サンクトペテルブルグ 街中お散歩

2010-11-30 13:21:03 | 海外旅行
 サンクトペテルブルグ観光の2日目となるその日(11月20日)の観光の目玉はエカテリーナ宮殿や要塞の観光でした。 ツアーの皆さんはバスに乗って出かけて行きましたが、 僕達夫婦はツアーのグループを離団して一日を過ごしました。 今日は、その日の街歩きの様子を書いてみます。 

 ツアーのバスは9時頃に出発して行きました、 僕たちも少し遅れてホテルを出ました。 フリータイムのメインはエルミタージュ見物ですが、開館するのは10:30。 それまで街中歩きを楽しむ予定です。 当面の目標をモスクワ行きの列車が出る「モスクワ駅」にします。  僕達の泊まったホテル Petro Palece は Nevskiy大通りまではおよそ300m、エルミタージュ美術館までは700mと至近距離にあります。 それからエルミタージュ美術館の脇からモスクワ駅は約3kmの距離で、目抜きの Nevskiy 大通りで結ばれています。

 前夜に街歩きを楽しんできたと言う我らがツアーグループの中の爽やか2人組からは 「オジサン、 Nevskiy通りには大きな本屋さんが有りましたよ!!」と聞いていたので、最初はその本屋さんを目指して入りました。 店内入り口には万引き防止か? 危険物検知か? どっちか分からないけれど、飛行場の安全検査場所にある様なゲートが設置されていたり、 入場者を監視する目付きの男性が立ち番していたり。 複雑な事情を抱えた国の一面を垣間見る想いです。 爽やかさん達が言ったとおり、この本屋さんは地下から2階まで3階に渡って本がギッシリと並んだ大きな店でした。 地階のレジの店員さんに「お店の写真、撮影しても良いですか?」と聞いたら 「No !」と言われたけれど、取りあえず記念に一枚。




 更に駅方向に歩いていて、学齢前の子供を肩車したり、手をつないで歩く親子が吸い込まれる建物があったので、「何やってるんだろ? 面白そうだな?」 と僕達も中に入ってみました。 ドアのすぐ内側には受付デスクみたいなのが有って、座っていたスーツ姿の中年女性に 「ジロリ」と見られました」 が、構わずに奥に進み、左右に分かれる場所で「どっちに行こうかな?」と立ち止まって思案した瞬間に件の受付女性が近づいて来てロシア言葉を発して来た。 言葉は判らないけれど、言わんとしている内容は語調から察する事が出来ます。 「ご免ね、 入っちゃいけないだよね。 出ますから」と日本語で答えて、手を振ってすぐに外に出ました。

 ネフスキー通りには毛皮を使った衣料品店、 靴屋さん、 スポーツ用品店、銀行、マクドナルドやSubway等ファーストフード店、 銀行、 喫茶店、 大都会に在るべき店はみんな並んでいます。 通りの歩道は広く、散らかったゴミは箒片手の清掃員さんが手早く片付けていました。 雪なんかまったくありません。 普通の靴で何の問題もなく歩けます。 後で喫茶店の窓辺の席から撮影した写真を良く見て下さい。 細いヒールの靴を履いた女性の足元が見えると思います。




 ロシアの鉄道のターミナル駅の名前は行き先の地名を付ける習慣が在るそうです。 ここサンクトペテルブルグに在る「モスクワ駅」もその例にならっています。 モスクワ駅まで歩いている内にエルミタージュ美術館の開館時間になってしまったけれど... もう少し街歩きを楽しんで、昼食も街中で摂ってから美術館には向かうように予定を変更します。 そんな訳で駅の中、プラットフォームに停まるモスクワ行きの格好の良い列車も撮影して来ました。 妻が駅の構内でお手洗いを使う間、少し歩き疲れた僕は待合室のほぼ満席のベンチの中で奇跡(?)的に空いていた椅子に座らせて貰いました。 しかし、奇跡的に空いていた訳じゃ無かったです、 隣の小父さんの身体からは、随分長いこと身体を洗ったことの無い異臭がただよっていました。 で、僕もすぐに席を立ちました。

