股間の解放記

普通の社会人PEKOの、日々思うことをつづっていきます。

カラーパープル

2024年07月13日 00時01分04秒 | 映画評論カ行

製作年:2023年
製作国:アメリカ
日本公開:2024年2月9日
監督:ブリッツ・バザウール
出演:ファンテイジア・バリー,タラジ・P・ヘンソン,ダニエル・ブルックス

映画『カラーパープル』公式サイト|大ヒット上映中

スピルバーグ監督の名作『カラーパープル』がミュージカルとしてスクリーンによみがえる!映画『カラーパープル』2024年2月9日(金)公開!

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10代のセリー(ファンテイジア・バリーノ)は、父親の決めた相手と強制的に結婚させられる。夫のせいで最愛の妹と引き離され、不遇な日々を送る中でも彼女はユーモアを忘れずにいた。そんな折、セリーは人気歌手の世話をすることになる。二人は次第に絆を深めていき、やがてある出来事をきっかけにセリーの未来は大きく動き出す。
アリス・ウォーカーの小説を原作に、スティーヴン・スピルバーグが監督を手掛けた作品のミュージカル版リメイク。過酷な状況に置かれながらも、前向きに生きる女性の姿を描く。『ブラック・イズ・キング』などのブリッツ・バザウールが監督を務め、オリジナル版監督のスピルバーグのほか、同作に出演したオプラ・ウィンフリーらが製作を担当。ブロードウェイミュージカル版で演じたセリーをファンテイジア・バリーノが再び担当するほか、『ドリーム』などのタラジ・P・ヘンソン、ダニエル・ブルックスらが出演する。

スティーヴン・スピルバーグが監督を手掛けた作品のミュージカル版リメイク。スピルバーグ版は観ていません。劇中で使われている音楽が耳に残る名曲ばかりでした。キャスト陣の歌唱力と重なり、ミュージカルシーンが本当に素晴らしかった。ストーリーとしては、ありがちな内容、重い内容でしたが、主人公のセリーが幾度の困難にも負けずに、自分自身を見失わずに、自由や希望を求めて戦い続ける姿がとても素敵で、観終わったあとは爽快感すら感じました。望まない結婚、家族との別れ、人種差別、女性差別、黒人同士の争いなど、過酷な状況で暮らす人々の弱さと強さが丁寧に描かれていて、自分がこの時代の当事者ならどう生きるか考えさせられました。セリーもソフィ―もシュグも強い人。信念を持って生きている人ってカッコいい。ラストシーンは泣きそうになった。こんな風に男女、人種関係なく、皆が幸せに生きられたらいいなと思いました。

この作品の評価・・・・★★★★★★★☆☆☆(満点は★10)
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