さざれ石の山 石老山に登る

2024-06-08 09:29:48 | 国内旅行と山歩き

石老山ハイキングマップ 相模湖観光協会さんのサイトから転載

 

 相模湖の南に在る石老山は標高702m、 高尾山に較べたら100mほど高いだけのいわゆる低山、 そこに一昨日、2ヶ月前にペースメーカーを埋め込んだ妻のリハビリをかねて登ってきた。

 

 僕にとって石老山は二度目の山となるのだが、 「最初に登ったのは何時の事だったか?」そう思って当時の山行記録が掲載されている山岳会の会報をめくって見たところ、59年前の同月同日(昭和40年6月6日)の事でした。 その際には藤野駅から秋山川に至ってキャンプし、 翌日に篠原の部落から山頂・石老山を往復するハイキングでした。

 

 さて今回は相模湖から津久井湖に抜ける国道412号線の途中に在る「バス停:石老山入口」から顕鏡寺の下に在る、相模湖病院駐車場まで車で入り、 中腹に在る巨岩の並ぶ顕鏡寺から始まる登山ルートを歩きました。

 

神社が祀られた、 さざれ石の巨岩

 

 

さざれ石 近影

 

 このルートの特徴は河川敷で転がっている丸く角が取れた小石の集合体である「さざれ石」の巨岩があちこちに立ち並んでいる事です。

 

昭和40年9月発行の会報より

 

 登山路としては上り2時間ほどの軽い山歩きルートで、 指導標もシッカリ設置されていました。 一方、昭和40年の篠原からのルートでは登り口が判らず、 沢を突き上げて尾根に出る様な若気の至り的な行動で山頂に達した記録となっています。 興味があったら文字が小さな写真を読んで下さい。

 

 ところで巨岩の並んだ石老山への登山路は樹林に覆われて陽射しを遮ってくれているので、 涼しく快適に歩く事が出来、 上りの歩行時間はコースタイムほどの時間で山頂に達しました。 しかし下山の際、 当初予定した登ったコースをそのまま下る予定(相模湖病院の駐車場に戻る必要があったため)でしたが、 大明神を経由する東海自然歩道にもなっている下りルートに間違って入ってしまった結果、 「上りよりも下りに時間が掛かる」そんな馬鹿な事態に陥りました。

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キャニオンルート黒部宇奈月 開通遅れ

2024-05-01 08:53:21 | 国内旅行と山歩き

 

 夏のヤナバ滞在中のイベントとして、 宇奈月温泉から欅平までトロッコ電車に乗り、 更にその奥、 新しく開放される欅平から黒四ダムに至るキャニオンルートを旅する計画を考えていた。 しかし、 年始に発生した能登半島地震は黒部峡谷にも影響を与え、 今年7月からの運行開始予定は10月以降に延期されるとアナウンスされています。

 

 10月以降なんて言ったら紅葉シーズン真っ盛りに出会えるか期待も有るけれど、 寒さに震えるかも知れず、 開通初期の乗車券がそもそも入手出来るか? そんな心配もあります。 それで今年にキャニオンルートを旅するのは止める事にしました。 もっともそれから一年先の計画なんて、 僕の年代にとっては人生の寿命の問題もあるから、 当てに出来ない面がありますね。

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入間 IC 利用ルートで 竹の子をゲット

2024-04-22 07:56:12 | 国内旅行と山歩き

 先日の山菜採りの帰り道、 圏央道・入間ICから自宅までの道路脇の法面に孟宗竹の竹の子が出ているのが目に入った。 そこに車を停めるのは道幅が狭いため、 少し通り過ぎてから安全に車を停められる場所に車を置き、 歩いて竹の子の出ていた場所まで戻り、 コゴミ採り用に携行していたカッターナイフを使って竹の子を切り取って来ました。 カッターナイフでは地中部分を含めて採取する事は困難で、 地面スレスレの所で地下茎から切り離して採取するのがやっとでした。

 その竹の子の出ていた場所をピンポイントで書く訳にはいかないが、 道路に迫る斜面が在る場所をヒントにしてピンクルートを車で走ってみれば見つけるのは簡単かも知れませんよ。

 

入間ICから立川間の利用ルート

 

 関越道を使ってお出かけする際に利用するICは圏央道の入間IC、 自宅とIC間の利用ルートは淡い茶色で描いた新青梅街道で箱根ヶ崎を経由するルートを主に利用していた。 しかし1年ほど前からはピンク色で描いた多摩湖を経由するルートを多用する様になりました。

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長靴の借用が御縁の切っ掛け 鹿沢温泉

2024-03-10 10:31:12 | 国内旅行と山歩き

 パルコール嬬恋スキーリゾートへの偵察、 引い続いて万座での雪の撮影を楽しんだあと万座から下山して、 夜10時頃に予約しておいた鹿沢温泉の「鹿の湯 つちや」さんに素泊まり投宿した。

