LEDライト 完成

2014-03-31 12:30:24 | タナカ君的日常
 雪の結晶撮影の時にカメラ側から結晶に光をあてる表面照射光源、紆余曲折があった末、写真の形にまとめてみました。 右側に置いた黒い丸い筒が雪を載せる試料台です。 それに対して左側に置いた物が表面照射光源ユニットで、 2組みのLEDランプを組み込んであるのが判るでしょう。

 1つは斜め上方から試料面を照らし、 2つ目は試料面をほぼ真横から光を照射するのが目的です。 それぞれの照射角度は蝶ネジを緩めると調整出来ます。

 ランプの電源は外置きの1.5Vの乾電池です。 そしてランプはスイッチで個別にOn/Offできます。

 ところでこのLEDランプですが、 Philips 社製(Maid inChina) ”Keychain LED”の商品名の物で、 国分寺の「ドイト」店で価格が700円弱売っていた物を購入して使用しました。

 ランプの本体は3つに分解できました。
1. LEDの組み込まれたヘッド部分
2. 電池が収納され、把手にもなる金属製の筒部分
3. 電池を押し付けるためのコイルばねが収納された部分

 ランプを購入したままの姿で使用するのはサイズが長すぎるし、ランプの筒を回転してOn/Off制御するタイプで、 スイッチ操作一発でOn/Off制御出来ない不便さがありました。 そこで外部に容量の大きな電池を置き、途中にトグルスイッチ入れる形にまとめたのです。

 そんな訳で、使用したのは購入したランプの中の、ヘッド部分と金属製の筒(2番目)の一部分です。

 ヘッドの後ろ穴からは内部に同心円上に配置された接触電極が丸見えになってましたので、 その電極に電源を供給するリード線をハンダ付けしてベース近くに置いたスイッチまで配線しました。 リード線の取り出し部分は飾りと密閉などを目的にして、筆記具の赤いプラスチックのキャップを加工して取り付けました。 写真にして眺めると、 ちょっとおしゃれな感じがして気に入りました。
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アサリの刃物

2014-03-30 08:08:03 | タナカ君的日常
 古代には黒曜石でナイフ、魚の骨で釣り針、鹿の角も何かの道具として使われた。 そして現代の我が家、昨夜の夕食に出た味噌汁の具はアサリだったのだが・・・ 有り難く無い事にカミソリの刃の役目を務めてくれちゃいました。

 味噌汁を味わった後、お椀に残った貝の殻を指先で摘まんで、口先に運び、肉をすすって食べていたのだが、くちびるが切れて出血してしまいました。

 最初、血は直ぐに止まるだろうと思って、出血するままにまかせ、  じわりと滲みだして盛り上がる血を舌先で舐めたり、その都度ティシュペーパーに吸い取らせて始末していたのだが、いつまでも出血が止まらない。

 しかたなく食事を中断して、ティシュペーパーを傷口に押し当てて圧迫止血したら、なんとか止まってくれました。

 その唇を傷つけた貝殻を調べてみると、縁が欠けてするどい刃物状になっている部分がありました。
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「ん?」 閲覧者数半減

2014-03-29 21:00:16 | タナカ君的日常
 ブログの編集画面にログインすると、前日にアクセスして来た閲覧者数などのデータが確認出来るのです。 それを夜中の2時頃、おしっこに起きた時に「ふむふむ」と眺めているのだが、 28日(金)未明のそれは普段のなんと半分。 更に29日未明のそれは2桁の数字に落ちていた。 こんな事は初めての経験です。

 ちなみに僕に”gooのブログ”を紹介してくれたのは同じ職場で席を並べていたこともあるY君で、 僕より一回りほど若いく、今も現役でサラリーマンやっています。 そして彼のブログの閲覧者数の増減と僕のブログの閲覧者数の間には正の相関があって、似たような変動を示すことが多い。 それは双方のブログの読者が同じ職場の関係者が多く、 職場のパソコンから暇つぶしに見に来るために閲覧者数の変化も似たような傾向になるのかと思っていました。 だから、閲覧者数の半減を知った後で直ぐ彼のブログを訪れてみました。 そしたら同様に半減していました。

 考えられることは3つ、

1. ブログの記事が面白くなくて、読者が減少した。
2. 元の職場で何か異変が起こっている。
3. gooの側で閲覧者数のデータ収集方法を変更した。

しかし、1番目の要素は考えにくい。 2番目が本当の原因だとしたら野次馬根性丸出しにして、興味深々です。

 ただね、 公民館囲碁の参加者も昨日と今日は、なんだか随分少ないんですよ。もしかしたら全国的に皆さんが旅行にでも出かけて家に居ない、 そして旅先でパソコンでインタネットにアクセスしていない・・・ そんな第四の理由も考えられるかな? 

