ぶらぶら人生

心の呟き

雲を楽しむ

2023-08-04 | 身辺雑記
 夏空に遊ぶ雲を楽しむ。
 自室からは山側の雲を、廊下に出ては海側の雲を。


    




    
 

 平家山が、噴火しているかのような、雲の佇まい。



    




    




    その他、今日のあれこれ。

     今日の朝陽と夕陽。

    




    




 家から持参した本 『語の巻 荒垣秀雄 ザ・コラム』(角川文庫)を読む。

 昭和21年から昭和37年にかけての<天声人語>か抜粋されている。当時の文体というか、作者の資質からくるものか、やや硬質な文体で、引き締まったエッセイである。
 一つのコラムが、2ページに収められているが、字数は一定ではない。この点、現在の天声人語が、決まった字数でまとめるために陥りやすい、説明足らずや、蛇足という欠点はない。文体が引き締まっている。

 私がまだ天声人語を読んでもいなかった時代に遡り、戦後間もない頃の出来事を題材としたエッセイに触れるのは、格別の楽しみであった。

 コラムニストの人柄によって、同じ題材でも描き方はかなり異なってくる。この本では、荒垣秀雄の論理性や知性に感心する。



  



 下掲の写真は、今日の昼食膳。主食は、私の好物のソーメンであった。
 盆地の街、津和野で過ごした4年間、昼食には、出前のソーメンばかり食べていたなあ、と、遠い昔を懐かしむ。
 そんな思い出を絡ませつつ、今日の昼食をいただく。

     


  

 18号室の方は、3月初旬から姿を見ることがなかった。配膳車の名札の上には、<欠>の札が差し込まれており、入院なさっているのだろうと推測していた。
 私より早く施設に入居されていた方で、いろいろ心遣いをしていただいた。
 今日、業者によって、部屋の荷物が運び出されているのに気づいた。もうご本人が、部屋へ戻られることはないのだと思うと、やはり寂しい。
 施設での淡い人間関係であっても、それぞれ付き合い方は様々である。

コメント
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