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三丁目の飛行機屋

飛行機マニアのオヤジが
撮影遠征記やマル秘コレクションの公開などをしていきます。

JR飯田線 が全線 運行再開予定

2021年11月12日 | Weblog
カモフとの再会記事の途中ですが
最近話題になっている事案を撮影してきたので先に

8月 お盆前後の大雨により
橋脚が傾き橋梁が歪んでしまった、JR東海 飯田線の横川鉄橋
当初は修理にかなりの期間が予想されていたが
今年は台風の上陸も少なく、夏以降の雨量も少なめ
工事は順調に進み、来週 15日の始発から
通常ダイヤで運行を再開予定と発表された

以前にも災害後の画像を紹介しましたが
他の角度からの画像を含め再度のアップ



水は引いて普通の流れになっているが
橋脚の土台底の砂利が流され、上流側に傾き橋梁やレールも大きく傾いた

流された砂利は、天竜川との合流部に堆積し
台地のような地形を形成した




鉄橋自体も年代モノだったのは確かだが
今までも大雨に耐えてきたのに・・・

電車が通過しているときなら、大事故になるところ
不幸中の幸いといえるのかな

この後、飯田線は不通がつづき、バスによる代行運行が実施されている


以下は、先日 撮影してきた画像を
(同じように現場を撮影しているギャラリーも多かった)


見事に修復されてるが
昨日も所要で踏み切りを通ると
レールを積んだ黄色の工事列車が鉄橋上にあった


上の画像、橋脚部をアップにすると

大きく傾いていたのがわかる



以前の報道によると
今回の開通は仮復旧で、列車の運行をつづけながら
鉄橋横に新しい~ とあった

家族が飯田線を使う機会も多い我が家
一年くらいは不便がつづくと思っていたから
今回の仮復旧は本当にありがたい
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カモフとの再会~ 逆光には勝てん

2021年11月09日 | そら モノ 色々 
資材を吊り上げた機体が頂から姿を現した

ロングラインでの荷降ろし
やはりジグザグ飛行しながら降りてくる


頂の標高は約2,800m弱、場外が約850m
高低差 約2000mを、往復に10分以上の時間をかけての作業


 今回の作業は、中央アルプス 檜尾(ひのきお)岳にある
 「檜尾避難小屋」の増改築が終了し
 臨時に設置されてた避難小屋や建設資材、重機の荷降ろし作業のようだ

  

 場外での荷降ろしを撮影したくて待機
 ダウンウォッシュに伴う砂嵐しに耐えながらの撮影

ロングラインは撮影角度が制限されるのは仕方ないが
樹木は邪魔するし、光線状態も悪く撮影環境はイマイチ


せっかくホバリング中のローターからは ベイパーが出てるのに残念


 逆光と樹木の枝はどうすることもできず
 発電所まで山道を登り、降りて来る機体を待つことに

 
 足元にはかなりの数のドングリが転がる

思わず「熊」の文字が頭をよぎる(汗
クマ対策用の鈴は付けてこなかったが~ 大丈夫かな

まぁ ここに、これだけあれば山のドングリ等は豊作なんだろう
今季はクマ被害のニュースも少ない? し


 おっ! ぶら下げてきたのは
 
 プレハブの作業小屋みたいなつくりだけど
 今まで臨時に設置されてた避難小屋だろう



 山道を登ったぶん、ホバリング中の機体が横に見えるのに
 ダメだ 逆光には勝てん!

 これにて、場外から上での撮影を諦め
 順光側の下流へ移動することに



場外から、わずか100mほど下りただけで山の景色が変わる
正面が 檜尾岳、峰の向こう側に今回の吊り上げ現場がある
右端は千畳敷カールと青空にそびえる宝剣岳だ


 ちょうど降りてきた機体でお試し撮影
 もしかしたら機体とアルプスが絡んでくれるかも
 

 この頃になると、機体は一気にアルプスの峰を目指し上昇
 下りも一気に場外へ降りてくる様になっていた



 やはり順光の絵には、ホッとさせられる
 それにしても、素晴らしい好天だ








この日の作業現場である、檜尾岳とは絡んでくれるが
期待してたのはこの絵じゃないよな

 もう少し下ってみるか

歩きながら、観光客だろう親子とすれ違う
知らぬ同士でも自然とお互いに挨拶を交わす
この道路も一応登山道、挨拶は登山の基本ルールですもの(笑

大型の変わった容のヘリは子供にも、大人にだって気になる存在だ


大田切川にかかる橋まで下ってきた

ここは観光客も千畳敷カール等を背景に記念撮影する絶好ポイント
県外ナンバーの車や観光客が、盛んに行き交う場所だ

アルプスを見上げながら~
もっと早く移動してくればよかったと少々後悔したが
この背景とカモフは上手く絡んでくれるだろうか・・・
コメント (2)
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カモフとの再会に~ ワクワクなんだが

