桜の季節@2016

2016-03-31 10:59:58 | タナカ君的日常
 立川や国立周辺の桜は全体的に言うと4分咲き辺り。 国立駅・大学通りの桜並木では、 この週末には桜が見頃になることでしょう。 週末は雨は降らないみたいだけど、 綺麗な青空は望めないかもしれないのが、少し残念ですが。

 昨日はそんな桜の花の状況を確認しようと、 カメラを2台持って家を出た。 自転車にまたがって走りだした途端、 花が終わった水仙が植えられた空き地の傍らで、タラの芽が葉を伸ばし始めているのに気が付いた。いままで、その場所にタラの樹がある事を全く気づいていませんでした。

 写真では判らないでしょうが、 幹の背丈は隣にあった水仙の葉より10cmほど高いだけ、 細く小さな樹でした。 「大きな樹になれよ」 と心の中で念じて、 新芽は採らずに写真だけ撮って立ち去りましたが、無事に大きく育つか? わかりません。

 3月中は花粉の悲惨を避けて散歩を中断していたのですが、 久しぶりに馴染みの散歩ルートを走って、 あちこちで出会った桜の様子を御覧戴きましょう。


 太い樹幹から桜花を直接咲かせた樹



濃い桃色の枝垂れ桜



七分咲きの染井吉野

コメント

東電流儀の工事

2016-03-29 08:24:09 | タナカ君的日常
 立川通りの栄町三丁目のY字路を右に進むと、国分寺崖線の坂を登って国分寺高校へと進む高木通りとなる。 その国分寺高校の手前には「東京電力・砂川変電所」があって、 その変電所の敷地には高圧送電線の鉄塔が建ち、 変電設備や遮断器などが設置され、 そこからは地中埋設した高圧ケーブルで立川市街の工場やビル群への給電を行っているのだ。

 その高木通りではその埋設高圧ケーブル(正式には管路高圧ケーブルと呼ぶらしい)の更新工事が行われているのだが、 その工事はおよそ50m程の区間を区切っては路面を掘り、 何かの作業を進めて、 アスファルト路面の修復を行い、 次に隣接する区間で同じ繰り返しをしながら、 少しづつ工事区間を移動させている。 それが一渡り済んだら工事完了となるのか? と想っていたのだが、 暫く間を置いて、 またほじくり返しての工事が始まる。 そんな状態が 着工以来足掛け3年経過しているのだが、まだ終らない。 工事その物は下請け工事業者が工程に応じて入れ替わり立ち替わりしていて、 全体の完工時期を聞いたところで、 意味のある返事は得られない。

 今年の1月頃、東電の制服(腕章だったか)を着用した人物が工事現場に居たことがあったので、工事完了予定時期を聞いてみた。

僕 : 「ここら辺の延々と続けられる工事、
     片側交互通行が続き、すごく迷惑。

     足掛け3年経っているのに
     未だ終わらない、
     いったい、何時終わるのか?」

東電: 平然と 「予定では来年(2017)です」

 僕なんか、 2km程度の区間、道路を完全に封鎖しても良いから工事業者を大量動員して、短時日で工事を済ませて欲しいと思うのですがね。 

 どうやら立川市街の大口需要家への終日停電なんてもってのほか、そんな大口ユーザーへの停電の無い電力供給が第一優先であって、 工事箇所周辺に住む、一般住民へは「長期間に渡ろうと、 小さな迷惑なんて我慢しろよ!」、 の話らしい。


東京電力管路高圧ケーブル
工事に使用されるケーブル保護用品
コメント

銀メダル 女子カーリング:世界選手権

2016-03-28 09:45:17 | タナカ君的日常
 このところ熱中していた燻製器作りや燻製作り、 引き続く後片付けが一段落した2・3日前からは、カナダで行われていた2016年カーリング世界選手権大会のテレビ放映を見入る時間が増えていた。

 出場していた日本女子チーム(LS北見)の活躍が素晴らしかったですからね。 ついには決勝戦まで進出して、 惜しくも銀メダルになったのだが、 その決勝戦のテレビ放映をついさっき見終わったところです。

 出場した4人の選手たち、 それぞれに良い顔していましたが、 雛人形の様な優しい表情の藤澤 五月選手(写真)がストーンを投げる時に見せる引き締まった眼差しが見ていて堪らなかったです。 さらに、所属するLS北見の公式ホームページでのメンバー紹介によれば、 好きな本は「ヒカルの碁」とありました。 彼女が碁を打つのかどうか知らないけれど、 ますます好ましいです。

