
■今年は少ない■4/9
9日の観察会で楽しみな花は二つありました。一つはハルリンドウ。これは先日別の場所でたくさん見られたので咲いていなくてもまあ、いいかと思える花です。ジロボウエンゴサクの白花はここでは当たり前にありますが他にはないので是非見たい花なのです。

開花していましたが少ない。それも極端に少ないのは多分、気温が低い日が続いた所為でしょう。2週間ほどして群生時に見たいものです。

ハルリンドウも何箇所も咲くのですがまずまず咲いていたのは1ヶ所のみでした。今年は全般になにもかにも開花が遅れていますね。

地上に星のように咲くのは3週間ほど待たねばならないのかも知れません。
スミレはあちこちに咲いていて少ない花の中で一番目立ちました。

タチツボスミレ

ニオイタチツボスミレ

時には極端に色が薄くて白に近いのも見かけますがここのは濃紫と言ってよく雅な色でした。

登山道脇になにやら白い塊があり・・・これはどうもギンリョウソウの芽だしのようですね・・

小さいけれどもなにやら惹かれるのはケクロモジの花

あちこちにみられました。

小さいのはこれも同じ。手が巨大に見える

センボンヤリ(キク科)
春に小さいタンポポのような花をつけるのをみるとなぜこんな名がついたの? と思う。秋にみると納得するでしょうね。秋につく閉鎖花が槍の形をしているし・群生する。千本槍です。この花をみると「針千本」と覚えた知人の顔を思い出しては微笑むことが出来ます。一度間違って覚えるとずっと尾をひき困るのできちんと覚える必要があります。ずっと昔「ショウジョウバカマ」を覚える時に「ショジョバカマ」と覚えちゃダメだよと教えられたことも懐かしいことです。ショウジョウの漢字を辞書で引き意味を覚えてから花の名前を覚えたので間違えることなく今に至っています。なので今もできるだけ名がついた由来・漢字などを調べて覚えるよう努めています。