大晦日の一仕事

2014-12-31 15:37:45 | ヤナバ生活

27日から湿った重い雪が降っているこの年末、 山荘へ引き込まれている電線に7mほど離れた立木の枝が分岐の辺りから断裂して、電線の上にのしかかってしまった。

それで電線は千切れる程にたわみ、下手をしたら停電の暗闇の中で年越をする羽目になりそうだ。 そこでショージ君と二人して2段伸ばしの梯子を電線近くの樹の枝に当てがって、電線に掛かる荷重を暫定的に軽減させておいたた。 それが写真の様子です。

これで大晦日の今晩は当面、断線に依る停電が防げる事を期待するしかありません。

そして「 ちょいと風呂に入って来るから」そう言ってショージ君が出掛けた後、 僕一人で不安定な梯子にロープや別の短い梯子を添えて補強する作業を進めて置きました。 明るい内にゲレンデから皆んなが戻って来たら、梯子の上に登って、電線に乗っている枝を鋸で切断して断線の憂いを解消して、年を越せたら良い新年になるのだが。 さーて、どうなりますかね。
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オラフを作って孫は去り

2014-12-30 18:36:04 | ヤナバ生活

息子家族と過ごしたこの年末の3日間、好天だった初日は鹿島槍ゲレンデでそり遊び。 2日目は雪降りの一日で、僕だけ山荘に残って盛り上げた雪山をスコップで横穴をくり抜いてカマクラもどきを作って遊んでいた。

そして早くも3日目、別れの日が来た。 あんまり時間は無かったけれど、朝食後に孫に手伝わせて二人でオラフ作りに取り掛かった。 ベースになる胴体が出来た頃には息子も加わって、作業は一気に加速して、 人参の鼻を持つオラフが完成しました。 もちろん顔面への鼻となる人参の挿入は、抱きかかえられた孫の役目だった事は言うまでもありません。

オラフを囲んで記念撮影をして、孫達は、もう一人のお祖父ちゃんの待つ三重へと去って行きました。
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見込み違いのタイヤチェーン

2014-12-29 11:32:40 | ヤナバ生活
2014年の年越をヤナバでするにあたって、タイヤチェーンを新たに購入して出掛けて来た。 タイプはいわゆる非金属、簡単装着をうたう物で "京華産業:GN04" と言う製品。

購入理由は2つ。

1. ヤナバの山荘迄の雪の付いた急坂を登り切りたい。

2.大町までの国道(アスファルト路面が出て居る)を
チェーン装着したままで時速40km程度で走行したい。

26日に到着した夜の事、青木湖の白馬寄りにある国道沿いのチェーン装着場でチェーンを装着して走行開始したのだが、30kmほどの速度でもガタガタと振動が酷くって、 そのスピードでは後ろに車の行列が出来てしまい渋滞の原因になってしまいました。 こんな状態では仕様にうたう最高速度50kmのスピードで走れるのか?

だから1番目の雪の急坂登りはなんとかクリヤしましたが、2番目の目標の時速40kmでの国道走行の目標は夢と崩れました。

ところで購入したチェーンはそのメーカーの物が欲しくて入手した訳では無くて、立川周辺の自動車用品店を何軒も巡った結果、僕の車のタイヤサイズ(165 70R 13) に適合するのが、それしか店頭在庫が無くて、仕方なしに購入して来たのです。 こんな事なら新たに購入せず、家にある金属チェーンを持って来れば良かったなと思っている所です。

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台所は理科の実験室

2014-12-28 08:02:49 | 安曇野生活

三本並んだペットボトル、真ん中のボトルの透明感が左右のそれと較べて異なっているでしょう? 朝食準備にお湯を沸かすために、そのボトルから水を注ぎ出したら、直後に水の中にシャーベット状の氷が発生したのです。

