一期一会

2015-01-31 12:52:25 | 雪の結晶撮影
雪の撮影を初めて2年経過した今になって、六角形した雪の結晶に撮影条件に適した低温下で出会うのが、これほどチャンスが少ないとは・・・ つくづくと、そう感じている所です。

1月28日 東京を出て、その日の夜に小粒(1.5mm以下)な結晶に出会えた。 疲れもあって夜の10時に撮影を打ち切った。 今思えば惜しい事をしたと想っている。

1月29日 終日の好天で雪が降らなかった。

1月30日 鹿島槍スキー場で昼食時から夜の8時半まで粘ってみた。 六角形の雪は落ちて来たものの、気温は➖2.5℃止まり、写真撮影に適したマイナス5℃を下回ってくれませんでした。

1月31日 朝から" ひのみの"の家の周辺でも降雪あるのですが、形状は粉雪で、気温は➖1℃。


今日はヤナバの山荘にショージ君も入って居て、「良かったら来ませんか」と誘って呉れたので、夜間の気温低下と雪を期待して昼時にやって来た所です。

しかし、雪は降っているものの粉雪とやや小ぶりのボタン雪が混じっている雪で、六角形の物は全く見当たらない。

今の気温は➖3℃程度。気温の更なる低下と雪質の変化を期待して、シュラフにもぐって寝転びながらブログを書きつつ、山荘で待機して居ます。

それにしても、「28日の夜の雪は貴重なチャンスだった」、「深夜を過ぎても粘るべきだった」つくづくとそう想って居るのです。
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29日は終日 囲碁

2015-01-30 09:33:22 | 安曇野生活
 ひのみのの家での滞在は2晩目を数えた、 滞在中の食事は朝食だけ自炊しているのだ。 献立は昨日はチーズトースト、今朝はうどんを食べた。 そして昼と夜は外食で過ごしている。

 昨日は高気圧に覆われた降雪は全く望めない一日だったから、 午前中は囲碁仲間のHさんの山荘にお邪魔して、囲碁のお勉強と対局。 午後はHさんと伴にアルプス囲碁村会館に行って夕方まで囲碁を打つという、囲碁だらけの一日を過ごしたのでした。

 ところで、今日(1月30日)から数日の間は長野北部では降雪が見込まれています。 今朝の未明4時に起き出して外の様子を確認したが、 雪は降りだしていたものの残念ながら六華の結晶は含まれていませんでした。

 朝食を済ませた8時半頃の降雪も、ほとんどが粉雪状態で、綺麗な結晶は見られない。 このまま家に居ても写真を撮れる様な形の雪が落ちて来てくれるか判らないし、 日中の気温の推移はマイナス2℃どまりの予報。  だから気温の低下の見込める鹿島槍スキー場の駐車場までチェーンを装着して入って見るつもり、 さらには「最上部のゲレンデまでリフトで上って雪の状態を確認してみようか」 そんな風にも考え中。

 それでも写真が撮れる見込みがなかったら、 昼間は暖かく過ごせる、図書館とか日帰り温泉の大広間みたいな所で夕方までの時間を過ごし、 気温の下がる夜間に雪の様子によっては写真撮影にトライするつもりです。

で、どうしていたかと言えば、 11時半頃には鹿島槍スキー場の黒沢駐車場に入り、 夜の8時半までそこで過ごして帰宅して来ました。 その間に何をしていたかといえば

12時~13時 昼食休憩

14時~17時 入浴および休憩スペースで昼寝と時間つぶし

18時~20:30 雪の撮影

結局昼間はボタ雪、 夜間に六華どころか12の枝を持つ珍しい結晶も見つけたというのに気温がー2℃程度で試料台の上で形を長くとどめてくれないため、 自慢出来る様な写真は撮れなかったです。 それでも4号機と3号機の撮影装置の取り扱い比較作業だけは出来たかな。 後でまとめてみるつもりです。 

 夕食を大町市内の遅くまでやっている店でで摂って、帰宅したのは10時を過ぎていたのでした。  
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六華の結晶だらけ

2015-01-29 07:14:26 | 雪の結晶撮影
 今シーズンの雪の時期、雪の結晶の撮影を目的として草津スキー場、草津、ヤナバ、草津と4回も出かけてみたけれど、 一番最初(11月14日)の草津を除くとまともな六角形した雪の結晶が落ちて来てくれなかった。 いささかウンザリして、大寒の時期にもう一度だけ関東甲信越のどこかに出かけて、それでも綺麗な雪の結晶に出会えない様だったら、 昨春にNHKが雪の結晶がザラザラと積もっている様子を見せてくれた「北海道の朱鞠内湖に出かけよう」そんな事を考えていたのだった。

