カワセミ 水中脱出  根川案内

2022-03-31 18:38:25 | カメラで撮影

 立川市内の昭和記念公園あたりにカワセミが居る話は前から聞いていたのだが、 昨日妻から「根川沿いの遊歩道を歩いたらカワセミを撮影する人々に出会い、 自分自身も姿を見て来た」 そんな話を聞いたので、 今日は60 mm 300 mm のレンズを付けたカメラ2台を持って撮影にでかけてきた。

 我が家を出発したのが9時頃、 現地で昼近くまで粘ってなんとか撮影して来ました。


 撮影場所 : 根川 案内

 立川市内の主要な交差点の一つ日野橋交差点、 そこから日野橋に向かうと橋の手前の右側に下水処理場があります。 根川はその下水処理場と新奥多摩街道に挟まれた形で多摩川と並行して流れ下っている多摩川の支流です。 根側の脇には遊歩道が設置されていて沢山の人々が歩いています。 今の時期は桜見物も兼ねた人々で賑わっていました。

 下水処理場の敷地を上流側に通過した地点は「大池」と呼ぶ広めの水面が広がっている場所があります。 その大池の中やほとりには写真愛好家がカワセミの止り木として設置したか? と思われる木の枝等が何本かありました。 池畔には僕が到着した時点で数人のカメラマン(ほとんどが高齢者)が結構本格的なレンズを付けたカメラを三脚に乗せて待機していました。

 昼近くになって戻ってきたカワセミは4回ほど水中にダイビングする姿を見せて呉れましたが一度も 魚を咥えてくる事はありませんでした。




大池のほとりのカメラマン


大池の中を回遊していた小魚の群れ


カワセミの後ろ姿
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russia-ukraine-invasion-satellite-photos on the SpaceX

2022-03-30 10:47:21 | タナカ君的日常
ロシア軍情報 SpaceXのWebページから転載


 今朝のNHK BSニュース番組でフランステレビ局”F2"が放映したウクライナ紛争に関する情報に興味を持った。 それはアメリカの企業 SpaceX 社が宇宙空間で展開している衛星を使った通信機能や画像収集機能がウクライナ国内での通信網の補完やロシア地上軍の位置や規模などの情報源として使用され、 ウクライナ国民のスマホでの通信、ウクライナ軍に役立つロシア軍の情報源として大活躍していると言うものだった。



長蛇のロシア軍車列


 開戦間もない頃から「ロシア軍部隊の60km に及ぶ車列の停滞」そんな情報や映像を見た事があったけれど、 その情報源が何か? までは知らないでいた。

 けさのフランスのTVニュースで「ウクライナ政府関係者のツイートに応じてスペースX社側が通信衛星をウクライナ国内でのスマホネットワークとして利用出来るように配置し供用開始した」とか、 「ウクライナ側がロシア軍の戦車等に攻撃する際の目標位置情報として有用な画像・位置情報の提供も行っている」そんな内容の放映があった。

 ブログにそのTV画面に登場した「イラスト等の画像を転載出来たら・・・」そう想ってWebの閲覧を開始した。 そして出会ったSpaceX社のWebサイト。 ウクライナに侵攻したロシア軍などの画像集を掲載したページを見つけました。

 ウーン、 今や戦争遂行に必要な情報取得に、 宇宙空間に浮かぶ衛星は必須兵器にもなっているんですね。 中国が自前のGPS機能を確保するための衛星群の打ち上げを行っているのも納得ですね
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雪の結晶撮影装置 バージョンアップ計画

2022-03-29 21:10:15 | DIY

 「塩の結晶 立体図 撮影」のタイトルでUpした記事と関連しての話だが、 その記事の文末に以下の様な事を書いた。

 ”実際にはカメラユニットからカメラを取り外したり、 斜方からの撮影ポイントにカメラを固定する際に必要な作業時間が問題になります。 その間に雪の結晶は融解が続き、 形が崩れます、 その作業が10秒以内で出来る様にしてみたい”


 あれから日時はたいして経過していないが、 現状の撮影システム8号機では10秒以内に撮影システムの状態を変更するのは無理と判断した。 そこで撮影システムを変更する事に決定した。 概要はこうだ、 8号機での背景光源が組み込まれ、 試料ホルダーをX-Yに滑らせて雪の結晶が視野中心に来る様にセットするための機能を含んだベースユニットはそのまま使用を継続、 カメラやLEDランプの光量調整機能などを組み込んだカメラユニットを新規に作り直す事にしたのです。 カメラユニットに組み込んだカメラを組み込んだまま、 結晶の直上からの撮影と、 結晶を概略視野中心に捉えたまま斜め方向から眺めた位置にカメラをセット出来るメカニズムを組み込むのです。

