日々徒然に

今日はどんな一日で明日はどんな日にしよう?
 今日があることを感謝。
  あしたを考える一日をつくりたいね……

国会議事堂での強行採決…で考えた

2015年07月19日 | Weblog


 こんにちは。
 今週は台風11号が上陸するのではないかと心配な日々でした。
 この自然の猛威には、日々悩まされた一週かでもありました。
 はやいもので、近所の子どもたちは夏休みにはいった様子です。毎日、通勤路で会っていた小学生たちの姿が消えたのはそういうことだったのかと納得したました。
 社会に出て、40年間くらいたちますが、いつになっても夏休みはいいなあ…と思います。それだけの休みが日本の労働者にもあれば、もっと楽しい人生も考えられたのではないのでしょうかね。

 さて、今週は一週間ずーと国を騒がせていた集団的自衛権行使などの安保法制が衆議院で与党の賛成多数で可決(強行採決)されました。「100時間以上の審議をふまえて…」の結果だそうです。
 ひとつの「節目」が最悪な形で出されたということです。

 こういう大事な審議は100時間どころか、もっと時間をかける必要があるのではないかと思います。国立競技場の「白紙撤回」も大事ですが、むしろ安保法制を白紙撤回して、世論をまきこんで審議をするべきでことではないのでしょうか。一過性の国立競技場問題ではなく、永遠に日本の暮らしを考えるべき憲法の討論をまず白紙撤回をしていくことがほとんどの憲法学者が「違憲」であると明言しているにもかかわらず、聞く耳をもたない国ってどうなのでしょうか。一種の危険な「独裁政権」の言葉がいちばん似合っているのではないのでしょうか。いまでは、国会は国民のほうを見て政治をしていないように見えます。どこを見ているかといえば、はるか太平洋のかなたのアメリカということでしょうか。公明党が平和と福祉の党だと思っていたのですが、権力にしがみついている姿にはとても残念に思いました。この変貌には驚いています。

 強行採決まで、沖縄にある報道機関へのおごりたかぶった自民党議員と作家による言論つぶし、自民党OBの罨法法制を考え直せとの助言に対しても無視。与党がおくった憲法学者からも「違憲」といわせてもそれさえも無視してきます。これは、本当に危うい方向にいっているように思えますが…。

 いっぽうでいいこともありました。
 「民意は国会の外に」というスローガンにシールズという若者のグループがデモや集会に頑張っている姿が目立ち始めました。全国で活動が少しずつひろがる光景をみるたびに日本の未来に期待がもてるような気がします。老人もいつものように参加した国会周辺のデモは圧巻でした。できることをやる…からいえば大事なことだと思えます。
 いろいろな人たちが、いろいろな形で「おかしい」を表現していくことがいまいちばん大事なことだと思えます。
 田舎では都会でどんなに騒いでいようとも、ピンとこない時に、いちばん最初に敏感に感じる感覚をもつ若者の行動は大事。時代を担う若者の活躍は大事でしょう。なぜなら、法案が通ってしまうことでいちばん被害をこうむるのは若者だと思います。これは、誰でも知っている世界中の戦争の歴史が証明しています



 ほんとうにこれでいのでしょうか…という疑問ばかり残っている安倍政権だと思います。
 ちなみに、今回の法案成立を歓迎している国は、アメリカです…「安全保障で積極的な役割を果たそうとする日本の継続的な努力を歓迎する」と述べていました(7/7東京新聞))。また、中国、韓国は日本の軍備拡大を懸念、戦後70年、平和憲法の道に戻す努力も大切だと報道しています(7/7同)。



『夕暮れの電車のなかで』

仕事帰りの各駅停車にすわる
きょうも一日の終わり
いつものように電車に乗る
車窓からは
少しずつ夕闇が近づく
ビルの谷間から
あかね色にそまる雲が見える
あの夕焼けの空の下
少年時代があり
別れを惜しんで歩きつづけたデートの坂道
笑っている友達が近づいてくる

スマホ全盛のとき
目線が下ばかりむく
歩く方向も定まらず
だれにきくのか下を向く
自分で目で
人を顔を見て
話すべきあいてを探し
あいさつでもすればいいのに…

ゆっくり電車に揺られて
暗闇が近づいてくるころ
乗り換える
家路にむかうこの電車には
きょうも日々の暮らしが乗っている
電車からおりて家路にあるくころ
闇が私を抱きしめた




 仕事関係でいちばん悩みのたねは「人間関係」。
 こればかりは自分本位にならないので苦労します。
 普段は、やさいい顔をして自分の気に入らないあことがあると一瞬にして「湯沸かし器」状態になって激怒する人。この逆で、普段は厳しいほどの言葉を発していても、実際、努力をみていて最終的には本人の意向をちゃんと守ってくれる人。どちいでもない、マイペースの人。ときには、徹頭徹尾、自分勝手な人など。

