気がかりは東京の暑さ

2013-08-31 07:10:06 | ヤナバ生活
 8月も今日でお終い、 「寒中休み」そんな制度もある長野県北部地域の小学校では既に25日頃には新学期が始まり、通学を始めた小中学校の生徒の姿を見ています。 7月末にこっちに来た頃は田んぼの稲もツンとした真っ直ぐな緑色した穂先でしたが、 今は黄色あるいは茶色みを帯びた穂先は垂れ下がり実りの姿を見せています。 大町郊外で栽培されている秋蕎麦も白い花を今を盛りと咲かせています。

 僕のヤナバの山荘暮らしもお終いにしなくちゃなりません。 それで昨日から、自宅に持ち帰る物の整理や山荘の冷蔵庫の中に入れていた物の処分、 衣類をコインランドリーに持って行って洗濯する。 そんな事に手をつけ始めました。


 気がかりは東京の暑さですが、 週間天気予報を見ると僕が帰宅した後の何日かは台風接近や前線の影響で、雨模様の天気、最高気温も31℃どまりみたい。 「これなら何とかなるかな?!」とほっとしています。
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追善供養・囲碁大会

2013-08-30 07:04:30 | ヤナバ生活

 過日、日本棋院大町支部会員で組織する囲碁クラブの物故者の追善供養囲碁大会があって、僕も参加させてもらいました。 場所は常磐地区の観音寺、その本堂とは別棟の小さな祭壇や大きな調理室が附属した一見した所「畳敷きの集会所」そんな雰囲気の場所でした。

 朝の8:30から受付開始、
 9時過ぎから坊さんが読経する中でお焼香。


 ついで部屋の中にテーブルをセットして碁盤を並べ、 午前中2局、午後2局、都合4局の対戦がありました。

 ちなみにこの3年間で4名の物故者が居られたとか。 他所者の僕なんかが、こんな場に顔をだして良いものか? 「ちょいと出しゃばり過ぎ」、「関わり過ぎ」そんな気持ちも無いではないが・・・ 基本スタンスは「誘って貰える内が花」と言う訳で、参加したのです。


ところで会場となった観音寺本堂に掲げられた扁額の文字、 良く見掛けるのは黒漆だとか金箔で仕上げられている物ですが、ここのそれは「チョット見、金属光沢を感じさせる青色」と言うべき色合いで、 少し変わってました。

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伐採作業打ち止め@2013

2013-08-29 07:53:03 | ヤナバ生活
 今年(2013年)の夏、山荘周辺の密生し過ぎて風通しと日照の妨げになっている林の中の樹を伐る作業は都合7本の樹を伐り倒しました。 昨日の28日の午後には、その伐採作業の締めくくりとして、最後の2本を伐り倒しました。 大相撲の最終対戦の後の行司さんの口調を真似れば「今年の伐採作業、これにて打ち止め~!!」です。


 そろそろ東京の自宅に戻る準備しないとなりません。 最終伐採作業の前、 昨日の午前中に訪れた安曇野高橋節郎記念美術館の上空の雲もこんな秋色が漂い始めたことですしね。

 ところで伐った2本ですが、1本は東側に隣接するお宅の土地に倒れこむ状態で傾いて成長した樹、もう1本は西側の私道上空の空間の日照を目指して西側に傾いて育っているため、 何もしないで伐り倒したら私道上の架空電力線を切断してしまう恐れのある樹でした。

 隣地の方向に倒れる樹は何も事前準備無しで伐り倒しましたが、 電線に倒れかかる危険のある方の樹は、電線の方向に倒れこまない様に、寸法線の矢印状に3本のロープで支えを準備してから伐り倒しました。 そんな高所でロープを張ったりする作業も今年の夏の伐採作業では3回目となりましたから、かなり手慣れた作業になったものです。
 

 Top写真は樹の上部が隣接地に侵入する形で倒れこんだ樹を山荘の2階から撮影したものです。 この写真では随分と細くてひょろ長く見えますが、根元の方の幹の太さは充分20cm以上は有ったはず。

 隣家の土地に倒れ込んだ樹をそのままにして置くことは出来ませんから、 適当な長さに切断して、 速やかに撤去したことは言うまでもありません。


 キノコのホダ木にしても良し、 更に細かく切ってストーブの燃料にしても良し、そんな状態に切り刻んだ物を猫車に乗せて運びましたが、その時の写真で樹の太さは判るでしょう。

 話かわって「高橋節郎記念美術館」ですが、 展示場の本館以外にギャラリーとして使っている蔵や藁葺きの生家等が同じ敷地に在りまして、 広い畳敷きの部屋がいくつもある生家の座敷に上がらせて貰い、そこで涼やかな風に吹かれて休憩(誰も居なけりゃ寝転んで)するのも良いかもしれませんよ。 「ちひろ美術館」なんかじゃ、そんな真似出来ませんけどさ。
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氏より育ち ・ 斜めになった樹

2013-08-28 08:42:13 | ヤナバ生活
 幹が斜めに成長した樹、 八百屋で売っている人参に較べたらやけにヒゲ根の多い姿した人参。 どうしてそんな風に育ったのか?

