マイマイガの卵

2014-07-31 08:34:04 | 安曇野生活
 ここ安曇野周辺はマイマイガの大量発生の年となったそうだ。 Wikiの記すところ”幼虫は、およそ知られる限りほぼ全ての針葉樹、広葉樹、草本の葉を食い尽くす広食性”のだそうです。 我が住む「ひのみのの家」でも実がなるのを期待していた梅や柿の葉がかなり傷めつけられた。 妻を送って行った高速バスの停留所のある松川の道の駅ではバラの葉に気持ち悪くなるほどの数の毛虫がたかっていた。

 そのマイマイガ、暫く前まで成虫となって家の廻りを飛び回り、窓を開ければそこから、あけなくても網戸の破れ目からは家の中に侵入してきて困ったものだった。

 そして今、雌はその数に物を言わせて、大量の卵を産み付けている。 Top写真は大町市にあるスーパーマーケット「BIG」の壁面に産み付けられた様子です、 興味あるのは朱色に塗られた壁面にはほとんど卵が産み付けられていないこと。

 産卵を終えた雌の死骸はその壁面の下にゴミの様に落ちています。


 暖かな毛皮の様にも見える卵を包む表面はメスの鱗毛が塗られているのだそうです。
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満天の星空

2014-07-29 06:13:18 | 安曇野生活
 夜中の2時過ぎ、 いつものオシッコ目覚めで起き上がり、 何故か屋外に出て空を見上げたら満天に星空が広がっていました。

 三脚にカメラを取り付けて廻りに広がる田んぼの畦道の暗闇の中から東に連なる山並みを入れて星空を撮影してみました。 写真の中央やや右には昴を含む牡牛座の星々が、 黒く見える稜線上の左に建つ鉄塔の上空にはカペラ君の目立つ横倒し状態の”ぎょしゃ座の五角形”の星の連なりもありますね。

 アルプスの稜線から星空が見えるのは当然でしょうが、 家の裏手の田んぼの中から、こんな星空が見えてしまうのは、今の世の中ではちょっと贅沢な環境かもしれません。


 そして朝、 仁科神明宮までの散歩道もこんなに颯爽と腕を振って歩きたくなる気分の良さです。 ちょっと幸せ過ぎる気分を感じさせる生活環境です。 もっとも、写真の中の二人の女性たち、 昨日のうちに東京に戻ってしまいましたがね。  
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北沢明良大君の壮行会

2014-07-28 19:26:35 | 安曇野生活
 大町市の小学3年生、北沢 明良大(アラタ)君は「アルプス囲碁村会館」の入門者コースで腕前を上げていたかわいい坊やなのだが、 明日29日から市ヶ谷の日本棋院で開催される「少年少女全国大会」に長野県代表の一員として出場するのです。 その全国大会出場の話題は地元紙の「大糸タイムズ」は当然取り上げていましたよ。

 そのアラタ君、東京の会場に向けて今日の午後に出発するのだが、 囲碁村会館に集う有段者のグループ「碁友会」の対局日でもあった今日、 午前中はそのメンバーとの対局に特別参加すると共に、壮行会を行うことになっていたのです。

 なにせアラタ君に対しては日本棋院・大町支部長自らが、かわいい孫を慈しみ育てる様な雰囲気で指導にあたっていた。 対局中に「この形の急所はココ!」そんな教えが時折聞こえていたが、とにかく素直にいろんな事を吸収しているらしく、メキメキ腕を上げ今は三段と見做されているのですから凄いものです。

 まあそんな訳で「壮行会をやりますから、タナカさんも是非参加して下さい」とお誘いを受けていた。 しかし、一昨日から絨毯のクリーニングなどの作業の助っ人に来てくれていた仲間の事もあって「参加できるか不明?」状態だったのだけれど、 「高速に朝の9時迄に乗ると通勤割引が効くから、 それに間に合うように朝食を済ませたら帰ります」そう言ってF君たちは今朝早くに帰って行きました。