 そしてカナダでのカーリングと言えば、 オーロラ見物旅行の途次、 バンクーバーのカーリングクラブでストーンを投げさせてもらった記憶が蘇ってくるのです。


 これをUpした時刻はタイムスタンプの通り、 09:45 実はこんなブログを書いていてはいけなかったのです。 月に一度の公民館囲碁の会場申込みの日だったから、 09:20には公民館に居なければならなかったのだ。 なのにその事をすっかり忘れてしまいました。 その後も中央線の電車に乗って、三鷹駅近くの八十二銀行に行き、 安曇野の借家で使用している電気代や水道代の振り込みをして来たのだった。 その帰りの電車の中でフット「今日は公民館に行く日だった」と思い出した。

  カレンダーにも書いて置いたし、 昨日の囲碁の会場では「タナカさん明日、申し込みの日ですからね」そう念押しされていたんだけどな。 困った物忘れ老人になったものだ

コメント

僕の部屋はゴミ部屋

2016-03-27 09:27:09 | タナカ君的日常
 ゴミ屋敷なんて事が時折話題になるけれど、 我が家というか、僕の部屋はプチ・ゴミ部屋になっている。 なんたって、 物を貯めこむ習性があって、 金銭的な価値を考えたら「もうそんな物は必要な時に買い直せば」と妻に言われる事もしばしば生じている。

 同じ年代の友人が若い頃の想い出のザイルを「これからの人生のために、 断捨離を決行する」と聞くと、 「僕に頂戴」と電話して貰って退蔵しているし、 昨日には台所用品の金属廃棄物集積所に夏の安曇野生活に手頃なサイズの圧力鍋が出されていたのを見つけて拾って来て、 妻の目に留まらない内に部屋の中の押し入れにしまいこんだのだ。

 Top写真の端材は、このところ熱中していた燻製器作りの際に出た木材や板の切れっ端を床に置いて撮影したものだ。

 左端の朱色の網袋はジョイフル本田で「端材の詰め放題200円」で使用されている袋なのだが、 床に広げた端材の量はこの袋に押し込める(押し込んで僕の部屋に入れておいた)分量なのだ。 つまり商売的には200円程度の価値の物、 こんなの捨てないから僕の部屋がゴミ部屋になってしまっているのです。 まあ下の方に見える同じ長さの角材は燻製器の中段に金網を追加する時の桟に使用するつもりで作って置いた物だけど、 未だに燻製器に組み込まないで放置しているのだから、 ただのゴミですよね。
コメント

燻煙材の立ち消え

2016-03-26 10:20:10 | タナカ君的日常
 燻製作りに使用した燻煙材は桜のチップを巨大な線香状にした市販品。 それを燻煙工程で着火して、燻製器の庫内にいれたのだが・・・ 10分くらい経過した時点で前面扉を開けて内部を確認したところ、 庫内の煙はまったく薄れ、 燻煙材も立ち消えしていたのだった。 その原因は燻煙材周囲の酸欠が原因だったと想われる。 今回はその事について書いてみる。


 さて、 上図は自作した燻製器の構造を図示したものだが、 縦長な直方体で正面底部に空気吸入口、 そして天井部分には排気口を設けた天板をはめ込んである(図示していない)。

 そして、図中の[A]はコンロ脇の床に燻煙材を釜飯容器に入れて置いた場所を示し、 [B]は[金網-2」上の燻煙材置き場を示している。 最初は[A]に着火した燻煙材を置いたのだが、 すでに記したように短時間で立ち消えしてしまった。 そして再着火後も庫内に入れると間も無く立ち消えしたのだった。

 実は図には描いていないが、 吸気口とコンロの吸気口の間には針金とアルミホイルで作ったトンネル状の構造物を空気流通トンネルとして設置したおいたのだった。 それにより外気は効率良くコンロの吸入口へと導かれ、 コンロの炭火の燃焼は滞り無く行われたのだが、 外気に含まれる酸素は炭火の燃焼で大半が消費され、 コンロから排出されるのは酸素濃度が低下した、燃焼後のガスとなったのだと想われます。 だから、 庫内の底部近くに置いた燻煙材なんて、 「酸欠で火が消えた」と考えて間違いありません。

 そこで、トンネル状の構造物はすぐに撤去して、 再々度の燻煙材への着火を行い、 ついでに、 置き場所を金網上の B地点へと変更しました。 こんな作業過程で金網上のB地点に、 燻製にすべく並べて置いたチーズが溶けて金網にへばり付き始めたのに気づいて、 上部の金網へと移動させたのでした。 考えてみれば 金網-2はコンロの上面から15cmも離れていないのですから、 熱せられた空気の対流の影響どころか、 金網の中央付近は赤熱した木炭からの輻射熱の影響も大きく、 触ると火傷しそうなほど熱くなる。 いくらチーズを置いたのが金網の端の方だと言ったところで、 金網からの伝導熱でチーズがとろけて型崩れを起こして当然なのでした。 