 そして、大寒のこの時期に寒波が襲来する予報を信じて、今朝家を出て我が安曇野の拠点「ひのみの」の家にやってきたのです。 到着後は石油急ストーブで暖を取れる様にすべく、ポリ容器と燃料の購入、 暖房器具の試運転、 道路に凍りついた雪の除去、そんななんかをやって暗くなるまで暇つぶし。

 夕食を済ませ、温泉にも入り、さてどうすうか? 時刻は夜の8時、見上げる空にはやや太目の半月と星空が空一杯に広がり、蓮華岳のスカイラインも月光のもとに見えていて、この近くには雪なんて降っていそうも無いのです。

 でも車には撮影装置も積んだままになってます。 駄目もとで青木湖周辺に向かって見ました。 ヤナバスキー場前駅辺りまでは、全く降雪の兆候が無かったけれど、 トンネルを2~3個くぐったらヘッドライトの光の中に「雪かも?!」と思える物が見えて来た。 一番白馬よりの最後のトンネルを抜けた所にある信号機で左折して車を止めて降雪を確認しました。 間違いなく雪です。 小粒ですが六角形の結晶です。 ドアバイザーの上にハラリ・ハラリと落ちて来る雪全てが六角形の結晶です。 外気温はマイナス8℃、サイズが小さい事を除けば最高の撮影コンデションです。

 撮影装置はマクロレンズ+50mmレンズを付加した4号機状態で、出来るだけロシアの写真家さんが撮影した雪の写真に近い雰囲気の絵になるように、照射光源の設定や露出、フォーカス合わせなどを行って見ました。 そんな撮影に熱中してフト気が付けば時刻は10時を回っていた。

 掲載した写真はその中の一枚です。

本当は顕微鏡モードを持ったオリンパスTG3を使用した撮影装置3号機でも同じ被写体を撮影したかったのだけれど、 4号機をばらして3号機状態に装置を組み立てなおすには時間も必要なので、 今日は諦めました。 来週の月曜日頃までに、3号機でのきちんとしたテストもしてみたいと考えています。
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Flash player を 削除した

2015-01-27 11:45:03 | PC & Soft
 つい数日前のこと、妻から「私のパソコン、こんなになって動かなくなるんだけれど、 見てくれない?!」 と言われた。 パソコンの電源を入れ、ログイン画面でパスワード入力を済ませ、立ち上がり過程の途中で「Flash player」のバージョンアップを促すポップアップダイアログが出ている状態で先に進めなくなっていたのです。

 [Ctrl]・[Alt]・[Del]のキー操作等でそのプロセスを停止させようとしたけれど、上手く行かなかった。 もうヤケになって[Power]SWの長押しみたいな事でとりあえず電源をOFFした。

 そして再度電源を入れたあと、 どうやって通常のデスクトップ画面を表示させたか忘れちゃったけれど、 とにかくPCを立ち上げたのです。 そして更にコントロールパネルを立ち上げて、妻には無断でアプリ・ソフト「Flash player」を削除して置きました。

 そんな事があって今朝、 配達された日経新聞の社会面の記事には

アドビ 「フラッシュプレーヤー」に欠陥

の文字が踊っていた。

 僕自身「Flash player」を使う動画を見ないことは無いけれど、 そんなに多用している訳じゃなし。 どこかのサイトで「Flash player」の最新版が入って無いと用が足りない事があったので、 比較的新しいバージョンの物をインストールしていたのだ。

  ところでここ1年ほど、「Flash player」はバージョンアップが頻繁だなあと感じていた。 バージョンアップの理由としてより性能や利便性の向上だとかを謳っていたけれど、年に3~4度以上も行われるバージョンアップを「ウザイ!!」と感じていたのだ。

 ソフトなんて新しい機能を組み込む度に何か新たな欠陥を抱え込むのは世の中の常。 そこで思い切って、僕のメインPCからも衝動的に「Flash player」を削除しました。

 まだハッキリした事は言えませんけれど、 「パソコン立ち上げ時に異常な音を発するHDの高速回転動作も軽減された? かも・・・」の気分もしています。 本当はどうなのか? 経過を見て、 あとで報告するかもしれません。

 ところで世の中の商業ベースのWEBサイトを運営されている皆さん、 「Flash player」を使う必要のある動画なんかWEBページに組み込むのを止めちゃあどうですか?

