終日、雨模様の一日であった。
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午前中、南廊下のテーブルへ新聞を読みに行った折、施設の移動図書から借りてきた本。
夕方から、当地にも、大雨警報が出た。
ふと40年前、石見地方に記録的な被害をもたらした集中豪雨を思い出す。
施設の自室にこもっているかぎり、防音装置が施されていて、雨音は全く聞こえない。ベランダがあるため、雨滴が窓を打つこともない。
時折、廊下に出て、相当激しく降っているのだな、と確認する。
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妹さんの宅で外泊し、施設へ帰って来られた5号室よTさんから、珍しい花をいただいた。
ニンジンボク(左)とホソバオケラ(右)
ニンジンボクの花
ニンジンボクの花
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午前中、南廊下のテーブルへ新聞を読みに行った折、施設の移動図書から借りてきた本。
瀬戸内寂聴著『死に支度』
この本は、既読本である。
この本は、既読本である。
家に帰れば、私の書棚にもある。
机上には、読みかけの本がたくさんある。が、もう少し頭の冴えた日に譲りたい本ばかり。
寂聴さんのエッセイは、語るように書いてあって、少々疲れ気味な日でも、楽に読める。
借りてきて、早速読了。
一昨年の秋、99歳で亡くなられた作者は、私より11歳年長である。
再読して気づいたことは、91歳を前にして書かれた作品であること。
前回は、80歳ころ読んだのに対し、今回は私自身も90歳。作者が『死に支度』を書かれた年齢に達し、心理面で身近に感じることが多々あった。
しかし、死の近いことは自覚しつつ、<死に支度>というのは、なかなか難しいことだとつくづく思う。