三丁目の飛行機屋

飛行機マニアのオヤジが
撮影遠征記やマル秘コレクションの公開などをしていきます。

ノスタルジック旅客機 Vickers Viscount を作る

2007年07月13日 | プラモの話
「ノスタルジック な旅客機」のつづき


せっかく手に入れたバイカウント( Vickers Viscount )700型のキットだったが
残念ながら付属のデカールはブリティッシュ・イーグル社

さすがにあの BEA 旧塗装を手書きではチョイと自信がない~
と言うことで暫くお蔵入りに。


何年か過ぎたある日、雑誌の広告に以下を見つけた。
「Welsh Modelsデカール
  Welsh 1/144 バイカウント700,800用 BRITISH EUROPEAN AIRWAYS 1950`s」

電話で問い合わせると在庫ありとのこと、翌日の東京出張ついでに
愛想の悪いことで有名な・・・あの模型屋(でも奥さん詳しいよね)で
現物を旧塗装と確かめてから購入してきた。


出来上がりがこれ。(1999年の製作)



キットはエアライナー・キットでは色んな意味で有名?な
イギリス Welsh社のバキュームフォーム・キット。

バキュームフォーム・キットとは少し柔らかめのプラスチックの板に
機体の形やタイヤ、プロペラまでがが浮き出ているだけのもの。
初心者では扱いは難しい。
(バキュームキットを知らない方はこちらのVC-10キットの写真を)


製作にはコツがいるし、整形中に紙やすり等の
力の入れ具合で顔かたちも一瞬で変わってしまう(笑)
(プラスチックの粉だらけになってまるで木工工作でもしている感じだ)
ノーズの形が丸いのは・・・。 


資料不足でも作ってしまったが、製作後に再び訪れた「コスフォード博物館」で、
足回りやエンジン部に新しい発見が!

今更手直しもままならず、新発見は忘れることにした・・・

それにしても今回こうして実機写真と比べるとなんとも機首部の形がきになる。
もう少し上側から写真撮ればごまかせたかな~ 写真は正直だ!
旅客機モデルは顔が命ってことかな。
(ライトの関係か、白い垂直尾翼がガルグレイになってしまっている)


(2001年に再び訪れたコスフォードでの撮影)

新発見は手前の青いポールではありません (爆)
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2 コメント

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こんにちは。 (cv880jet)
2007-07-13 21:01:37

とても素敵な作品ですね!
綺麗な仕上げもとても参考になります。
今までウエルシュのバイカウントは紹介はあっても
作例は見た事がありませんでしたので、驚かされます。
それにしてもあのプラスチックの板からここまで持って来るなんて凄いですね!

返信する
ありがとうございます (ノザワヤ)
2007-07-14 07:20:16
いえいえ、とてもCV880さんにはかないませんよ。
私も本当は1/200でそろえたいのですが、
キットがなかった・・・。

ここ数年は新作がないのですが、CV880さんの
ヘロン機を見てからまたムズムズしてきました。
コンベア880は逆立ちしても出来ませんが・・・(汗)

返信する

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