いわゆる過冷却水(零度以下の温度の水)にショックを与えたから急激に凍り始めたものと思われます。 ここ安曇野の家の台所は理科の実験室になってます。

それにしても今朝の北アルプスの山並みは常念から白馬まで見渡せて、モルゲンロートに染まった美しい景色でした。

そんな好天の中、 昼には東京から家族がやって来る。 それを大町駅で出迎えて、ヤナバの山荘に移動します。
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台所で氷結

2014-12-27 17:59:36 | 安曇野生活
 昨夜は”ひのみのの家”で羽毛服着用、毛布を3枚掛けスタイルで初めての冬の夜を一晩を過ごした。 朝食の準備に台所に行って見たら、台所の金属ボールに貯めておいた水は氷結していた。 その様子をプラスチックのお椀と金属スプーンを薄氷の上に置いて写真を撮ってみた。

 屋内でさえこれだから、屋外に設置されている水道縦管なんか、水抜きして置かなければ氷結して水道管破裂事故が起こってしまうでしょうね。 「まだ氷点下にならない秋に、水抜きして東京に戻って良かったなあ」 そう思っている所です。

 ところで家の周囲の降雪状況、 それなりに雪が降った時も有ったようだけれど、 道路は除雪されて、車の運転になんの支障もなく到着する事が出来ました。 そして一番の気がかりだった「車の駐車スペースの雪の状態」 これも南からの日差しが差し込むその場所はすっかり雪が無くなっていて、乾いたコンクリートの路面が出ていたので、雪かきをする必要もなく駐車出来ました。
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よく寒いところに出かける気になるねー

2014-12-26 06:15:22 | タナカ君的日常
 「タナカさん、 よく寒いところに出かける気になるねー!?」、「俺なんか、もう寒い所は嫌だよ」、 昨日そんな言葉を公民館の囲碁仲間から掛けられた。 そりゃー僕だって寒いのは御免被りたい気持ちはある。 「なのに何故出かけていくのか?」 若い頃なら 「雪の降るのを待ってスキーに出かける」そんな理由があったけど、 3年前にそのスキーで右腕を骨折してから 「もうスキーは年寄りの冷や水だ」 そう想うことにした。 そんな事で家に引きこもったら雪景色の中に出かける事が無くなってしまいそう。

 「それはチョイト勿体無い」 そう考えて無理やり雪のある所に出かけるために 「雪の結晶撮影を目的化」 して、 その撮影装置の製作にのめり込んでいるのが、このの所の僕の日常生活になっていた。

 そして、今日から年明けまで、 ショージ君のヤナバの山荘に滞在しながら、雪の撮影にチャレンジするため、 これをアップしたら中央高速を車を走らせます。
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雪かきスコップ 売り切れ

2014-12-25 20:48:10 | タナカ君的日常
 我が家の周辺にあるホームセンターで、道路や車の周囲に積もった雪の除雪に使うプラスチック製のスコップの品切れが発生している。

 僕は年越しにヤナバに向かう前に購入して持って行くつもりにしていた。 一週間ほど前に工作用の部品を入手するために自転車に乗って近所のホームセンター的な店に行った時には屋外の展示場所に20本近く並んでるのを見ていました。

 今日は持ち帰りを考えて車に乗って出かけました。 最初に行った店は幸町の「ヤサカ家具」、先日並んで居た先端に金属片の取り付いたプラスチックスコップを購入するつもりだったが全部売り切れていた。 代わりに並んでいたのは刃先部分に金属片は付いていないタイプ、その上価格が200円以上高い値札が付いている。

 雪かきスコップは200mも離れていない「ケーヨーD2にも置いてあるはず」、 そう考えて寄ってみたが、 プラスチック・スコップは全く無し、店員さんに聞くと「売り切れて、入荷待ち」との返事。 意地になって若葉町の「Homepic」に行ってみたが、ここでもプラスチック製のスコップは売り切・品切れになっていた。 「Homepic」の店員さんに何でそんなに売れ行きが良いのか? 話しを聞いたら 「皆さん今年・2月の大雪の事を思い出して、事前に準備しておこう、 そう思っていらっしゃるようで。 例年に無い売れ行きになってます」そんな答えでした。

