車中泊にトライして見たけれど

2012-08-07 21:01:44 | ヤナバ生活
 車中泊で旅をする事が少なくなったから車の買い替えにあたって、「車中泊可能な車」の条件の優先順位を落とし、スズキのワゴンRにしたことは以前に書きました。 でも購入後気が変わって2人が横たわれる様な小細工をしたのです。 そして実は長岡花火見物した夜、花火終了後に大渋滞している道路を見て、「車中泊」にトライしたのですよ。

 とりあえず、2人で横になる事は出来ました、 でも眠れませんでした。 窓ガラスを閉めて置くと暑くて息苦しい感じになって寝付けそうもありません。 そこで窓を開放しました。 風が入って来てこれなら眠れるか? と思う間もなく蚊が侵入して来て刺されて痒くて堪らなくなりました。 窓を閉めて「カークーラー使えば?」と思うかもしれませんが、エンジン音でこれまた眠れませんからね。

 それで結局、 このままでは車の中で眠るのは無理と判断しました。 セットした寝床を収納して助手席と運転席を元に戻し、長岡市内の道路の渋滞が緩和して来た夜の11時半を過ぎてから北陸道を糸魚川迄走り、そこからは大糸線沿いの国道148を簗場へとひた走って戻って来たと言う訳です。

 夏場はやはり窓ガラスを開放した時、そこから蚊が侵入するのを防ぐために蚊帳素材のメッシュ生地で窓から風だけ取り込める様に細工しないと駄目ですね。 処分したアトレーワゴンにはそんな蚊帳代わりの布切れも準備してあって、まだ残っているはずだから、後で使える様にしないといけないね。
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蓮の葉の窪みの水

2012-08-06 12:15:32 | ヤナバ生活
 「中綱湖の蓮田で」の記事で蓮の葉の窪みに溜まった水の中に気泡が生まれて水溜りが揺れ動いていた事を書きました。 その時にはカメラを持っていなかったので撮影出来なかったのですが、 昨日の散歩の時に同じ現象に出会い、それを撮影出来ましたのでUpして置きます。 ”goo”のブログには動画のUpが出来なくなりましたので、動画の中からほんの5駒を抜き出して水玉が揺らぐアニメーション画像に仕立ててみました。


 昨夜から雨が降ったり止んだり、落ち着かない空模様になりました。 でもこのところ出歩く日々が続いていたから、悪天候も良い休養日にもなりますので、良しとした物です。

 松本ぼんぼん祭りの折、松本市の中央公民館の図書室では直ぐに寝入ってしまい、ほんの数ページしか読めなかった「漫才病棟(ビートタケシ著)」ですが、 昨日東京に戻る妻を大町駅まで送っていったついでに立ち寄った図書館にもそれが有ったので借り出し、 ついさっき読み終わりました。 未だ浅草の松竹演舞場あたりで駆け出しの漫才師になり始めていた頃の自伝みたいな本でしたが大変な苦労も有ったんですね。 それが良く判る本でした。 
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松本ぼんぼん祭り

2012-08-05 20:02:33 | ヤナバ生活
 「4日には松本ぼんぼんって言うお祭りが有るんだけど、タナカさんも来ませんか?」そんな誘いを受けてヤナバの山荘から松本まで出かけて行きました。 誘いの主はいつものショージ君。  実はこのお祭りを見たのは初めてなので、 きょうはそのお祭りの様子を記してみようかと思います。

 阿波踊り等でお馴染みの「連」と呼ばれるグループ単位で踊りに参加します。 今回参加登録されたグループ数は3百数十連。 参加登録者数は2万人超だそうです。

 ところで盆踊りの場合なら「炭坑節」、「東京音頭」など幾つか異なる音楽で広場の中の櫓の周りを輪になって踊りますが、この松本ぼんぼんの場合、 専用の楽曲一つだけ。   そして踊りの様子ですが、松本市内の路地や道路を一筆書きで結んだ順路を踊り進んで行くのです。 多分踊りが始まる夕方6時から終わりの9時頃まで、昼間の暑さが薄れて夕方からは涼しくなる信州松本とは云え、3時間近く歩き続けるだけでも大変じゃないかな。 まして踊りながらそれやったら、 「並の体力じゃ持たないんじゃないかな?」 と感じます。


