「ゆわさる別室 」の別室

日々BGMな音楽付き見聞録(現在たれぱんだとキイロイトリ暴走中)~sulphurous monkeys~

(福岡サンパレス、20180309 )

2018-03-10 | live2002-2024

〇TEAM NACS第16回公演「PARAMUSHIR~信じ続けた士魂の旗を掲げて~」(福岡サンパレス、3/9 19:00~)音楽:NAOTO
 一昨年の11月に見て以来のnacsの皆さんの、今度は演劇公演の方に来る。一回生で見てみたいなと思ってticketを予約してみたら平日のをgetできた。夕方仕事を早めに切り上げて会社帰りにバイクで直行。昨日みたいな雨でなくてよかった。
 
 
 以前にテレビで見た公演でも戦国だの幕末だの結構歴史ものらしいのがあって、今回は歴史劇的には近現代で現在の国際問題にも関わりそうな非常に深刻な内容でもある。時期的には2016年に見た劇団ショーマンシップの「奪われた手紙~民間検閲局~」あたりとも重なる。戦争での人命の耐え難い軽さの話では「BENT」も思い出す。「重い」らしいということは前評判的に聞いていたけれども、それ以上の情報は特に入れずに、観劇に向かうことにした(コンサートも映画もお芝居も、基本初回はネタバレなしで行くことにしている)。21世紀の2018年の今だからこそ意味深なような部分の面白さもあり、これを見て何年かたつと(その時は日本がどんな時代のどんな社会になっているか知らないが)また違った意味で響いてくるかもしれない、と思うような話だった。
 
 この5人が偶然一緒に、何月何日に、何と戦っているのか、この場所がどこなのか、どうして戦わなければいけなくなったのか、さらにここに来るまでに何があったのか、そして最後はどうなるのか、と、だんだんと解き明かされていくドラマ。ラストの全国LIVE VIEWINGも控えているので、細かいところと結末はまたいずれ、としよう。元々ほんわかしてコミカルなおかしい部分と状況の悲惨さとかが交互に来るので、揺さぶられて胸をぎゅっと掴まれるような衝撃を味わうのかもしれない。ありがとうございます。
  
 福岡サンパレス(初めて入ったのはKinKiのEコンのフィルム上映と剛弾き語り少々versionだったのも遠い昔)はかなり久しぶりで、先日の銀河劇場でも感じたけど、ドームは論外として所謂アリーナ系とか大きめホール系とかでなくて、このくらいの大きさのホールの方が、大装置ではないアコースティックLIVEとか、等身大の舞台役者の演劇などだと、生の感じがリアルでちょうどいいのだろう。福岡のXXのイベントも会場はここだったらしいし。
 今回、自分は2階席の前の方だったが、生の舞台の立体的な迫力や声の響きの伝わり方はやはりよいものです。リーダーからのご注意は、下の1階後方側からのかな?と思った。(こういう内容の話は台詞をずっと聞いていたいし、轟音系のスタンディングのライブともトークイベントとも違う。不慣れな人がいたのか、辛い話を黙って聞く耐性がない人だったのか)
 ともあれ見た後は家で、地理的な位置や歴史考証を検索しながら、内容を反芻しているところ。
 それに、3月10日は東京大空襲の日なのである。宿題を中断して、昨日の話を思い出しながら今、じわじわひたっている。
 
 10日土曜と11日日曜も続くので、しばらくnacsさん一座のみなさんスタッフのみなさんも福岡におられるのかと。ご公演の成功をお祈りしています。週末、天気は回復してきました。福岡サンパレスから少し近くの筥崎宮の大鳥居〔昭和5年(1930)建立。もちろん1945年頃といえば、戦勝祈願の時代の目撃者でもある〕が工事で見納めのようで、前を通る時にちょっと行っておまいりしてきてもいいです。


 おまけ:キイロイトリ2羽「カレーヲ イタダキマショウ」
 仕事帰りで食べてなかったので、遅い夕食。今日はハローの鉄板焼きカレーにしてみた。
 なぜナックスさんを見た後には、帰りにカレーを食べたくなるのか。一種のサブリミナル効果でもあるのか。まるでVAMPSとかL'Arcの福岡LIVEのMCでラーメンのことを言われると帰りに食べに寄ってしまうようなものである(爆)(20180310)

(追記)
 
 公演のパンフの上にあるのはボールペンなのだが、たれぱんだの前の、真ん中の濃緑のがPARAMUSHIRのロゴ入りのだ。
 ちなみにオレンジのはちょうど1年前のDavid Bowie IS展時のグッズで、紺色のがタワーレコードのリラックマカフェの時のキイロイトリのグッズ。前に買ってから、よく使っている。今回、ナックスさんの帰りに買った緑のロゴ入りのペンが、袋を開けて触った時に「あっ、これも同じやつだ」と気づき、家に帰ってから並べて、それぞれ同じペンでデザインと色違いなんだと確認した。
 このノック式の油性ボールペンが普通にスムーズで書きやすい上に、コンパクトなわりに質感が上品でかっこいいので、日頃からデスクでも出張先での手帳や書類の記入でも、なかなか重宝していた。これ、何ていうのかな、と思って、画像検索からやっと名前を探してみたら、BICのクリックゴールド、という製品のようです(数年前から発売されてて有名な逸品だったらしい。情報にうとくてすみません)。ノベルティだと価値的に高いけど、無地だと原価的には手軽な値段なんじゃないだろうか。近所の店では見かけなかったけど、今度外出する時に文具屋で探しておこう。
 Paramushirのペンは基調色らしいダークグリーンに渋めの金系のロゴなので統一感もあり、非常にシックにまとまったデザインである。クリックゴールドだったら0.7mmのリフィルもあるようだから使い続けられて便利だ。(ちなみに、パッケージの台紙が、文庫本のしおりにちょうどいい。)派手ではないがこういう品物を普通に「ノベルティにしよう」と考える人は、きっと日常的に手書きで相当量の字を書いたり読んだりする生活の人か、贅沢すぎず手が疲れなくて書きやすいのを探している時の気持ちがわかる人なんじゃないかな、と想像されて、個人的にはなんとなく楽しい。(20180310) 
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