強風そして囲碁

2012-03-31 12:16:43 | タナカ君的日常
 昨晩から春の嵐の強風が吹き荒れている。 高い梢のけやきの樹に当たる風はごうごうと唸りを上げ、家のガラス戸は風が息をつぐ度に内に押され、外に戻されて鈍い音を立てている。 この風は昨夕から強くなり始めたのだが、その時すでに小規模でしたが乾いた畑の土が巻き上がり、 昭和40年代初めまでの砂川地域で頻発していたような土埃で空気が茶色くなる様を思い起こさせてくれました。 こんな中を外を歩き廻ったら、「目の中に土埃や花粉が押込み強盗のように入り込んで来るだろう」 だから、今朝の散歩は中止です。

 妻は月末だけの用足しに外出して留守。 そこで、土産に貰ったちょいと味の良い中国茶を自分で入れて飲みながら、「筋の善悪トレーニング270」そんなタイトルの囲碁冊子に出ている問題を順番に並べています。 問題は頭で考えないで答えを直ぐに見ちゃいます。 囲碁なんて黒と白石の相互の配置で強弱が決まり、ゲームの勝敗の行く末も決まります。 パターンとして「あっ、これは何か手がある形だな!」そうひらめく様になれば嬉しいと思ってますから。 それには「何度も繰り返して手順を並べて見るだけでも効果が有るだろう」と思っています。

 さて、昼時になりました。どこかの食堂で昼飯食べて、午後の囲碁会場に向かいますか。
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消費税増税 そんなの止めて!!

2012-03-30 20:16:16 | タナカ君的偏見
 今日のニュースでは「消費税増税法案を国会審議に持ち込むために閣議決定した」ことを伝えて騒いでいる。 その消費税は福祉目的に使うとか社会保障精度の安定とかを大義名分にしている訳だが、俺としたらそんな目的で消費税の増税はしてほしくない。

 福祉制度なんてもっと縮小して貰って一向にかまわない。 社会保障(年金)なんて本当に財源がないなら減らしてくれて結構。 そんなスタンスでいます。 

 80代になった親戚の叔父や叔母、そして同年輩の山仲間の中にも「体の調子が悪ければ、どんどん病院に行った方が良い」、「医療費の支払いなんて健康保険もあるし、支払いにも上限があって、大した金額にならないから・・・」 そんな言い方するのだけれど、そんな意見は聞く度に腹が立つ。

 介護保険にしたってそうだ。 街中のあちこちに老人介護施設が目立ち、ひとつの産業に仕立て上げている。一方で日本の経済を支えてきた産業、例えば古くは製鉄・造船業、 ハイテクで日本のお家芸と思われてきたシャープやソニー等の電気業界、それらに部品を供給する村田・太陽誘電・TDKといった企業群も利益を出せない製造業が衰退すろ社会情勢になって来た。

 何回か”田中君的偏見”のカテゴリーの記事では同じ様な内容の事書いているけれど、 老人介護施設なんか充実させる必要なんてないんだよ。 ガタの来た年寄りにはさっさとあの世へ送り出す社会にすれば良いのに、 保険金制度や税金使って、老人ホームや病院で生かし続けておく必要なんてないよ。

 ”日本は世界に冠たる長寿社会” そんな長寿を自慢してみたって無意味。 みんないきいきと生活しているんじゃないんだもの。 痴呆症で寝たきりになって、更に自力で食事を摂れなくなった親戚の叔母さんが点滴で1年以上も生かされ続けていたけれど、あんなの本当に医療費の無駄遣い。

 連れ合いの叔父さんは「今の保険制度では夫婦2人の年金を合わせれば、そんな面倒見て上げる事も出来るんだよ」と肯定的な口振りで話していたけれど、 俺は否定的な気分にしかならないな。

 てな訳で、「消費税増税 そんなの止めて!!」 と言っておこう。 
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昭和記念公園・無料入園日

