大晦日@2021

2021-12-31 22:02:35 | タナカ君的日常

 友人宅で大晦日を過ごしている。 昼間の間は「フクロウ姿の薪ストーブ」が置かれたヤナバの山荘に出掛けて小さな子ども達のソリ遊びに付き合い、 彼らが早めに帰宅した後、 僕は独り山荘に残り雪の結晶撮影にトライする予定で撮影機材も車に積み込んで出掛けたのだが・・・ 天気予報通りにそれなりの量の降雪が有りはしたものの、 粉雪ばかりで六華の結晶が見当たらず、早々に撮影は諦め気分になってしまいました。 そして山荘に戻り、 ストーブの中で揺らめく炎の姿をボヤッと眺め、 暗くならない内に友人宅に戻って来てしまいました。  そして今は紅白の番組が流れる居間にいて、 お茶を飲みながら談笑している人達の声を聞きながら、 ブログ書きに勤しんでいるところです。

 日本そして世界中でもコロナ・コロナの騒ぎと温暖化の悪影響とかの大洪水、 大規模火災、 そんな騒がしい一年であった様な気がします。 人為的な騒ぎで胸に残る出来事と言えば、 米軍のアフガニスタン撤退時に発生したアフガニスタン政府および軍隊のあっと言う間の潰走と引き続く撤収する米軍機に乗り込もうとする人々の大混乱。

 新年になると言ってみても、 それほど明るい未来を思い描くことも出来づらく。 そんな中で、僕は個人的に雪の結晶撮影なんてマイナーな趣味と言うか、 チマチマしたDIYで日々を過ごして行くことでしょう。
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雪の結晶 撮影用試料ホルダー 2022版

2021-12-30 08:42:35 | 雪の結晶撮影
糸くずをラップフィルム(左側)に乗せて撮影

 今シーズンから使い始めた雪の結晶撮影用の試料ホルダー、
 それは塩ビ板に85 X 70 mm の角穴を開けてその表面に台所用の透明ラップフィルムを張り付けた物です。

 雪の採取は手にした試料ホルダーを降雪の中に適当な時間差し出して、 降雪を受け止めるのです。 従来のガラス板・試料ホルダーでの使用方法と同じです。



粉雪ばかりの降雪


 これは先日の草津温泉への撮影行の際に降雪を数秒間受け止めた物ですが、 大半が粉雪であるのが判ると思います。 本音を言えば、こんな降雪の気象条件の時は六華の雪の結晶を探すの作業は「面倒くさいなあ!」と感じます。 

 さてこの秋に製作した試料ホルダーの使い心地について書きます。

1. 撮影地に到着後、 外気に10分ほども晒すだけで使用可能になります。
   これはとても便利です。

  従来の厚みが 5 mm ガラス板の場合、30分以上の時間が必要でした。

2. すぐに破れそうなラップフィルム、、 予想外に長持ちします。
  先日26~27日の二日間張替えせずに使用出来ました。

  これから出かける年末のヤナバ山荘への旅にもそのまま積み込んで出かけます。
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大雪警報中 不要不急の旅での写真

2021-12-29 09:42:47 | 国内旅行と山歩き
富士山の風下に延びた雲 左に見える山は西丹沢・大群山
イオンモール・むさし村山店屋上駐車場で撮影 12月26日


 「数年に1度の寒波到来」、「大雪で通行困難が予想される」、「不要不急の外出を控えて」そんなアナウンスで賑わった年末寒波の到来が予想された12月26日・27日に草津温泉・猿ヶ京温泉・国道17号の三国トンネル辺りを車でうろついた。 その際に撮影した写真を並べてみます。


以下の写真はすべて12月27日に撮影



長野原町での夜明け前の空


雪で覆われた太陽電池モジュール
県道53号線(中之条~湯宿温泉区間) 「富沢家住宅」近く


除雪 + 砂撒きされた 県道53号線 湯宿の近く
2トントラックの荷台に作業員が乗って走行しながら砂を撒いていた


国道17号 三国トンネル湯沢側出口
右側の新トンネルはまだ工事中
群馬県側の上空には青空が見えていた


三国トンネル湯沢側出口の駐車スペースから湯沢側風景
上空は一面の曇り空


降雪の中に見つけた六華の結晶 
OLYMPUS TG-3 顕微鏡モードで撮影
公衆電話Boxの中で電話機の緑色を背景に使用した


「赤谷湖」の湖面
猿ヶ京温泉「まんてん星の湯」大広間から見た



僕の走行した区間には除雪が完璧で交通量も少なく「走行困難区間」は有りませんでした
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草津の雪 2度目@2022シーズン