 その後は当初の立ち消え分の燻煙作業の遅れを回復すべく、 金網上に置いた燻煙材の両端に着火して、 燻煙工程を進めたのでした。

 両端に着火した燻煙材と庫内の煙の様子


 庫内に見える白いプレートは肉から滴る脂の受け皿で、 耐熱セラミック製の物です。 金網-2の上空10cmほどの位置に置かれています。

 燻製作業終了後、 プレート内に溜まった脂の重量を計ったら100グラムほどありました。 吊るした肉の当初の重量は1.7kg(我が家の分で約1kg)ほどであったと思います。
コメント

炭火おこし

2016-03-25 10:04:54 | タナカ君的日常
 燻製作りに使う炭火、 練炭用のコンロに着火用のダンボール片や細かな木片を入れて、その上に木炭を置いてマッチで着火しようとした。 しかし、 ダンボール片はどうにか燃えてくれるものの、 木炭はおろか、木片にさえ燃え移らないまま立ち消えしてしまう。

 最初は着火してから30分もすれば使用可能な状態に木炭も真っ赤になってくれるだろうと踏んで、 燻製つくりに参加する友人の到着予定時間の9時に対して、 8時半から着火作業に取り掛かったのでした。 だから、ちょいと焦りましたよ。 

 そこで練炭コンロの吸気口をダンボール片をうちわ替りにして煽いでみると、 火勢が幾分強まって着火に役立ちそう。 そこで、ヘアードライヤーを”COOL”モードでコンロの吸気口から強制的に空気の供給を試みました。 木片にもあっと言う間に火がつき、 抜群の効果で短時間(10分ほど)で木炭は真っ赤な炭火になってくれました。
 
コメント

燻製作り 1回目

2016-03-24 09:12:39 | タナカ君的日常
 燻製器を自作して、 昨日最初の燻製作りを行った。 燻製食材は肉・魚介類・シューマイ・チーズなど他種類の物となりました。 出来上がった燻製の出来栄えですが、 率直に言うと肉を除くと不満の残るものでした。
 今回はその第一回目となった燻製作業を報告します。

 まずは食材の紹介をしましょう。 


最上部の金網に並べた食材
燻煙最中に天板を開放して確認


 Top写真は同じ金網上の燻煙前の状況です。 両者を見比べるてチーズの有無に気付きましたか? 温燻過程で火源のコンロに近い金網に置いたチーズは溶け始めたのに気が付いて、 慌てて移動したのです。



40℃・2時間の乾燥工程を終えた肉の様子



80℃・3.5時間の温燻工程を終えた肉


 魚介類・チーズ・シューマイなどは温燻工程を肉よりも短い時間(2時間)で燻製器から取り出しました。

ビールの摘まみとなった完成品


 酒の摘まみとして早速テーブルに置かれた燻製、 エビとチーズ以外のホタテ、剣先イカ、シューマイ等に対しては温燻工程の時間が長すぎた様で、 乾燥しすぎて口当たりの悪い物になってしまいました。

 魚介類の燻製作りのレシピ例では熱燻で10分程度と記されていたが、 温燻では時間的にどの程度にしたら良かったのか? 途中でもっと頻繁に試食して、工程の打ち切りを行うべきだったと遅れ馳せの反省です。

 反省と言えば、 味付けの下処理の事。 サーモンやイカは全く味付け無しで燻煙だけ行ったのですが「味気ない」の一言ですね。 養殖サーモンなんか包丁でスライスすべく、 包丁を当ててひいても薄い切片にならずに、 フリカケ食材の様なフレーク状になってしまう有様、 やってみて判るって事は多い物ですが、 今回の燻製作りは沢山の事に気づきました。 その事についてはまた後で書いてみます。

 ところで、 肉のブロックの燻製、 これは北杜市の知人Yさんの所で実演してもらった経験やその後の電話で教えてもらった事などが功を奏し、 同じように美味しい燻製が出来ました。 あらためて、お礼申し上げます。

 なお、 乾燥工程を終えた肉の写真の中に、妙に白っぽい(長い奴・2本)がありますが、 これはSさん持参のバラ肉です。 この下処理に使用した岩塩は外国土産の物で、なにやら硫黄分を含んだ物であっで、 それが「赤みの少ない妙な色に仕上がった理由では無いか」と言ってました。 でも食味について言えば、 我が家で準備したクレージーソルト使用の肉と較べて大差無く感じました。
コメント