[ヒゲ根の多い人参」
 左側の人参はスーパー等の売で普通に売っている人参、右側3本はショージ君が畑で栽培した人参。
「オラの畑は放ったらかし農法でせ・・・」が口癖の日曜菜園に種蒔かれた普通の人参の種。 これも成長するために必要な養分を地中から吸収するために胴体を分岐させ、ひげ根を出した方が都合よいと判断して、人参がこんな姿になったんでしょうね。


[幹が斜めに成長した樹]
 ヤナバの山荘の東に隣接したお宅は広い敷地のほとんどの樹木が伐採されていて、陽の光が燦々とあたっています。 一方でこちら側の敷地には樹木が密生していて林の中の日当たりはとても少なくなってます。 そこで敷地境界付近に芽生えた樹は生き残り子孫を残すために必要な太陽光エネルギー確保するために、日差しタップリの隣接地の空間目指して自らの姿勢を変えて斜めに成長して行ったのです。 枝だって陽の当たる東側の方向にしか伸ばしません、西側に枝を伸ばしたって陽の光を浴びられなくてエネルギー効率悪いから、そんな無駄な事は出来ません。  だから、こんな風に斜めになったのです。 ちなみにこの斜めになった樹の周辺にあった他の樹は今年の夏に伐りました。





 そう言えば、人間にも「氏より育ち」そんな例えがありますか。
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原始感覚美術展@木崎湖

2013-08-27 20:00:52 | ヤナバ生活
 大町での囲碁仲間に四季山荘のオーナーが居るのだが、その山荘にお邪魔した時、山荘の敷地内の栗の木には子供の遊び場の様なツリーハウスが乗っていたり、 木崎湖を望めるベランダにはブルーに塗った四角い木枠が椅子に括りつけてあったりして、「なんじゃこれは?!」だったので、  聞いてみると「山荘の立木やベランダにそんな物を設置させて呉れないか」との要望があって、許可したのだとか。

 なにやら木崎湖周辺では「原始感覚美術展」と名付けた催し(遊び?)が展開されているらしい。



 展示品を巡るスタンプラリーみたいな事もやっているそうで、時たまやって来る見物客が「山荘の中に入らせてくれ」なんて声を掛ける人も居るそうで、山荘オーナーのH氏は「ステテコ姿で寝そべってられねえから、鬱陶しいんだよな・・・」なんてボヤいていたりする。

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飯綱山@2013夏

2013-08-26 20:25:41 | 国内旅行と山歩き
戸隠をバックに飯綱山への登り。


 暑い夏の間を過ごしていたヤナバの山荘での生活も残り僅かになって来た。 それで今日(8/26)はショージ君とかたらって、飯綱山に登ってきた。

 ヤナバから白馬方向に進み、県道31号で小川村へ、そこから県道36号で山越えして鬼無里、更に戸隠へと進みました。 その小川村の県道36号の途中、天文台の少し手前には駐車出来る「アルプス展望広場」があって、

 ご覧の様に後立山から白馬にかけての大展望が広がっていました。どうやら梅雨前線様の前線が本州上を南下してくれたお蔭で長野北部の天候は爽やかそのものとなったみたいです。

 そして戸隠の中社から「ちびっ子忍者村」施設前を通りぬけて登山口へ。 そこからは標高差的には700m程度の単調な登りコースを飯綱山に登り、同じ道を降ってきた。 

 樹林帯を抜け、展望も得られる地点からは登山道の周辺に夏の終わりから秋に掛けてのマツムシソウ、リンドウ、きりん草、トリカブト、

そしてヤナギラン、アザミ等の花々がそれなりに今を盛りと咲いていました。

山頂のショージ君

 僕


[コースタイム]

07:00 ヤナバ山荘を出発。 08:30 登山口に到着。
08:35 登山開始。     12:00 飯綱山 山頂到着。
   (いつもの如く、30分に1回休憩のペースで行動を繰り返した。)
12:30 下山開始、     14:22 登り口の駐車地点に帰着。

 帰り道は戸隠から、一旦長野市内へ出て、県庁前などを通り、中条、小川村を通って白馬へ至るルート(県道31号)を使ってヤナバに戻ってきた。
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蜂の子の入った蜂の巣