2021-12-28 12:03:54 | 雪の結晶撮影
透明感のある雪の結晶 @ 草津スキー場 2021年12月27日午後4時

 2022年冬のシーズン2度目の雪の結晶撮影に12月26~27日に草津に出かけた。 初日は道の駅の駐車場で午後の3時ころから夜の8時半頃まで撮影にトライした。 しかし大半は粉雪、 その中に時折六華の結晶も混じって落ちてきてくれたが雲粒がベタベタ付着した状態の物大半でした。 撮影終了後は長野原の町まで降りて幾分でも外気温の高い(と言ってもー6℃)の中で車中泊した。


初日の雪は粉雪の中に時折六華の結晶が見つかった
しかし雲粒付きの物ばかり


雲粒がベタベタ付着した雪の結晶
白黒での結晶写真と色付き背景を用いた写真


 長野原で目覚めた翌朝、 関東平野方向は青空、 上空に雲は無く、 草津まで登っても良い雪が落ちて来ていそうも無い。 そこで昼間の暇つぶしに「豪雪変物」のつもりで中之条から水上に抜け、 国道17号を三国峠のトンネルを湯沢側に抜けて様子を見て来た。 国道17号の道路状況は群馬県・新潟県側の双方と完璧な除雪で車の走行に全く支障はなかったです。 三国トンネルの群馬県川の道路には雲間からの日差しが落ちていました。 三国峠のトンネルを抜けた地点で「あわよくば雪の結晶撮影」の気持ちも有ったのだが、 降雪の状態は粉雪が多く、 六華の結晶も小さな雲粒付きの物しか見当たらず、 しかも風があって撮影システムをセットアップする意欲が起こらなかった。

 峠から下って猿ヶ京の「まんてん星の湯」で休憩・昼食。 午後3時には草津スキー場の駐車場で撮影準備。 夕方暗くなる前まで撮影にトライ。 2日目にしてやっと透明感のある雪の結晶(Top写真)に出会う事が出来ました。

 帰途には小野上温泉に立ち寄り、 身体を温め、 渋川市内で夕食。 それから関越高速に乗って帰宅したのは夜の9時半を過ぎていた。 けっこう草臥れた撮影行でした。 
 
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数個 数人 数年

2021-12-25 21:00:35 | タナカ君的偏見
 「数年に一度クラスの大雪に警戒を」 2・3日前から天気予報やニュースの時間に繰り返されている。 数個 数人 数年 そんな風に使われる「数XX」、 僕の脳内のイメージは 6< 「数XX」 < 10 なのだけれど、 今の世の中では「2~3人」でも「数人」と言うことが有るみたい。

 小学校や中学校の国語の授業で「漢字の書き順」なんか教えなくても、 「数XX」はどの範囲の数の事なのか? そんな事をきっちり統一して教える様にしてくれませんか? 文部省さん。
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HUSTLER車室内部に荷物棚設置

2021-12-24 20:49:18 | DIY

 1年半前まで僕の車はスズキのワゴンRで、 今は同じメーカーのHUSTLERに乗っている。 雪の結晶撮影に出かける時には運転席後部の車室内は撮影スペース、 助手席側の半分は車中泊用の寝袋でいっぱいになっている。 その時、旅の荷物は寝袋の上部空間に荷物置き場を設けて、 そこに載せていた。

 その様子は「ワゴンR車室内部に荷物棚設置」のタイトルでブログにUpした。 HUSTLERでも似たような荷物置き場の必要性を感じたので、 ワゴンRの荷物棚の部材を流用してHUSTLER内部に急遽 荷物棚を組み込んだ。

 昨日、 今日と2日間、 いつもなら午後は目一杯公民館囲碁の対局を楽しんでいたその時間も50%ほどはDIYに振り向けて完成させました。 その加工途中に写真を撮る時間も省いてDIYに精を出していて、 この記事を書いてUpする時になって、 「写真が無い!」と気づいて、 暗くなった車室内部をフラッシュ使って撮影して来たのです。
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気持ち良い青空 久しぶりの布団干し

