今回のタイトル「クレイニョ」で意味がわかるのは米海軍マニアさん(笑)
米海軍の空母上や航空隊基地で地上整備員等が被っているヘルメットが「クレイニョ」
英語で表記すると
「Flight Deck crewmans helmet」又は「Cranial helmets」
その形態から、ミッキーマウスとも呼ばれているモノ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/71/81/b5866942583737f9e990f5c705c560bd.jpg)
映画「TOP GUN」のオープニングでもクレイニョを被った要員の姿が映る
厚木基地でも、招待で入れたこの時にだけ
エプロンにその姿を目にすることができた
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/07/dd/8318ceaab8fee8dd6f76174037d77d29.jpg)
布地の帽子にプロテクターがクッション材を挟んでドットボタン止めされ
シンプルな防音ヘッドセットが装着されているヘルメット
防音ヘッドセットはジェットの轟音は遮断するが近寄っての会話は聞こえると言う
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7d/53/febe5af305f67b096c84a140cddab1c9.jpg)
ヘルメットのプロテクター部は職種により色分けされており
黄色 航空機誘導
緑色 カタパルト及びアレスティングワイヤー担当
紫色 燃料補給
青色 エレベーターによる航空機の移動担当
茶色 監視要員
赤色 火器及び消火活動要員
白色 安全管理及び検査担当 着艦誘導
上記は空母甲板での職種分け、陸上基地では若干違うようだが詳細は不明
ヘルメットの内側は
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3a/94/573d430319191bb4fae6e2a7ea97f915.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/42/32/83678c46d848f007b04ce797d25e304a.jpg)
タグには CLOTH HELMETS, FLIGHT DECK CREWMANS、IMPACT RESISTANT の文字
SIZE 7 1/2 で日本サイズでは約60cm、日本人にはMサイズだがUSAだとXLだ
布地の帽子とプロテクターの間には大きな隙間等があり
これで頭部を守れるのかな? と過去には考えたこともあった
しかし、このヘルを手に入れてから
実際に被って、会社の屋根裏で作業をしたことがあったが
上手くプロテクターやヘッドセットが配置されているものだと
感心するほど柱等にぶつけても痛くなかったのには驚いた
もう一つ持っている「クレイニョ」は緑色
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/08/8a/f4f41032fe27fece9832f4a26594d6e2.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/17/0f/bfab299b24e4deaca21de13fe38fdaa2.jpg)
ヘルメットの背部には、こういった名板が付いている
RTG-22B RADIO SET
画像には航空機とのコミュニケーション用のヘッドセットを付けたが
これは自分で装着してみたもので型番のモノではない
RTG-22を調べた事もあったが・・・
雑誌を見ながら、たぶんこの容のヘッドセットだろうな?
と思ったものはあったが、未だに不明
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7a/a7/2b6501f47dd1f639e0cb02ef83376698.jpg)
空母上のデッキクルーはこのヘルメットと一緒に
下のようなライフプリザーバー(救命胴衣)のベストを着用する
このベストも色分けされ、ヘルメットと合わせ目立つものだ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/32/dd/355aa0b142ba288a4dae376f407e0126.jpg)
撮影の為にフラッシュを使用したのでリフレクトテープ部が反射してしまった
上の画像左側が正面だが、その左下に見えるポケットには
ライフプリザーパーを膨らませる為のCo2ボンベが装着されている
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/47/9e/1c1e7bdc769690796094f6d03c6a26ee.jpg)
更にベストの右胸に付けられたポーチは、レスキューストロボが入っている
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/58/74/f35940320fac0881c286d985109e2709.jpg)
このタイプのベストは、1970年頃から90年代頃まで使用されたようだ
Cranial(クレイニョ)の日本語訳は「頭蓋」とか「頭部」のこと
そこを守るヘルメットとは、当たり前の名前だがなんとも言えない響きをもつ名前だ
米海軍の空母上や航空隊基地で地上整備員等が被っているヘルメットが「クレイニョ」
英語で表記すると
「Flight Deck crewmans helmet」又は「Cranial helmets」
その形態から、ミッキーマウスとも呼ばれているモノ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/71/81/b5866942583737f9e990f5c705c560bd.jpg)