 ところでサンクトペテルブルグでもモスクワでもバイクや自転車の通行を殆ど見かけません。 今回の旅の途中で自転車を見たのはネバ川のほとり、釣竿を出していたオジサンの傍らに置かれたものだけでした。歩道上にも駅近くの広場にも、それらが駐輪されているのを全く見かけません。 後でガイドさんに聞いてみたら 「寒い時期の都会では滅多にバイクなんか乗りませんよ」だそうです。

 昼の食事は大通りに面した喫茶店に入る事にしました。 駅に向かって歩いて居るときに、窓際の座席に座って飲食している人の姿がよく見えたから、「店内からも通りの様子が良く見えるだろう」の思惑です。




 テーブルに出されたコーヒーカップに注がれた飲み物の状態を見て下さいな。 なみなみと口切りいっぱいになっているでしょう。 飛行機の中で出されたコーヒーの状態もこれに近いものがありました。 容器が大きい時には「飲みきれん! 迷惑だ!」と感じてしまうのはバカな僕だけでしょうか?

 食事を済ませて、いよいよ美術館に向かいます。 話の種に地下鉄を利用しました。 モスクワ駅に近い地下鉄の駅から1駅だけ乗って件の本屋さんの近くの駅で下車、そこから又、大通りを歩く事にします。

 地下鉄駅の入場ゲートを通過するために専用のコインを購入しました。 それを投入してゲートバーを押して構内に入ります。 すぐにエレベータが有りました、 長い直線的なやつです。




 下りきった所には、監視デスクが有って、女性の係員が座っていました。 あの人の役目は何か有った時に停止ボタンを押す事だろうか? 下り切った場所から少し進むと長大なカマボコ形の半丸天井のスペースが広がっていました。 最初は、そこはまだ実際に電車に乗車するホームだとは判りませんでした。 しかし左右にドアが等間隔に設置されているプラットフォームでした。 東京の地下鉄のホームは安全対策だとか言って、ホームの端にドアを設置し始めていますが、 ここのドアと言うか室内空間は半端じゃなくキッチリしています。 「これじゃホームから線路に落ちようも無いし、線路側から寒い風が吹きこんで来ることも無いだろう」、「核戦争の時の避難空間として確かに役立つよな」スゲーな!と感心することしきりでした。 


地下鉄駅のホームの様子


 通りから駅構内に入ってエスカレータに乗って、ホームに降りた頃には方向感覚が失われ、どっち側に行きたい方向の電車が入線して来るか? 乗り場の小さな案内表示を見ても分からなかった。 そこで、ホームに居た大学生くらいの年頃の男二人女一人の3人連れの中の兄ちゃん声を掛けたら、 えらい熱心に教えてくれたっけ。 その上、その兄ちゃんは僕達が降りた駅で次の地下鉄に乗り換えるのを「教えるから付いて来い」と余計な申し出までして呉れる。  「俺達はこの駅を出て、歩いて美術館に行くんだよ」と英語で言ったけど、上手く伝わらなかったな。 でも女の子は判ったみたいだったけどね。  とにかく握手してサヨナラ。 地下鉄駅から無事に地上に出てから1.5km程の距離を歩いて美術館に到着しました。 そうそう、僕は海外旅行の時にGPS持って行きますので迷うことはありません。 地下鉄の構内の様な衛星からの電波が届かない場所では無力になりますが。


エルミタージュ美術館 中庭のチケット購入待ち行列

 美術館で入館を待つ人の列は閑散期の午後の1時近くだというのに中庭には、この行列が出来ていました。 僕たちはこの行列には並ばずに入館出来ました。 何しろ“ Entrance ticket with no wait in line “ が売りの VOUCHER を持ってましたからね。
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カリン酒を作るぞ!!

2010-11-29 12:16:58 | タナカ君的日常
 散歩コースから農家の庭先に葉をスッカリ落としたけれど、たわわに実を残した柿の樹が見えた(鳥につつかれていないから渋柿なんだろうけれど)。 洗濯物を干していたその家の人に断って庭に入らせて貰って柿の樹の写真を撮影させてもらいました。 そしたら傍らには地面に実を沢山落としている”カリンの樹”も有るじゃないですか。 そのカリンの実を一つお願いして頂いて来ました。 家への戻り道にある生協のお店では焼酎を一壜購入。 そして家に戻って、ロシア土産のウオッカの壜と並べて写真をパチリ。