 おかげで僕も堂々とアラタ君の壮行会に参加させてもらうことが出来、 彼との対局も出来ました。  だから将来、彼が囲碁界で有名人になったら・・・

 2014年のこの日に対局した事を僕は懐かしく思い出しているかもしれません。 健闘を祈ります!!
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網戸張り替え作業

2014-07-27 17:23:05 | 安曇野生活
 写真の黒い網の屑と傍らに置いた工具を見れば判る人には判るでしょうが、 今日は網戸の張替えと設置作業に取り組みました。 安曇野生活に入ってから、 囲碁の対局などで遊ぶ事もあるけれど、 ほぼ毎日になにがしかの清掃作業やDIY作業が入ってます。

 昨日やって来て絨毯クリーニング作戦を共同遂行してくれたF君夫妻、 今日も引き続き、ボロボロになって取り外されていたアルミ枠を洗ってきれいにする作業から始めて、 網戸用の網と押さえのゴムひもを必要分量購入して来て、 大きいガラス障子サイズの網戸6枚分の張替とその設置作業をやってくれました。 そして網戸張り替え作業も夕方には完了しました。 

 女性達は庭に生い茂った雑草の除去作業を進めてくれたので、 お陰で外回りも随分人の住む家の雰囲気になって来ました。

 昨夜は昔の山仲間で地元に住むS子さんも一緒になって、 バーベキューを楽しんだのですが、最初の埃まみれの家の様子を知っていた彼女からは「タナカさん、良くここまできれいにしたね!!」とお褒めの言葉をいただきました。 たしかに自分でも7月のあたまから今まで 「便所掃除から始めて、台所のステンレス磨きまで家の中の清掃作業を良く頑張ったものだ・・・」と思ってますから、 「エヘンエヘン」の気分です。

 作業を終えたみんなは地元の福祉センターにあるお風呂に先に出かけています。 僕もこのブログをUpしたらお風呂にGo!!します。 兎に角この週末の二日間も良く働きました。 きっとお風呂から戻って飲むビールは美味しいことでしょう。
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絨毯をクリーニング

2014-07-26 22:00:09 | 安曇野生活
 埼玉から遊びに来てくれた山仲間、 「遊びに来た」というよりも「古い農家の片付けの戦闘に加わる」 そのために来てくれたのだ。

 早朝に家を出て、09:30頃には「今、姨捨SAに到着」の連絡が入り、 10:30には「ひのみのの家」に到着、 ざっと家の中を見て回り、 一息入れると直ぐに行動を開始してくれた。 6畳間に敷いてある絨毯と、 汚れ落としのためのデッキブラシなどクリーニング用具をを車に積み込んで近くの高瀬川に直行した。

 そして、 河原の水際まで絨毯を降ろし、 4人掛かりで埃だらけの絨毯の表面をブラシで擦ってクリーニングしました。 ブラシで擦った後は水流の中に暫く沈めて、 そのあと車まで運ぼうとしたら水を含んだ絨毯のなんと重いこと。 堤防の蛇籠の斜面を4人がかりでも持ち上げられそうもありませんでした。 「これは水気を減らさないと移動は無理」 そう判断して、 河原の石の上に絨毯を広げたままにして昼食を摂りにそこを離れること2時間。 戻ってみたら強烈な直射日光のお陰で随分と重量が減っていました。 爆弾三勇士ならぬ「絨毯四勇士」の名前が付くようなスタイルで丸めた絨毯を抱えて、一気に堤防の上の車まで運び上げました。 

 家に戻って地面の上に脚立を並べた台を作り、その上に絨毯を広げ乾燥作業態勢を整えましたが日が落ちるまでには乾ききりませんでした。 今夜は物置の軒下に絨毯を収容して、 明日の陽射しに期待します。  
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清掃作業・最後の追い込み

