二つ玉低気圧での擬似好天

2016-08-30 08:09:14 | 安曇野生活
 昨日の記事で表銀座の山並みが見えた話とその一部の写真を載せて、 そこでは ”なにがどうなったか? 今朝は表銀座の稜線が見渡せる気象条件になっているのだ” と書いた。

 その後、気象庁のサイトで天気図を見ると、 日本の南岸を進む台風10号と日本海側に低気圧の並んで居る。 そして 「 おい、 これは春先に現れる2つ玉低気圧の気圧配置と同じだな 」 と思い至った。 ならば、 その直前に現れる山の好天も二つ玉低気圧と対になって生じる現象として良く知られた”擬似好天”そのものなのだろうと納得したのでした。


 疑似好天の後では、大荒れの天気が続きますが、 レーダーに依る降雨域の画像で、日本海側から太平洋岸の紀伊半島辺りを縦断している様子が一目瞭然ですね。

 < クリックで拡大。
疑似好天で現れた見通しの良い常念岳から餓鬼岳のパノラマ風景


ところで週間天気予報では台風が通り過ぎての31日、そして9月1日の両日は好天が見込まれている。 山仲間のSさんとの電話では「9月1日は都合が悪い」と聞いているけれど、 今年の夏の想い出作りに、 僕一人で明日から八方尾根を唐松小屋目指して歩きに行く予定を立てた。
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やっと 「オリンピックが終わった」 感じ

2016-08-29 07:09:08 | タナカ君的日常
 今朝は目覚めた5時前から前夜に録画しておいた「マスケティアーズ」を観た。 この番組、 東京都都知事選があった7月末からリオ・オリンピック終了まで日曜夜11時からの放映が邪魔されていた。

 オリンピックの競技なんてNHKや民放合わせてトータル何時間放送したのかね。 ウサイン・ボルト選手の3冠達成の走りの様に、 意識して「心から番組を観たい!」そう感じる競技のなんと数少ないことか。

 綺麗な技が決まって勝敗が決する事の少ない柔道の「組手争い」なんてみっともない姿を見せるだけの映像だし、 シンクロナイズドスイミングでは僅かな手足の動作のズレを事さらに失点要因としてあげつらう、 女の解説者の耳障りな声。 そんなの見ても聞いても楽しく無いし、日本の選手が金メダルを獲った言われたって感動もしない。 オリンピック競技の大半はニュース番組の中の一部として仕方なく見るだけで十分だ。

 さて、 日曜夜に放映のマスケティアーズ、 子供の頃に読んだ三銃士の記憶には無い沢山のエピソードが毎回展開されている。 昨夜の番組はポルトスが、それまで知ることの無かった父親との面会や、 若い娘の人身売買にまつわる話だったが、 最終場面はロシュフォールと言う悪役が王妃にベッドインを迫る場面だったりした。 さて来週はどうなるか・・・

 4月に放映開始以来、ずっと楽しませて貰っているのだが、 いったい原作はどのくらい長い話なのか知りたいと想い、 Wikipediaを見たところ、 どうやら全巻は10分冊以上で刊行されているようだ。 まだ、暫く楽しませてもらえると考えて良いのかな?


話かわって台風10号、 過去に記憶のない伊豆諸島辺りから西南西に進路を取って、 南大東島あたりまで近づいたと想ったら、 今度は磁性材料のヒステリシス・カーブと見紛う進路で逆行して関東地方に影響を与えるかもしれないと予想される動きとなっている。

 そんなこんなで、昨日までは梅雨空の様な低い(大町市近郊の鍬崎山の頂上が隠れる)雲が垂れ込めていた安曇野、 なにがどうなったか、 今朝は表銀座の稜線が見渡せる気象条件になっているのだ。 
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プリペイド携帯 Cメール送信不能

2016-08-28 08:34:17 | タナカ君的日常
 僕が使用中の携帯電話はいわゆる”au” のプリペイド携帯で、 こちらからの呼び出す音声通話は1分間で100円ほどの通話料金が発生する。 こちらが受信する場合には特段の受信料金の発生は無いようだ。

 さて、 この携帯、 Cメールも受信出来る。 なのに受信した相手に返信メールを出そうと操作しても [送信出来ませんでした] みたいなコメントが画面に表示され、 メール返信が実行出来ないのだった。

 そこで今日はauのお店に行って話を聞いてきた。

店で聞いた結論を言うと、

 Cメールを送信出来るのは
 相手方が au の契約者 に限定される。


そんな馬鹿な制限ってあるかよ?! と思うけれど仕方ないです。

と言う訳で、 Cメールを送ってくれる人、 僕からの返信は無いものと想って下さい。
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クルミの観察-5

