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三丁目の飛行機屋

飛行機マニアのオヤジが
撮影遠征記やマル秘コレクションの公開などをしていきます。

笑顔を お見送り

2023年12月13日 | 信州まつもと空港
急いでも間に合わないのはわかっているが
気持ち的には笑顔でお迎えもしたかった
 (着陸が撮りたかっただけだが・・・)

チーム室屋の機体に会うのは久しぶり
2018年の岩国基地フェス以来、あの時は単座のレクサス塗装(EXTRA 330 JA111F)



エプロンに停まった機体を滑走路を挟んだ駐車場から遠望
この日の機体は、複座のブライトリング塗装機 エクストラ330 JA111Y

陽炎の影響が少なめなのは ありがたい
機体のコックピット横に立つのはパイロットの室屋氏だ


重量 約700kgの機体を人力で方向転換し、すでに離陸準備モード
時刻を見れば13時半を回っており、給油を終えれば直ぐにでも飛び立ちそう
照明設備のない福島スカイパークの運用時間は日没までだったと記憶する

ここで室屋氏は、送迎デッキで行われる歓迎式典へ


小型機でもジェット燃料を使う機体が増え、アブガスの給油ができる空港は少ない

まつもと空港は 数少ない空港のひとつ

ほどなく、室屋氏と関係者がエプロンに現れお見送りかな



防寒対策の重ね着を施し、モコモコ状態の室谷氏はコックピットへ
エクストラ機は暖房設備などないのかも
この時期のこういった機体でのフライトは大変だろうな

軽やかなエンジン始動が聞こえ
ブライトリングカラーのヘルメットが目立つ機体はタキシング開始


尾輪式航空機の宿命、前方の視界を確保するため
蛇行しながら滑走路エンドへむかう機体を追う



一応、まつもと空港飛来の証拠を一枚確保しておく



離陸滑走を始めた機体は直ぐにエアボーン 



直後にスモークが! そのまま低空を~ と願ったが
スモークをチョンチョン出しで エプロンで見送る関係者に挨拶かも





離陸後のローパスを期待したが、そのまま北進
淡い期待は直ぐに消えた

初冬の一日、たくさんの笑顔をありがとうございました
いつの日にか、まつもと空港でのアクロ飛行を期待してます
 
コメント (2)
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笑顔 に見おろされた日

2023年12月09日 | 信州まつもと空港
それは 9月末に行われた 「まつもと空港フェス」 の直後のこと

エアレース・チャンピオンの室谷義秀氏による
長野県内で「空にスマイルマークを~」
という記事が地元新聞に載ったとの情報をもらう

その実施時期は 10月から11月の晴れた日に~ とあったが

この時期は航空自衛隊基地の航空祭シーズン真っ盛りで
室屋氏がアクロ飛行する基地もあるとなれば、スケジュール的に難しいかも~
 YOSHIHIDE MUROYA のチームHPを検索しても出てこず・・・

そんなわけで、自分の記憶からも消えそうになっていた11月後半に突然情報が飛び込んだ!

 11月27日~12月1日の 良く晴れた日に 一日だけ実施と
 
 松本商工会議所青年部 創立10周年記念行事とのこと

 日程が若干大雑把だが、実施予定日が公表されれば
 あとは天気予報だけが頼り ~予報を見れば11月27日以外は雲が優勢で
 

27日当日、天気は予報とおりに 晴れ! 
ただ気温が高めで、初冬らしからぬ空気にアルプスも霞んでしまっている・・・ 

これでも飛んでくれるかな~ 不安を感じながら まつもと空港 に到着

予定されているフライトスケジュールが直前に公表され


ホームベースの「ふくしまスカイパーク飛行場」から
直接長野県北部に入り、スマイルマークを順次 描きながら南下するという


今回の主宰である、松本商工会議所青年部さんのHPで「実施」を確認したが

 レーダーに映らない機体は 何処を飛んでいるのやら

長野県の北から、ということで
頼りにしているのは、長野市内の同業仲間

 彼は、善光寺の近くで待機してるはず

白馬方向の北アルプスは相変わらず霞んだままで全く見えない
それでも集まり始めたギャラリーは、機体の来る北方向を凝視している

そこへ長野市の仲間から連絡が~ 「善光寺上空 いい笑顔でした!」

 良かった! もうすぐ 来てくれる

安心したら気持ちも楽になり、数羽で戯れていたトラフィック? を狙ってカメラテスト


 一瞬 ハヤブサ!? と思ったけど~ チョウゲンボウ だな


この時期の冷え込んだ空気なら、大町あたりまで見通せるのに
大町はおろか、安曇野インター上空で描く航跡もまったく見えないや・・・


 午後の仕事に向かうヘリを見送るが(朝日航洋 AS350 JA6506)
  お腹には測量機器を抱えてた イイモノ撮れました 


すでに 松本城 上空で描く時間を過ぎてるけど・・・

突然、北東の青空に白い航跡が描かれ始めた
慌ててカメラを構えたが、思った以上に遠く 薄く白いヒコーキ雲には
カメラのオートフォーカスも行ったりきたりで反応してくれない