 今日は、これから焼酎とウオッカでカリン酒作りを始めます。 カリン酒は美味しくて飲むような物じゃ無いので少しづつ2種類の酒で作ってみます。

 あっ それから、ロシアの旅の記録や写真、一緒に旅した「自称、図書委員」さんがビシバシとブログにUpしてくれているので、それを見て下さい。 一応「リンクさせて下さい」とお願いしたら OK を頂けましたので、僕は手抜きしちゃいます。

 ブログの記事は流れてTop画面から次第に見えなくなりますが、一例ですがサンクトペテルブルクの観光の様子はここから飛んで見て下さい。まあその他は、ブログの内部を”ロシア”だとか”モスクワ”等のキーワードで検索して芋づる式に手繰れば読めるでしょう。
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エルミタージュ美術館・通路地図

2010-11-28 11:37:25 | 海外旅行

エルミタージュ美術館内部  :  通路の概略地図
Arrangement of passage on the Hermitage museum

 エルミタージュ美術館を1日目はガイドさんに連れられて3時間見物。 2日目はツアーから離団して個人的に見物して来ました。 入館すると入り口のインフォメーションで館内の地図を貰えますが、 それは何処に(展示品、トイレ、荷物預け、土産売り場、インターネットカフェ、ATM、階段・・・)何があるか表示されているのすが、 ある地点に向かうにはどの様に通路を歩けば行きつけるのか? すぐには判りません。 何しろ3つの建物からなる美術館の横巾はおよそ360mも有るうえに、全館のフロアーを平面的に移動出来るのは2階だけしか無い構造なのです。 かって昔、ドラゴンクエストのゲームの中でダンジョンの中を宝探しとモンスターとの戦いに明け暮れた僕としては、つい地図を残して置きたくなると言うものです。

 そこで今日はコーヒー片手にエルミタージュ美術館内部の通路の骨格を纏めてみました。 まあこの図に表現した以外にも階段はありますが、1階から3階の部屋を全部訪れるための基本となるエレベータと階段は、この図が参考になると思います。 展示品あるいは部屋はこの図の通路の左右に展開していると思ってください。

 エルミタージュ美術館を構成する3つの建物は道路上をまたぐ形の連絡通路で結ばれていますのが、3つの建物を平面的連続して歩けるのは2階部分だけと考えましょう。 メインの宮殿は真ん中に中庭を擁した「ロの字」構造ですが、広場に面した建物正面には大きな開口部があり、 そこから中庭を通って正面エントランスに向かいます。 正面入口は入退場ゲートで仕切られているために、メインの宮殿の1階部分は「ロの字」状に連続して歩けません。だから、左右にある1階部分を全て見物するには、2階から階段を使って1階に降りる必要があったりするのです。 

 とにかく展示品は絵画、彫刻、豪華な家具、すべて一級品です。 1日目の見物はそんな目玉部分をガイドさんの案内で見物し、2日目の見物では当時機械加工に使ったベッド部分が分厚い硬そうな木材で作らた旋盤などの工具の展示品やら、 他の人が興味を持つか判らん様な展示物を興味深く眺めたり、建物の内部、王族が居住する区域の窓は防寒のために30cm近い間隔の2重窓になっていましたが、 別の所ではもっと狭い間隔の2重窓であったりする違いなど、 変な所に興味を向けて館内をくまなく見物して来ました。

それでは、あなたも楽しんで来て下さい!!


追記: 以前に書いた入館チケットの引換券(Voucher)を交換したのは 赤丸を付けたInformationデスクでした。 しかし、本来は緑○を付けた「チケット売り場2」が正規の場所かもしれません。 しかし「チケット売り場1」の反対側に「チケット売り場2」が有るなんて事は見物が終わって、退場ゲートを出て回転ドアに向かっている時に初めて気が付いたんですよね。

関連記事へのリンク 2019年追記


  エルミタージュ美術館の入場券手配

  エルミタージュ美術館 チケット引換え方法
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旅の整理・ほぼ完了

2010-11-27 14:58:48 | タナカ君的日常
 ロシアの旅から帰ったのが23日でした、あれから4日が過ぎました。日本に帰って来て、第一番に感じたことと言えば「青空のなんと美しい事か!!」でした。 なにせ、サンクトペテルブルグもモスクワも小雨や小雪がちらつく、 毎日が暗いどんよりした天気でしたから。 

 そしてお伽話では「お婆さんは川で洗濯、 お爺さんは山で芝刈」になるところを、 妻は預けておいた貴重品を銀行の金庫から取り出して来たり、3度に分けて旅の汚れ物を洗濯したり、お土産を近所に配ったりしてました。 僕はGPSのログの整理して、旅の仲間に送ったり、飛行機の中で隣り合ったウクライナの女性に一緒に撮った写真をメールで送ったり、友人から来ていたメールに返信したり、Youtubeに画像をUpしたり...