2012-03-29 16:11:58 | タナカ君的日常
 暖かな日差しに誘われて、久しぶりに昭和記念公園に入ってみました。 砂川口から入園したのですが、池の周囲の梅は多彩な色で今が盛り、黄色い花も彩りを添え、この写真を撮影した背後にある柳の大木は垂れ下がった若葉を風にそよがせていましたっけ。

 週末じゃないから空いているつもりで入ったけれど、学校の春休みとあって子供だけのグループもいたし、子連れファミリーや、恋人同士の様なカップルもチラホラいたり、それなりの人出がありました。

 そして、みんなの原っぱ北側の桜の樹の下には50号のキャンバスに向かって絵筆を持つ人もいたし、ユックリと歩きながら昔懐かしいメロデーを草笛で奏でる小父さんがいたり、今が盛りの菜の花を撮影している人。 ゆったりした気分になれる春の日差しでした。


 そんな中、僕は針葉樹の大木の近くの原っぱで寝転んでしばし昼寝してきました。 写真で見えるように原っぱは枯れ草の匂いが主体で緑の草はまだ少なかったですね。

 ところで3月24日から5月20日はフラワーフェスティバルだそうですが、 パンフレットによれば下記の3日が無料入園日に設定されています。

4月15日(日)、4月29日(日)、5月 5日(祝)

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老人性転倒記念日

2012-03-27 09:40:57 | タナカ君的日常
 随分明るくなるのが早まった今でも、まだ暗い4時少し前、新聞到着の音を聞き、配達された新聞を取るのと、 夜中に一度の尿意に対処すべく立ち上がろうとした。

 まずは蛍光灯から垂れ下がった紐を探すべく、寝たままの姿勢で腕を伸ばして手の届く範囲の上空に有るはずのそれを探し出す。 そして照明を点けて室内を明るくする。

それから「よっこらしょ!」と何に捉まるでもなく立ち上がる。 普段はこれでOK。


 それが昨晩は何故か寝床のシーツが滑った様な感覚と共にバランスが崩れた。 体勢を立て直すべく、近くの半開きになっていた押入れの襖の木枠を咄嗟に掴んだ。

 そこまでは良かったのだが、 掴んだ襖に掛かる腕の力は襖を滑らす方向であったらしく、 襖が動き出してしまった。 だから崩れたバランスを回復出来ないまま後方に尻餅をついてしまいました。  転んだ場所は柔らかな布団の上だったし、頭を打つ事も無かったから別に怪我することもなく無事に済みました。

 年寄りが寝たきりになる切っ掛けの一つに、転んで怪我をするのが大きなウエートを持つと聞いている。 夜中にこんな転び方したのは始めてのこと。 「やばいなー、これからは何かに掴まりながら立ち上がる習慣を付けるかな・・・」と想いつつ、小便を済ませ、朝刊を取って寝床に戻ってきましたよ。

 そんな事があったから3月26日は「老人性転倒記念日」にしましょうか。
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春の花・花・・・花

2012-03-26 20:14:35 | タナカ君的日常
 お彼岸を過ぎてもまだ寒い日はあるけれど、散歩の時も手袋なんかしなくてもへいちゃらになった。 散歩を開始して10分ほどしてから、やっと手足の末梢が血流で暖かさを感じてほっとする、そんな感覚も忘れるほどになって来た。開花が遅れていた花も続々と咲き出した。紅梅、白梅、こぶし、沈丁花、そして陽当たりが良くて風当たりの弱い場所の桜の樹は花を付けだした。 これでスギ花粉の飛散がなけりゃ最高の時期なのに。



満開の枝垂れ紅梅




そして、公園のコブシは寒さよけの綿毛の包を割って白い輝きを見せ始めました。
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スープの冷える距離