慌ててフォーカスを手動にし、周囲の山々でピント無限大に
そんなことやっていたら、お城 上空の航跡は消えてしまっていた
 コリャ 手ごわい相手だ、一発目は証拠も撮れないという大失態だよ


次の予定地は、アルピコ交通 上高地線の波田駅 上空 とある
なんとなく軽いエンジン音が聞こえるが 高度11000ft(約3000m)の小型機は視認できない

 波田駅方面を見上げていると 突然 描かれはじめた!
 
 直径1000mの円が スマイルマークの顔 輪郭だ




 
 風景と絡めるのは難しいや
 まして、見上げるギャラリーと絡めるなんて自分のレンズでは無理そう

 この後は諏訪湖上空への描写なので暫く時間が空く

次の予定地は 再び松本に戻り JR平田駅上空
その近くは ブログ仲間の ごろんたさん も待機してる

戻ってキタ~!

空港からだと、先の波田駅と同じような距離になるけど
今回の背景は 美ヶ原 、まぁ 精一杯の自己満足だけどね(笑

下界の風は穏やかなんだが
 上空の風は強いのか、スモークが消えるの早すぎだよ
 

次が最後、 空港の北隣にあるサッカー場 アルウィンの上空 ほぼ真上だ

 波田駅の時よりも近づくエンジン音は大きめなんだが、視認できず

 
 でも、白い航跡が表れればすぐに狙える!

 今回は機体も撮れた、青いエクストラ機
 自分には未撮影の機体なのが嬉しい 


 丸 ~書いて チョンじゃないが

 目の部分は片方描き終えると、機体を捻り 

 ただ2回円を描くだけと思っていたが~ 流石!


大きな笑顔に 見おろされて
 こちらも笑顔のお返しだ

周囲のギャラリーも笑顔でこたえてる

これにてミッションコンプリート
着陸する機体を撮りたいが、天気予報だと南風のハズだったのに
北風が若干優勢で 滑走路南側から着陸するという

滑走路の北の端からでは移動をかけても間に合わない
給油後に福島へ帰る機体が撮れる事を期待して~

                       ~つづく
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新そば を楽しむ

2023年12月05日 | あそこの 蕎麦屋さん
開店時間に合わせ出掛けたけど
朝は摂氏3度の表示に、 晩秋?初冬? 迷ってしまいそうな冷え込みだった

日当たりの良い、松本平の東側を走る山麓線はポカポカ陽気で

松本市街地へ向かうには、混雑の激しい国道19号を避ける常等手段な道路
その道路沿いには、産直農産物を扱う直売所とともに
何軒かの手打ち蕎麦屋も存在する

過去にブログに上げたことのある、訪問済みの店もあるが
今回は、「手打ち蕎麦」の看板がいつも気にはなるのだが
通過しやすい立地なこともあり、今回が初訪問のお店です


お店は 「小丸山そば」店さん

時期的には「新そば」目当てなのかな
開店時間に合わせ、車が何台か到着する
ナンバーは地元ばかりだけどね それがイイ!


実は、この数日前に同僚から「新そば 擦ったけど~ 」と聞かれたばかり
その蕎麦粉が 美味い! ことは承知してるが
自分は食べる専門で打てないので・・・

と、前ふりが長くなってしまったが
開店時間に合わせ到着したが、同時入店が2組ほど

朝の冷え込みに店内はまだ寒くて
上着が脱げなかった

一応最新のメニューです


下側に並ぶ、写真のセットメニューが色々あって魅力
 「かき揚げ付き 盛り蕎麦」 の大盛りを


蕎麦は大好きですが、一緒にセットされた雑穀米も好きな自分は
運ばれたセットを見て~ 笑顔になれる単純派(汗


雑穀米 横の小鉢は「たたきごぼう」? 似てるけど違った(笑

蕎麦の味が気になり、早々に一口

スゲッ! って蕎麦の香りが強くてコシもあり好きな麺

で、慌てて蕎麦麺をアップで撮影
どうもそば殻も一緒に擦られてるのが良いのかも
 とにかく蕎麦が美味い!
 

