○2011年3月中旬は思い出すと我々も悲痛な激動の中にあって精神的に酷く張り詰めていた。事件の被害者も同然ではないのか、と思われてならないような死亡者も、身近に出た。思い出すと生々しく心が痛む。
その後の紆余曲折を経て3年後の、今年の3月の連日の作業もそれらの末にある。3年後にこうなっているとはなあ、と改めて故人たちのことを偲ぶ。小学校に上がる前の子供の頃から「春愁」の3月が異常なほど苦手な性格なのだが、それに加えてここ数年はいろいろなことが否応なく重なってくる。
本日のBGM:
The Loner / Gary Moore (「Wild Frontier」)
咽び泣くギターと王道の旋律をしみじみと聴く。このゲイリー・ムーアの「ワイルド・フロンティア」のジャケットは、確か昔1987年頃だかに「FMfan」という雑誌の表紙になっていたっけ、と思い出す。そういうBGMでキイロイトリが眺めているのはこれまで度々、この時とか、この時とかもそうだが、何か物思いにとらわれる時に、走ってきて見る山の景色である。
田畑に続く歩道を行くむすび丸「もう菜の花の季節になってきましたよ。」
この間まで冬だったのだが。(20140311)