***  追記 4月2日 


 多分グラフにしたら美しいカテナリー曲線を描いて、閲覧者数が回復しています。
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LEDライト

2014-03-28 22:15:02 | タナカ君的日常
 市販のLEDライトには1.5Vの乾電池1本だけで動作する物がある。 そんなLEDライトに使用されているLEDは白色LEDと呼ばれるものだが、 RGB3色の発光素子を組み合わせて白色光を出すタイプでは無く、 発光素子はBlue(青)の物を使用して、発光素子の周辺に黄色く発光する蛍光塗料を置いて人間の目には白色光として感じる光を発生させているのです。 そんな青色の光を出すLEDの順方向電圧は3V前後が普通。 どうして1.5Vの電池で動作するのか不思議に感じます。 さらに、 照度も結構な明るさだ。 それはLEDの光を集光する放物面鏡を使用しているからと言う理由もあるかもしれないけれど、 どの程度の電流でドライブしているのかも気になった。 そこで発光部にが供給されている電流を測定してみました。 

 手持ちのLEDライトは2種類でしたが、 どちらも120mA程度の電流が流れていました。 その測定には電池では無くて電気回路の実験に使う電源(電圧可変)を使用したのですが、 1.35V~1.55Vの範囲で変化させても予想に反して電流は大きく変化しません。 これらから予想される事は、 単純に電池から電流制限抵抗を通してLEDをドライブしているのでは無く、 ランプの中には小型な定電流駆動回路が構成されていて、それを介してLEDに電流が供給されている可能性が高いと言うことです。

 今は雪の撮影用の表面照射光源ランプとして、それを使う予定でいるのでランプ部分を分解する訳にはいかないけれど、 今の作業が終わったら、もう一本ライトを買ってきて分解して中の回路がどうなっているのか? 確認して見るつもりです。

 
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WiFi データ転送量

2014-03-27 21:24:44 | PC & Soft
 WiFiルーターの機種変更を先月中旬に行った。 4G-LTEなんてのに対応していて接続スピードも下りで100Mbps程度で動いてくれている。 このスピードはYoutubeのような動画を見るにも充分だ。

 しかし、そんなスピードで世界中のインターネットユーザーがバンバカ使ったら、 通信量がとんでも無いことになる。 それを阻止するためにスマホやWiFiルータの通信業者は連続する3日間や1ヶ月のデータ転送量に上限を設けており、 規定を超えると自動的に接続スピードを低下させるとか、 追加料金を徴収するなどの制度を設けている。

 ちなみに僕のEMOBILEとの契約のそれは1ヶ月あたりデータ転送量が7Gまでなら3,880円のプランです。 そして使用料の実績ですが、2月は10日ほどの使用で2G、 3月は残すところ数日になった今の時点で1G弱となってますから、 規定の7Gを越える気遣いはありません。 ちなみにこのデータ量はWiFiルータの画面に表示された値です。

 もっとも3月に入ってからの僕の使用状況は小便に起きる夜中の2時頃、再度眠りに付く前に、枕元に置いたiPadでインターネットアクセスするためにWiFi接続して、 それでメールのチェック、 夜中に更新される前日のブログ閲覧者数の確認、 10分間ほどのネットサーフィンをするのに使っているだけです。

 昼間のインターネット接続は「フレッツ光」につなげたデスクトップPC使っていて、 WiFiルータは使っていません。 だからWiFiでの通信データ量はこんな程度で収まっているのだとおもいます。
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撮影装置2号機・暫定完成

