「ゆわさる別室 」の別室

日々BGMな音楽付き見聞録(現在たれぱんだとキイロイトリ暴走中)~sulphurous monkeys~

20101002

2010-10-02 | 矮小布団圧縮袋

○あちこち片付けたり、書類作りをしたりと会社と自宅を(徒歩15~20分位圏内)数往復しながら、今日は仕事中なので失礼するが、2006年の秋には“台風を連れてきた男”光一先生、週末福岡上陸で若干曇り~雨男気味?な天気かな。

本日のBGM:“秋のスガカン祭り・同時上映二本立て” 現代劇でも時代劇でも菅貫太郎。お腹一杯。

・「眠狂四郎」第4話「円月、殉愛を斬る」(時代劇チャンネル、9/30 24:00~)
 田村正和版は昔見て相当やばいと思ったのだが、一応公共の電波で放送できるんだな(爆)もう出てきた瞬間から「キレてる殿様」十八番のザ・スガカン。有名なOPはさすが渡辺岳夫。虚無的でも真暗ではない、どこか薄明が残るプロコル・ハルムな名曲ですね。加賀まり子さんが妖艶である。この番組も毎回オールスターキャストすぎ、しかもばんばんグレイトなご最期を遂げちゃうので脱力(笑)。

・江戸川乱歩の美女シリーズ「氷柱の美女」(チャンネル銀河、10/1 26:00~)
 シリーズの最初なのでまだ定番のテーマソングも荒井注も出てこないが、効果音は出てくる。非常に「邦画」なタッチですよね。最初の天知茂の明智小五郎はなかなか、ちらちらっと女好きっぽいいやらしい視線を巡らしたりするのがいい(回の脚本によってそういう回とそうでもない回とがありすぎ^^)。小林青年が大和田獏さんだと神津恭介の助手みたいである。そして配役で、くらくら眩暈がする。考えてもみてほしい。右にスガカン(><)左に松橋登(爆)。この二人が同時に求婚して自分をめぐって恋敵で殺意の火花を散らしているなどと思ってみい。どう考えても怪しすぎてやばい。官能的にも程がある、もとい、恐怖すぎて堪えられない(笑)。自分は美女でなくてよかった(←考えすぎ)。原作だと岡田時彦とリチャード・バーセルメスが喩えだったはずなのに。菅貫太郎さんも松橋登さんも、普通にしてれば(?)非常に整った紳士な感じなんじゃないかと思うのに、出てきた瞬間まず「じゃあ、普通、って何?」(爆)みたいな、「アングラな狂乱麻呂」(それも、楽しそうな)のインパクトが残っているからだろう。両手に花、ならぬ両手に麻呂。美醜紙一重、見た目が綺麗な人ほど…(以下自粛)、ということを、こういう番組で子供の頃から学習していたのだ。そういう学習こそ、本当は人生において必要なことなんじゃないだろうか。(※ちょっと顔が可愛いくらいでイケメン、なんて軽々しく言ってると、とんでもないばちが当たるよ!)
 というわけで、横内正ファン必見「幽霊塔」、西田健ファン必見「鏡地獄」、に続き、松橋登ファン必見の巻「吸血鬼」でした。(関係ないがこないだの続きで、まさか稲垣吾郎は「十三人の刺客」以降、中年壮年期にこういう系を狙っているのか??と思ったり。まあ「殿リーマン」とかやってたし、いいんじゃない?)

…こんな感じでCSで濃ゆい番組が続くので油断ならん。忙しいからこんなの見てる場合じゃないんだよ!という辛い時期じゃなけりゃ、よかったんだが…そんな寝不足で、休日出勤作業中。
※それにしても最近、「天知茂 たれぱんだ」で検索して出てくるウェブサイト、ってなんなんだろう?と思い始めた。(20101002)


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