2016-08-27 10:21:16 | 安曇野生活
 仁科神明宮への散歩の帰り道、 クルミを樹からもぎ取って家に持ち帰った。 そして例によって分厚い緑の表皮を剥ぎ取り、 ハンマーで茶色い殻を叩き割り、 中の果肉を口に入れた。

 分厚い緑色した表皮の下にある殻は最初から濃い茶色として姿を現す様になって来た。 表皮を剥ぐ時に使っているハンマーの釘抜き側の先端が殻に触れる時の感触も、 随分と硬い物に触れる感じが強くなった。

 殻を割って見えて来る果肉部分の表皮、 相変わらず淡い緑色を見せる。 しかし殻と果肉との間を埋めている白色の部分に「以前とは何か違うな」そう思わせる変化を感じた。 それは僅かな空隙の発生か?

 口に含んだ果肉、 齧って見た時の苦味は殆ど無くなり、 食感はシャキシャキ感から、 コキコキ感に完全に移行した。



 さて、そんなクルミを採取する散歩コースの仁科神明宮への道、 日本海の糸魚川と松本を結ぶ「塩の道」 ルートの通り道でもある。 昔からの集落もあって、 庭木の松の大樹が塀越しに公道の上に主幹を伸ばし、 通行人や車だけで無く、 電話線もその下を通過している。 都会だったら、 松の樹が折れたら電話が不通になるなんてクレームがついて、 伐採なんて野暮な事になってしまいがちだけど、 ここ大町市の町外れ、 仁科神明宮のお膝元ではゆうゆうと松もケヤキの大樹も枝を伸ばして生きています。
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お盆が過ぎても暑い@2016

2016-08-26 11:35:25 | 安曇野生活
暑さでグッタリ気味の秋蕎麦の葉

 「今年はお盆が過ぎても暑いね」 これが大町市の「むつみ亭」 に昼食を食べに来るオバサン達の挨拶言葉になっている。

 たしかにそれは感じます。 昨夜なんか、 僕も寝苦しかった。 と言っても室温28℃程度だったけれど、 広い玄関の上がり端の板敷きの床にそのまま布団を敷かずに寝転んで朝を迎えたのでした。

 まあそうは言っても、 自然界の草花は夏から秋に向かった変化を見せている。


稲穂は頭を垂れた。


生け垣のイチイには赤い実がついた。


すすきの穂も白くなり始めた。


 そして僕も安曇野生活からの帰り支度の計画をカレンダーの裏紙に書き出しはじめたのだ。
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トンボの行儀作法

2016-08-25 08:57:21 | 安曇野生活
 地味な色合いのこのトンボ、 今朝庭に出た時に膝丈より低い草むらに動く気配を感じたので良く見たら、 2・3匹の薄茶色した糸トンボが居た。 急いで室内に戻り、 三脚にカメラを取り付けて庭に戻った。

 「トンボ達まだ居るかな?」 そう思いながら見回すと地味な奴はくさむらに、 少し離れた南天の樹には以前に ”玉虫色したトンボ”として記事にしたのと同じ種類の奴が居た。

 写真を撮って、 パソコンに保存して、大きなモニター画面で見たところ「あれっ?!」と想う行儀作法の違いに気が付きました。

地味なトンボ :

 羽を畳んで草に止まるのだが、 その際のスタイルの特徴

 1. 4本脚で草に掴まり、 後ろの2本は使っていない。

 2. 畳んだ羽を胴体の片側に揃えている
    

金属光沢のトンボ :


 南天の樹に止まったこのトンボ。

 1. 6本脚全部で掴まっています。

 2. 羽は開いたままです。



 さて、 この何かに掴まって休息中の姿勢の違いだが・・・

 「金属光沢の方のトンボは目立ち過ぎて、 常に飛んで逃げる事が出来る様に、 羽を広げ、 脚も力強く体を離陸させるために六本の脚を掴まる対象に接触させて居るのではないか?」

 と考えましたが、 どうですかね? 