 これは松本市熟年体育大学の受講生?の連。


 これは片肌脱いだ若いお姉ちゃん達の連。


 そしてこれは留学生と応援ファミリーの連。

 小学生の団体も居たし、出発前に木遣り風の挨拶で勢い付けるグループもあったり、企業の一団もいました。 衣装も様々であった訳ですが、共通している事が一つありました。それがこの写真の風景です。


それぞれの「連」の後尾には台車に氷などで冷やした飲み物を載せた補給係が付き従っていたことです。




 誘ってくれたショージ君から「私はお祭りの受付で、中央公民館に2時半頃から行ってますで」 そう聞いていた僕達は3時半頃に松本駅に到着したのです。 しかし踊りの行進が始まるのは夕方6時頃から、 それで地元TV局の中継基地が設置されたスペースの隣にあった公民館内部の図書室に入り込んで時間待ちを始めました。 図書室のスペースは土足厳禁のカーペット、 その上にゴロンとなって書棚の本を眺め始めたら、 当日未明の3時過ぎ迄車を運転して長岡からヤナバに戻って疲れていた僕には、そこは最高のスリーピングベッドになってしまいました。

 お祭りも最後までは見物せずに8時ちょいと過ぎた時分には電車で松本駅を離れたから、真髄部分を見逃したかもしれません。 そんな僕の感想を言わせてもらうと...

  見物する祭りでは無く、 踊りに参加して楽しむ祭りですね。

  見るだけならわざわざ遠くから見物に行くほどの祭りじゃ無いと思う。 

こんな書き方すると地元の人に叱られるかな?
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長岡花火2012

2012-08-04 11:56:09 | 国内旅行と山歩き
 恒例になった長岡の花火見物、今年も行って来ました。半徹夜に近いかなりの強行軍でね。

 ヤナバを朝の8時半に出発、昼前には信濃川河川敷まで歩いて10分程の秘密の無料駐車スペースに到着。 昼食を済ませた後は冷房の効いた市立の図書館で読書方々休憩。

 信濃川河川敷の堤防斜面の無料スペースの場所取りが開放される午後2時頃にブルーシート持参で見物席を確保しました。 後はひたすら花火打ち上げ開始時刻(19:30)まで暇つぶし。それ迄大手大橋近くのイオンの食品売場をうろついたり、木陰の草むらで風に吹かれて寝転んだり、図書館に舞い戻ったりしてました。

 今年の長岡花火は市長さんの挨拶にも有りましたが、風も適度に吹いて、雨の心配も無く絶好の花火コンデションでした。 その風の吹き具合はTopの写真で良く判でしょう?

 花火が打ち上げられる時刻には山古志村が有る方向の山の端からはお月様も花火見物に顔を覗かせて来ました。

 中空に上がったお月様、花火の煙に嫌な顔もせずに花火の光が薄れると、その輝きをしめしていましたよ。

 撮影している最中はピンぼけになっちゃったと思った花火もこうやって絵にして見ると乙な物だと思ったり

 ところで今日は東京から妻が長岡にやって来て、花火会場で合流しました。 そして夕食や飲み物の買い出しにイオンに行った折、何軒も軒を連ねる屋台村の中になんとスキーシーズンにヤナバで何度か一緒したファヒム君が先輩の手伝いだとか言って働いているのに遭遇しちゃいました。 気前良く売り物の焼肉一串プレゼントして貰れちゃったりして、僕達にしてみれば得した気分もあるけれど、「彼、先輩に叱られないか?」と心配になったりもしますねー。

 そして花火大会終了後の大渋滞を避けるために車の中で11時半ごろまで過ごし、北陸道経由でヤナバの山荘に戻って来れたのは朝3時ちょいと過ぎた時間になりました。 流石に疲れましたけれど、満足な花火見物が出来ました。
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唐松小屋の中を見物

2012-08-03 07:20:51 | ヤナバ生活
 おとといの話の続きです。 唐松小屋に到着した時刻は丁度12時頃でした。 立山連峰を見渡せる小屋の外では赤シャツのお兄ちゃんが登山者に山並みを説明してあげています。 話しかけてみたら臨時の従業員さんで、 泊まり客の受付を開始する12時半までが一日の中で結構ノンビリ出来る時間帯で有ったようです。 昨日のブログに載せた記念写真のシャッター切るのも、この赤シャツの兄ちゃんがやってくれました。 笑顔が素敵な彼の写真も撮らせてもらったけれど、「インターネット上に僕の顔、出さないで下さいね」そう言われちゃったので、その笑顔はご覧いただけません、残念です。