2021-12-22 12:22:11 | タナカ君的日常

 雲一つ無い晴天、 風も弱い。 久しぶりに寝具の布団を干した。 そして先日の草津に行った時から車の中に入れたままで、 雪が溶けて湿り気が残ったままだった仮設屋根用のツェルトも外に広げて乾かした。

 そんなたわいない事が 日常の中の喜びです、
 
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ラップフィルム試料ステージ クリーニング方法

2021-12-21 10:17:46 | 雪の結晶撮影
ラップフィルム上に残った雪 これを除去する話題です
白い背景は地面の雪


 昨日の記事ではクリーニングで繰り返し10回程度使用可能と書いた、 そのクリーニングの方法等を書いておく。

 試料ステージは降雪中の雪を適量受け止めた後、 撮影装置のレンズの下に置き、 撮影対象の雪の結晶を中心部に来る様にセットしたあとでシャッターを切る様にしている。 その撮影を終えた後、 試料ステージ上には雪がまだ残っている。 その不要となった雪を試料ステージ表面から除去(クリーニング)しないと、 新しい雪の撮影が出来ない訳です。

 その際のクリーニング方法ですが、 ガラス板を用いた試料ステージの場合は 「ガラス表面を布切れなどで拭き取る」 そんな簡単な方法でクリーニング出来る。 しかしLP試料ステージの場合、 薄いラップフィルムの表面をガラス板の様に何かでゴシゴシとこすってクリーニングするのはフィルムが破れたりたるみを生じ、適切でない。

 それで今回試したLP試料ステージのクリーニング方法を書いて置くことにします。

 まず、 クリーニング対象の雪の残ったLP試料ステージの様子をTop写真で示します。 クリーニングは2段階で行います。

 第1 ステップ :

 LP試料ステージの雪が乗った面を下に向け、 試料ステージの長手方向の片側を手で持ち、 もう一方の片側を何かにぶつけて衝撃を与えると乗っていた雪の大半は落下除去出来ます。



試料ステージへの衝撃を加え、雪を落下させた状態



第2ステップ :


 ラップフィルムの表面には1mm を遥かに下回る微細な雪のかけら、または水分的なものが残りました。 この残った不要物はクッキングタオル(紙製)でラップフィルム表面を軽くなでることで、 かなり良好なクリーニングが出来ました。

 クッキングタオルでのクリーニングの際にはラップフィルムに凹みが生じる様な方向の力が加わらない様に注意しながら、 軽い力で拭き取りクリーニングをしました。

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 さて、 次にタイトルから話題は離れますが、 広い面積をもつ試料ステージ上のどこに良型な雪の結晶が在るか探す際の照明について書いておきます。

 雪の結晶の実態は極めて薄い小さな氷で透明な物です。  照明なしで雑多な雪の塊が散らばる中から直径2 mm 程度の雪の結晶を見つけるのは有る種の難しさがあります。 その難しさを簡単にする方法ですが、 極めて薄い透明な氷の特性を利用する方法です。 それは適当な角度から光を当てると光を全反射して「ピカリ」と光って見えることを利用するのです。 具体的には試料ステージを手にして離れた場所に置いた光源からの光をあて、 「反射してくる小さな物体からの光が見えるか?」 を探すために試料ステージの角度をあれこれ傾けながら、 反射光を探し求めると結晶した雪が見つかるのです。

 それを実感していただくために、 写真を何枚か用意しましたのでご覧ください。



ラップフィルム上にプラスチック片をダミーの雪を置いた


光を当てて、 反射光を見つける。


ガラス板上にプラスチック片を置いた。


LEDが60搭載されたランプ光源 LEDの個々の光が
邪魔して切片からの反射光を見つけるのを逆に困難にしている。
 
 
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ラップフィルム 試料ステージ実地テスト@草津

2021-12-20 12:18:11 | 雪の結晶撮影
道の駅「草津運動茶屋公園」駐車場にて

2021年12月10日 朝7時ころ、 道の駅に面した路上にはパトカーの警官が2名立ち、 温泉街から長野原方面に下る車のタイヤの状態を確認する作業を開始していました。

 なにしろ、前日の夕刻まで、 道路には全く雪は無く、 車の走行で草津音頭を奏でるメロディーラインの道路の溝切りも完全に機能してましたから、 「温泉客の車もタイヤの冬装備が不完全の人が居たら危険」との判断でしょうか?