 一人職場では、こういった傍若無人の人たちとも対応しなければなりません。
 対応する側の基本的な態度として「相手のことを考えて…」とうところでしょうか。

 今週はこんな人がいました…よ。
 他の担当者から預かった書類。営業の人が立ち寄ってもっていくのだろうと置いておいた(放置しておいた)。気がついて日付をみてみたら、書類が必要な当日。直接、使う現場に電話をして対応を依頼した。
午後、営業が取りに来た。営業がいうことには「なぜ、電話で知らせてくれなかった…」と。なんとも自分勝手ないいぐさだと思った。「担当者自らこの書類の予定が入っていればなんの問題はないのだが…ね」といってやりたかった。電話は逆だろう、と思った。私は、担当でもなく、ここに置いていくものは担当者自身がスケジュールの中にはいっていているんだろうと思う。だから、最終的には私が判断すべきものではない。

 いずれにせよ、私が現場に直接電話したことから始まったこと。では、この電話をしなければ結局この書類はただの紙くずで終わっていたであろう。そう考えると、自分の非を認めてから相手に話してくれれば、私も気持ちよく「お互い気をつくていこう」となるのだが。
 なかなかうまくいかないものだ。
 最悪なのは怒っている自分の怒りのほこさきを相手にぶちまけ命令する人。これは最悪だ。だいたいこんな人は上司に多いのではないのでしょうか。


 大事なことは。自分の基本です。
 「大変なのはお互いさま」です。そう思うと相手の苦労を少しでも軽減してあげる一方で自分を理解してもらう会話の努力が大切なのだと思います。
 あとは、自分に対してあまり腹をたてないようにすることでしょうか。若い人からみれば愚図でのろくてと見える仕事でもそのなかみは違います。その違いの良さを続けていくしかありません。
 すくなくとも、だれもほめてくれる職場です(なんせ一人ですから)。

 今日、関東地方が梅雨明けをしたそうです。
 昼間の暑さの中、今日あたりがきっと梅雨明けだろうな…と思っていたのです。この暑さで身も心も熱中症状態。また、今日のニュースで熱中症で亡くなった方が多いこと。
 私も以前に、自転車を1時間ほど乗っていて気分が悪くなり危なかった経験があります。暑さというものがこんなに怖いものだとは思ってもいませんでした。今年も気をつけないと…ね。

 集団的自衛権行使にともなう安保法案が強行採決で衆院を通過しました。今度は舞台を参院にうつります。
 日本中の町角でこの法案に対して「NO!」の行動が起こっています。それは、日本人がいままで考えてこなかった「平和」についてやっと考え出したということなのでしょう。それは、ある意味いいことなんでしょうかね。政治は空気のようなものだと思います。本当は、日々の暮らしが安泰に送られていれば、とてもいい政治んおあだと思います。

 今回のような、デモや集会によって行動を起こすということは、最後の民衆の態度だと思います。
それは、為政者の信じられない政治があるからでしょう。
安倍首相が「丁寧にわりやすく説明していきたい」から「国民の理解が進んでいな状況」、さらには「総合的に判断する」という中で、結局は強行採決。
 「わからないのは、説明する側ではなく聴く側の問題」とでも言わんばかりの対応が気になります。
 ならば、上から目線で「言うことを聞かせるしかない…」というような対応にはあきれます。そんな空気があたりまえになってしまうのが、いちばん危険な動きです。

 明らかに「憲法違反」であっても、身内からそれをいさめる人がいなくなっている自民党事態がもう異常なように見えます。国立競技場問題は「白紙撤回」と決断をしたのだから、憲法違反の安保法案もといきたいところだが、こちらは約束をしていしまったからなかなか撤回しない。
公明党なかでも、今後どれだけの動きがあるのでしょうか。
 ……まだまだ、これからなのでしょう。



  連休も終わりです。
 楽しかった連休だったでしょうか…。
 一日一日、時間が過ぎていくだけの日々を送らないようにと思っていましたが、今回も日々の散歩が中心でした。こんなもんか…と思っています。それでも、日々のなかに一つ「発見」みたいなものを求めていきたいものです。(写真は多摩川。山の方は雨が多く降っている様子です。水量が多いのでわかります)
 これから暑さが身にしみてくり季節がやってきます。くれぐれも体調をくずさぬようにしたいものです。

 明日は予定では重い仕事が待っています。一日ちょっとガマンしてやるしかありません。

 今週はこのへんで。
読んでくれた人、ありがとうございました。 

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