 その翌朝の6時台に地域の主要道路では大型の除雪車が活動を始めたエンジン音が聞こえ、 宿の間近からも小型の除雪機の稼働音が聞こえ始めた。 外は昨夜から雪が降り続いていたらしい。

 

 「鹿沢ではどんな雪が降っているのか?」それを確認しようとルーペを探したが、 どうやら道を隔てた宿の駐車場の一番奥まった位置に置いた車の中に残して来てしまっていた。 ルーペを取りに行こうと想ったが・・・ 長靴は車の中に残し、運転に履いていた運動靴のまま宿まで歩いて来てしまっていた。

 

 「困ったな、 長靴を貸してもらえないか?」 そう想ってスコップで玄関前の雪かきをしていた宿の主人かと見える年配の方に声を掛けた。 「駐車場の一番奥の車まで長靴を取りに行きたいのですが、 長靴をお借り出来ませんか?」と。 その方は玄関に戻り、 履いていた長靴を脱いで僕に使わせて下さった。

 

 そして、車からルーペを取って戻って来た僕と長靴を貸して下さった方(N氏)との会話が始まりました。

 

N氏 との会話 :

 N氏は宿のご主人では無く、 宿の縁戚者で3月末まで滞在中の方とのこと。

 風景写真の撮影が趣味、食堂に飾ってある大きく引き伸ばした写真の撮影者。

 雪の結晶撮影にトライした事は無かった。 マクロレンズは保有。

 僕の雪の結晶・撮影機材を見てもらったりして話は弾みました。

 

 長靴を貸して貰うことから始まったN氏との御縁、 最後にはお互いの電話番号交換まで進みました。 「来年の雪のシーズンにはN氏が撮影した雪の写真を見せてもらえたら面白いな・・・」と感じながらお別れしました。

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パルコール嬬恋スキーリゾート 偵察

2024-03-09 22:00:50 | 国内旅行と山歩き

草津スキー場の標高(第4駐車場) 約 1240 m

 

 3月4日には「3x5m のタープで車を包む」そんなタイトルで記事をUpしたが、 その翌日には草津・万座方面で降雪予報が出ていたので、3つの目的を持ってパルコール嬬恋スキーリゾートと万座スキー場を訪れた。

 

1番目の目的 : 

  パルコール嬬恋スキー場までのアクセス道路状況を偵察する。

  駐車場廻りの環境(利用できるトイレ設備など)の確認

 

 駐車場の標高は草津よりも 約200m 高い。

 

  午後1時半頃スキー場に到着。 降雪の中に樹枝状結晶あり。

 近隣スキー場への道路とほぼ同じ程度に除雪されており、

 車の運転に特に問題無し。

 

  万座へのアクセスでは必要となる有料道路の通行は無い。

 

 ゴンドラ乗り場に近い建物のトイレを利用させて貰えた。

 

 

2番目の目的 :

 「降雪中の環境でタープで車を包む作業」を体験する。

 

  嬬恋スキー場を訪問後に訪れた万座スキー場、

  無風・降雪有りの状況下、午後3時を過ぎた時間に到着。

  ほぼ無風の環境下では降雪が有ってもタープの仮設屋根の

  設置にさしたる困難は無く作業は完了。

  良い体験にはならなかった。

 

3番目の目的 : 雪の結晶撮影

 

視野一杯の針状結晶 @万座・25Mar2024 で報告済。

午後5~8時まで、針状結晶が主な降雪が延々と続いた。

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草津温泉 温泉門 無料駐車場 地図

2024-01-30 18:34:04 | 国内旅行と山歩き

 群馬県草津温泉に新たな名所が開設された、その名前は「温泉門」。 それは東京方面から温泉街に出入りするバスルートの車の流れをスムースにすべく作られた立体交差道路部分に名付けられたものです。 その温泉門なる施設には温泉水をふんだんに吐き出す三本の樋が設けられ、 その温泉水を湛える浅い池や観光客が利用出来る足湯の施設が作られています。 更に、 それらを利用する遊覧客の利便性を考えて道路の反対側には駐車場も設けられています。 

 正月明け早々に草津を訪れた際に道の駅から温泉街に向かう途中の坂道ルートを走行中、 「温泉門」には目が向いたものの、 関連して設けられていた助手席側にある駐車場は全く気づきませんでした。

5日前(1月25日)に再度訪れた際には温泉門・駐車場に車を止めて、 温泉門を間近で見物して来ました。 そして今日はその温泉門見物に利用できる駐車場や周辺道路地図を描いてみました。

 

 

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旅の土産 肩叩き棒

2024-01-14 10:00:02 | 国内旅行と山歩き

 先日、 光城山へハイキングに行った折、 光城山の山頂からは少し長峰山へ続く尾根筋を辿ってから下山する周回ルートを下った。

 

 その尾根筋歩きの際にTop写真に見られる大きなコブの付いた松の木の枝を見つけました。 見つけたのは「寄り添って成長した二本の大樹の隙間に人が差し込んで置いたかの如き状態」で地上から1mほどの場所でした。

 

 その瘤の付いた松の枝 :