 僕はと言えば、かなりバテ気味だったものだから、到着した直後は地面にへたり込んだのだけれど、暑さを避けて日陰の涼しい所で休んだ方が良さそうだと、小屋の売店で温かいコーヒーを注文して、玄関の上り框の辺りに腰をおろさせてもらってユックリ時間を掛けてそいつを飲みました。 飲み終わった後で小屋の中を少しだけ見物してみました。




小便ついでにウンチ室のドアを開けて見たら中の様子はこんなでした。 洋式便器で水洗ですね~。



        食堂も広々してます。

「北アルプスの山小屋は料金は高くなったけれど、設備は綺麗になっている」そんな話は随分前から聞いていましたが、実際に入ってみて、なるほどね~と納得です。
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八方尾根でバテる寸前

2012-08-02 07:22:42 | ヤナバ生活
 八方尾根を唐松小屋に向かって登る途中、八方池を通り過ぎ横に雪渓を見る丸山ケルンへの上り道では「何か食べなくてはバテる」、心のなかでそう思って行動食に買ってきた甘いあんこの入った三笠山を口にして、口をモグモグ何遍もやったのだが、喉に飲み込める気分がしてこない。 唾液が十分に出ないでネットリ感が強く口腔内にへばり着いちゃったままなのです。 仕方が無いからペットボトルの水を含んでお腹に流し込みました。 そしてまた、唐松小屋に辿り着き黒部渓谷の向こうに並んだ立山・剣の連山を眺めながら昼食休憩しようと地面に座り込んで、あぐらをかこうとしたら膝から伸びる筋が一瞬つりそうになり慌ててあぐらをかくのを止めました。 なにやら体調はバテる寸前であったようです。

 ヤナバにやって来て暫く天候不順が続き、晴れ間が出始めたと思ったら毎日雷雨がありました。 そして「雷三日」のタイトル記事を書いたのが3日前、その翌日7月31日にやっと夕方まで安定した青空になりました。 本州南方洋上には小さな台風が蠢いて居ますけれど、そいつが西進するのを止めて鎌首持ち上げて進路を北に変える気配は無いから好天は続くだろうと踏んで、昨日八方尾根を唐松小屋まで往復して来たのです。

 午前中は「写真を撮るにはもう少し雲が有った方が絵になるのに・・・」そう思うほど雲なしの快晴。



 八方池を越えた上部から丸山ケルンの手前までは樹林に入って日陰があったから良いけれど、他の場所は日陰の無い尾根道だから暑さもかなり強かった。 だからばてたか? いや違いますね。 ゴンドラに乗って高度を稼いでから楽な歩きと云っても、2600mを越える位置にある唐松小屋迄、標高差約1000mの登りは普段の平地のお散歩だけではトレーニング不足だってことだと思います。



とりあえず稜線の小屋にたどり着いた証拠の写真を載せて置きます。
後方は黒部渓谷を越えて立山・劔が見えてます。

[ 記録 ]
7:10 ゴンドラ山麓駅から乗車、 車は町外れのB駐車場・無料に入れた。
7:40 八方池山荘を歩き出す。 9:00 八方池。 10:10 雪渓下部。
10:50 丸山ケルン。
12:00 ~ 12:40 唐松小屋に到着、大休止。
13:20 丸山ケルン。  14:35 八方池。
15:15 兎平ゴンドラ乗り場着。 
    屋外テラスのベンチに陣取り、残していたきゅうりに味噌を付けた
    モロキュウを摘みに、 冷えたビールでご苦労さん!!

 下りきってから、みみずくの湯にノンビリ浸かり、蕎麦屋で夕食を摂って、
山荘に帰着したのは 18時すぎていたか?

[ 行動食 ]
 コンビニおにぎり 1個、 三笠山 1個、 大福 1個、
 グレープフルーツ 1個、 ぶどう 1房、
 きゅうり      1本、 味噌 大さじ1杯てんこ盛り、
 水 500cc。
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