「ゆわさる別室 」の別室

日々BGMな音楽付き見聞録(現在たれぱんだとキイロイトリ暴走中)~sulphurous monkeys~

補足・注(1)

2002-06-29 | SHOCK live1/2

 その後について。6月26日(水)記者会見・27日(木)各紙及び地上波(ワイドショー等)報道で来年早々の公演予定も発表されたSHOCK、28日(金)には祝・千秋楽とのこと(出演者の方、スタッフの方、観劇した方、皆さんおつかれさまでした)。

 中学2年の頃に友人との交換日記(爆)を停止したのをきっかけに、その後自分一人でA6のノート(5号?)に日々(不定期)の事を書く習慣がついてしまい、以来の人生の痕跡は「紙とえんぴつ」メモだけです。貧乏人です。記憶力はよくないです。堂本光一氏は「えんぴつやチョークのキシキシいう音が非常に苦手(ラジオ談話より)」だそうですが、自分の場合は気にする暇もなく書くのが職業病です(関係ないですが少し濃い芯ではいかがでしょう。私は筆圧が弱いので。手は黒くなりますが)。今回の観劇内容も宿舎に戻って見た公演パンフと当日夜の走り書きを元にしたので、詳細はかなり不正確。人名(亀梨氏赤西氏等^^;;)も覚束ないかもしれず、反省。

 同氏の負傷の具合については記者会見でようやく公式発表されたようですが、ご本人の初日挨拶で触れられており、詳細不明ながらWEB上では聞き知っていました。22日までの「其の壱」~「其の四」は具合についての情報未詳のままの記載で、客席からの言いたい放題で鬼畜(爆)かもしれませんけれども、diaryの機能を生かしてあえて訂正せずにおきます。
  (※注:初出のgaiaxのdiaryの機能のこと。最初の投稿日時が改訂後の日時に入れ替わってしまう。本blogへの転載の際、初出の日時を反映させています。

 筆舌に尽くしがたく想像を絶する苦痛や苦労があると思われる世界ですが、事実はどうかというより、総力を賭けて「いかにその瞬間、観る人を気持ちよく騙すか」が芸道の(おそらく演者自身もやめられない)本意だろう。だから尊重したい、と考えるからです。「(その程度の情報のみ得ていた上で)その夜、このように騙してもらった一観客」の目撃した見聞、を記すことで、氏の快復を心から祈念したいと思います(敬意の表明としては非常にささやかですが)。

「どこまでほんとでどこからほんとでないのかよくわからないところ」〔=「LOVELOVEあいしてる」番組内、「KinKiKidsのどこがいいのか」に対する森光子氏の出演回における回答(正確ではないかもしれない、およその大意)〕。
 特にリスペクトな意味は無い。しかし非常に本質的なことを突いている指摘であると思われ、記憶に残っている言葉なので、引用する(そう指摘される「曖昧」の部分が最初から欠落しているような対象に対しては、自分は興味をほとんど持たない)。 
 オーディエンスの側のこの「余裕」の有無が、感興を了解できるか否かの根本的な原則であろう。だが同時にもちろん「頭ではわかっていても…」な、その非常に微妙な「あわい」の部分に不覚にも真剣に興奮してしまい泣く人あり笑う人あり商売もあり放蕩もあり、な世界なところがたまらない(ちょっと今拓哉氏調な台詞になってしまった・笑)。

 綺麗事だけでもないし、だから幻滅するということでもないと思う(観客としての自分は、たぶん舞台裏の事の何十分の一も知らないんだろうな、と思いながら)。いろいろ聞き、なぜそういうことが起こるのだろうか、といつも考え、知らないながらも、しみじみと静かに、何か凄まじいものがあることは、充分感じ取られる。ふつつかながら「覚書」に記すに至ったのは、素人の立場の観客がその時「どう見て、どう思ったか」を書いておくのも別にいいんじゃないかなと思ったからに他ならない。←昨今のWEBサイト界隈を眺めての若干の私見もこめて(蛇足)。

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