 上手く鼓型結晶が立体図的に見える写真撮影が出来る物が作り上げられるか? 来シーズンの雪が降るまでの完成を目指してDIYを楽しむ事にします。
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電動工具 トリマー 入手

2022-03-28 18:49:36 | DIY

 厚さが5 mm の塩ビ板に深さ1 mm で平な凹みを加工する目的で電動工具のトリマーを購入した。 一般的には木工用の工具として知られている物です。 30年ほど昔、 ショージくんが自宅のログハウスを建てる時に購入した似たような機能で大型の「ルーター」を持っていて、 その時のログハウスの建築の時やヤナバの山荘での木工作業で使わせてもらった経験は有りました。 

 僕は手持作業用の小型な工具・トリマーの使用経験は有りません。 だから購入後にはYouTubeで公開されている使用方法の動画等はざっと目を通しておきました。 使用開始にあたっては「電源スイッチをOnする時、 回転刃物が被加工物に触れていない状態でOnする様にしないとキックバックを生じて危険」と言った基本的な使用上の注意事項も頭に入れたつもりでした。




被加工物の固定方法 スタイロフォーム上にネジ止めした


キックバックで暴れた刃物による加工面


 それで今回の被加工物の塩ビ板には6.5Φの下穴を明けて、 トリマの6Φの刃物をその下穴に挿入した状態でPower Onしたのです。 そんな方法でキックバックは防げると考えたのですが、 下穴の深さがトリマの刃物の突き出し量よりも若干浅かったのが原因だったかも知れないのですが、 刃物が暴れまわり、 非加工面がとんでも無い状態になってしまいました。

 幸いな事に非加工面の荒れは最終的に平坦に加工する事が出来ました「フー危なかった!」の気分です。



下穴を大きな皿穴に変更


 3箇所の凹みの加工で残りの2箇所は6.5Φの下穴部分を大きく深い皿穴状に追加工してキックバックが生じるのを防ぐ事が出来ました




暴れて荒れた面に対する最終仕上げで平坦化した面


 塩ビ板 に凹みを追加加工した目的 :

 ラップフィルム試料ホルダの基盤となる塩ビ板にラップフィルムを貼り付けるための両面接着テープ取り付け用凹みを設ける。



三箇所の凹みと4隅に貼り付けた両面テープ


ラップフィルムを貼り付けた状態


両面テープに貼り付けた後で両面テープが無い部分も
ラップフィルムを指先で塩ビ板に押し付けると
両者の間の密着度が更に高まります。
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塩の結晶 立体図 撮影

2022-03-27 18:35:06 | 雪の結晶撮影


 昨日のブログで 「鼓型の雪の結晶を立体図的に撮影する方法を今年のこれから半年ほどの時間を掛けて習得してみたい」。 そんな風な締めくくりの記事を書いた。

 実は今日の午前中、 昨夜寝床の中であれやこれやと考えた方法の一つを試してみました。 その方法は立体構造を持つ塩の結晶を被写体にして、 真上から見た平面図的な表現と斜め位置に設置したカメラで撮影する方法(立体図的に見えるはず)で撮影してみたのです。



 撮影の手順を説明します。


 

 まず、ラップフィルム試料ステージ上に塩の結晶を置き、 背面には雪の結晶撮影のときに使っている背景画像を配置し撮影。 これでご覧の様に平面図的な画像が撮れました。




 ついで撮影システムのベースユニット上に乗せてあるのカメラユニットをとりはずします。 するとカメラユニットで隠されて見えなかった撮影対象物が姿を現します。

 最後にカメラユニットに組み込んであった60 mm マクロレンズを組み込んだカメラを取り外し、 そのカメラで食塩の結晶を斜め上方から撮影するのです。 その際にカメラは三脚を使用して固定しました。



 塩の結晶の立体図的な画像
 表面に見える空色は背景画像の透過色




 使用した食塩結晶のサイズは(Top写真によれば)ほぼ2mm の立方体でした。 5年以上前に作った梅干しを保存したカメから採取した塩です。

 半年かけて結果が出れば良い・・・ そんな気持ちで居ましたが、 なんだか呆気無く手法を会得してしまった気分です。 実際の雪の結晶撮影現場(車の後部座席)でカメラを固定する方法を確定する必要があります。 まさか今回使用した大きな三脚は車室内部に持ち込み使用出来ませんから。 そのカメラの固定方法だけ解決すれば一丁上がりです!


