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三丁目の飛行機屋

飛行機マニアのオヤジが
撮影遠征記やマル秘コレクションの公開などをしていきます。

この機体も消えていくのか・・・

2011年02月25日 | ノスタルジック航空写真館
JALからもう一つ消えていく機体はこの飛行機

エアバスA300-600R型、B747ジャンボと比べると大きな特徴がないので
素人さんには他のツイン(2基)・エンジン機と区別つかない方がほとんど

JALがこの機体を使い始めたのは日本エアシステムとの経営統合の為で
それ以前はエアシステムがいわゆるJASカラーで飛ばしていた飛行機だ

そのエアシステムにJASカラーが生まれることになったのがこのA300導入

1979年11月の航空自衛隊 入間基地で9日間行われた国際航空宇宙ショー
そこには地上展示とデモフライトを行うために、エアバス社のA300が飛来していた

撮影したのは天気が悪い平日だったが、会場は結構な混雑
小雨の降る中をA300はエアバス社のハウスカラーを身にまとい
胴体には購入が決まっていた「東亜国内航空」の文字を描いてデモ飛行


カラーでないのでわからないが、機体のカラーリングはJASカラー



A300を導入した東亜国内航空(TDA)は
このエアバス社のカラーリングをそのままいただいて就航させた

やはりこの機体にはカラー画像が似合うね

この後、社名変更で日本エアシステム JASのロゴに変わったが
この頃のまともな画像を持ち合わせていないので(後の祭りだが)、次世代の画像を

JALとの統合直後は、JAS塗装に急仕立てでJAL文字を入れていたことも


こうやってあらためて機体の変革を見直すと
流浪の民のように塗装が変わり、時代に翻弄された?機体に思えてしまう

今週末には大分空港で「エアバス300 退役さようならイベント」が開催される
副題が ~A300-600R 20年分の感謝をこめて ありがとう~

JALでも3月にはこんな企画があるようだ

ある意味ツインエンジンの先駆けだったエアバス機が、静かに今消え去ろうとしている
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