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袋詰された市田柿

2015-01-26 21:20:37 | タナカ君的日常
 我が家でおやつとして頻繁に登場するようになった干し柿がある。 長野県飯田地方特産の市田柿の干し柿だ。 ビニールパックされた6~8個入ってる物(写真は既に開封して半分ほどに減っている)が近所のスーパーで500円前後で手に入りました。

 去年の秋に南信州は遠山郷に遊びに行った際に知ることとなったその小振りな柿は、僕がそれまで知っていた干し柿 ”黒砂糖の様な、どこかしつこい甘さを感じさせる物” と違って、サッパリ系の甘さと、あまりねとつかない食感が気に入って、積極的に購入するようになったのです。 だいたい一週間に一袋づつのペースで消費しています。 だからスーパーの店頭に並んでいるのに気づいてから、10袋以上は食べたと思う。

 昔からこの銘柄の干し柿は店頭にならんでいたのだろうけれど、 僕は見向きもしなかった。 それが、 今じゃ指名買いですからね。
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ISISとイタチごっこ

2015-01-25 09:36:47 | タナカ君的日常
 今朝のTVニュース画面ではイスラム国が作成してYoutubeにUpした2度目の画像が賑わしていた。 その画像の中では人質の一人後藤氏の胸の位置に写真が置かれ、 その写真部分にはボカシが掛けられていた。 さらに、ニュースでは未確認としながら、 もう一人の人質の湯川氏殺害を伝えると伴に、 後藤氏釈放条件が金銭から、 「女性テロ犯としてヨルダンに捉えられている死刑囚との交換」に変更されたらしい事を伝えていた。

 ところで購読している日経新聞の朝刊一面に掲げられた後藤氏の写真では、胸の写真にはボカシ処理がされていないように見えた。 それで、朝7時のニュース番組を見ながら、 野次馬根性で「Youtubeで元画像を閲覧してみたい・・・」と思ってアクセスしてみた。

 アクセス先は"News2share"なる投稿者による転載画面みたいな所。

 しかし結局閲覧出来ませんでした。


 最初は 視聴回数487回を示す数字の入った画面に「俺達イスラム国とは関係無いからヨロシク!!」みたいな投稿者のコメントをトップに置いた画像が流れだしたのだが、件の画像は表示される事無く、僕のパソコン画面にはErr表示と再トライを促す表示が出て来てしまった。

 しつこくも再読み込み操作をすること3度ほど・・・

そしたら、なんと


「この動画は、Youtubeの利用規約に違反したため削除されました。」

 「申し訳ありません」
 


の表示画面になってしまいました。
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整骨院に通院中

2015-01-24 17:16:45 | タナカ君的日常
 僕が整骨院に通院していようがいまいが、 第三者にはまったく関係ないこと。 でもまあ、このブログは僕の生活記録でもあるので記して置くとしよう。

 右・肩甲骨の背骨側の筋肉に沿って、なんだかズーンと重苦しさ感じて、それが気になって、夜の就寝時にスーッと眠りの世界に入れなくなったのだ。 それで3日前から近所の整骨院に通院し始めているのです。

 見立てでは第五頚椎から腕や背中に流れ出ている神経束に何かの問題があって、 それで「肩甲骨に沿った筋肉や右腕の筋肉の重ったるさを感じているのだろう」との診断だ。

 それで整骨院での治療は肩甲骨近くに電極を2枚貼り付けて、およそ数分間ピリピリ感じる電流を流すこと。 それが終わったら、 肩甲骨周辺や頚椎周辺のマッサージ並びに整体治療が行われてている。

 ちなみに後期高齢者となった僕の支払いは

初診時 400円弱
再診時 120円  で済んでいる。

 こんな症状は完全に回復するものか判らないけれど、 とりあえず、就寝時に肩甲骨周辺の重っ苦しさで眠りに入るのが阻害されていた症状は改善しつつあります。
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VIX指数

2015-01-23 20:27:54 | タナカ君的日常
 VIX指数は株式取引市場参加者の売買に対する警戒心みたいなものを示す数値だそうだ。 株価が平穏な動きの時には”12 ”前後の数値で揺れ動いているが、 今年に入ってギリシャ議会が緊縮財政を打ち切り、 「ヨーロッパ経済の混乱が再度ぶり返すのではないか?」 そんな疑心暗鬼が蔓延して”20 " を越える高い数値になっていた。 そんな時には取引は手控えられ、 株価も低下したり、 異常な株価変動を示す傾向にある。