映画「TOP GUN」のオープニングでもクレイニョを被った要員の姿が映る
厚木基地でも、招待で入れたこの時にだけ
エプロンにその姿を目にすることができた
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/07/dd/8318ceaab8fee8dd6f76174037d77d29.jpg)
布地の帽子にプロテクターがクッション材を挟んでドットボタン止めされ
シンプルな防音ヘッドセットが装着されているヘルメット
防音ヘッドセットはジェットの轟音は遮断するが近寄っての会話は聞こえると言う
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7d/53/febe5af305f67b096c84a140cddab1c9.jpg)
ヘルメットのプロテクター部は職種により色分けされており
黄色 航空機誘導
緑色 カタパルト及びアレスティングワイヤー担当
紫色 燃料補給
青色 エレベーターによる航空機の移動担当
茶色 監視要員
赤色 火器及び消火活動要員
白色 安全管理及び検査担当 着艦誘導
上記は空母甲板での職種分け、陸上基地では若干違うようだが詳細は不明
ヘルメットの内側は
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3a/94/573d430319191bb4fae6e2a7ea97f915.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/42/32/83678c46d848f007b04ce797d25e304a.jpg)
タグには CLOTH HELMETS, FLIGHT DECK CREWMANS、IMPACT RESISTANT の文字
SIZE 7 1/2 で日本サイズでは約60cm、日本人にはMサイズだがUSAだとXLだ
布地の帽子とプロテクターの間には大きな隙間等があり
これで頭部を守れるのかな? と過去には考えたこともあった
しかし、このヘルを手に入れてから
実際に被って、会社の屋根裏で作業をしたことがあったが
上手くプロテクターやヘッドセットが配置されているものだと
感心するほど柱等にぶつけても痛くなかったのには驚いた
もう一つ持っている「クレイニョ」は緑色
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/08/8a/f4f41032fe27fece9832f4a26594d6e2.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/17/0f/bfab299b24e4deaca21de13fe38fdaa2.jpg)
ヘルメットの背部には、こういった名板が付いている
RTG-22B RADIO SET
画像には航空機とのコミュニケーション用のヘッドセットを付けたが
これは自分で装着してみたもので型番のモノではない
RTG-22を調べた事もあったが・・・
雑誌を見ながら、たぶんこの容のヘッドセットだろうな?
と思ったものはあったが、未だに不明
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7a/a7/2b6501f47dd1f639e0cb02ef83376698.jpg)
空母上のデッキクルーはこのヘルメットと一緒に
下のようなライフプリザーバー(救命胴衣)のベストを着用する
このベストも色分けされ、ヘルメットと合わせ目立つものだ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/32/dd/355aa0b142ba288a4dae376f407e0126.jpg)
撮影の為にフラッシュを使用したのでリフレクトテープ部が反射してしまった
上の画像左側が正面だが、その左下に見えるポケットには
ライフプリザーパーを膨らませる為のCo2ボンベが装着されている
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/47/9e/1c1e7bdc769690796094f6d03c6a26ee.jpg)
更にベストの右胸に付けられたポーチは、レスキューストロボが入っている
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/58/74/f35940320fac0881c286d985109e2709.jpg)
このタイプのベストは、1970年頃から90年代頃まで使用されたようだ
Cranial(クレイニョ)の日本語訳は「頭蓋」とか「頭部」のこと
そこを守るヘルメットとは、当たり前の名前だがなんとも言えない響きをもつ名前だ
いつも楽しく拝見しております。
さてクレイニヨ
以前、仕事先で支給されました(J隊ではないですが・・・)
これ、空母みたいにずっと騒音下だとよさそうなのですが、地上みたいに飛行機が去るとある程度静かになるところでは音が聞こえずちょっと不便でした。あと夏は暑くて・・・
しばらくしてみんな工事用ヘルメットにイヤマフ(ミッキーマウス)に戻ってしまいました。
そうそう・・・致命的な欠陥が。
日本人には似合いませんねぇ
また楽しい記事をたのしみにしてます
クレイニョ を仕事先で~、とは航空関係?でJ隊ではないとすると・・・。
なんて想像してしまいました。
これを仕事で使われた方のコメントには、なるほど!と思ってしまいました。
致命的な欠陥! 日本人の頭は何故に横にデカイの!?(笑)
昔に流行ったアポロ帽も、元は日本製なのに
日本人には似合いませんでしたね。
PAISUKEさん、これからも宜しくお願いいたします。
コメントありがとうございました。