 まあ大町まで行って、カインズホームかコメリ辺りのお店に寄れば色んな種類の物が並んでいるだろうから、そっちで買うことにします。
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挫折した土壁補修

2014-12-23 11:00:32 | タナカ君的日常
 夏の暑い時期に安曇野で借りて過ごすことになった古い家。 その家屋には物置小屋も付属しているのだが、 美しかったであろう土壁が、 部分的に崩れたり、亀裂が入ったりして醜くなっている。

 「その壁の補修はDIY作業の格好の対象かも・・・」

 そんな心から

1. 「左官ごてのセットを購入」をさせ。

2. 土に練り込む稲藁を隣の農家のから分けて貰う。

3. 壁土材料の採取先の調査

4. 壁土の試し塗り

 この様な行動を起こさせたのですが、 本格的に補修作業に取り掛かることはせずに、年の瀬を迎えた今、 土壁の補修作業の本格着工は、ほぼ諦め気分で挫折しています。 

 なぜ諦め気分になってしまったのか? ざっとお話してみましょう。

 土壁塗りなんて、どこかから「粘土を手に入れて」、「切り刻んだ藁を練り込み」、「コテで塗れば一丁上がり」これが僕の心の中のイメージでした。 僕が生まれた群馬県はちょいと地面を掘れば粘土の地層が顔を出す、瓦の生産地の藤岡市も近所、そんな場所だったから、 「安曇野でも材料の土なんて簡単に手に入るだろう」と簡単に考えていました。 しかし土壁建築の廃れた今、 安曇野周辺で壁土の材料を商業ベースで安価に販売している所は無い様子。 だから近在の山の中、例えば大町スキー場周辺等も歩き廻って粘土層の顔を出している場所を探してみたりしたものです。



 そうした中で壁土が露出した家があると、その表面を観察して随分と硬く仕上がっている事や、下地の複層に塗られた壁土も、層の応じて練りこまれた藁の比率が異なっている事など、左官職人さんがなんでもなく行ったであろう職人技に気持ちが圧倒される様になって来たのです。

 そうは言っても、 「土壁塗りも楽しかろう」との想いは未だありましたから、 土の入手を試みましたよ。

 そして試しに建材業者さんからサンプルで貰った土や近所の田圃の脇の舗装道路の上に農作業車の車輪に付着して脱落した泥の欠片を拾い集めて、物置小屋の壁に出来た小さな穴を塞ぐ様に泥を塗りつけて乾燥を(およそ1ヶ月)待ってみました。


 これは砂利を販売する業者さんから貰って来た粘土もどきの土を塗ったところ、乾いた表面を指で擦ると細かな粉の様な泥が次々に剥落していきます。


 これは田圃の泥を塗った結果ですが、 ブルー区域は水分が極めて多い状態の泥を使用し、 水色区間は水分が少ない状態の泥を使用した部分です。 道路を隔てた田圃の”似たような泥”でも、 壁に塗る前の泥に含まれる水分量に依って、 乾燥した時のひび割れの発生する状態がこんなにも違ってしまうのです。

 土壁の材料について、 仁科神明宮の近所のお宅で左官仕事をしていた職人さんと話をした際に「落ちた土壁を拾い集めれば再使用出来るよ!」 そんな話を聞いて居ましたから、 物置小屋の壁面の崩落した壁土を拾い集める事もしてあるのです。 しかし一緒に崩落した表面のモルタル部分と強固に結合していて、 そこから剥がして採れる土の量は少ないのです。

 そして11月下旬、白馬町堀之内地区を強震が襲い、民家が多数崩壊しました。

 当時安曇野に滞在中だった僕は翌日に野次馬見物に出かけました。 被災状況の様子もさる事ながら、 土壁の家屋崩壊の様子を見たら 「土壁材料の宝庫!!」 そんな不遜な考えも頭をよぎったものでした。 そして崩落した壁面の土の様子を確認してみたのです。