2012-03-25 06:43:10 | タナカ君的日常
 「スープのさめない距離」そんな表現で親子の住まいの丁度良い距離感を表現する言葉が有りますけれど、 大阪から東京へ4月の移動で転勤してくる息子家族の決めた住まいは江戸川 区、 彼の勤務先は立川から見たら東京駅の向こう側、墨田川 に近い所なんだから、住まいの決定に合理性はある。

 しかし江戸川 区なんて完璧にスープの冷める距離、と言うか「日常的な付き合いが気楽に出来る距離では無い」と想う僕、しかし妻にとっては大阪に較べればご近所さん、僕とは距離感が大分違う。 

 元はと言えば大学生だった頃の彼とは親離れ子離れの喧嘩して「てめえなんか家に帰って来るな!!」と別れた生活。 やせ我慢かも知れないけれど、今迄通りそれぞれが淡々と生きて行きましょう。
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車を買い替えるかな?

2012-03-24 22:15:45 | タナカ君的日常
 今乗っている車は1ボックスの軽自動車、そのダイハツ・アトレーの燃費は13km/リッター程度、車の中で寝泊まりして旅行するには便利だし、運転席の位置が高くて前方の見通しが良くて好きなんだけれども、 燃費の事は気になっている。 なにしろ家の近くの安いガソリンスタンドでもレギュラーの店頭表示価格が152円になってしまいましたからね。

 最近は運転に飽きて来たのか、年間の走行距離も随分と少なくなっています。 だからガソリンが値上がりしたからといって、僕の小遣いがピンチになる程のことは無いのだけれど、 「次に買うとしたら燃費の良い車にしようか?」と考え始めているのです。

 新車から7年半乗った今の車の走行距離はおよそ9万3千km。 最近は車検の時に寿命だとかで、色々なベルトや水冷ポンプの交換を勧められて費用が随分と掛かる様になった。 それで「次の車検の時期を目処に買い換るかな?」そんな気持ちになり始めました。

 タイミング的には新しく購入する車の寿命と、今68歳の僕が運転を自己規制しようかと考えている年齢(75~80歳)との釣り合も丁度良いかも・・・ そんな事情もありますし。
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どうも今週は虚しさ週間

2012-03-23 22:11:11 | タナカ君的日常
 火曜日は普通なら囲碁のある日なのだけれど、20日の火曜日は休日で、公民館が休館日なものだから午後の楽しみの囲碁は無し。 東証の株式取引市場もお休みだから午前中も完璧に暇。 「暇だなー!」そう思って炬燵に寝転んでいたらら、 なんだか虚しさが襲ってきた、いつもなら市場の様子を眺めた後に出かける午前中の散歩に出る気力も湧いて来ない。

 そう言えば、山仲間が17日のブログで
 
”スキーに一人で行った時等、リフトと滑降を繰返す行為がまるで「巣箱の車輪を夢中で回すハツカネズミ」のようで、空しさを覚えることもあります。”

 そう書いているのを読んだ時も、日常の生活だって虚しいよ「朝起きて、朝飯食って、糞して、昼と夜に飯くって、歯を磨いて、寝て、そしてまた次の日に同じ事を繰り返すだけなんだから」と思ったりしたから。 どうも今週は虚しさ週間であるかもしれない。

 まあそんなこんなで20日は虚しさを感じて何もする気が起きない日だったのです。 しかし「散歩しなくても良いから、炬燵に入って横になってないで、何か体を動かさないとダメだぞ!!」そんな強迫観念に促されて自転車に乗り、あの日は昼飯時に多摩川土手に行きました。 その時に出会ったのが大きなザックを背負った若者グループだったのです。

 そして、 彼等の後ろ姿を見送った後、 河川敷のグランドで少年サッカーやっている脇の雑草の生えた泥混じりの地面に寝転んで、サーカーを見ているのか陽の光を浴びてうたた寝しているのか判らん状態で小一時間の時を過ごしました、 そしたら太陽光線のパワーの御蔭か何か判りませんけど、虚しさ症候群の症状が消えてくれたので助かりました。