 実際にはカメラユニットからカメラを取り外したり、 斜方からの撮影ポイントにカメラを固定する際に必要な作業時間が問題になります。 その間に雪の結晶は融解が続き、 形が崩れますからね。 10秒以内でその作業が出来る様にしてみたいと考えています。 そんな事に半年掛かるかな? それとも、 もしかすると鼓型の雪が試料ステージ上へ着地する姿勢(*1)を考慮すれば、 案外1分程度の作業時間が許されるかも知れないと考えたりしています。


(*1) 着地姿勢 試料ステージと接触するのは鼓型の両サイドの角板部分の縁であることが多く、 その試料ステージとの接触断面積は小さく熱の流入・融解が少ないと予想されます。

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鼓型 雪の結晶

2022-03-26 20:06:20 | タナカ君的日常

 雪の結晶を撮影したTop写真。 右側には大小2つの角板形結晶、  左側には鼓型の結晶が有ります。 ところで左側の雪は本当に鼓型をしていると言い切れるでしょうか? 撮影している僕はやや斜め方向からも虫眼鏡で観察しているのでので、柱状の両端に角板型の結晶が取り付いた様な形(鼓型)してると言えるのですが・・・

 この鼓型の雪、 降雪の中で時折他の形状の雪に混じって降って来ます。 僕のブログの中でそんな画像をUpしてありますが、 キーワード ”鼓型 雪の結晶” でGoogle検索したときに画像の中に、 それがヒットしますから、世の中は  [ H ] の形に見えれば鼓型と認識する事になっているのでしょうね。




 でも僕としては来シーズンには斜め方向から見える(三面図の一面だけでは無く、 立体図と見える)状態での鼓型を撮影してみたいと考えています。 現在の降雪を受ける試料ステージ、 それをカメラのレンズの直下に置く撮影方法では [ H ] の形に見える状態で降雪の着地になってしまうのですけれど、 立体図的に見える形で撮影するにはどんな方法を取ったらよいか、 これから半年間アレコレ工夫してみる予定です。
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撮影行日記 @3月22日

2022-03-25 09:45:09 | 雪の結晶撮影
3月25日 今朝の月

 雪の結晶撮影に出かけた日、 3月22日の様子を書いてみる。 午前中から午後にかけて降雪予報の出ていた前日に家を出発して伊東園・草津に宿泊した。 草津の手前 「道の駅・八ッ場ダム」の駐車場から電話を入れて宿泊予約を入れました。

 夕食を草津の宮田屋さんで摂ってから宿には7時ちょいと過ぎた頃にチェックイン。 宿のフロントで聞いた話、 宿泊料金は電話予約よりもホテル直営のWebページから手続きした方が安い料金になると聞きました。 それは以前に東横インのチェックイン手続き中にも感じた事が有りました。 東横インではロビーにインターネットにつながったPCが置かれ、 そのPCから予約手続きを進める事でインターネットでの事前予約料金が適用されるとの事でした。 当日飛び込み宿泊する方がフロントの従業員からその話を聞いて、 ロビーのPCを操作するのを見たのです。

 翌朝の朝食は7時から食事が始まる時間帯のカードをもらいましたので、 その時間帯に朝食を摂り始めました。 降雪は食事中に始まりました。 ただ落ちてくる雪の軌跡を目で追うとほぼ直線的で「舞い落ちる」感覚では無く、 直線的に落ちていると感じました。

 朝食を済ませ、 すぐに試料ステージの一つを車から宿の室内に移しました。 試料ステージの温度を室温に温める目的です。

 車中への撮影システムのセットアップや後部座席下のジャッキアップポイントへのジャッキ挿入は昨夜の内に済ませてあります。 残る撮影準備はカメラの組み込み、 ドア上部への仮設屋根設置、 後部ハッチバックドア部分に発泡プラスチックのスタイロフォームを挟み込み、 外気の車室内部への流入路の確保、 カメラの外部電源へのつなぎ込みと動作チェック等、 それら撮影に必要な準備をおよそ20分で整えました。

試料ステージの温度による雪の融解速度の違いを確認する実験 :

 夜の間、車室内に放置冷却しておいた試料ステージと宿の室内で温めた試料ステージで舞い落ちる降雪を受け止め、 雪が融解して型崩れする様子を見比べました。 明らかに室内から持ち出したばかりの試料ステージの方が結晶の型崩れが早く進行する事を目視で確認出来ました。

試料ステージの強制水冷 :

 室温下に放置した試料ステージをジップロックに封入、 それをステンレス製バットの中に雪を投入して用意した冷水の中に沈め、 さらにその上面に雪を乗せて強制冷却を開始しました。 およそ冷却開始して10分後に取り出し、 ラップフィルム面に降雪を受け、 それを撮影してみました。 夜間に車中放置で冷却しておいたステージとの比較した感じは「ほぼ同程度」と感じました。 今後、 自宅から撮影地に到着後に撮影準備を進める最初に強制水冷を開始すれば、 他の撮影準備を完了するとほぼ同時に撮影が開始出来ると想いました。