 そして今日はデジカメで撮影したデータをDVDに焼き込んだり、 ズーッと慌ただしく過ごして来ました。 まあ慌ただしいと言ったところで、他の旅行参加者の皆さんの様に、会社勤めしている訳じゃないですし、6日間の旅の後で4日間もその後片付けの作業やるのは「疲れる話し」と考えるか? 「楽しい旅の続き」と考えるか? 僕にとっては後者であり、丁度良い暇つぶしではあるのです。

 そんな帰国後の後始末的な作業も一段落つきました。 明日の日曜日は久しぶりにほっとした一日になりそうです。
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ロシアでのお買い物

2010-11-26 08:07:56 | 海外旅行
 海外旅行する場合、大口の支払いはクレジットカード支払いが利用出来るとしても、現地での細かな支払いやや食事の時にどうしても現地通貨が必要な場合があります。 その現地通貨の入手方法ですが、最近、僕の場合は旅先の空港や街中に設置されているATMを利用する事が多くなりました。 それは現地通貨を入手する場合の日本円での最終的な支払金額が少なくて済むからです。 今回のロシア旅行の場合ですが、成田空港で両替した妻の話しでは [ 3.5円 / 1 ルーブル ]でした。 それがサンクトペテルブルグの空港に設置されたATMを利用してルーブルを入手した時のクレジットカード会社からの請求金額の資料(掲載写真)では手数料込みで計算して [ 2.7円 / 1 ルーブル ] となっています。

 そして今回の旅の出発前に添乗員さんから指示のあった米ドル持参の方法ですが、
妻が近くの三菱銀行の店頭入手したドルは        [ 85円 / 1 US$ ]  程度。
ロシア国内の両替商の店頭に出されたいた交換率では   [ 30ルーブル / 1 US$ ]  前後。
つまり [ 日本円 > 米ドル > ルーブル ] の交換では [ 2.83円 / 1 ルーブル ] となります。

 これはクレジットカードを使用して現地のATMで引き出す場合と遜色ないですね。 特にATMでカードの情報を抜かれる危険性や操作に手間取り時間を費やすとか、滅多に無いかもしれないけれど、カードが機械に吸い込まれたまま出てこない危険性。 あれやこれや考えると今回の様な団体行動の場合、添乗員さんが電話で伝えて来た「当面の小銭を成田で入手、他は米ドルにて持参せよ!」は合理的な指示と思えます。 

 しかし当面の小銭の使用場面はホテルの枕銭、 食事時の追加飲み物代金などでしたが、成田空港で交換してもらえたルーブル紙幣は1000ルーブル札でした、 小銭として使用するには、現地に行ってから再度両替して貰わないと使えないですね。



== クレジットカードによるATMでのキャッシュサービス利用料金精算表 ==



 そうそう、 小銭と言えば街中の商店での支払いの時に経験しましたが、 日本での買い物感覚とのこんな違いがありました。 

< ホテルの近所の小さなスーパーでビールを1缶購入 >

 料金は60ルーブルほどの金額、それに対して100ルーブル紙幣を差し出した。当然お釣りをすぐに貰えるものと思ったが... 店員さんの態度は ”60ルーブル支払えと言うように、レジのレジスターの金額を指さし続ける” 妻と僕の財布の中身を寄せ集めてなんとかなりましたけれど。 

< 目貫通りの小奇麗な喫茶店で昼食 >

 二人分の支払い総額は857ルーブルだったか、 それで1000ルーブル札を支払いのために差し出しました。 ここでもお釣りを出す気が無いようです。 店員さんは1000ルーブル札を見つめるだけです。 またまた妻と僕の財布の中身を寄せ集めて860ルーブルを渡して出てきました。