 そして3日過ぎた今日、当たり前の様に朝の散歩もいつもの6kmコースを元気に歩き、午後の囲碁もたっぷり楽しみ、完全復調した様です。
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天晴! 選手宣誓@2012選抜

2012-03-22 08:27:16 | タナカ君的日常
高校野球開始にあたって催される選手宣誓なんて、「不味い刺身のツマ」 そんな感覚で今までは聞き流していましたが、 今年の選抜高校野球での 阿部翔人君のそれは見事で聞き入りました。

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宣誓。

東日本大震災から一年、日本は復興の真っ最中です。
被災をされた方々の中には、苦しくて心の整理がつかず、
今も、当時のことや、亡くなられた方を
忘れられず悲しみに暮れている方がたくさんいます。
人は誰でも答えのない悲しみを受け入れることは苦しくてつらいことです。
しかし、日本が一つになり、その苦難を乗り越えることができれば、
その先に必ず大きな幸せが待っていると信じています。

だからこそ、日本中に届けます。
感動、勇気、そして笑顔を。
見せましょう、日本の底力、絆を。

我々、高校球児ができること、
それは、全力で戦い抜き、最後まで諦めないことです。

今、野球ができることに感謝し、全身全霊で正々堂々とプレーすることを誓います。

 平成24年3月21日、
選手代表、宮城県石巻工業高等学校野球部主将、阿部翔人

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それではYoutubeに投稿されていたVideo画像で宣誓の様子を御覧いただきましょう。




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リーダー判断?

2012-03-20 17:44:58 | タナカ君的日常
 ここは日野バイパスが多摩川を渡る場所、上空の石田大橋が多摩川左岸の土手に大きな黒い影を作っています。 その堤防上の歩道から土手を降りようと、40リッター程は有りそうな大きなザックを背にした人達の姿が見えます。 大した傾斜でもないし、高低差だって人の身の丈程度、そんな所を下るのに一番右側の人が次に人に手を差し延べています。 「あれれ?」の状態ですよね。

 彼等は僕が12時半頃その場所に到着した時には橋が作る日陰になった土手に腰を下ろして昼食休憩してました。10人ほどの人数だったかな。 男性が女性よりやや多目、見掛けは大学のワンゲル部で、目的は多摩川の土手を荷物を背負って歩くトレーニングといった感じでした。 食事の様子は賑やかで、これからまだまだ歩くのだろうと見えました。

 僕も近くのコンビニで買ったおにぎり一つと、お湯を注いた「あさりの味噌汁」のカップを取り出して、彼等から少し離れた場所に腰を下ろして昼食をはじめました。 心の中では昼食が済んで颯爽と隊列作って歩く彼等の姿を写真に撮ろうと考えて、彼等の様子をチラチラ窺いながら、おにぎりを頬張りました。

 彼等がザックの口紐を閉め、出発準備の始めた様子が見えました。 上流にでも下流にでも彼等の歩く方向の前に出て、隊列を撮影しようと、僕も自転車にまたがり走りだす準備をして待ちました。

 ところが「あれれ?」です。 立ち上がったリーダーらしき人物がGPSを眺めて歩き始めた方向は想定外でした。 彼等は堤防上から下の舗装道路に降りて中央高速の国立ICの方向に向かい歩き始めました。

 写真を撮るには、颯爽と堤防上の道路を歩いてくれないと困ります「どうなっているんだ?」と思いながら見ていると、後方には痛みで歩行困難な程のびっこ引く姿のメンバーが2人も居たかな。 だから、そんな所さっさと下れるだろうと思う堤防の草の生えた法面の下りでもTop写真の様に手を差し延べて助けてあげる必要があったみたいです。 堤防を降りて行ったのも「本日の行動は中断、予定変更」そんなリーダーの判断だったのかな?
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