2014-07-25 18:20:27 | 安曇野生活
 埃まみれのまま借りた一軒家、 梅雨明け前までには、友達が遊びに来ても「そこそこ気持よく泊まれる」そんな状態に掃除を完了させようと思って居たのだけれど・・・ 結局、 明日やってくる友達が泊まるのに間に合うように今日も1日クリーンアップ作業に精をだしてました。

 今日のメインは台所。

 調理台のステンレスにこびりついた汚れを落とし。
 鍋などの調理器具もクリーニング。
 電子レンジのクリーニングと試運転もしました。
    なにしろ2001年製造のラベルが貼られた電子レンジ、
   電気製品としては寿命が来ていてもおかしく無い。

    動いたとしても故障や火災の危険性はある。
   でも「チン」する 1分程度の時間は側に人が付いている
   それを前提に安全確認しながら使う事にします。

 また、半月ほどしか生活してないのに、 新規購入した138㍑の冷蔵庫の中には、早くも痛み始めた食品が出てきてしまいましたので、 そんな物も処分したり。

 まっ、とりあえず友達を迎える準備はこれでOKとします。

 それにしても今日は暑かった、日中は33℃を越えました。 今は夕方6時を過ぎた所です、 屋外の日陰に駐車してある車に付いた外気温計の温度指示は29℃でした。 そしてカナカナ蝉の音響効果もあって涼しく感じ始める時間帯になりました。

 有明山の背後に隠れた燕岳、そこから餓鬼岳へと続く北アルプスの稜線がはっきり見えています。 いよいよ夏山シーズン真っ盛りになります。
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酸性雨かな?

2014-07-24 11:17:33 | 安曇野生活
 安曇野生活に入って屋根瓦の上に二回上がったことがある。 その時に軒下で雨の当たりが少ない場所と、降ってきた雨がそのまま当たる場所のコンクリート製瓦の表面状態が大きく異なっている事に気がついた。 写真を見れば一目瞭然でしょう。

 雨の当たらない軒下の瓦は平滑な表面をみせているが、雨の当たる場所はコンクリートの骨材として混入された細かな石粒の凹凸が見て取れる状態になっています。

 これは瓦の原料が不良品とか加工の問題ではなさそうです。 瓦の材料のセメント成分の中の石灰部分が酸性雨に依って徐々に洗い流されてしまったからだと推測されます。
 

 というのは、このように玄関先のコンクリート製のたたき部分も同様な状態が発生しているからです。

 まあ酸性雨が原因だとして、 それは過去にひどい時代が有ったのか? 今でも酸性雨が降り続いているのかは判りませんがね。 
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囲碁仲間の家でランチ

2014-07-22 06:18:36 | 安曇野生活
  週に3回ある囲碁の日、 「それが無い日は暇だろう?」 とおもうでしょ。

 「当たり!」 とも言えるし、「外れ!」でもある。

 大町の囲碁仲間には東京の生活を振り捨てて、独りで大町市に住民登録を移し、一年中暮らしている方もいる。 ”夏の間だけの安曇野生活”そんな僕より余程腰を据えた生活だ。 もっとも最近は「冬の寒さが嫌になって来たよ」とボヤキ言葉も口にしていますけどさ。

 腕前は六段、少し饒舌が過ぎる時があるけれど、囲碁のあれこれを語ってくれる良き先輩です。 食卓の後ろに碁盤が出ていますけど、写真の上部やや左よりの背景にも碁盤が見えるのに気づいたでしょうか? とにかく六面も碁盤があってちょっとした囲碁の合宿が出来てしまいそうなお宅なのです。

 さて今年は早くもそこに2回もお邪魔して囲碁を楽しませて貰いました。 そんな時は昼飯の食材を持参して、作ってもらい(だって僕が手をだす暇も無く、作ってくれちゃうんだもの)ランチも一緒してくるのです。

 この日のランチのメニューはトーストした食パン、 ”チン”したピザ片、カジキマグロを添えた野菜サラダ、もう一皿はデザートの桃、 そして僕だけに味噌汁の椀が追加されてます。

ちなみにこれは7月16日のランチでした。
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布団を干せる、 陽射し 来た~!!