2013-08-25 18:48:43 | ヤナバ生活
 蜂の子の入った足長蜂の巣を手に入れた話です。
寝起きのパジャマ姿のまま2階の部屋でグズグズしていたら「お早うございます」そんな女性の声が玄関先辺りから聞こえてきた。 窓を開けても雨除けの軒が邪魔になって、人が居るのか見えないものだから「ウチですかー?」と返事してみた。 「そうでーす」と応答があったので下に降りて、玄関の扉を開けてみると、  別荘のご近所さんの奥さんの顔が現れて「実は・・・」と始めた話しの内容は以下の様。

旦那さんが外で草刈りを始めたら、蜂に刺されてしまった。
以前にスズメバチに刺された事があり、今回は2度目のハチ刺され。
今度刺した蜂はスズメバチとは異なるが、アレルギー症状が怖い。
今日は土曜日だが、診てもらえる病院を知りたい。
車を本人が運転していくのは危険があるから、タクシーを呼びたいが来てくれるだろうか?

 それでネットで大町の総合病院の電話番号を調べ、「第二土曜日だから診療もしているはず」と教えて上げた。 更に、「タクシーは呼べば来てくれるでしょうけど、僕が病院まで送ってあげます」と申し出た。

旦那さんを呼びに家に戻った間に、チャチャと着替え、車も荷物積載モードから、通常座席モードに戻していると、連れ立ってやって来ました。 大町駅近くの病院には20分弱で到着しました。 ご夫妻を病院に降ろして、僕は山荘に戻り、昼時には近くのレストランの窓際のテーブルで食事してました。 その時に簗場駅からの坂道を歩いて登ってくるご夫妻の姿が見えました。 相手も窓際の席に居た僕に気がついたようです。 「まあ歩いて帰って来たのだから、何事も無かったのだろう」そう想いながら、外に出て様子を聞きました。 確かに何も問題無く済んだ様です。

 事のついでに蜂の巣の様子を聞きました「まだ蜂がたかっているはず・・・」 だそうです。 その時「御礼に」ビールを頂いてしまったので、食事が済んでから、 まだ行ったことが無いと聞いた「上原の湯」のパンフレットとジャガイモが入ったビニール袋をぶら下げて、お宅におじゃましてみました。 そしたら、「何と?!」、 玄関先にはたたき落とされた蜂の巣が転がっていて、確かに蜂の残党が巣の上にも、玄関の柱にも何匹か取り付いています。

 また刺されるのが怖いからと、ご夫妻は玄関からの出入りを諦めて、部屋の窓から出入りしたそうです。なんだか笑い話いみたいですがね。 僕は近くにあった除雪用の長柄のスコップを借りて、蜂の巣を玄関先から掬い上げて、道路の方に投げ捨ててあげました。 どうやら幼虫の世話をしていた蜂は道路に放り出した巣のところにはやって来ません。 巣を手に取ると破れ目から、幼虫の蠢きも見えました。 「これは蜂の子がたべられるぞ!!」そう思ったから聞いてみました。 「この蜂の巣、半分頂けませんか?」と。

 「半分どころか、全部持って行って下さい、助かります」そんな事があったので、蜂の子の入った蜂の巣が手に入り、 土曜の夜のビールの摘みは、当然「蜂の子」の一品が加わりましたとさ。

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福島原発 on BBC

2013-08-24 11:17:09 | ヤナバ生活
 Fukushima leak is 'much worse than we were led to believe' そんな見出しで福島原発での汚染水貯蔵タンクからの汚染水漏れを伝えていたBBCのニュースサイトの記事。  そのタンクからの水漏れ等の話題は日本のTVニュースなどで知っていたけれど、 貯蔵タンクの数が時とともに増設されている様子を示す画像を提示するような切り口でのBBCの取り上げ方には「やるねー!!」と思いましたよ。

 同時に、 その増加状況を示す画像を見て、 「30年以上に渡って継続する必要のあるとされる事故処理期間に、どれだけの量の汚染水や、汚染された瓦礫、作業服、道具等が排出され、 安全にそれらを保管するためには、どれだけのスペースと費用が必要なのか?」 そんな事を考えてしまいました。

 ところでBBCのサイトに掲載されていた画像の一部に”Google”の文字が見えていたので、 Google Earthで福島原発の様子を眺めて見ました。

 緯度・経度は  37°25'17.04"N 141° 1'44.35"E

 確かに、タンクが並んでいるのが見て取れます。 「ふむふむ、この画像を時系列的に保存して置くと、増加の様子が一目瞭然になるのか!」 と一人納得して見入りました。
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天気が悪いから・・・