 現地の人の買い物の支払い方法がどんな風に行うのが普通なのか? おつりなんか期待しないで上回る金額を支払うのか? ピッタリの金額を支払うのか? 手早くお釣りをもらえたのは地下鉄乗車のためのコイン購入窓口だけだったなあ。 ツアー仲間の中には最初に示された金額より少ない金額の支払いで済ませた人もいるようでしたが、「現地ガイドさんに買い物の時の現金支払い方法について質問すれば良かった」とおもっています。
 
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The Peacock Clock

2010-11-25 17:40:22 | タナカ君的日常
 エルミタージュ美術館の主要な収蔵品の一つに "The Peacock Clock" と呼ばれる有名な「からくり時計」があります。 ガラスケースに収められたそれは一定時間毎に動いている訳ではないらしい。 つい先日のロシア旅行、2010年11月19日金曜日、午後2時35分頃、僕等のツアーグループがそのガラスケースを取り囲んで見学中に、 その時計を点検に来た係の小父さんがクランク工具使ってゼンマイを巻いて動かしてくれました。  僕達を含めて周辺に居た見物客から拍手と歓声が沸き起こったことは言うまでもありません。 「数十回はこの地を訪れている」という我らが添乗員さんも「私も初めてです、皆さんとてもラッキーな方々ですねー!!」と言ってくれました。




 今日はこの様子を動画で撮影したものをYoutubeにUpするために、編集ソフト「QuickTime Pro7」を入手して、適当なサイズに落とす作業を延々半日掛けてやってました。 なにせカメラで撮影したファイルはハイビジョンモードで50Mbを越えていて、我が家のADSL(1M)接続の環境ではファイルをUpするのに時間がかかりすぎる。 それに多くの人がアクセスして見るのにも、ファイルサイズを落として置くべきだろうと、この作業のために購入したばかりの慣れない動画編集ソフトをこねくり回してファイル形式をあれこれと変化させては、ファイルのサイズと画質をチェックした結果「xxx.M4V」ファイル形式にする事で、やっと僕が満足する(10Mbを下回り、画質もそこそこ)状態に出来ました。 ファイルのフォーマット変換作業をやってみて感じましたけれど、僕のメインに使っているPC:Pentium4 CPUでは随分と力不足で、一回の変換作業に30~40秒以上も時間が掛かりました。 今度の旅に持って出かけたカメラはハイビジョンモードでの動画が気楽に撮れるのは良いけれど、後で編集したりするのに今のPCが力不足、「買い替えたいなー」の気持ちがまた一歩前進です。
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ロシアから帰国しましたが

2010-11-24 10:00:01 | タナカ君的日常

ロシアの旅の最終地 モスクワの空港ロビー入り口で荷造り作業に熱中している ツアーメンバー。

 写真は空港到着前に立ち寄った、巨大スーパーマーケットで買いこんだウオッカ等のお土産品をスーツケースにパッキング中の様子です。この様子を空港の警備員さんは「何やってるんだ、こいつらは?!」てな顔して眺めていましたが、人畜無害と判断して、すぐに離れて行きました。

 ロシア旅行中もブログのアップやメールチェックなどでインターネットにアクセスして、ついでの事に株価チェックもしておりました。 そして値上がりを続けていた株価を見て「ニターッ」としながら旅を続けておりました。 それも昨日の北朝鮮による韓国側の島に対する砲撃ニュースで世界の市場の株価はGD、 今朝の東京市場の日経平均も180円ほどもGDした状態。 旅の後片付けの邪魔になる嫌なニュースですねー、 これからどうなることか目が離せません。

 JTBのツアーに乗って参加した6日間のロシアの旅、 一言で言えば「大満足」です。 なにせ添乗員さんと一緒の旅は12年振りで、 海外旅行に出かけ始めた頃の添乗員のついた台湾や香港等の旅では、お土産屋さんに立ち寄る時間をウザク感じたり、 集合時間にルーズなメンバーが居たりして、旅行の楽しさが壊される様な場面があったりしましたが... 今回のツアーメンバーはストレスを感じさせる人も無く、むしろ「もっと一緒に旅を続けたい」そんな気持ちにさせてくれる人達でした。 中には同じように「ブログを書いてます!」と教えてくれた方もいて、昨日帰宅後に早速見せて貰いました。 「出発!」のタイトルの記事の続きが、この後どの様に綴られていくか? 時々読ませて貰います。 僕も旅の途中の出来事や旅の仲間の事もこれから追々書いてみたいと思っています。 でも、 出発前に虫歯が欠けてしまった所の治療のために、今日は歯医者さんに予約を入れてあるので、これから治療に出かけなくちゃなりません。

