。
今日は、地面に関係する商品ということで、コケや砂の会社が紹介されたのだ。
その「苔」の会社が「モス山形」なのだけど、「あっ、あれだっ!」と思いだした。



これは、2014年の12月に東京ビックサイトで行われたエコプロダクツに行ったときに、写してきた写真だ。たしか2015年にも、同じような展示があったように記憶しているが、通り過ぎただけだった。

印象に強いのは、2014年にエコプロダクツに行ったときに、一番最後の帰り際にこのブースの前を通りかかり、何だろうと思って足を止めたときの記憶である。

入り口には、苔玉の盆栽などが並んでおり、屋根や壁も緑の苔に覆われていた。

要するに、苔による緑化なのであるが、
私の疑問は、苔は湿気を好むので、毎日壁や屋根に水をまかなければならないのではないだろうかと思ったのである。
しかし、説明によれば、苔というのは、1年中水っぽくしている必要はなく、むしろ乾かないといけないんだそうで、多くの人は、水をやり過ぎて苔の盆栽などをダメにしてしまうのだそうだ。

京都の苔寺などでも、年がら年じゅう雨が降って湿っているわけではない。
なるほど、そういえば、自然界に生えている苔は、適度に乾いた湿ったりしているもんだな~と思ったのだった。

今日のテレビでも、乾いていても枯れない苔とか言っていたようだ。種類もあるのだろう。



私はもともと緑や植物が好きである。
このブースを見たときは、おもしろいことを考えつくと思った。しかし、もし自分に持家があったとしても、苔で包もうとは思わないだろうし、どちらかというとマイナーな感じの印象を受けたのだった。

でも、きょう“がっちりマンデー”を見て、「テレビで取り上げられるほどの会社なんだな~」と改めて意識した次第である。

私のブログでは、エコプロダクツの見学記録を毎年まとめているのだが、実は、2014年については、全部をまとめないまま終わっていて、ちょっと気になっていた。

最後に見たのは「モス山形」というブースだったと書こうと思っていたのに、そのままにしていたのだ。
そういえば、「モス」とは「苔」である。

ところで、テレビ番組のタイトルだけど、なんで“がっちりマンデー”というのだろうと思った。日曜日に放送されるんだから「サンデー」ではないのか?
そうしたら、日曜日にテレビを見て、月曜から動き出すという趣旨らしい。

砂の会社については、名前は忘れたけど、青森県の六ヶ所村で採取される質の良い砂で、粒が丸く、大きさがそろっているので、水はけがとてもよく、ゴルフ場や競馬場の芝生にも良いそうだ。千葉県の船橋で、その砂を加熱殺菌し、さらに粒の大きさをそろえて出荷しているそうだ。

六ヶ所村というと、原子力発電所で出た使用済み核燃料の再処理工場があり、放射性廃棄物を地下に埋設する施設などもあるので、これまでは、そのイメージしかなかった。

こんなにきれいな砂が取れるところだったのか、と思った。

砂も苔も自然の恩恵である。

「モス山形」は今年のエコプロダクツでも展示があるかもしれないので、しっかり見てこようと思う。






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ヘップサンダル事件

2016-07-05 21:36:35 | 産業・技術
「ヘップサンダル」のことを調べていたら「ヘップサンダル事件」ということばが、よく出てきました。
これはいったいどんな事件なのでしょうか?

読んでみると、「ヘップサンダル」を作っていた工場で、重大な職業病が発生していたというものでした。
1960年代に社会的に問題化したそうです。サンダルの底を貼るのにゴム糊の溶剤として、ベンゼンを使っていたそうですが、このベンゼンが空気中に揮発し、濃度が高くなり、それを吸いこんで作業をしていたひとたちに、再生不良性貧血や白血病が多発し、亡くなった人もいるそうです。有機溶剤による中毒だそうです。ヘップサンダルを作っている工場は、家内労働のような小さな零細工場が多かったようです。

この事件が最初に発覚したのは、1929年、大阪の工場だったそうですから、それから30年以上も放置されていたようです。

1972年に、ようやく法律ができて、ゴム糊の溶剤として、ベンゼンの使用をやめ、トルエンに変更すること、換気装置をつけること、健康診断をすること、等の規則が制定されたそうです。

「ヘップサンダル」って、この事件を知っていたら、この名前からあまり良い印象を受けないのではないかな?と思いました。
だから、聞いたことがなかったのかな?

今では、このサンダルと職業病は関係ないけれど、ヘップサンダルを見るたびに、こんな産業上の事件が過去にあったのかと、思いだしてしまいますね。
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26 忍者?(エコプロダクツ2015)

2015-12-25 01:13:16 | 産業・技術


17:00撮影  ついに終了です。

昼間から、このステージで何かやってたのは見かけたのですが、いったい何だったのでしょうか?

終了後の記念撮影をしていたところに、便乗して写してきました。



何か分かったら、また追記します。

これにて、エコプロダクツ見学終了です。

たくさんのカタログと景品を持って、ゆりかもめに乗り、地下鉄に乗り、JRに乗って帰ってきました。

疲れた~。

(現時点で、トヨタ9-2・9-3は保留中。近々書こうと思います。)

今年も楽しかったね。

来年も行くぞ!

今度は、参加したことのない分野のエコツアーに参加するか、クルマの試乗もいいかなあ~~。
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25 ヤマザキ(エコプロダクツ2015)

2015-12-25 01:10:45 | 産業・技術


16時59分撮影。

あと1分で終了。

ざっと見たけど何も覚えてない。

商品がいろいろ並んでいました。

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