2021年11月05日 | そら モノ 色々 
10月後半の週末の話し

早朝のひと仕事を終え帰宅
着替えながらエアバンド・ラジオのスイチをONにする

突然、カンパニーらしきローカルなコールが聞こえてきた
 これって・・・
シグナルの強さからすると近い、もしや アルプス?

ジーパンに片足突っ込んだまま仲間にメールする

 ~このあと色々あったが、機体の存在を確認できた
今回も直ぐに動きがとれない自分の為に、情報を届けてくれる仲間に感謝

フライトは翌日とふんで、早朝に出撃する

朝は今季一番の冷え込み!
空は快晴、放射冷却も手伝ったよう
靴底でアスファルトを擦ると白い塊が付く 初霜だ! 

車を走らせ約1時間、この観光地へ来るのも久しぶり
感染対策の緩和もあり、ロープーウェイへ向かう観光客は
未だ暗いうちからバス待ちの行列ができていたとか

そんな場所から数百メートルほど登れば、別世界が待っていた

こいつと対面するのは昨年の夏以来



昨年の光景を思い出し、懐かしい気分になる


機体の反対側に回れば、もろに逆光・・・
小さな発電所が近いので、高圧線もすぐそこに


エンジンスタートが近くなったら
こちら側(逆光側)からのみの撮影を指示される

現場では安全対策が最優先
こうやって場内で撮影させてもらえるだけでもありがたい

それまでは「どうぞご自由に撮影して~」
嬉しいお言葉をいただけた


コックピットに下がる白いパイロット ヘルメットは
Gentex社製の HGU-56/P、米軍も使用中のヘリ用ヘルメットだ
(値段をよく聞かれるが、新品参考価格 現地渡しで $1,728)

 昨年 夏の撮影では、場外へ入れず
 機体まで20m以上の距離があったけど
 コイツの模型を制作中だったので、望遠でも舐めるように撮影した

 その 模型はこの春に完成
 昨年の撮影ではわからなかった
 アノ影になっている部分、その裏側が~ 今日は撮影OK
 座席横に見える、ペットの入ったクリアーなボックス
 昨年も見かけ、模型に再現しようとしたが
 下部がどうなってるか不明で諦めた思い出のBOXだよ(笑
 
 でもね、今更わかっても・・・
 完成した模型に追加工作などできないし
 知らないままにすることに
 モデラーの心は案外ナイーブなんですよ(爆


キャビンにも光が廻ってるけど、この距離をおいて撮影

ところで、パイロットヘルメットも気になるが

整備担当者の、この方のヘルメットも イイネ
PETZL 登山用のヘルメットにヘッドセットが付けられてる

今回はギャラリー達の動きに気を配っていただき、ありがとうございました


いよいよエンジンスタート


昨年目撃したバックファイアーを期待し
カメラを構えたが~ 今回もハズレた
場数をこなすには、遭遇率が低すぎる機体だよ(笑


ローターも順調に回りだすと、コーパイ席から
機上整備士さんが降り、機体外周の最終チェックに走る

この整備士さんは昨年も見かけた方
慣れた手つきでパネル、ドアを確認にしコックピットに戻る



最後のチェックが終えればパワーが入る

と同時に砂煙が、小石や枯葉が一気にこちらにも飛んでくる

もちろん、カメラのレンズには
プロテクトフィルターは付けてあるが
小石の当たる音は気になるし、素肌にも(笑





これから2時間ほどかけて
アルプスの頂から、資材を下ろすという

離陸した機体は、乗員の体を慣らす為もあるのだろうか
登山道と同じよう、ジグザグに飛行しながら高度をとっていく



さて、下りはどんなコースで降りてくるのか
どんな資材を降ろしてくるのか

そして どんな絵を撮らせてくれるのか

 久しぶりの楽しみが始まる
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