
■ベスト■
香川散策の目的の一つにはジュウニヒトエを見るというのも入っていました。高知にはない花は是非見ておきたいのです。いままで岡山では見ています。2番目に登った山にもあったでしょうがもっとあると思われる場所に移動します。先に今が旬と思われる群生の白い花「イチリンソウ」の場所へ案内して頂きました。

イチリンソウ(キンポウゲ科・イチリンソウ属)
川沿いの林の中に一面白い大きな花をつけていました。径4センチほどありますのでかなり野に咲く花としては大きい。


萼片の裏側は紅紫色を帯びることもあるのですが・・これはちょっと薄かった

魅力的な花ですが・・大体が失敗して本来のこの花の美しさを出せないのが悔しいです。

いつまでも残っていて欲しいのですがもっともっとあったのが盗掘にあいかなり減少しているとのこと。野において愛でるのが一番だと思うのですが・・無理でしょうか。

「ジュウニヒトエ」シソ科キランソウ属。明るい二次林などに生える多年草。名の由来は花が重なって咲く様子を古代の女官の装束に見立てた。

全体に白い毛がはえている。それがやさしい雰囲気をかもし出していて流通している西洋ジュウニヒトエとは違う。

派手やかさはないが妙に気にかかる花でした。

二種とも丁度咲いたばかり最高の状態。うっとりして眺めたのは私だけでなく一緒に行った者皆同じだったと思います。