でも、セットメニューの かき揚げ が~ 固くて
前回の蕎麦ネタでも書いたが、かき揚げはサクサクが希望
これは ガリガリって感じで・・・

それ以外は、ホント 美味しくて蕎麦はオススメ

帰宅してからも、アノ蕎麦の香りが懐かしく思えるほど



蕎麦殻入り 恐るべし!

あっ そうそう
蕎麦湯 自分は大好きなんで楽しみなんですが
蕎麦湯を持ってきてくれるタイミングが早くて
飲む頃には冷めちゃうのよ

あくまで自分の好みですが、冷めた蕎麦湯は駄目だったわ(笑
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コレが見たくて~ WAKU WAKUがとまらない

2023年12月01日 | そら モノ 色々 
先に紹介した「山崎 貴 の世界展」の会場だった
松本市美術館のド派手な風景を後に、大きな通りを松本駅方面へ向う


松本は いつも強い西風が吹いてる印象で
この日も猛烈な西からの向い風の中を前屈みに移動する

美術館からほど近い交差点の角にあるハズなんだが・・・ 
 この角だったよな? アレッ? 次の角? おかしいな?

向かい風に歩き疲れた頃に、やっとたどり着きました(笑

強風に体温を奪われ 温まりたい一心で館内へ
 出迎えていただいた隊員の方に
 目の前に鎮座する「コレを見学に来ました」と指さす

やってきたのは 自衛隊広報センター 信濃
 (建物の外観を撮り忘れたので、リンク先を参考にして下さい)

疲れた顔の変なオヤジが入って来て
 いきなり コレを見に来た なんて怪しいヤツなのに
優しい笑顔で、「どうぞ、どうぞ」とステップを教えてくれ展示物の中に


 コレは な~んだ?

館内のグラスに反射して写ってる私がわかります?
ヘリのような物体の中でカメラ構えてますが~ 

お隣ブログの ごろんたさん から、ココに新しくヘリが展示され
コックピットまで見学できると聞いてやってきました


展示された ヘリ は陸上自衛隊の観測 偵察ヘリ OH-6D
 アナログメーターに萌える自分です(笑

館内に展示されるため
機体尾部とメインローターの一部がカットはされているが
退役するまで、実際に飛んでいたホンモノ


これがあるだけで 広報館 信濃 は、まるでミニ航空博物館みたいになってる
機体の近くには、憧れのOD色したパイロットヘルメットも置かれ
「被ってみますか?」 と気持ちを見透かされてしまった(笑

ここに展示されている機体
用廃機となる前の 所属と機体番号も残されている

  XⅡ H 31302 12師団の相馬原か宇都宮 
    松本駐屯地も同じグループだわ

それにしても外観、内観ともに見事に磨き込まれているというか
陸自内でも丁寧に整備されてきたのだろう~ とても綺麗
大きなキャノピーにも 指紋なんて皆無!

このOH-6へりは、通称「タマゴ」と呼ばれていた4人乗りの小型ヘリで
運動性能も抜群な機体は、ヘリでも宙返り等のアクロまでこなせる

この機体は日本の川崎製で観測、偵察が任務だったが
米軍では同系列型が、ベトナム戦争をはじめ
いくつもの紛争地域で攻撃ヘリとしても使われた機体


KAWASAKI の文字が刻印されたラダーペダル


陸自や空自の基地祭等で
昔から見慣れた、撮り慣れた機体なんだが(J型、D型)

 (※参考で 小牧基地で撮った退役直前の同型機)



こうやってコックピットに座れたなんて初めてだし
こんな近くで詳細な部分を撮影できるなんてホントありがたい




後部座席内はこんなつくりになっているんだね

模型作りにいつか参考になるだろう~ と
コックピットパネルを中心に、ディテール写真を撮りまくる



 その つもりだったんだが・・・

いざとなると興奮も災いし、撮り忘れるんだよね

それに気が付くのは、帰宅後に撮影済み画像を確認した後なんだ

目立たない部分を撮り忘れるのは仕方ない としても
まさかメインな部分を忘れるなんて

また見学に行ければ良いのだが
車で小一時間でも、近くて遠いのが 松本市

このヘリの存在を教えていただいた
「ごろんたさん」に、またまた助けてもらうことになるとは
無理なお願いを快く引き受けていただき申し訳ない
ありがとうございました
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