
■ユウシュンラン・クロタキカズラなど■5/3
3日の最後の目的はユウシュンラン。この場所は4月の下見時にはまったく気配がなかった場所。



株はそこそこありましたが例年よりはグンと減っているとのこと。毎年同じようには咲かない・・
雨は降っているし腕が悪いので画像がよくないのでSさんに画像をお借りしました。



ユウシュンランは菌従属性の度合いの高いラン。適した場所で生育しています。
雨が降っているので車の中で昼食。それで散会かとおもったのですが少し移動。そのお蔭でみたかったクロタキカズラの花みられました。


クロタキカズラ
葉の下にひっそり咲く、このシックさが魅力。
クロタキというのは四国カルスト東部の「黒滝山」。これにちなんで名がつけられています
四国内の地名が植物名に冠されるているのは100種類をくだらないと思われますが科名にまで四国内の地名がついているのはこれだけ高知県人としては誇れる植物です。花が葉の下にあるので見つけくいですが見つけると嬉しいし、秋に熟れた赤い実を見つけられたなお嬉しい。
思っていなくて見られた花はほかにもあります。谷に入って見ていると奥から人が来たので「なにかありました?」と訊くと「ヒョウタンボクの類があった」との返事。探して見つけましたよ~



ウスバヒョウタンボク(だと思います)
ダイセンヒョウタンボクだと判明しました。教えて下さった野の花さんありがとうございました。

ワチガイソウ


エビネ
今年は実に多くのエビネをみました。それも群生。あるところには有るものだと!感心します~。

コンロンソウ
低地では終わったのですがまだまだここは綺麗。いつみても写したくなる・・群生する姿には惚れ惚れする。

マルバコンロンソウ
帰り道で人家でお庭の花を見せて頂きました。ここは実に見事に花をそだてています。

クリンソウ

スズラン

キエビネ
途中の道脇では


圧倒されるほどのフジ~フジ

国道の対岸では

シラン
植栽されていてよく見るこのラン実は自生地でみられるのは少ないのです。準絶滅危惧種なのですよ。
本来の自生地は湿地とか川のそば。ここは川の脇、岩場です。
最後まであれもこれも見て回った日でした。
同じ日に連れ合いのレーサーは岩黒山・筒上でアケボノツツジなどを楽しむ登山をしております。又、機会があればUPします。