図書委員さんへ > 本好きなあなたへプレゼントです。

「クラスノヤルスク滞在記」
 是非ご覧になってみて下さい!!
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モスクワの朝7時

2010-11-23 02:30:49 | 海外旅行
 「エルミタージュ美術館を見たい!」 それがメインテーマの旅でした。 その旅も今日の夜には帰国の途につきます。 それで昼チョット過ぎまではクレムリン内部の見学、 午後の飛行場へ向かう途中では郊外商業施設が集積された場所にあるスーパーマーケットに立ち寄ります。 まあそこでお土産を買い込んで、今回の旅の締めくくりになります。

 今はモスクワ時間の7時、薄っすらした雪の白さを車の轍が消して、大半は黒い路面となっている道路を車が走行する様子が見えています。 なんで、こんな時間から今日の予定などを書き始めたかと言えば、 これから朝食を食べて、チェックアウトしたらもう帰国までインターネットアクセスしている時間が取れそうも無いからです。そして飛行機に乗っている時間に公開されるよう、予約投稿なんてブログの機能を使って、投稿日の辻褄あわせも試してみます。 

 僕にとってロシアの旅は始めてです。 ロシア国内1・2の都市を観光しただけで、一般論を述べるほどの情報はありませんが、 気の付いた事を幾つか書いてみます。

 0. 普通に豊かな国でした。
     モスクワの赤の広場には物乞いも居ましたし、サンクトペテルブルグの「モスクワ駅」の構内のベンチでは
    寒さを避ける路上生活者の臭いを漂わせる人に出会いましたが、 見たところ、絶対的に少数です。 

 1. インターネット : 泊まった2つのホテルともに接続環境はWiFiでした。
        サンクトペテルブルグの宿では客室内部からのアクセスが有料で、ロビーでのアクセスは無料。
        モスクワの宿ではその逆でした。   当然、僕は無料の場所でアクセスしましたよ。

 2. 寒さ : 今の時期は気温0℃前後、 屋外は寒いですが屋内はホテル美術館など、 日本の初秋の服装で充分。
         冬山にも対応可能な毛の下着など着込んだ僕は、汗かいてしまう場合もありました。

 3. 履物 : 歩道の雪は直ぐに消されてしまうので、 通常の履物でOK、 ハイヒールで闊歩する女性も見かけます。

 4. 日本円 : これほどまでに両替商の店頭で日本円の通用しない国だとは知りませんでした。 
         勿論、「千円、千円」と寄って来る、お土産売りには日本円の現金も受け取って貰えますけれど。

 5. クレジットカードからの現金化 :
      ホテルの中にクレジットカードで引き出し可能なATMが複数台設置されていました。
      団体行動の中で時間に追われて、「空港のATMを操作して焦る必要無かったな」と想いました。

 5. ロシア語 : 添乗員さんの付いたツアーですから、ロシア語を話さなくても済んでしまいます。
           でも、地下鉄に乗る時入場コインを買いました。 窓口で「ドゥバー(ロシア語)チケット(英語)!」で
          50ルーブル札 を差し出したら、さっと入手出来ました。 こんなの言葉が通じたと自慢できるほどの物ではないですが。
          数字だけでも現地言葉は役立ちます。

 日本から煎茶やインスタント味噌汁の類も持ってきたけれどサンクトペテルブルグで3泊した宿は部屋に湯沸かし器が無く、手近な場所に給湯器も見当たらなかったので、 味噌汁の類は丸々残っていたのですが、 ここモスクワのHoliday Innは普通のアメリカのホテルの感覚でそんな設備も室内にありました。 久しぶりにお湯を沸かして飲みながらこれを書きこんでいます。
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モスクワでサーカス見物

2010-11-22 04:35:50 | 海外旅行
 朝の8時半、まだ暗いサンクトペテルブルグのホテルを出て、モスクワに移動してきました。 今回の旅はJTBのツアーに乗っているので、添乗員さんの言うことさえ素直に聞ければ何事もスムースに事が運んでいく気楽な旅です。 モスクワ市内に到着後は赤の広場やモスクワ大学のある小高い丘の展望台などを訪れ、 夜はサーカス見物をさせてもらいました。

