三丁目の飛行機屋

飛行機マニアのオヤジが
撮影遠征記やマル秘コレクションの公開などをしていきます。

マル秘 編隊コレクション 3

2007年07月04日 | 編隊コレクション
ヘリコプター・パイロットのヘルメットが続いたので
~このままヘリパイ・ヘルメットの紹介を~

今回はアメリカ陸軍のヘルメットで
APH-5A ヘルメット

このヘルメトはベトナム戦争時代から1970年代まで陸軍の航空機全般
に使われていたものでヘリ専用というわけではありません。



ただ私にとっては映画「地獄の黙示録」でベトコン村を攻撃するヘリコプター
の指揮官「キルゴア中佐?」が被っていたのがこのヘルメットで、
ヘルメットの後部に第一騎兵師団のステッカーが貼ってあるのが印象的でした。



もうひとつは
アメリカ海軍のヘリコプター用ヘルメット
SPH-3B ヘルメット
これもベトナム戦争から1980年代まで長く使われていたもの。


海軍のヘルメットは遭難時に海上での発見を容易にする為、ヘルメットの
表面に反射テープを貼るようになっている。

写真のヘルメットは海軍に装備を準ずる海兵隊の攻撃ヘリコプター
のパイロットが被っていたものと思われる。
バイザーカバーの絵は、対戦車ミサイルにコブラが巻きついている。


ヘルメットがかすれたグレーに見えるのは、ヘルメットの反射テープが
カメラのフラッシュに光ってしまっているためで実際の色は真っ黒です。


バイザーは黒と透明のダブルバイザーでヘルメットの重量も現代のものと
比べるとかなり重く、全体的に大きめなヘルメットです。


ヘルメットのコレクターの大きな悩みはヘルメットの保存。

大抵のヘルメットにはどこかにスポンジが貼り付けられていて
そのスポンジが経年変化により液化してしまうのだ。
ヘルメットは新品ではなくほとんどが軍で廃棄されたもの。
故にスポンジの変化も案外早い。
ベッタリと指等についた液状のスポンジは石鹸でないと落とせないほどだ。
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