風の音パンフルート製作工房

浅い軽やかな音・心に沁みる奥深い音を自然の素材から自在に引き出します。パンフルート販売・修理・見学受付け中。

音出し:2段階吸入で容量UP

2016-08-07 | 音の出しかた研究

パンフルート演奏の土台は呼吸です、空気をいかに多く取り込むことができるかが上達への分かれ目です。

  

 

 人は生きるために1日に何千回も息をしていますので、それをいちいち気にはしていません。

ことパンフルート演奏になると無意識状態では許されません。

まずリラックスした状態で息を吸い込んで体内の空気の流れや貯まって行く時の筋肉の動きなどを観察しましょう。

そのとき両手でお腹周りを挟み込むように横腹に当てるとわかりよいです。

空気の吸い込みに意識を集中して見るとお腹も胸も自然に膨らんで行くのが解ると思われます。

ここから先の我々の目的は「腹式呼吸」ですので、まずは肺の底に空気を押し込むイメージでお腹を膨らますトレー

ニングをしましょう。

次にお腹をできるだけ動かさないで胸だけを膨らませてみましょう。

このとき感じると思われますが、胸を膨らませる方法だと時間がかかるということです。

これで瞬時が勝負のパンフルート演奏の吸い込みでは間尺に合わないことがおわかりでしょう。

お腹を膨らませてたっぷり貯めたあとも肺の上部に上積みするイメージで胸を膨らませて少量追加することも

できますので呼吸法を研究ください。

 

  

 

風の音パンフルート製作工房では表情の出しやすい温かい音(倍音を多く含む)の楽器作りを行なっております。

購入・修理・貸し出し・教室などのお問い合わせは080-5235-7664またはpanfrute@ybb.ne.jpまでどうぞ。



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