 サーカスは何十年振りかの見物です。 日本ではロシアのサーカス団と言えば「ボリショイサーカス」と条件反射の様に名前が出てきますが、 地元ガイドさんのバスの中での解説ではは「モスクワにはボリショイサーカスなんて団体は無い、 あの名前は興行の都合で日本側が勝手に付けた名前が日本で広まったものだ」と言ってました。 これは見物したサーカスの名前が「ボリショイサーカスじゃ無いな?」とグループのメンバーの顔に出ていたので、そんな解説を付け加えたのだろうか?。 しかし常設のしっかりした作りの建物の中で、外の寒さに関係なく快適に、 しかも文句無く楽しめましたから、サーカス団の名前はどうでも良いです。


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エルミタージュ美術館 チケット引換え方法

2010-11-21 02:19:12 | 海外旅行
 昨日に引き続き2日目となったエルミタージュ美術館、 昨日は現地のガイドさんが先導してくれて、それに従っていれば主要な見所をザックリと見る事が出来て、 結構楽しめました。 今日の見物は個人的な見物ですからガイドさんはいません。 だから入場券を入手した場所で渡された地図を片手に宮殿の中を彷徨いましたが、さながらドラゴンクエストのダンジョン歩きの趣で、展示品の鑑賞もさることながら、迷路歩きをも楽しんで来ました。 宮殿3階の回廊を歩いている時に下の階に見えた大きな銀器の場所へ辿り着くのに彷徨い、 2階からエジプトのミイラの置かれた部屋に通じる階段を捜し求めてといった具合です。 

 今回は、ほぼ全ての部屋を歩いて見て、この迷路の様な宮殿を隈なく歩くこつを体得しました。 それは帰国して改めて書くとして、今日は、インターネット経由で入手したチケット引換券(VOUCHER)での入場の方法について書いておきます。 

 エルミタージュへの入場は宮殿広場側に面した大きな正門から中庭に入ります。 その中庭を突き進んで行くと、入場券売り場へと続く回転扉の付いた宮殿の建物への口があるのですが、 チケットを求める人々の行列はその回転扉へ向かうスロープを先頭にして正門方向へと中庭の中を延びていました。 チケット引換券を持つ僕たちは、その行列の後ろに並ぶ事無く建物入り口の回転扉のあるスロープを登って行きました。 回転扉の所には入場を規制する担当の係員が立っていますが引換券を提示すると「中へ入って良い」と身振りで通過させてくれました。 ところで、ここの行列ですが、混雑時の鉄道のホームへ入場制限する時と同じ様な感じで一定人数を建物の中に入れて、 建物内部のチケット売り場の行列が解消したら、また次の一定人数を中庭の行列から建物内部へ入場させる。 そんな風に行列を制御しているようです。 ですから、建物の中に入っても、そこにはチケットを売る窓口まで第2の行列が出来ているのです。 僕たちは建物内部に出来ている、その第2の行列にも並びません。 チケットを売る窓口を横目にチョッと先に進むと、左手にパソコンを置いたインフォメーションデスクがあります。 そこの人にチケット引換券を提示すると「パスポートを見せて下さい」と言って渡したパスポートと引換券を持って奥のオフィスに引っ込み、カメラ撮影OKのチケットを持って来てくれました。 僕たちは引換券にサインしてチケットを受け取り、交換作業は行列に並ぶ事も無く、無事に完了しました。 そんな訳で妻とは「事前にチケット引換券を購入しておいて正解だった」ねと珍しく意見が一致しました。

入場までを模式的に表現すると下記の様になります。

一般入場者の場合 :

[ 入場ゲート ] << [ チケット入手 ] << [  チケット販売窓口  ] <<  [ 建物内部の・・・行列 ] 
<< [ 回転扉 ] << [  中庭の・・・行列  ]

引換券ホルダーの場合 :

[ 入場ゲート ] << [ チケット入手 ] << [ チケットオフィス == インフォメーションデスク? ]  << [ 回転扉 ]


関連記事へのリンク 2019年追記

  エルミタージュ美術館・通路地図

  エルミタージュ美術館の入場券手配 
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