パピとママ映画のblog

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キング・アーサー★★★★

2017年06月18日 | アクション映画ーカ行

アーサー王をめぐる伝説をベースにしたアクション。王であった父を殺されてスラム街で生きてきた男が、聖剣エクスカリバーを手に親の敵である暴君に立ち向かう。メガホンを取るのは、『シャーロック・ホームズ』シリーズなどのガイ・リッチー。出演に、テレビシリーズ「サン・オブ・アナーキー」などのチャーリー・ハナム、『コールド マウンテン』などのジュード・ロウ、『イン・アメリカ/三つの小さな願いごと』などのジャイモン・フンスーらが結集。壮絶なソードバトルの数々に圧倒される。

あらすじ:王の息子として生まれ、その跡を継ぐ者とされていたアーサー(チャーリー・ハナム)。

だが、暴君ヴォーティガン(ジュード・ロウ)によって父と母を殺され、スラム街へと追いやられてしまう。過酷な環境の中、アーサーは生き抜く知恵を身に付け、肉体を鍛える。やがて、無双の力をもたらすとされる聖剣エクスカリバーを手にする。仲間たちと共に圧政を敷くヴォーティガンを倒し、王座に就こうとするアーサーだったが……。

<感想>英国中世の騎士道物語として有名な「アーサー王伝説」を、ガイ・リッチー監督が、ファンタジー・アクションとして大胆にアレンジして映画化。「パシフィック・リム」のチャーリー・ハナムが主人公のアーサー王を演じて、肉体改造にも張り切って取り組み、トレーニングの末9キロの増量をした体で挑む。ボクシングや剣術も習って、役に備えたと言う。

魔術を操る叔父のヴォーティガンに両親を殺され、海に子船で流され売春宿で育ったアーサーが、亡き父ユーサー王が岩に突き立てた聖剣のエクスカリバーを引き抜いたことから、やがて反乱軍を率いて、ジュード・ロウ扮するヴォーティガンと戦うことになる。

合戦シーンから魔術が生み出す怪獣(大きな象)まで、とことん誇張した映像が次から次へと、ノリと気合で突っ走る痛快作品に仕立てている。聖剣エクスカリバーを引き抜いたことにより、叔父のヴォーティガンは、兄のユーサー王の息子だと知り、邪魔者は殺すべしと家来に命じて戦いを仕掛けるのだ。

アーサー王の魔術師マーリンは、痩せっぽっちの女でどうも迫力がない。どうせなら爺さんでもよかったのに。その点では叔父のヴォーティガン王の魔術師は、地下の沼に棲みまるでタコのような足をうねうねとして、両足に綺麗な女を従えている。アーサーを倒す戦術を頼むヴォーティガンは、その代償として綺麗な娘を差し出すことに。

しかし、アーサーは剣術や格闘技に優れているものの、聖剣エクスカリバーを手にすると亡き父王の姿や殺された母親のことが目に浮かび、悪夢に魘されるのだ。つまり、上手に聖剣エクスカリバーを操ることができないのだ。だから、暫くの間は、家来と共に山籠もりをして魔術師の力も借りて稽古に励む。

実際に城へ乗り込みヴォーティガンの軍隊に囲まれた時、両手でエクスカリバーを掴むと、砂煙が舞い上がり軍隊をあっと言う間に倒してしまい覚醒の度合いも増していく。
ですが、直ぐに尻込みして中々前へと進まない。だから家来たちも次々と殺され、数が少なくなっていく。何とかして城を奪還しなければならないのに、こんなふうじゃ何時の事やら。そういう場面が少し長く感じた。

アーサー王に肉体派のチャーリー・ハナムで、対するヴォーティガンに知性派のジュード・ロウを配したのもリッチーらしい。それに、あの元サッカー選手のデーヴィッド・ベッカムが、アーサーがエクスカリバーを引き抜くシーンに登場しているのにも要注意。

同時進行する二つの出来事を交錯させた編集も絶妙。円卓の騎士や、アーサー王伝説ゆかりのものや人物が登場するが、剣と弓と魔術が入り乱れてのバトルシーンは圧巻であるし、大自然を馬で駆け抜ける壮観な映像も美しい。そして、路地裏でのヴォーティガンの軍隊との決死の攻防にもハラハラさせられる。

さらにはアーサーが聖剣エクスカリバーを握りしめた時に、魔法使いマーリンが起こす魔術によって、剣にみなぎる超人的なパワーの凄いことといったらない。聖剣を振るっての死闘はもちろんのこと、大蛇の魔法のスペクタルも圧倒的で良かった。

その映像も含めて、あくまでもリッチー独自の世界を構築しているといっていい。それに、初期の作品と同じく、どこまでも男のワイルドな魅力が際立つように仕上げているのも良かった。
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