2014-03-25 21:13:08 | タナカ君的日常
 雪の結晶撮影装置2号機が暫定完成しました。 暫定の意味はデジカメのモニター画面の覗き窓を保持する天板や箱の前面の蓋部分等を蝶番を使って正式に固定していないからです。 今は暫定的に蝶番の代わりにテープで仮止めしています。

 なんでキチンと固定しないで仮止めなのか? 例えば前面蓋(写真上方)について言えば 「蓋を上下2分割してそれぞれ別個に開閉出来るような構造の方が蓋を開けてフォーカス合わせ等の操作をする際に装置の内部に余計な雪が入り込むのを防げるかもしれない」 と思ったりして、心が揺れ動いているからです。

 ここらへんは実際に雪が降っている中で使用して「使い勝手を確認してから、最終的にまとめよう」 と考えています。

 全体の大きさを具体的にイメージ出来るように牛乳の紙パックを一緒に並べて撮影しておきました。

 それから、表面照射光源のLEDを保持する金具も新しく作りなおしました。 1号機ではLEDチップを取り付けた小さなプリント基板を太めのハンダを2本束ねた先に取り付け、 そのハンダ線の根元を側壁の支点にネジ止めしたのです。 それでグニャグニャ曲げる事の出来るハンダの可撓性を利用して試料台上に置いた雪の結晶に対して、 任意の方向から光を照射出来るようにしたつもりでした。 しかし実際に使って見たら、手でハンダを曲げて光源を良い位置に設定するのが意外に難しい作業だと分かり、 実用的な物にはなりませんでした。
 

 そこで今回は丸型の金具に磁石が組み込まれた物に支柱を取り付け、 その支柱の先に二組の金具をネジで締めて取り付けた、 写真の様なLED光源保持具を作ってみました。

 試料台に対する表面照射LED光源の位置調整ですが、

 丸い磁石部分をベース上を滑らせる事で :

   X / Y、 回転、

 2組みの金具の固定ネジの調整で :

   照射方向  垂直 / 水平、
   照射角度の 微調整、

 こんな動きが出来る事で、以前のハンダの可撓性を利用した物より容易に光源を最適位置にセット出来るのでは? と期待しています。

 光源をセットした後で位置が勝手にずれてしまうのは困るから、 光源保持具の丸い磁石を可動させる領域の辺りには薄い鉄板をベース上に貼り付けて、軽く触れた程度では磁石の吸引力で簡単には動かない様にするつもりです。

 さあ、 来年の雪のシーズンが待ち遠しくなって来たぞ!!
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遠い異国の地の出来事 クリミア半島

2014-03-24 21:38:47 | タナカ君的日常
 EU諸国 - (ウクライナ・クリミア半島) = ロシア
 アメリカ/   <<   ▲   >>

 国家の結び付きを化学結合の様に描いて見た。
そして今まさに、▲ で示した位置で左右に引き裂かれつつある。

 旧・ソビエト連邦の一員であったウクライナ、 第二次大戦後のフルシチョフ首相の時代に、ウクライナに所属することになったクリミア半島。 その半島の港は借地の形でロシアが現在まで軍港として使用中であったのだが・・・ ロシア寄りだとされていたウクライナの大統領がクーデターで放逐されたのをきっかけにして、ロシアはクリミアの地域を併合すると言い出して世の中が騒がしくなっている。

 それは我が日本にとって、「遠い異国の地の出来事」と傍観出来るものでも無く、ロシアには北方領土を返還してもらい国交樹立の方向に動きたいところなのに、アメリカなどの鼻息をうかがい、 ロシアに対する経済制裁の片棒を担がざるを得なくなりつつあるのだから、返還交渉どころじゃ無いようだ。


 これから、どんな経過を辿って、どの様な結末になるのやら僕には判らないのだけれど、 確実に近代史の歴史の一コマとして記録されるであろう出来事が現在進行形で進んでいる。 じっと眺めてみる事にします。

 

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乗り物で席を譲られた時

2014-03-23 09:41:02 | タナカ君的日常
 電車の中で席を譲り、譲られる。 そんな日常の出来事を「電車内で起きた私にとってはショッキングな初体験」そんなタイトルで山仲間のF君が一週間ほど前のブログに綴っていた。