 僕の借家の周辺の家々の土壁の状態と較べると「あれっ?!」と想うほど崩れやすい表面状態でした。 指先でこすったり、摘んで押しつぶした感覚の比較で言えば、 建材業者さんから貰った土と同じ程度か、もっと崩れやすいサラサラ感のある物でした。 「土壁材料の宝庫!!」の思いは一気に消え失せ、 同時にきちんとした土壁を完成させるために必要な、材料の選択や前処理等の左官職人さんの技に想いは廻り、 「簡単に考えていた土壁の補修、 俺がうかつに手出ししない方が良さそうだな・・・」そんな弱気に一気に傾いたのでした。
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散らかした居間

2014-12-22 12:23:21 | タナカ君的日常
 居間に置かれた黒色の座卓、 そのテーブル上や周囲にDIY用品や工具類が散乱している。 妻からは 「家の中を掃除して、それから年越しのヤナバに出かけたいけれど、 私が掃除出来るのは今度の木曜日と金曜日しかありませんから」、「水曜日までには絶対に片付けて!」 と厳命が下っている。

 それで今日は雪の結晶撮影装置のまとめ整備に全力投球中です。 いい加減にまとめないと、僕だって困っちゃいますからね。


 とりあえず、今現在の装置ではこんな背景色で撮影出来る様になりました。被写体はプラスチックの薄片を 2mm x 3mm ほどの三角形に切ったものです。 本物の雪もこんな感じの色合いで撮影出来る予想です。 今迄のところ、六華の結晶サイズは1.5mmほどのサイズの物が大半だった、中には1mm以下の小さな物も。 2mm 以上のサイズの物が降って来てくれれば万々歳ですけどね。


 試料がプラスチックの薄片の場合偏光特性を持っているものだから、 撮影装置の照射光の設定に依っては、こんな色に撮影する事も出来ちゃいますが、 本物の雪ではこうはならないところが少し寂しいかな・・・ 
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宅急便のお兄さん

2014-12-21 17:58:22 | タナカ君的日常
 昨日の事、「ピンポーン!」と玄関のチャイムが鳴った。 発送が遅れていたAmazonで購入した残りの書籍1冊が届いたか? そう思って、玄関に急ぎ「どなたですか~?!」と声を掛けて、宅急便だと確認してからドアを開けると 「あらお出かけですか? 良かった!」と言って荷物を渡してくれた。

 僕の着衣を見て、お出かけ寸前に見えたのでしょうね。 何しろこの前書いた様に、 家の中で分厚い羽毛服を着ていて、そのままの姿で玄関ドアを開けたのですから、 そう間違えても当たり前かな?

 そして今朝、「ピンポーン!」と玄関のチャイムが鳴った。 妻が玄関に出て訪問客の確認をすると、 宅急便だと知れた。 荷物を受け取るのに印鑑が必要だろうと思って、僕は印鑑に朱肉をポンポン付けて玄関に持って行ってあげた。 「ギョ?!」とする様な大きさの海外旅行用・ケースだった。 妻が重そうに居間に運び込んだそのケース。 後で重量を測ってみたら18kg弱。 届けてくれたのは比較的がっしりした体格の宅急便の兄ちゃんだった。 最近のクロネコヤマトではリヤカーを自転車で牽いて配達している姿もしばしば見かけるけれど、 さすがにこの荷物は車で配送されて来ましたよ。

 ところで、このデカくて重い荷物、暮にヤナバの山荘で合流する息子家族のスキー用品や孫の防寒着がぎっしりと詰め込まれて居るのでしょう。 僕の車で山荘まで運んであげる事になってます。 現地での積雪が多くて車で入れない場合、 下の駐車場から山荘までの運搬は、 息子に運んでもらうようですね。
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