その呼び名も、いろいろである。
サンジソウ(三時草)
サンジカ(三時花)
ハナビグサ(花火草)
コーラル・フラワー
米花蘭
サンジノキコウシ(三時の貴公子)
ホシノシズク(星の雫)
エドノハナビ(江戸の花火)
ヨルノホシ(夜の星)
オシンソウ(おしん草)
一つの花が、こんなにたくさんの名前を持つというのは、何を意味するのだろう?
この花の不思議な魅力、そして、この花に接した時に直感する微笑ましい印象が、つぶやきとして語られ、そのまま呼び名となったのではないだろうか?
明治時代に南米から入ってきた植物とのこと。
午後、2、3時間しか咲かないのも、この花の、思わせぶりな特色である。