股間の解放記

普通の社会人PEKOの、日々思うことをつづっていきます。

ブリグズビー・ベア

2019年02月19日 23時35分13秒 | 映画評論ハ行
製作年:2017年
製作国:アメリカ
日本公開:2018年6月23日
監督:デイヴ・マッカリー
出演:カイル・ムーニー,マーク・ハミル,ジェーン・アダムス,グレッグ・キニア
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25歳のジェームスは、物心ついたときから外の世界を知らず、小さなシェルターで両親と一緒に生活してきた。毎週ポストに投函される教育ビデオ“ブリグズビー・ベア”を見て成長してきた彼は、映し出される世界の研究に没頭する。ある日、突然ジェームスは警察に保護され、衝撃的な事実を知ることになる。
アメリカのコメディー番組「Saturday Night Live」などで人気のコメディアン、カイル・ムーニーが脚本と主演を担当した個性派ヒューマンドラマ。25歳までシェルターで育った青年がいきなり外の世界に放り出され、思いもしなかった現実と向き合う姿を映し出す。『スター・ウォーズ』シリーズなどのマーク・ハミルが主人公の育ての親を好演している。共演は、グレッグ・キニア、マット・ウォルシュ、クレア・デインズら。

誘拐されて育った青年が、外の世界に触れて現実と向き合う物語。前評判が良かったので鑑賞。誘拐されてシェルターの中で育ったジェームスは、シェルターの世界が全てだと思っていた。しかし保護されて本当の両親と再会したことで、世界は広いのだと初めて知る。たしかに本当の両親と再会できたことは良いことなのだが、ジェームスにとっては未知の世界であり、それが違和感でもある。楽しかったブリグズビー・ベアのことを否定され、「クマのことなど忘れなさい」と言う周囲の人間たち。そしてジェームス自身を否定するようになる人たち。誰と生きることが幸せなのか、何が幸せなのかを考えさせられる作品でした。最後は皆が幸せになれて本当に良かった。結局は周りの人の支えや理解がないと人間って生きていけないんだなと思いました。しかしハッピーエンドなので良い映画ではあるのですが、前評判ほどの傑作とまでは思いません…。低予算ながらほんわかした人間ドラマを上手く見せてくれてはいますが、大きな感動とまではいかなかった。

この作品の評価・・・・★★★★★☆☆☆☆☆(満点は★10)

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