2013-08-23 06:35:14 | ヤナバ生活
 外が白み始める少し前、葉を打つ雨音に気がついて起きだした。 PCの電源を入れて、便所で用を済ませ、PC画面に「気象庁」のサイトを出した頃には半袖シャツのパジャマ姿では寒さを感じてしまいました。 それで毛布を肩から掛けて、 今Kyeボードを前にしているところ。

 立山に出かけた友だちは、天候の都合で薬師への縦走は取りやめたものの、雷鳥沢あたりに天幕張って、奥大日あたりをうろついているらしい。 そして昨日には「天気が良いと山は最高!」そんな内容の記事をUpしていた。 確かに昨夕はこっちからも後立山のスカイラインが、くっきり見えていましたよ。

 「夏の間に一度くらい山歩きをしなくちゃ」僕にはそんな強迫観念があるものだから、 昨日は行動食にと思って、果物、菓子パン、大福餅そんな物を買い込んで来ました。 行き先はハイキング気分で歩けて、まだ登ったことの無い長野市の飯綱山と定めて、 カシミールを使ってGPSに登山路のデータをUpロードするなど準備も整えて置きました。 

 なのに今朝は雨ですか? 気象庁のサイトの情報では

 「レーダー」画面では能登半島から上越あたりに掛けて雨。

 天気図画面では朝鮮半島から日本海を越えて能登半島辺りまで
 停滞前線が延びている。

 長野あたりの雨の確率30%。


 ヤナバでは起床して1時間経過した今も「しょぼしょぼ」と雨音が続いている。  こりゃ出かけるのは中止だな。 しかし囲碁が無い金曜日だから、ハイキングの予定を入れたのに、これじゃあ「上原の湯」の大広間で暇つぶしでもするか、 海の口の四季山荘さんに電話して、遊んでくれそうなら出かけてみるか。

 結局「上原の湯」に11時ごろから夕方5時まで居座って、雷鳴を伴う結構な降りを眺めつつ、温泉に入ったり、囲碁のお勉強をして帰って来た。

 帰宅してから、早速天気の状況を確認してみたら、 こんな風に本州上を雨雲が横断してました。 


 ところで「gooブログ」では「アクセス解析おためし中!」そんなキャンペーンをやっていて、「田中君的日常」を見に来てくれた人がどんなブラウザを使っているか? 「ブラウザリスト」の一覧表でそれを知りました。 Topの2つは普通の個人がWebの閲覧に使う様なものじゃ無く、マイクロソフトやGoogleの ”xxbot”と名付けられた機械的にアクセスするソフトみたいだから、普通の読者とは除外して考えないといけません。
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仁科神明宮

2013-08-22 07:33:57 | ヤナバ生活
 豊科、明科、仁科と長野県には「科」の字の付いた地名が多い。 山荘のある大町市には仁科があって、国宝級の「仁科神明宮」が池田町との境界付近の山の中腹に鎮まっている。 その神社への入り口を示す看板は何度も通りがかりに見たことはあるのだが、立ち寄ってみる事はしなかった。

 梅雨前線そのものの停滞前線が天気図上にのさばっていた昨夜は結構な雨音のする雨だった。 それが今朝は”しょぼしょぼ雨”に変化して、時折日差しも出てくれた。 そんな中、ショージ君が山荘にやって来たので、午前中は一緒に切り倒した樹々の後片付けをやって、 午後は別々行動となって、僕は囲碁の道具と棋書をザックに詰めて上原の湯の大広間に遊びに行った。

 そして夕方、「さて、夕飯は何を喰うかな?」、大町周辺の食べ物やの「蕎麦屋」、「GUST」、「すき家」、「おおぎやラーメン」、「高瀬川」みんな飽きた。 それで池田町の台湾料理「味華」を思い出して食べに行きました。 その途中で、「いつか立ち寄ってみよう」そう想っていた「仁科神明宮」に立ち寄ったのです。 切り株や立木として現存している杉の樹の大きいこと、一見の価値ありでした。

 Topの写真は杉の大木から張り出した枝が一旦垂れ下がって大きな∪の字を描いて又、天を目指して立ち上がっている姿です。 その∪の字の底辺付近からニョッキリ立ち上がった枝は、まだ小さいけれど、まるで新たに生えた樹木の風貌を見せていた。 面白いものです。


 その神社からの帰り道、安曇野の向こう側に立ち並ぶ山並み(最左端・有明山)は暗い雲が上空を覆い、一部雲間からの光線が筋を引いて見えていました。

 立山から薬師の縦走に向かった山仲間が室堂あたりから、携帯で投稿したブログには、 「明日も雨ならば(縦走を中止して)下山します。」そう書かれていた。
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