三丁目の飛行機屋

飛行機マニアのオヤジが
撮影遠征記やマル秘コレクションの公開などをしていきます。

コレが見たくて~ WAKU WAKUがとまらない

2023年12月01日 | そら モノ 色々 
先に紹介した「山崎 貴 の世界展」の会場だった
松本市美術館のド派手な風景を後に、大きな通りを松本駅方面へ向う


松本は いつも強い西風が吹いてる印象で
この日も猛烈な西からの向い風の中を前屈みに移動する

美術館からほど近い交差点の角にあるハズなんだが・・・ 
 この角だったよな? アレッ? 次の角? おかしいな?

向かい風に歩き疲れた頃に、やっとたどり着きました(笑

強風に体温を奪われ 温まりたい一心で館内へ
 出迎えていただいた隊員の方に
 目の前に鎮座する「コレを見学に来ました」と指さす

やってきたのは 自衛隊広報センター 信濃
 (建物の外観を撮り忘れたので、リンク先を参考にして下さい)

疲れた顔の変なオヤジが入って来て
 いきなり コレを見に来た なんて怪しいヤツなのに
優しい笑顔で、「どうぞ、どうぞ」とステップを教えてくれ展示物の中に


 コレは な~んだ?

館内のグラスに反射して写ってる私がわかります?
ヘリのような物体の中でカメラ構えてますが~ 

お隣ブログの ごろんたさん から、ココに新しくヘリが展示され
コックピットまで見学できると聞いてやってきました


展示された ヘリ は陸上自衛隊の観測 偵察ヘリ OH-6D
 アナログメーターに萌える自分です(笑

館内に展示されるため
機体尾部とメインローターの一部がカットはされているが
退役するまで、実際に飛んでいたホンモノ


これがあるだけで 広報館 信濃 は、まるでミニ航空博物館みたいになってる
機体の近くには、憧れのOD色したパイロットヘルメットも置かれ
「被ってみますか?」 と気持ちを見透かされてしまった(笑

ここに展示されている機体
用廃機となる前の 所属と機体番号も残されている

  XⅡ H 31302 12師団の相馬原か宇都宮 
    松本駐屯地も同じグループだわ

それにしても外観、内観ともに見事に磨き込まれているというか
陸自内でも丁寧に整備されてきたのだろう~ とても綺麗
大きなキャノピーにも 指紋なんて皆無!

このOH-6へりは、通称「タマゴ」と呼ばれていた4人乗りの小型ヘリで
運動性能も抜群な機体は、ヘリでも宙返り等のアクロまでこなせる

この機体は日本の川崎製で観測、偵察が任務だったが
米軍では同系列型が、ベトナム戦争をはじめ
いくつもの紛争地域で攻撃ヘリとしても使われた機体


KAWASAKI の文字が刻印されたラダーペダル


陸自や空自の基地祭等で
昔から見慣れた、撮り慣れた機体なんだが(J型、D型)

 (※参考で 小牧基地で撮った退役直前の同型機)



こうやってコックピットに座れたなんて初めてだし
こんな近くで詳細な部分を撮影できるなんてホントありがたい




後部座席内はこんなつくりになっているんだね

模型作りにいつか参考になるだろう~ と
コックピットパネルを中心に、ディテール写真を撮りまくる



 その つもりだったんだが・・・

いざとなると興奮も災いし、撮り忘れるんだよね

それに気が付くのは、帰宅後に撮影済み画像を確認した後なんだ

目立たない部分を撮り忘れるのは仕方ない としても
まさかメインな部分を忘れるなんて

また見学に行ければ良いのだが
車で小一時間でも、近くて遠いのが 松本市

このヘリの存在を教えていただいた
「ごろんたさん」に、またまた助けてもらうことになるとは
無理なお願いを快く引き受けていただき申し訳ない
ありがとうございました
コメント (6)
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