街に出た。
昼食を済ませて、髪の手入れにゆく。
食事処のお手洗いに置かれた二つの花瓶に、目を惹く薔薇一輪と清楚な山茶花一輪が、挿してあった。
心晴れぬ日は、こうしたさりげなく存在する美が、心を慰めてくれる。
※ <余禄>
今日の読売新聞の「日めくり」欄に、<生足(なまあし)>という語についての記事が載っていた。
<生足?> 気味悪いなと思いながら、記事を読んだ。
私には、殺人犯により切断され、遺棄された足のイメージが湧いたのだ。
すぐ電子辞書(広辞苑第六版)を引いてみた。
<生足>は出ていない。
が、記事を読むと、2001年刊の三省堂国語辞典には載っているのだという。
<生足は、女性がストッキングをはかないのを指す。>
と、あった。
なぜ<素足>ではいけないの? と思った。
<足袋や靴下をはかず、足首から先がむき出しなのが素足。>
との説明も記されていた。
生足は、女性だけに遣われ、脛も出ている状態ということらしい。素足は露である範囲が狭く、男女を問わず遣われる言葉ということか。
新語としてすでに定着した言葉かどうか知らないが、私個人としては、どうも気に食わない。といってみても、言葉というものは、多くの人が使い始めれば、当然顔して独り立ちするのだろうけれど。
まだ、多くの辞書には、この言葉が載っていないのが嬉しい。
それにしても、「生」という漢字は、重宝だ。実に多くの読みや意味を表す。
「生(なま)」にも、二通りの意味があることを「日めくり」欄でも、紹介している。
☆ 生煮え、生兵法など「中途半端」の意。
☆ 録画・録音でなく直接見たり聞いたりする場合の生。生野菜、生肉など。
「生」の音訓の読みを思い出してみると、
音読み→セイ・ショウ
訓読み→いきる・いかす・いける・うまれる・うむ・おう・はえる・はやす・き・なま・うぶ・なる
など、幅の広い読みを持つ一語である。
昼食を済ませて、髪の手入れにゆく。
食事処のお手洗いに置かれた二つの花瓶に、目を惹く薔薇一輪と清楚な山茶花一輪が、挿してあった。
心晴れぬ日は、こうしたさりげなく存在する美が、心を慰めてくれる。
※ <余禄>
今日の読売新聞の「日めくり」欄に、<生足(なまあし)>という語についての記事が載っていた。
<生足?> 気味悪いなと思いながら、記事を読んだ。
私には、殺人犯により切断され、遺棄された足のイメージが湧いたのだ。
すぐ電子辞書(広辞苑第六版)を引いてみた。
<生足>は出ていない。
が、記事を読むと、2001年刊の三省堂国語辞典には載っているのだという。
<生足は、女性がストッキングをはかないのを指す。>
と、あった。
なぜ<素足>ではいけないの? と思った。
<足袋や靴下をはかず、足首から先がむき出しなのが素足。>
との説明も記されていた。
生足は、女性だけに遣われ、脛も出ている状態ということらしい。素足は露である範囲が狭く、男女を問わず遣われる言葉ということか。
新語としてすでに定着した言葉かどうか知らないが、私個人としては、どうも気に食わない。といってみても、言葉というものは、多くの人が使い始めれば、当然顔して独り立ちするのだろうけれど。
まだ、多くの辞書には、この言葉が載っていないのが嬉しい。
それにしても、「生」という漢字は、重宝だ。実に多くの読みや意味を表す。
「生(なま)」にも、二通りの意味があることを「日めくり」欄でも、紹介している。
☆ 生煮え、生兵法など「中途半端」の意。
☆ 録画・録音でなく直接見たり聞いたりする場合の生。生野菜、生肉など。
「生」の音訓の読みを思い出してみると、
音読み→セイ・ショウ
訓読み→いきる・いかす・いける・うまれる・うむ・おう・はえる・はやす・き・なま・うぶ・なる
など、幅の広い読みを持つ一語である。