 2021年 10~11月のブログ記事を見るとラップフィルムを使用した雪の結晶撮影に使う試料ステージ作りに熱中していたことが判るだろう。  2021年12月9日(金)~10日(土)に掛けて出かけた草津温泉への雪の結晶撮影行での目的の半分は、 そのラップフィルム(以下LPと略す)を用いた試料ステージの効果を現地で確認する事にあった。 その他に、 運転席後部ドアを開け放った状態の車両に仮設屋根を設置するのだが、 その部分に付け加えた改修工事の効果を確かめる、 そんな実験項目もありました。 だから、 雪さえ降ってくれたら何時でも出かけようと準備は整っていたのです。

 そして出かけた結果ですが、 実験目標とその結果は以下。

1-1. LP試料ステージの ー2℃ 程度の気温に於ける効果

   気温が-5℃を下回り、
   高めの気温(-2℃)での効果確認出来ず。

1-2. LP試料ステージの寿命

   少なくとも10ショット分程度はLPフィルムの表面の
  雪を除去するクリーニング作業に耐える(破れない)と
  判った。

   だから今後10セットほど製作して持っていけば、1回の
   撮影行の装備として十分と思う。

2. テフロンシートで降雪を一旦受けて、
       試料台に選んだ結晶を移す方法

   関連記事:バインダー 薄茶のシート T字型の板切れ

   クッキング用途のテフロンシートは薄い茶色と繊維の折り目
  それらが邪魔をして結晶を選ぶ際の視認性が極めて悪く。
  早々に採用を諦めた。

3. 仮設吊り屋根 保持方法改良

  簡易な釣り竿方式は強風に対して全く無力だった。
  弱い風の時にだけ使用する事にした。



12月17日実況天気図


 今回の撮影行、 「雪さえ降れば」の思惑に対して、 事前の天気予報によれと降雪はほぼ間違い無いものだった。 しかし「この冬一番の寒気の南下と南岸に低気圧が進行しての典型的な西高東低の強力な冬型気圧配置、日本海側に大雪の心配」 その情報を僕は都合よく勝手に「良型の雪が降る南岸低気圧の接近」との期待を持って出発したのです。


気温 ー8 ℃

 しかし実態は強力な冬型気圧配置と換気の張り出しの結果、 草津では強風が吹き荒れ、 水上町藤原地区では一晩で60cm ほどの多量の降雪になったのです。 そして気温は通常望むー5℃を更に下回るー8℃にもなる低温になった。 そんな強風と降雪の中には良型の雪の結晶が極く少数しか見当たらない事態に出くわして・・・

 期待した実験結果は得られず、良い雪の写真も得られない結果になってしまいました。 でもまあ、 「寒い雪のあるところに出掛けて車中泊」 それは市役所が提供してくれる健康診断に優るとも劣らない、 僕の身体の健康状態をハッキリと知らせてくれるのです。 また降雪があれば、 出掛けまよ!


 LPフィルムのクリーニングについては後でもう少し書いてみます。
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2022冬シーズン 最初の撮影行@草津

2021-12-19 09:55:45 | 雪の結晶撮影
画面上部に在る、直径およそ1 mm Φ ほどの雪の結晶


 12月17日夜と18日朝、 草津温泉スキー場付近で今シーズン初めての雪の結晶撮影と撮影装置の改良効果の実験を行って来た。 今日はそのときに撮影した雪の画像を並べるだけにしておきます。

 今回の降雪は強風を伴い、 大半が粉雪で六華の形の良い結晶は極めて数が少なかったです。 Top写真の結晶サイズは使用しているカメラの露出設定モードを「中央重点」にした際にモニタ画面上に表示される小さな円のサイズとの比較で判断したものです。



 
中央重点測光モードで表示される円のサイズ


降雪の大半は粉雪 中央付近に六華の結晶がある


試料ステージ上に現れたゴリラの横顔


この雪のサイズも直径1ミリ程度だった。
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