 しかし、 ヨーロッパ通貨のユーロの発行を取り仕切るECB(欧州中央銀行)が加盟各国の発行する国際を購入する形での金融緩和を行う決定をして発表したことでVIX指数は急低下を始め、 日経株価も上昇する動きを見せ始めている。

 イスラム国の人質殺害予告のあった72時間が過ぎ、 人質の2名の状況がどうなったのか判らないままだ。 なんだか世の中、 混沌とした状態で揺れ動きつつ、 日々が流れていく。
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人質さわぎ@イスラム国

2015-01-22 11:59:15 | タナカ君的偏見
 一昨日、そして昨日とTVのニュース番組はYoutubeに投稿された映像に依ってて知ることになった人質騒ぎで明け暮れた。 それはイスラム国が支配する、シリア国内に入り込んだ日本人2名を捕まえて、 オレンジ色の囚人服を着せて後ろ手に縛り、砂礫の広がる荒れ地を背景の中に跪かせた中で、 黒ずくめのサバイバルナイフを手にした英語をしゃべる長身の男が、 日本政府に対して「72時間以内に身代金(2億ドル)を払え、さもなくば二人を殺す」と告げる。 そんな映像だった。

 TVニュースの内容は各局とも似た様なもの。
1. 「黒ずくめの男の左右に居る男性2名の影の出来方が違うから、合成画像だろう」と言ったウンチク話。

2. 騒ぎが始まる直前に現地に近いエジプトやアンマンを歴訪して巨額の資金のバラマキ提供話を進めて来た安倍首相の談話などだ。

 首相は「人名の尊重を第一優先に解決を図る」、「日本の提供する資金援助は人道支援目的」そんなコメントを出して居るようだが、 白々しさを感じるだけ。 テロ組織と呼ぶイスラム国、あるいは内戦中のシリア政府の存在。 それらと対立する西欧諸国との付き合いで拠出する多額の資金、 その名目や用途をどのように飾り立てたところで対立する組織からしたら、 「日本は敵の仲間」そうなっちゃうんでしょうしね。

 それにしても、 オレンジ服を着せられた二人の表情からは恐怖感やヤツレた表情が見えないのはどうしてなんだろう。 画面の右側のふくよか顔の人なんか、だいぶ前から囚われの身になって居るらしいのにさ。 

 彼ら二人は無事に解放されたら、 今回の騒ぎの様子をネタ話にしてマスコミや出版業界などから有り余る生活費を稼げるのかしら?
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電気研の新年会

2015-01-20 11:53:39 | タナカ君的日常
 かって所属していた「開発事業本部電気研究室」その部署は昭和40年代後半に日本中がトイレットペーパー買いあさり騒ぎを起こした時期に消滅し、 そこに所属していた人々の大半は容器から蒸発して空気中に飛び出す液体の様に外の世界へと飛び出して行った。 その飛び出して行った人々は僕の見る所、高いポテンシャルを持つ人々で、器に残った人々は内在するエネルギーが小さい人々であったか、 容器(会社)との結合が強いために飛び出せなかった人々とも言える。

 飛び出した人々の着地先は、 リコー、 TDK、 NEC、 カシオ、 電子部品商社、 日立電子、 ・・・etc、 さらには、より活動エネルギーにあふれた人々は自ら起業の道へとジャンプアップして行ったのだった。

 そんな残留組、他社への移籍組、起業組の人々が40年近い時を経た今に至る迄、 一度も欠かさず 「電気研・新年会」の名の元に年に一度だが集うのだから凄いことだ。

 そして今年のトピックは会場となった中華料理店の壁に、 昨年暮に亡くなった”イマイ君”の遺影が幹事さんの手で掲げられたこと。

 そして、 去年まではそれほど意識していなかったけれど、

 右手の動作不全、 顔面麻痺、 ぎっくり腰、 片耳の聴覚喪失、等々と、 本人が体調不良に陥っている人数が多くなったり、 長年支えて来てくれた奥さんが骨折などの怪我で床に伏せ、 それを支える側に立つ苦労話などが出てきたことだろうか。

 それも仕方の無い話かもしれない。 だって 参加者の年齢を平均して四捨五入すれば”古希”の人間の集まりなのだから。

 まあここまでの話題は、ただの年寄り集団の新年会だが、 幹事さんの肝いりで指名された二人が発表した下記の二件。

 「田舎暮らしの幸せ度」 by 山梨県・北杜市居住者
 「放射線可視化ガンマカメラ」 by TVカメラメーカ現役者

 会場では事前準備した資料も配布され、それぞれ興味深く聞きました。 折があったら、その事も書いてみたいものだ。
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