   コブの直径 :  8 cm

   柄の長さ  : 28cm、 太さ 3 cm 弱

   重量    : 320 g

 

 柄に相当する部分の松の枝、 凹凸の有る松本来の表皮は刃物で削られ、白い肌が見える状態になっています。 この事からも誰かが樹間の隙間に押し込んで置いた物との確信は深まりました。

 

 それを抜き取り手に取って振り回してみたら「肩叩き棒」に具合が良さそうなので、背負っていたデイパックに収納、 旅の土産に持ち帰りました。

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安曇野から北アルプス展望 光城山ハイキング

2024-01-13 21:12:32 | 国内旅行と山歩き

雪の北アルプス展望@2024年1月11日午後3時頃

 池田町と安曇野市を結ぶ高瀬橋・橋梁上からの眺望

 

 11日に出発した安曇野の知人宅訪問と絶好の北アルプス展望も得られた今回の旅。 実はコロコロと天候の変化する旅でもありました。 終には自宅に戻った13日の今日は東京地方に初雪が舞った日となりました。

 

迎えて呉れた知人宅では暖かいストーブの炎も歓迎してくれました

 

 

 翌日12日には前日の好天が崩れ始める日となりました。 安曇野市の東・松本市の北に在る光城山に知人と一緒に軽いハイキングに出掛けましたが、光城山山頂では前日の見事なまでの雪山展望は失われ、 安曇野の西山一帯の山頂は全て雲に隠された眺望となってしまいました。

 

 しかし桜坂コースの上部ではこの写真の様に宿り木がまとわり付いた木々の眺めが有ったりして、三人の年齢を合計すると230歳を超えるグループでのハイキングが楽しめたので良しとします。

 

 そして帰宅の日となった三日目には更に天候は悪化、 長野での降雪は当然としても、 東京地方まで初雪となる湿りっ気の多い降雪を見た日となりました。

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温泉門 草津温泉

2024-01-11 10:22:46 | 国内旅行と山歩き

 長野原から山を登り、草津温泉の中心部に至る道路。 標高を上げて道の駅「草津運動茶屋公園」に達すると、そこからバスターミナルの在る中心街へは下り坂となる。 その下り坂の急勾配の途中に二股に別れる部分が有って従来そこに交通信号が設置されていた。

 右する道は東京方面からのバスがターミナルへと向かう一方通行路となっていた。 そしてほぼ直進状の左の道はバスターミナルから東京方面に向かうレーンと草津スキー場方面に向かうレーンの在る普通の道路でした。 そのため急な坂道途中の当該信号機が置かれた交差点は渋滞が発生しがちな場所だったわけです。 

 そのY字状道路の交差点部分が昨年10月に東京方面に帰るルート上の信号機が除去された立体交差の道路に生まれ変わっていました。  その立体交差道路工事の一環として「温泉門」なる額が掲げられ、 湯滝や足湯も開設された、「チョイとした観光スポット」に変身していました。 工事費用は国費なのか? 県費か?知りませんが、なかなかGoodです!

 

 Top画像は現場に設置されているLiveカメラからの1ショットです。

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長野原町・林温泉 かたくりの湯、 チャンスの神 カイロス

2024-01-09 11:51:49 | 国内旅行と山歩き

 草津スキー場に雪の結晶撮影が主目的の旅に出た。 その手前の長野原町に「かたくりの湯」なる温泉がある事を昨年5月に友人Fさんのブログで知った。 そこで帰り道にでも立ち寄ろうと想い、 行きには場所を確認する目的で立ち寄り、 道の駅「八ツ場ふるさと館」に立ち寄った直後、 北側山腹一帯に民家が散らばる林地区に進み、 出会った地元の方にお聞きして(Googlemapで確認可能)、道の駅から西に1km強の位置に在る建物(道の斜向いには王城山神社の森があった)を訪ねた。 入浴を済ませて出てきた地元の方との立ち話の中で入浴料金や利用可能時間などの話を聞いたのだが、 入り口ドアに張り出されていた案内の内容はそれと異なる部分が幾つかあった、 連日・朝から夕方まで使用可能でも無いし、 利用料金も五百円に変更されていたり、 詳細は張り出された告知内容を撮影して来ましたから見て下さい。

 

 

 そして草津からの帰り道・月曜日のこと、 カタクリの湯の駐車場は一台も車が在りませんでした。 ドアには鍵が掛かっています。 丁度その時、女湯の入り口ドアが開き、 清掃員スタイルの女性が出て来ました。 聞けば月曜日の午前中、 清掃作業で入浴出来ないとの張り紙もありました。

 

 行きに入ろうと思えばそれは可能だった様ですが、 入浴してから雪中の車中泊などしたらカゼを引くだろうと考えて見合わせた結果がこれでした。 前日に入浴のチャンスを逃してしまったと言う訳です。 そんな事が有って、 今日のブログのタイトル写真はチャンスの神と言われる、 ギリシャ神話のカイロス神となりました。

 

カタクリの湯の建物

 

斜向いに在る 王城山神社の杜

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