*** その記事から一部を抜粋 ***

 今まで六十幾年生きて来て、幾度となく席を譲りこそすれ譲られた事など皆無の私に、駅にエスカレーターがあっても階段しか利用せぬ私に、山野に立入れば韋駄天の如く駆け抜ける私に向かって 温厚そうな若い女性が私を見て、「どうぞお座りください。」と自分の席を譲ったのだ。と記していた。
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 僕なんか席を譲られたら、有り難く座らせて貰っちゃうほうだから、ここまでの感傷を持った事は無いのだけれど、 一昨日の早雲山から強羅に下るケーブルカーの中でのこと。

 胸に”XX旅遊”のシールを付けた台湾から来日した団体ツアーの皆さんが席に座り、そして立っても居ました。

 乗車を待つ列の後ろに並んでいて、立っままで過ごす覚悟して乗り込んだ僕達家族、 台湾からの彼等は小さな孫を抱っこしていた息子にまず席を譲ってくれ、更に白髪頭の僕にも席から立ち上がり「席に座るように」声を掛けてくれたのです。

 最初に僕は「どうしたものか」と悩み固辞しましたよ、 だって「僕達日本人の方が外国からのお客さんをもてなさなくてはならない立場なのに、いかに白髪頭で年寄り然とした風貌だからとはいえ、電車の中で席を譲られたら逆でしょう」と思いますからね。

 でもしかし結局席を立ち上がって声を掛けてくれた人達の好意に応えてしまいました。 10分ほどの区間のケーブルカーの事でもあるし、 「海外旅行で現地の人に座席を譲った」そんな思い出も好い想い出になるかもと思いつつ・・・
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初めての駒ケ岳@箱根

2014-03-22 21:36:53 | 国内旅行と山歩き
 箱根の周辺には過去に何度も出かけているけれど、 ロープウエイのある駒ケ岳山頂に行ったことが無かった。 いつか行ってみたいと思っていた僕は一緒に行った家族から「美術館廻り」なんて声も出ていたの軽んじて、 駒ケ岳を第一優先にさせてもらって箱根の2日目の行動を開始したのです。

 心のどこかには 「駒ケ岳に行って降りてきた後にも時間の余裕が沢山できるだろう、その後にどこかの美術館に立ち寄れば・・・」 とたかをくくっていた気味があったのです。

 しかし仙石原の宿を出発したのが10時過ぎ、 そしてどこもかしこも混雑する3連休の中日のこと、 駒ケ岳の山頂に行って降りて来て、 昼飯を少しゆっくり喰っただけなのに、箱根湯本へ戻る時刻が午後の4時近くになってしまったのです。 予約を入れていた4時少し前のロマンスカーの出発時刻にも間に合わない状態だから、 美術館に立ち寄るなんて事はまるで出来ません。 慌ただしい旅になりました。

 そこまでして行って来た駒ケ岳山頂からの展望はそれなりのものであったのですが、その展望写真は一枚も使わずに、昨日に立ち寄った大涌谷の黒卵製造現場の写真を載せて今日のブログはお茶を濁しておきます。
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祝いの酒に獺祭

2014-03-21 19:56:32 | 国内旅行と山歩き

「古希を祝ってやる」そんな子どもの好意を素直に受けて、三連休の初日の今日は箱根仙石原にある温泉宿にやって来たのです。 そして夕食の場に登場したのが清酒「 獺祭 (だっさい)」でした。

今年のいつだったか忘れてしまったが「 カンブリア宮殿」というTV番組で紹介されたことのある旨い酒だそうで、 なんだか入手が困難な酒らしい。 いくら旨い酒だと言われても、是が非でも手に入れて飲む程の酒好きでも無い僕は、獺祭なんて無縁のものと思っていました。

その入手困難性に目を付けた息子は事前に用意したその一升瓶を古希の祝いの食事の場にザックから取り出して、「ドン」と置いてくれたのです。 それとリボンの着いた小さな小箱。 開けてみるとボヘミアンガラスのぐい呑でした。 この二つが重なって、かなりパンチ力のあるプレゼントになりました。

そして夕食のテーブルには追加注文の刺身の舟盛りまで。 どちらかと言えばへそ曲がりの気もある僕も、今日は素直に感謝して、美味しい夕食を家族と供に楽しませて貰いました。
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