2014-07-21 11:16:07 | 安曇野生活
 今年は 「なかなか梅雨明けの兆しが見えないから、寝具の布団を乾燥させることが出来ずに困っている。」 昨日、そんなボヤキのメールを友人たちに出した。 そしたら、なんと、 今朝は強烈な 「陽射し 来た~!!」 です。

 7時45分、「花子とアン」のBS放送が終わるや否や行動を開始しました。 押入れの中、 布団包の中、 使用中の布団、 炬燵用の布団、とにかく家の中のありったけの布団を干すのです。

 最初は母屋の屋根の上なら面積的には充分な広さがあるので、 2・3枚乗せてみたけど、 屋根瓦の上を動き回ることで、下手をすると屋根瓦が損傷する恐れを感じ、 それ以上は止めました。

 それで玄関先の軒下の物干し竿に軽いものを吊るしました。 しかし、とてもそんなスペースでは足りません。


 そこで国家総動員法ならぬ、家中総動員で座卓、自転車、車、脚立、ビールケース等を陽射しの下に置き、布団をそこに並べて置きました。 それでもまだ足りません。 最後は物置の屋根の上に乗せました。 物置部分なら、瓦が少し傷んで雨が滲み込んだ所で母屋の場合ほどの問題は生じないでしょうからね。 09:30 全ての布団を並べ終えてから朝食を摂りました。


 さて長野県・北部の 今日21日 予報ですが

  晴れ後曇り 北の風 晴れ 夕方 から くもり

  所により昼過ぎから雨で 雷を伴い激しく降る。 

 そんな予報になってます、昼頃までが布団乾燥の勝負ですね。

 家にある物で昼飯は済ませる事にして、 空模様が許す限り布団を外に出して置きましょう。 そして雨が落ちて来るなら、 その前に確実に布団を取り込まなくちゃね。 

  
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オークションが出来るかな?

2014-07-20 09:00:41 | 安曇野生活
 借りた家は居抜き状態でした。 使われていた家具、調理器具、はては神棚から仏壇まで、床の間には飾られていた掛け軸や置物などがゴミの様に残されていた。 もっとも貸主のMさんはそれらの物の大半はゴミとして片付けたり、運びだしたりする意向が有ったようなのだが、仲介の労をとってくれたショージ君の「日本の古い民家の様子が見られて面白いから、このまま残せる物は残して置きませんか?」の提案で多くの物が家の中に残されたのです。

 そして幾つもある部屋の掃除をしている僕の作業は終盤に差し掛かり、そんなホコリまみれの小物の清掃・整理整頓に向かいつつあるのです。

 それで、今日はそんな物どもの様子をご覧いただきましょうか。

 まずは巨大なガス炊飯器、取り外して物置に仕舞います。
 だって、普通サイズの電気釜もありますからね。


 Topの写真は床の間に積み上げられていた品々、 木彫の亀の置物、彫り物を入れた水牛の角、幾つもの花瓶、この家の方が愛用していたであろう煙草盆やキセル、刻みタバコ入れ、そんな物までありました。 とりあえず埃を落として酷い汚れは洗い流し、乾燥させておきました。 ヤフオクにでも出して、「もしも売れたら、貸主さんとショージ君と僕の三人で山分けしようか」 そんな冗談話もあるけれど、 最終的には床の間の脇の小さな襖のついた物入れスペースに収納することになるでしょう。


  一間幅の大きな食器棚も客間に据えられています。 神棚や仏壇の写真はちょっと憚りがあるから載せません。 

 ガス炊飯器の大きさや、食器棚の大きさ、 大家族で住み、農家で生計をたてていた、この家の生活のゆとりを感じる品々です。
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