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ヒカルの碁・全巻揃いの行き先

2016-08-23 07:25:05 | 安曇野生活
 ひょんな事から囲碁が強い昔の人物に憑依された子供が学校の囲碁クラブの対戦、 院生になるための挑戦、 そしてプロ棋士へと成長して行く流れを描いた漫画 「ヒカルの碁」、 それを最初に見せて貰ったのは先月の下旬、 囲碁村会館の図書室に置いてあるそれは全23巻のうち5巻だけ。 続きが読みたくて大町図書館を訪れてみたが、 そこにも続きは所蔵されていなかった。 そこで思い切ってAmazonで全巻揃いの中古本を注文した。 

 それが配達されたのが昨夜の事。 さっそく6巻以降を読み進み、 昨晩は10時すぎまで読み、 今朝は5時から読み始めて現在は13巻に到達したところだ。 全巻を読み終わったら、 世話になっている「アルプス囲碁村会館」に集う子供たちが楽しめる様に提供しようと考えているのだが、 どこに寄贈したら子供が見やすいか? 

 囲碁村会館の図書室に寄贈したほうが良いのか、 市の図書館が受け入れてくれるなら、 そっちに預けた方が良いのか? 今日の昼飯後、 いつもの新聞閲覧に立ち寄った際、 図書館のお姉さんに聞いてみるつもり。


後日談:

 図書館では基本的には漫画の蔵書は持たない方針が在るそうなので、 囲碁村会館に寄贈した。
 
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小笠原高気圧不在の夏

2016-08-22 18:51:14 | タナカ君的偏見
 リオ・オリンピックは閉会式を終えた今日は、 関東地方に上陸した台風9号の進路や被害情報がテレビを一日中賑わしていた。

 8月下旬になっているのだから、 台風が日本に上陸すること自体は毎年のことであって、 珍しくもなんとも無い事ではあるのだが、 2016年の今年、台風の卵である熱帯低気圧や台風が日本に近づくパターンが極めて珍しいものとなっている。

 例年それらが日本に近づくパターンは決まり切ったものがあって、 北緯20°ラインを西進して台風に発達し、 進路をやや北に振りながら沖縄方面に向かい、 更に進路を北に取って九州や四国に近づき、 北緯30°ライン辺りまで来ると進路を東に曲げて来るものだ。 

 それは日本の東方洋上の小笠原高気圧の勢力や偏西風の流れの影響を受けた必然の結果でもあるのだが・・・ 今年は小笠原高気圧の態度がまるでなっていなくて、 熱帯低気圧共はとんでも無い位置から好き勝手に北上して来るのだ。 

 一昨日の天気図を載せてあるが、 北緯30°ラインを越えた台風や熱低が西に向かって進むなんて僕の記憶には殆ど無いし、 台風が北緯20°、東経140°付近で進路を北北西に向けているのも珍しい。

 この様な状況を見ると、 西洋諸国がフセイン、カダフィ、 アサドなど中東地域の独裁者と呼ぶ支配者を排除に動いた結果が、 僕には現在の中東地域の無秩序と混乱を引き起こしてしまったと見えるのだが、 自然界でも小笠原高気圧と言う夏の支配者の力が衰えると、 熱低などが好き勝手を始める様子、 人間界の中東の混乱と同じに見える、今日この頃であります。
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囲碁大会でグループ優勝@塩尻

2016-08-21 18:30:00 | 安曇野生活
 日曜日の今日、 日本棋院塩尻支部主催の囲碁大会「 第34期 塩尻囲碁名人戦 」が塩尻市総合文化センター 3階 で行われ、 大町支部の仲間と伴に参加して来た。

 大会参加者は段級位の近い人6人づつのグループに分けられて、 グループ内でのリーグ戦(午前中2局、 午後3局を戦った)。

 僕はいつもの如く3段登録で参加し、 三段・5人、四段1人のグループに入り、


 なんと4勝・1敗の成績でグループ優勝してしまいました。 そして戴いた写真の優勝賞品は海苔の一缶でした。
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燕岳へ月の入り

2016-08-20 07:10:20 | 安曇野生活
 16夜のお月様が燕岳の山頂へ落ちていく。 そんな風景を堪能出来た朝だった。 我が家から燕岳山頂までは直線距離にしておよそ15km。 その前山となる東餓鬼岳と清水岳の吊尾根状の稜線越しに燕岳のピークは顔を見せてくれるのだが、 今朝は2016年の夏山シーズンに入って最高のクッキリ感で燕岳が見えていた。

 こんな眺望の効く日に、 どこかの稜線に登りたいと考えているのだが、 残り1ヶ月を切った安曇野滞在の日程の中で、 チャンスが訪れるか?

 数日前からぐずついた天候が続いていて、 昨日なんか木崎湖周辺で馬の背を分けるような局地的な強い雨に出会ったりしたんだよな。 まさか今日がこんなにも良い天気になるなんて・・・ 予想出来なかったなあ!
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