ラップフィルム試料ステージの性能 :


1. ラップフィルムステージでの撮影は降雪の採取(5sec )

2. 視野中心に興味ある雪の結晶が来る様にステージを動かす(5sec )

  昨日の記事で使用した 撮影経過時間と雪の形状変化・GIF動画の T 0 はこの時点
  つまり 降雪は最初のショットでも試料ステージ上で約10 sec 経過。

3. 必要ならフォーカス合わせ(5~10sec )

4. 必要なら背景画像の位置調整(5~10sec )

5. シャッターを切る(2sec )
   手ブレ防止タイマー時間

 以上の実験は10時半頃まで続けました。


 その後更に雪の撮影に専念すべく、  写真の右端の右向き矢印方向に在る伊東園ホテルよりも標高的に120mほど高い(そのぶんだけ気温低下が見込める)天狗山ゲレンデの駐車場に移動した。 そのスキー場の駐車場の位置は気象庁の草津・気象観測点とほぼ同じ標高です。

 移動後に撮影準備を済ませて撮影再開したのはAM11時頃だったか、 途中昼食休憩をはさみ、 PM2時まで撮影を続け、 その後撤収、 帰宅の途に着きました。 

 午前中は長靴で踏みしめる積雪は「クツ・クツ」と音を立てたが、 撮影を止める決断をした午後には「グツ・グツ」と湿気の多い雪の音に変化して、 仮設屋根に乗った雪を払い除ける際に手に感じる重みも増したと感じました。

 降雪は雲粒の付着の少ない六華の結晶、 鼓型、 針状と様々な雪と出会が出来ました。 さらに期待した様な実験も出来、 「天候に感謝!」 のシーズン最後となる、 好い撮影行となりました。
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試料ステージの 性能 確認実験

2022-03-24 12:27:42 | 雪の結晶撮影
ー1℃ 台の環境下で撮影した雪、 降雪採取直後に撮影

 今シーズンの雪の結晶撮影に使い始めた「ラップフィルム試料ステージ」。 それを作った目的は ー2℃より高い気温の環境下で、  雪の結晶の型崩れが少ない撮影が可能な事

 今シーズンの最初から使ってみた結果では「マイナス1℃、場合によっては 0 ℃でもなんとか撮影出来そうだ」との感触を得ていた。 しかしそれは結晶の厚みがある角板型にたいする物であって、 厚みの薄い六本の樹枝状結晶(おおかたの人がイメージする雪の結晶の形)に対してどうかのか? 降雪の中にそれが少なく、 不明な状態が続いていた。

 ところが今回(3月22日)の降雪の中には沢山の六本の樹枝状結晶が含まれていたし、 気象庁が発表している草津での公式気温データが-1~-2℃と言う恵まれた条件下で実験が出来た。




草津の気象観測地点 気象庁発表の緯度経度による、
道の駅の北に隣接した学校の敷地内部と思われる。

 

ラップフィルム試料ステージ 実験結果 :


1. マイナス 1℃で使用可能と確認した。

2. 雪を溶かした水で冷却すると、
   10分程度の短時間の冷却で使用可能と確認した。




撮影経過時間と雪の形状変化
右下の数字は経過時間 単位 Sec



ジップロックに封入した試料ステージ


ステンレス製バットに水を入れ雪を投入して冷水を作った
試料ステージをその冷水に沈め、 上に雪を載せた状態。
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2022年シーズン最後の撮影行@草津22 Mar

2022-03-23 13:48:30 | 雪の結晶撮影


 雪の結晶撮影と実験目的で草津に出掛けて来た。 今日は撮影して来た写真を並べるに留め、 実験の内容や結果は後日Upします。










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今日の午後から草津へGo!

2022-03-21 08:35:35 | タナカ君的日常
日本気象協会 tenki.jp サイトでの草津地域の天気予報 @3月22日

 蔓延防止措置が近々解除されるとの話もあるが、 そんな事には関係なく天気予報によると明日3月22日の草津では朝から午後3時頃まで降雪があり、 気温もー1℃~ー2℃、 そして風も弱そう。
 
 純粋に撮影だけに専念するにしても、 その温度領域での雪の結晶撮影に関する実験をするにしても、 相応しい気象条件と見て今日の午後から草津に向けて出発する事にしました。 今夜は3連休の最後の日だから草津の宿だってどこか空いているだろうし、 宿なんか無くても済むように車中泊の用意も整えて出発します。

  「今シーズン最後の草津行きなるだろう」

          そんな想いを胸に楽しんで来ます。


 とは言え、楽しむ準備に試料ステージのラップフィルムを貼り替えたり、カメラの外部電源・電池に追加充電したり、 忘れ物が無いようにチェックしたり、 昼迄ガンバラなくちゃなりません。

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