明日は燻製作り

2016-03-22 09:06:02 | タナカ君的日常
 ヒレ肉、 ロースにバラ肉、 写真のそれらの肉には一週間前にハーブ入りのクレージーソルトを擦りつけたのでした。 あれから毎日一度、 冷蔵庫から取り出しては薄いビニール袋の上から「美味しい燻製になってくれよ!」と念じつつ、手のひらで撫で、こすって来たのです。 そして、 明日はいよいよ燻製作りの日になりました。

 製作した燻製器の内部は30cm x 45cmの金網が入る大きさで、 肉を3本吊るしたくらいではスカスカの状態。 参加する友人達にも自分で食材を用意して来てもらって、一緒に燻製つくりをすることになっている。 友人が持ち寄る予定の食材のリストには、 サーモン、ホタテ、ししゃも、 エビなんかがありました。

 僕も今日はこれから生イカを仕入れて、さばいて竹串を打って一夜干し状態にして、 明日の燻製材料に加えてみようと考え中。

 さて、どんな燻製が出来上がるか? 出来上がった燻製の様子をブログで伝えるのは明後日の木曜日になるでしょう。
コメント

子供の貧困

2016-03-21 08:58:16 | タナカ君的偏見
 最近マスコミに登場する「子供の貧困」なる言葉、 まあそれは勉学のチャンスも制限されて、 貧困の連鎖に陥りやすく、 社会的に改善すべき現象として語られる事が多い。 しかし僕には違和感を感じる表現だ。

 子供をもつ親の収入が少ない貧困(?)家庭に原因があるなら「貧困家庭」と呼べば良さそうなのに、 何故「子供の貧困」と表現するのだろう?

 それに僕が小学生だった子供の頃、 我が家は貧乏な状態で、 税金を滞納したからと言って ”差し押さえ”の名の元にタンスに赤い色の印刷された紙が貼られた事があったのを覚えている。 そんな貧乏暮らしの家庭であったけれど、 僕は普通に勉強して、 小・中学生の期間は成績も並の上の子供だった。

 そんな貧乏家庭だったから、 自分では高校なんて行く気もなくて、 中学を卒業したら就職して金を稼ぐつもりでいたし、 父も母もそう考えていた雰囲気だった。 でもまあ「高校ぐらいは出なくちゃ駄目だ」みたいな話が、 お節介なオジやオバからあって、工業高校を受験したものだった。

 それが今の世の中、高校どころか大学へも行くのが当たり前化している。 しかしそれは費用対効果の面で言えば物凄い非効率と感じてしまう。 だって大勢の人間の中には勉強が好きで得意な奴もいるだろうけれど、 大半は遊びの時間を過ごす期間としての大学在学である様に見えるのだ。 違うだろうか?

 つまりね、 返還不要の奨学金みたいな制度を充実させて、 「全ての子供に大学教育を受けさせれば、 貧困の少ない良い世の中になるなんて、馬鹿な話だぜ・・・」と想っているのですよ。
コメント

燻煙材の火床

2016-03-20 11:47:49 | タナカ君的日常
 「燻製器の制作が完了した」と書いて、 試運転もやったけど、 細かな点で未完な部分があった。 燻煙材の火床です。 燻煙材にも色々あって、 線香みたいに固形にした物でも、 サイズが色々。 写真の右手前の小型なサイズの物は蚊取り線香の蓋の火床で丁度良い具合に納まります。

 北杜市の知人宅で使用していた長さ30cmほどの物(写真左側)は4~5時間も煙を出し続けてくれるのでベーコン作りに便利に使っていました。 そこで僕も北杜市のスーパーで購入して来たのでした。 しかし、それの火床をどうするか?

 我が家にある物で対処したいと、あれこれ考えた末の結果は・・・ 釜飯容器に巨大線香の様に立てる事でした。 針金でサポートして倒れこまない様にしてあります。 燃えカスの灰は容器の中に落ちてくれるでしょう。 この状態で燻製器の底、「七輪の脇に置けば丁度良いかも」と、 勝手に想像しています。

 写真右後方の白いプレートは燻製食材の肉から垂れ落ちる油受けとなるものです。 知人Yさんの所ではフライパンを使用していましたが、 我が家には大きなサイズで勝手に使っても良いフライパンが無いものだから、 妻に相談して普段ほとんど使っていないセラミックプレートを油受けとして使わせてもらう事になりました。
コメント